今日、中国のスタッフとテリーさんの対話の感想を読んでいたら、「まずは、○○、次に○○、そして少しずつやれることを増やして成果をだし、会社に貢献していきたい」といったようなのがありました。
うちの会社の人って、本当にこういう真面目な人が多い気がする。とってもほのぼのとしてしまいます。
そして、そうできるようになるために、「自ら考え、まずは行動!」とも。
さらに、「行動すると失敗するかもしれないけど、失敗は恐れない。失敗したとしてもそこから学び、次へのチャレンジに活かしたい」
なんてできた人なんでしょう。
「いやだな」とか「そんな高い目標、達成できっこない」と考えているだけでは何も進まない。やってみたいこと、できそうなことを考え、実行に移して初めて、次へ進める。「少しずつやれることを増やす力」とは、「自ら考え、行動し、反省し、改善する」の積み重ねなんですよね。
まだまだやれることはいっぱいあります♪
震災から2年。エステーの、ちょっといいお話
ちょっとじゃありません、ものすごくいいお話
http://sys.diamond.jp/r/c.do?pUy_1weL_8T_vow
いつもと違う環境に飛び込む力 2013年 2月19日
いつもと違う仕事、いつもと違う職場、いつもと違う会社、いつもと違う旅行・・・。
いつもと違う環境を自分自身で創って、飛び込む力ってすごい。
私には膨大なエネルギーが必要。
その対極にあるのは、「慣れた」日常。
ストレスがあったとしても、それも繰り返されれば「慣れた」もの。またか、と思ってどんどん落ち込んだり積み重なるかもしれないけど、やっぱり、「慣れ」からくるもの。
そして、その対処は、これまでの経験を活かしていけばいい。起きることも「慣れ」ているけど、対処方法も「慣れ」ている。風邪をひいたら熱がでるし、熱が出たら、解熱剤を飲むとか病院にいけばいいみたいな感じ。
一方、風邪じゃなくて全く未知の病気だったら?
すごく不安になる。
慣れた関係の人々の間で、慣れたことばかりしているとそこから出られなくなるような気がする。
久々に海外旅行に出かけてみる。
そんなちょっとの発想でも、いつもと違う場所に、いつもと違う交通手段を使って、いつもと違う風景をいつもと違う人と見たり体験したりして、いつもと違う文化に触れ、いつもと違う空気を思いっきり吸ってくることができる。そして多くのことを感じ、学び、いつかは生きる糧となる。
「いつもと違う環境に飛び込む力」は、意外に身近にあるのかもしれませんw
意見尊重力 2013年 2月13日
今日は18:30からトップと語る会を主催。1時間30分のプレゼンのあと、質疑応答がなんと約2時間。中には「えぇ〜? それ聞いてどうするの?」というような質問もちらほら。
そういっている私はすでに質問内容を評価しています・・・。つまり、重要じゃない、と。
そうなると、その質問には、おざなりに答えたり、途中で打ち切ったりしてしまいがちです。
なのに、テリーさんは相手が何を言わんとしているのかを全力で聴き取ろうとし、全力で答えていました。
まっさらな目で意見を受け止めるというのは、「意見尊重力」以外のなにものでもない。
それを2時間ぶっ通しでできる気力は、いかにこの場を大切にしているかも表しています。こういうコミュニケーションをとれるテリーさんのリーダーシップに感動しました。
自分への思いやり力 2013年 2月 4日
桧垣さんからご紹介いただいた動画♪
先週プライムニュースにも登場したケリー?マクゴニカル女史のセミナーの一部だそうです。
「罪悪感こそが自制心を下げる」のだから「自分への思いやり」を戦略にしよう
とわかりやすく伝えてくださいます。
「どうせできなかったんだから、もうどうでもいい・・・」
年始の決意もまだ1か月たっただけ。“できなかった”結果というにはまだ早い。過程ととらえ、長期的に考えよう♪
自分に厳しい人ほど自分を追い詰める。「人間なんてそんなもの」と、自分への思いやり力を持つことで、気分が前向きになれます。ご興味があれば、youtubeの8分ほどの動画をご覧ください。
●スタンフォードの自分を変える教室 ケリー・マクゴニガル, 神崎 朗子 本
http://youtu.be/WcPlyvfT2uQ
本音で気楽な会議力 2013年 1月28日
えらーい人たちの集まる会議の主催も、回を重ねて5回目。グローバル各地で自主的かつその地域にあったさまざまな活動が進んでいます。そういう背景もあってか、今日の会議はなんだか本音で気楽な感じがでていたように感じました。
もっとレベルアップするには、もっとグローバルで一体感のある取り組みにするにはが出席者全員の一致した目的だったからだと思います。
前回は質問の時間がほとんどとれなかったので、今回は少し余裕をもって運営できたのもよかったのかもしれません。気になったところは確認する、意見をはさむ。予定調和ではない本音で気楽な会議に少しなっていたように感じられたのが嬉しかったfoxryoでした。
準備力 2013年 1月25日
【準備】
物事をする前に、あらかじめ必要なものをそろえたり態勢を整えたりして用意をすること。
今日は、来週月曜日開催の大切な会議の直前準備で大わらわでしたw
時間の余裕をもって、計画通りに会場の設営から資料や機材の準備が、みんなに手伝っていただきながら滞りなく終わるはずでした。
ところが1つの資料がコンセンサスが得られず、最後までばたばたする羽目に。
確認のステップをもう少し早い時期に設定しておけば、スムーズにいったのです。それが提案できず、直前となったのが痛恨の一撃でしたw
「OKもらえるはず」と、想定が甘かったのですね。そして、その影響で、みんなの帰る時間が遅くなってしまいました。今回の轍を二度と踏まないよう、もっと経営層とのコミュニケーションのタイミングや議案にもっていくまでの他部門の巻き込みや、承認のプロセスも事前に考慮するようにしようっと。さまざまな視点から考え、リスクまで想定した「準備力」を高めます。
共鳴力 2013年 1月17日
昨日は定時の日。久しぶりにちゃんと地球環境配慮に関するプチ情報とともに、定時の日を知らせるメールを送信。
プチ情報の内容は、ベトナム工場から日本に研修に来ている女子2人が書いたイントラネット内のブログでした。
一つは、ベトナムで一番有名な湖の水質汚染に手をこまねいている政府をよそに、ある日本人男性がたった一人でゴミ拾いを始めて、それがまっ白い心のキャンバスを持つ子供たちの間で広がりをみせているお話。
もう一つは、工場化した地域の環境汚染が進みガンを患う人が増えているけど、かつての日本の四日市のようなところが、再び環境を取り戻していることから学び、みんなが一緒になって努力すれば変われるといったお話でした。
慣れない日本語ながら、「人の意識が変わる」ことで未来が変わることが、ぐっと伝わってきました。
いつも定時の日のメールを出すと、1人、2人感想が送られてきます。でも今回は1人も届きませんでした。とても残念です。私の要約が簡単すぎて興味をもってもらえるように書けていなかったのだと思います。力量不足。
先週、書籍「アインシュタイン150の言葉」を紹介して貸出希望を募ったところ、2人からメールが届きました。もっと貸出依頼が来るかなと想像しました。そうでもないですねw
みんな忙しいのかなぁ。時間がないのかなぁ、余裕がないのかなぁ。
それでも誰かブログのリンクをクリックして見てくださったいたら嬉しいなぁ。
なんかよさそうだなと思ったら、のってみる。そういう「共鳴力」って必要と思う。
それがつながりや未来への糧になると思うfoxryoでした。
確認力 2013年 1月 9日
確認ってなんか勇気が要る。
相手に「そんなこと聞かなくてもわかってるでしょう?」といわれたらもともこもないなと思ってしまうところもあるので。
そうなると、どうしても確認が必要なことは相手にきくけど、それ以外は自分の知識や記憶に頼るわけで。
そして、そうなると、事実と違うかもしれない、もっとよく知っている人の方がよりよい答えが出せたかもしれない・・・。
たとえば、事実確認。かなり時差のある海外にいる仲間に、本当だったら年末に確認しておくべきだったものがあったのです。それを年始開けて当日聞くという自分的にはやっちゃいけないことをしました。すぐさまOKをいただいたものの、もし返事がなかったらと思うと、相手に対する信義と尊敬を損なう行動だったなと反省。
そして、よりよい答えの例。今日、別件について確認してみたら、自分が考えていたのとは違うアドバイスをいただきました。そうかぁ、そういうニュアンスだったんだーと改めて思う。明日の打ち合わせはうまくできそう。
ぐだぐだメール書いているより、直接口頭で確認するとたった2分ほどでもたくさんの情報を得ることができます。遠く離れていたり、時間があるときはメールでいいんですけどね。時と場合は選んだ方がいいですね。
「確認する」って面倒だしやっかいだったりすることあるけど、正しさの担保や方向性の共有といったことができるというとっても素敵なメリットがあるんですよね。確認力、大事です♪
声掛け力 2012年12月28日
ただ立っているだけではコミュニケーションは生まれない。
笑顔でいるだけではコミュニケーションは生まれない。
その時間をどのように使うのかは、本人次第。誰とも話さずに帰るのか、それとも声を掛けて話をするのか。
話をするためには相手のことを知っている必要はたぶんない。
声を掛け、共通の話題を探していけばいい。
今日はテリーさんに一年間のお礼を伝えたら、「年末のメッセージに載ってなかったと言われたよ。」と文面の追加を依頼された。そうか、そうだったのかと急きょ日本語と英語は対応。Webって紙と違ってこういうとき、便利だと思う。それにしても一部の方のモチベーションを下げたことには変わりなく・・・。編集長としてしっかり確認せねばと改めて思う。
こうしたことがわかるのもテリーさんの声掛け力の賜物と思う。不足を告げたスタッフもきちんとテリーさんに声掛けができているところはうちの風土と思い嬉しく思う。声を掛けたり、掛けられたり。そういう風土を創り上げているみんなをとっても誇りに思う。
気分転換力 2012年12月22日
絵本「かいけつゾロリ」の作者 原ゆたか先生の情熱大陸を見た。
「かいけつゾロリ」って聞いたことあったような気がするけど、絵を拝見したのは初めて。
作品を作るとき、「次のページをめくりたい!」と思うようにできているかをとっても大切にされていることに共感。
そして、もう一つ共感。それは、作品を考えているとき、集中力が30分で切れるところ。
そのあとの原先生の行動がなんともいえない。昨日買った古い漫画を読んだり、うろうろしたり。今日の自分のようでw
一つは昨日の夜、こういう構成で作り直そうとアイディアがあったものの、すぐに取り掛かれる気持ちになれなかった。
で、何をしたかというと年末大掃除の前哨戦。窓ふき・網戸拭き、サッシの掃除とトイレの中の電球まで掃除。体を動かすと脳がすっきりするってことよくある。
原先生も新作作りのアイディアがでてこなかったけど、お母さんや家族をハワイに連れて行ったら、そこでヒントが得られた。
できないと思っているのに、立ち向かうのって、効率が悪い気がする。やってるうちに、乗ってくることも確かにあるけど、エンジンがかかるまでに時間がかかる。であれば、気分転換する力ってすごく大切な気がする。
掃除だったり、歩いてみることっだったり、旅行だったり、普段しないことや、滅多に会わない人にあったり。
アイディアはそこらじゅうにある。見つけられるかどうかは気分転換力にかかっているかも♪
そして、周りの人の気分もポジティブに転換できる力があったらもっといいかも♪
手を替え品を替え力 2012年12月18日
あるべき姿を示して、同じことを言い続ける。
これって結構大変。
同じフレーズで言い続けることも大事。
一方で、同じことを違うアプローチで伝えることも大事。
同じフレーズで言い続けていると、ただ記憶されるだけで、呪文のよう唱えることはできても、考えることができない。
- 相手の認識に合わせた言い方というのも一つの手。
- 相手が好きなものに例える言い方も一つの手。
- 自分からでなく、相手が尊敬している人から言ってもらうのも一つの手。
- あるべき姿を伝えるリーダーを誰かに任せるのも一つの手。
- タイミングを計るのも一つの手。
- ポスターやカードにしちゃうのも一つの手。
- 解説本を作るのも一つの手。
- 仕組みで伝わるようにするのも一つの手。
ちょっと考えただけでもいろいろある。
ただ、相手に受け入れられるか、については、結局は、相手が受け入れる環境にあるかどうかに尽きる。
つまり、「これって必要!」って本気で思うこと。
そう思う瞬間をとらえて、伝える。
いろいろ工夫することに無駄はない。本気で伝えたいと思っているなら、結局は、手を替え品を替え、楽しくやることなんだと今日改めて思った。顔晴ろう♪
修身の力 2012年12月12日
「修身」とは、私の解釈では「自分自身に課すリーダーシップ」です。そして、その修身について、これから教師となる学生たちに、戦前・戦後、偉大な哲学者であり、教育者と称賛された森信三先生が語って聞かせた内容を書籍にしたのが「修身教授録」。
今日、ご講演を拝聴した寺田一清さんは、38歳の時、上司(?)から勧められた森信三先生の書籍を読み、「難しくてわからなかったものの、ここだけは実践できる!」と、その門を叩きました。以来、森信三先生に師事しながら、その薫陶を世に広く伝えようと、わかりやすい表現を見出しながら、書籍化されてこられました。
今日のお話でも森先生が修身にまつわるさまざまな原則をどれも3つで表現されていることを、わかりやすく例示していただきました。
- 「修身教授録」に流れる3つの軸
- 立志と立腰
- 決心と覚悟
- 読書と実践
- 人間形成の三大原則
- 素質(遺伝)
- 師(良き師を見つけ学ぶ)
- 逆境(「逆境こそ神の恩寵的試錬なり」=逆境を通過しなければ、人間形成のための実践ができない)
- 所作の3つの基本(健康で美しい所作を)
- ご飯の食べ方(ご飯はご飯、おかずはおかず、それぞれ味わって食べること。小笠原流の行儀作法とも一致)
- お風呂の入り方(半身浴)
- 寝るときの注意(枕を使わない)
- 思考の3条件
- 展望力(対局思考。将来を見据える)
- 微細力(些細な小さなことの積み重ねが重要。積小偉大)
- 対極力(反対する人も意味がある)
- 再建の三大原理
- 時を守る(時間)
- 場を清める(空間)
- 対局力(人間:人の間)
3つの「間」は無視できない。
- しつけの3条件
- 挨拶
- 「はい」と返事する(受け止める)
- 靴をそろえる
このほかにも、「道縁」御縁を大切にするのが人生の達人、和菓子の「叶匠寿庵」創業者の芝田清次さんのお宅の掛け軸のお話「人は心棒(しんぼう)、辛抱、信望(人からの信頼)が大事」、「明日こそは、今日こそは」のお話も、簡単だけど、できないこと、でもやっていきたいと思えることでした。
しめくくりにおっしゃっていた「いまこそ日本の美質、美心という基盤力をよみがえらせる」も共感しました。今日聞いたばかりの100キロウォークに「新たな夢ができた!」と挑戦される決められたことも私から見るとすごいです。修身をまさに実践されている寺田先生に感動しました。
先端情報をつかむ力 2012年12月 5日
究極には、最先端の研究や取り組みをしている人たちとのネットワークに入り込み、自分も取り組むこと。
また、相手にとって同じように得るものがなければ、ネットワークは成立しない。
そんなことを昨日のある会社の方の講演から気づきました。その方は、欧州からのあるガイドラインが意外に影響が大きく、業界団体に降りかかってくるであろう課題を見つけ、リーダーシップを発揮して業界全体で情報体系の整備をされていました。
そういう動きをしているから情報が入ってくるし、ネットワークができてくる。
私は、「ガイドラインだからいいや」と思っていました。が、その方は、そのガイドライン発行以降、関連する法規制ができてきているという環境変化を捉え、「影響が大きい」と判断したのです。業界は違えども、そういう行動がとれるのは、情報の捉え方の差なんだと思う。
情報の入手、分析、活用。
動いている人には情報が集まることは確か。動いていると知らない間にネットワークがどんどん広がっておられるようでした。もっと先端情報が得られるように動かないとと反省したfoxryoでした。
自分で考える力を育てる 2012年12月 2日
してみせず
いってきかせず
させてみて
しかりもしないし
褒めもしない
この言葉は誰がおっしゃたのか、なんとなくわかる人は相当のネッツトヨタ南国 横田会長ファン♪
人間性とは、「考える、発言する、行動する、反省する」の4つを発揮すること。
この人間性を重視した経営をされています。
だからこそ、冒頭の言葉がさらりと出てくるのだと思います。
そして、この横田会長の言葉に救われ、力を得たのは、静鉄ストアの社長に就任して社員とのコミュニケーションに悩んでいたころの望月さん。
偶然、新幹線で横田会長の隣の席になり、思わず相談されたのだそうです。
手を放すのと目を離すのは違う。目は離さず、冒頭の5つを温かく見守る。すごい覚悟だと思います。ついつい指示してしまうし、いいところを褒めたくなってしまいます。それでは誰かに判断をゆだねる人を育てることになってしまう・・・。
ネッツトヨタ南国のスタッフは仲がいいけど、仕事は厳しい。自分たちで考えるからお互いの考えや行動をありたい姿や目的に向けてどうなのかを模索し続けている。そこに正解はない。
自分で考え、行動する、強い心を持った人財が確かにそこにいます。
即動力 2012年11月15日
木曜日から、いい構成が考え付かずに思考停止。普段なら「とりあえず書いてみよう」となるものの、何故か気乗りが起きない。多分プレッシャー。参加者や読んだ人にとって楽しくなるようにするには?を考え始めたらまとまらなくなってしまったのです。
しかもそれを今日の21時までのらりくらりと先延ばししていました。できあがったのは中途半端なもの。これを木曜日の夜に作っておくはずでした。わかっていてもできなかったのは何故なのか・・・。夏休みの宿題みたいに前日にならないとやる気が起きない、というのからは卒業したはずだったのに・・・。
「まずは動く」
でなければ、何も進まない。何も起こっていないし、何も表現されていないし、何も形になっていない。これでは誰かに相談だってできっこありません。たたき台はいくつあってもいいし、不出来でいい。
うまくいかないと思うときこそ、あがいて前に進む動きをすることが大切と、誕生日を前にして改めて思ったfoxryoでした。
打開力 2012年11月17日
「役に立つのが役人だ」
こう話すのは、「神子原(みこはら)米」をブランド化し、農家の収入を増やし、限界集落化していた神子原に18年ぶりに新しい命を運んできた、石川県羽咋(はくい)市役所職員の高野 誠鮮さん。
神子原米を農協を通さず、自分たちで売ろうといったとき、賛同した農家はたったの3軒。市役所で売ることにして初年度は全く売れずじまい。そこで、皇室、アメリカ、ローマ法王と神子原米が話題になるように働きかけました。
「神の子のお米である神子原米をローマ法王に食べていただく可能性は1%もないのでしょうか」
バチカンから連絡があり、献上が実現したあと、高野さんの思惑通りマスコミの報道が殺到しました。そして、「市役所の在庫は売り切れました。デパートには在庫が残っているかも」と問い合わせに答えて、デパートという販路まであっという間に築いてしまいました。上得意から「あのローマ法王に献上したお米はおいていないの?」とたくさん問い合わせがあれば、置かざるを得ないですよね。こういったアイディアをどんどん進めていく高野さん。直接市長に許可をもらい上司は後で知る、みたいなやり方になっているようです。役に立つことはすぐにやる。そこが根底にある打開力がそうさせるのだと思います。
今は、農薬・化学肥料・除草剤を一切使わないお米や野菜作りに取り組んでいます。肥料も除草剤も使わないということは食の安全だけでなく、コストダウンになるとおっしゃっていたことに確かにその通り!と高野さんの明快さに思わず笑顔になりました。すでに休耕地で実験は始まっています。この打開力があれば、周りの人を巻き込んで、羽咋市はもっともっと若い人の笑顔もあふれる活気あるいい街になりそうです♪
●この内容は2012年11月15日のテレビ東京「カンブリア宮殿」のメモです。
視野を拡げる力 2012年11月13日
「開発を担当されている皆さんには中国や世界情勢は関係ないと思う方もおられるかもしれません。
一方で、我々のお客様は世界中にいらっしゃるという事実があります。そう考えれば、視野を拡げるためにも今日お話ししたような内容にも是非関心をもってください。」
と、先日ある部門長さんが社内講演の締めくくりに話されました。
そういう思いを持って、率先していつも新たな情報を仕入れると、自部門だけでなく、関係部門にも声がけして勉強会を開催してくださっています。
自分の目の前の仕事に没頭するのも確かに重要です。ただ、もっとよいアイディア、もっとよい解決方法、もっと良い機能の開発をしていくためには、視野を拡げておくことも大切です。
今日は部内勉強会で、NECさんと日産さんとプライミクスさんの事例を共有しました。各社各様の価値観共有方法があります。他社の取り組みや自社との違いを知ることで、「うちの会社ではこうやろう」とよりよい方法を考える視点が生まれます。
ビジョン実現や価値観にもとづいた行動をしていくためにも、普段と違ったコミュニケーションをとりつつ、さまざまな情報収集を重ね、違いを見出すという習慣をつける必要があります。また、「常にインプットしたことをアウトプットする」という意識でいることで、情報収集のポイントも定まりますし、視野を拡げる力がついてくるのではないでしょうか。
天真爛漫力 2012年10月30日
その人の周りは、いつも笑顔が絶えない。
その人と話していると、何故か笑顔になってしまう
そんな人っていますよね。
今日もとある飲み会(私には食事会)でその人の「人を元気にする力」で相当笑って相当ほっぺたが痛い状態です。次々と繰り出されるマシンガントークに、周りは唖然。
唖然としているものの、何故か笑っちゃう、みたいな。
この雰囲気は会っていただかないと伝わらないかもしれません。
どこがそんなに面白いのか、今日も分析。言っていることはたわいもないことなんです。
本人が笑顔で楽しそう、話題がコロコロ変わる、突拍子もないことが話題になる・・・などが挙げられるくらいでしょうか。
今日の最大の大笑い場面は、「私、子供のころからアルツハイマーなんです!」とマジ顔で言ったところ。
そう、天真爛漫そのもの。表と裏がない、くったくがない。
そして、結構人の行動を良く見ていて、積極的にコミュニケーションをとることに躊躇しない。ガードがなくて、どんどん相手の側に入っていこうとする。きっと人との交流が心から好きなんでしょうね。
自分にも相手にもフリー。そんな天真爛漫さを自分も身につけたいfoxryoでした♪
変化を見極める力 2012年10月20日
「人の世に不変なものは、変化のみ」
この言葉は、西水美恵子さんが世界銀行副総裁で組織文化改革で本気で悩んでおられたときに、ブータンを民主化へと導いた前国王 雷龍王4世との謁見でいただいたもの。心から腑に落ち、肩の荷が下りた瞬間だったそうです。それからずっと、西水さんは雷龍王4世をメンターとして、毎朝鏡に映る自分の目をみて「本気なの?」と問いかけながら、世界銀行の組織風土を正しい姿へと導いていかれたのです。
雷龍王4世から学んだリーダーシップ。大切なことは3つ。1つ目はリーダーとしての正しい危機感を持つこと。2つ目は、本物のリーダーシップとはチーム精神を育むこと。3つ目は逆さまになること。サーバントリーダーシップのことです。
西水さんのお話を伺っていて「人を育てる」という本気と覚悟を一番強く感じました。そして、それをするために注意深く変化を見つけることの大切さも。
「毎日何かが変わっている。よい変化を見極め、それを応援していくことで、“革新”を起こそうと意識しなくても、日々の中での“変革”を起こすことができる。一人ひとりがチェンジリーダーである」
変わっていないように見えて、毎日少しなのか大きくなのか、とにかく何かは変わっている。そういった周りの小さな変化を見極めて、自分ができることをしていきます。
そのためには1つ目の「正しい危機感を持つ」が重要です。自分たちのお客様と同じところに身を置き、何が必要なのかを心から実感すること。そこがスタートであり、本気と覚悟と目指す姿をブレなく描くための一歩だと確信しました。
「微力は無力ではない」
良き変化を見極められるよう顔晴ります♪
●この内容は、本日(2012/10/20)開催の「中部経営塾」西水美恵子さんの講演メモです。
続ける情熱力 2012年10月15日
「どうして続けられるんですか。そのモチベーションはどこにあるのですか?」
と聞かれました。
あまり考えたことがなかった質問です。
当たり前と思ってやり続けて、早10年。テリーさんになってから早5年。テリーさんになってからは特に「毎週週明けには必ずメッセージを出す」というミッションが加わり、それまでの「メッセージしたいときに出す」からずいぶん変わった気がします。
「これだけ情熱を傾けているのだから読んで欲しい。」
そういう思いにも応えてきました、他の役員の方もいまでは自発的にメッセージのある時はお声掛けいただけます。そういう関係を長い時間を掛けながら作ってきたんだと思うと感慨深いです。
執筆いただいた方には必ず従業員の皆さんからのアンケート投稿の結果(5段階評価やコメント)、そして、ページビュー数などを報告し、次回も書いてみようと思っていただけるようなフィードバックを心がけています。そういったプロセスもこの何年もかけて作ってきたんですね。いやはや、時のたつのは早いです。
いつもテリーさんが「期待されていると思うから顔晴れる」とおっしゃったことがあります。
多分私もそうかもしれません。テリーさんや従業員の皆さんから期待されていると思えるから顔晴れる。これからももっとグローバルに読んでいただけるよう改善と進化を遂げたいと思います♪
超速返信力 2012年10月3日
午前0時前に問い合わせメールをしたら、5分後くらいに返信がありましたw
返信内容は「えぇ〜、そうなのぉ〜? 私がやるんですかぁ」的なものでした。とはいえ、すぐ返信があったので、次はどうするかに思考が働きます。もし、明日のお昼まで返信がなくてこのつれない内容だったら、それまで私は身動きがとれません。(というか待つだけ)
であれば、NOでもすぐ返事をいただけた方が私にとっては都合がいい。
- 了解!
- とりあえず読みました。
- 私ではわかりません。
- ○○さんに聞くといいかも。
- 現時点ではここまでわかります。
- ○○時までに詳細連絡します。
などなど、いろいろ答え方はありそう。
一方で、聞く方としてもすごく必要な情報を書き忘れないようにしないと。
それは「いつまでに回答が欲しいか」ということ。
意外に忘れるんですよね。自分と同じ温度で相手が回答してくださるとは限らないのです。
相手にとっても重要なことであればすぐに回答あるでしょうけど、相手が忙しかったり、後でいいと判断したら、返事はいただけません。言わないと伝わりません。
まずは「超速返信力」を磨かないとw
直接会って話す力 2012年10月1日
台風一過の10月初日。2012年も後半に入ってきました。毎日成長できているのか、自分。
さてさて、今日は「直接会って話す力」。最近みんなメールに頼りすぎていないですか?
「みんなに共有しないといけないから」
「上司にc.c.する必要があるから」
とか言って、長々とメール書いてませんか?
同じビル内であれば、スケジューラをみてあいているときに行ってみればいい。時間をわざわざとるほどでもないと思うのであれば特に。
メール10分書いてる間に、ちょっと訪ねて行って5分くらい話せば、メール2、3回やりとりするくらいの情報のやりとりと共有ができます。
上司への共有はそのあとすればいいじゃない。上司だって、毎日何100通とあるメールの中で、やり取りはc.c.だったらいちいち読んでられません。上司宛に、
「○○さんと話して、こう決めました。□□が不確定要素です。そこんとこアドバイスお願いします」
と書いて、c.c.○○さんにしとけばAll clear。
行く時間がなければ、電話でもいい。電話も躊躇する人いるんですよ。不思議ですね。一人で仕事しているわけじゃないし、皆に助けてもらえばいい。会って話せば、仕事は良くも悪くも進みます。
ほんとにちょっとしたことだと思います。限られた時間を最大のパフォーマンスで仕事したいなと思うfoxryoでした。
脳を最高の状態にする力 2012年 9月22日
脳は99%性能を発揮していない。みな、発揮させる方法を教わっていないから。そしてその方法を習得するための訓練をしていないから。「本気を見せろ」ではただの根性論。
自宅の電話番号を覚えられる脳を持っている人、会場に来るのにハイハイしていない人なら、脳を最高の状態にして念(おも)い通りに成功することができると西田先生はおっしゃいました。
ただし、スポーツ選手の場合は、意味記憶だけでなく技能記憶が関わるので成功するのはかなり難関なのだそう。
そもそも人は嫌いなことはできないしやりたがらない。不要な情報は覚えなくていいということを、優秀な脳は覚えている。つまり、ダメなソフトウエアを脳に組み込んでいるだけ。脳はPC10台分の記憶と判断をする装置。このダメな記憶は結晶型(右脳)に格納されています。この記憶ネットワークは1日に70万回、秒速120mのスピードで過去の記憶にアクセスしています。
これを良いソフトに書き換えれば、脳は最高の状態を発揮します。そのためにはどうするか。
- 脳への入力と出力をプラスに変える
「入力(問いかけ:思い、考え)→脳→出力(応える:言動など)→強化→入力・・・」と思いが自分を創り上げる。思いがあれば人は3か月で変わる。
ポジティブなループは、自信、確信、夢、明るさ、元気へとつながっていく。
- 目標と目的を動作に取り入れる
その動作で脳が反応する。
- 言葉をプラスに変える
ポジティブな結果を言葉で発する。、No.1と指で示すなど
- 集中力を高めるには、アイコントロールを使う。
野球選手ならグローブの縫い目などをじっと見る
- 達成したイメージを脳に何度も入力する
「成功とは、肯定的錯覚である」
そして、成功するには「ちょろいの法則」を自分の脳に入力する。「こんなことぐらい簡単」と思っていることはできる。「難しいな」と思った瞬間にできなくなる。扁桃核を「快」にすることでやれちゃうかもと思うのです。
成功するには、
- 生き方のシナリオを持つ
@3年後の自分の目標を作る
A3年後の目標を1年後の基礎目標を作る
B2年後の目標を作る
- モノの見方を上から下にする(鳥瞰図)
職人さんの場合は下から上でOK
- 真の動機づけを持つ
他喜力(自分意外に一人でもいいから喜ばせたい人を作る)
夢を語り合う人を持つ(褒めあう)
応援してくれる人を持つ
成信力を持つ
何よりも重要なのは「脳を最高の状態にする」こと。
思考(左脳)、イメージ(右脳)、感情(辺縁系)をすべてプラスにする。そういう脳を訓練でつくることができます。プラスにコントロールするには、目的を持つこと。そこに向けて、「イメージ→感情→思考回路」の順に脳は働きます。
イメージと感情をプラスにすることができれば。メンタルビオラス状態となります。思考はマイナスのままでもいいのだそうです。その前の、イメージと感情をプラスにする、つまり、思考回路が働く前に、嫌なことでも「ハイ」といってしまえばいいのだそうです。0.4秒を超えると思考回路が働くので、その前にプラスにしてしまおうというわけですw
仕事が楽しくて、明確な目標もあって、職場が楽しくて、誰かを喜ばせたくて、自信にあふれてワクワクしている。ワクワクチャレンジするから失敗も失敗と思わず成功できる。ちょろいかも、できちゃうかもと思えるかどうか。
「脳はイメージすることを追求する」
そうであれば、今ある自分はそんな感じでできているということ。なりたい自分を明確にして、脳を最高の状態にする力入力(言葉と動作)を変える訓練をして20%くらいは脳を使おうと思ったfoxryoでした。
●この内容は今日の西田文郎先生の講演メモです。(書ききれずここで断念w)
物語力 2012年 9月14日
仕事の価値を語る、というとついつい引き合いに出す松下幸之助翁の電球磨きの話。
ビジョンを物語のように伝えるとわかりやすいし、伝わりやすい。研修の組み立てもそう、結局は大きなストーリーがあって、目的は達成できたかどうか確認してもらうまでの物語を描いている。
何かを企画する時も同じ。何を伝えたいかを明確にして、相手に伝わるように様々な事例やエピソードを入れ込んで、目指したものになっていればOK。
シリーズものであれば、長期間での物語、1つの企画ごとの物語と細分化できる。
いろんな情報があふれている中、その物語力を使って、まるで離れているようなこともつなげていく。物事にはいろんな側面があるので、意外と言い切ってしまえば「そうなんだぁ」って説得力が生まれたりする。
数学だって方程式を見つけさえすれば、いろんなものが解けていく。それと同じ。さまざまな情報を方程式に当てはめて物語を創り上げていく。そうすると知らない間に一貫性が生まれる。
一貫性が生まれると、人は安心する。そういう意味で落としどころは大事。「あぁ、そういうことだったんだ」って納得や共感が生まれる物語力を磨かなきゃと思う今日この頃です。
企業文化は見えないもので作られる 2012年 9月11日
"At your side.な企業文化をつくる"
この使命に取り組み始めて10年あまり。トップが代わりながらも続けられているのは、
「もともと脈々と受け継がれてきたものを言葉にし、すでにうちの会社の文化であったから」という仮説に思わず同意。
その確信を深めたのは、今日の鬼澤さんのブログ。
「目に見えるもので文化が作られるのではない」
という内容だったから。
組織のデザインと構造、組織のシステムと仕事のやり方、物理的なスペースのデザイン、見かけ、建物、組織の理念と価値観に関する正式な声明といったことはあくまでも「副次的」なものであって、もっと大事なことはリーダーの意思決定と行動なんですね。
↓
●鬼っ子ブログ「組織風土を変える・・・」2012.09.11
http://ameblo.jp/onikko-nikki/entry-11352129468.html
facebookにそうコメントしたら、鬼澤さんから「そうなんです。24時間365日、まわりに評価されている覚悟がなければならない、とベティン先生の教えです。」というコメントをいただきました。
トップのリーダーシップってほんと重要。
事務局が作った見せかけは通用しない。
思うに、うちの場合、トップだけでなく、各部門のリーダーもしっかりその文化を受け継いでいる。ってことは何もしなくてもいいのか??? もともとうちの部門は解散を目標にしていたので、ちょうどいいかも。
トップやリーダーの行動一つで文化は変わる。であれば、いま事務局である自分がすべきことって、すでにできている文化という見えない物語を、広く脈々うまく伝えていくことなんじゃないかと改めて感じました。
マネージメントとリーダーシップの違い 2012年 9月 6日
ベティン先生の板書の写真を鬼澤さんのブログからチラ見。
Management / Leadership
Administarater(管理者) / Motivator(動機付ける人)
Evaluate(評価) / Facilitator(促進する人)
Coodinator(調整者) / Vision(ビジョン)
Gives direction role / Trace to interrate
(役割・方向性を与える) / (相互影響を残す)
勝手に英訳w いまひとつな感じだから、タイプミスしてるかもw
こうやって文章書いているのも、いわばリーダーシップってことでw
未来を創るリーダーシップ。
「左がマネージャーの仕事で右がリーダーの仕事」ではない。鬼澤さんのブログにはこうある。
本質を言えば、リーダーは、組織内がお互いに信頼し尊敬し合う中で、何を成すべきかについての価値観を共有した文化を作り出し、維持していく人物なのである。
私から見るとなんかスーパーマンみたいに思える。鬼澤さんがまさにそう。いつも明るく前向きで勇気づけてくださるんですよ。んでも人に頼らず、自らがそうあるように心がけたいと思うfoxryoであった、マル。
聞かれない力 2012年 8月20日
「意見を聞きたい」「気づいたところがあれば教えてほしい」と上の人に対しては思うもの。
原因は、「より良いものにしたい」「ちょっと後押ししてほしい」「自分の意思決定に自信がない」といったことが挙げられるのかも。
そういう問いかけに対して「お伺いを立てるな」とか「返信しない」というのは、ちょっと残念。「できるはずだから、やってみたら?」という一言でいいんじゃないかな。自分だったらそうする。
普段から部下に任せていれば、部下は上司に決定事項を伝えるだけになるんではないかという仮説。部下が提案しても上司が「こうしろ」と命令したり、気分やその場によって意見がコロコロ変わる場合、事前に意見を聞いておきたいと思うもの。
「いちいち聞かれたくないなら、あれこれ言わない」
そして自分たちの使命やビジョンが共有されている職場で「任せる」ことが実践され、部下が「自分の思い通りにやってもいいんだ」って思えたら、自分の責任で意思決定と行動をするようになり、上司は細かいことは相談されなくなるはず。
「聞かれない力」は、「意思決定を任せる力」ともいえるかも。
いいところを見つける力 2012年 8月 9日
まつさんとまささんのところへいき、チャレンジしている人たちの応援記事を確認していただいていたとき、超感動したのです。
二人して、一見チャレンジしたように見えない、本人も大したことだと思っていない、業務外のワーキンググループ活動について、「これはとにかくすごいんだ」といって、喧々諤々、質問を投げかけたり、「こういう観点から、ここがすごいよね」と理詰めで「すごいんだ」加減をいろんな角度から一生懸命表現しようとしてくださったのです。
役員がこれだけの時間を使って、いいところを見つけよう、その活動はうちの会社にとって意味も価値もあるのだと力説しようとすることに感服しました。
この応援文がイントラネットに載ったら、きっとチャレンジャーの皆さんもうれしいだろうな。勝手な想像ですけどw
それにしても、しみじみと、「うちの会社ってやっぱりいい会社だわ」と改めて思ったできごとです。
普段有難いと思っていること、当たり前だと思えることにもチャレンジがある。いいところを見つけてどんどん褒めて光をあてて皆に伝えていけば、評価や成果が高いということが認識できて、自信や誇りがもてて、毎朝、会社にいくのが楽しくなっていくのかも♪
約束守り力 2012年 8月 6日
夜、コオロギが鳴いていました。ちょっと早めに登場しちゃったのでしょうね。
さて、先週もばたばたしていて心を亡くしていました。いろいろやることがあるのは誰でも同じ。私のために時間を使ってくださったのに、別の案件と混同した返事をしてしまい、反省。しかも今日は約束の日。どうしてもうまくまとめられず、スケジュール再調整して連絡することをメールしました。
土日でなんとかやりきろうとしていたものの、ヒラメキが降りてこなくて手が付けられず、他の仕事を片付けたり、ソリティアで現実逃避してたんです。夏休みの宿題みたいに、前日仕上げができたらよかったのですけどね。
「約束を守る」というのは、約束にもいろいろあるから守れていないこともあるかもしれない。
その中でも、「時間を守る」くらいは、これまでできていたと思っていただけに残念。
自分に締め切りを課すことでうまくまわっていたのが破綻した感じです。
時間を守れないのは、自分の力を正しく認識していないから、という理論もあったっけ。
仕事が複数ある中、時間の見積もりをきっちり積み上げて、約束をきっちり守ろう。
約束を守ることは、仲間からの信頼を守ること。自分自身の自信にもつながること。両方を失わないようにこれからも努力します。
応援力 2012年 8月 4日
ロンドンオリンピック。今日だけでもサッカー女子も男子も準決勝進出、卓球女子の準決勝進出、バドミントン藤井、垣岩組の銀メダル。ついついテレビがついていると見入ってしまい、結局試合が終わるまで釘付けになることがほとんど。
そんな行動に「応援力」とはおこがましいかもしれませんw。でも、誰かが一生懸命顔晴っている姿を見て、応援したくなる衝動に駆られる、というのは 一種の能力です。
ルールがわからなくても、試合展開にあわせて解説を聞いていると少しずつ理解ができてくるし、理解しようと努力している自分に気づく。少し理解できたら応援しがいもでてくる。不思議なものですね。
googleのアイコンは毎日(?)オリンピックに関連したものになっています。今はシンクロナイズドスイミングw そういうのも「応援力」のひとつ。
一方、応援されている方としても、応援されていると思うと顔晴れるし、火事場の馬鹿力のような練習以上の結果が残せたりします。プレッシャーに弱い人だと重荷になることもあるでしょうが、自分が一生懸命努力してきたことに対して誰かに応援してもらえたら嬉しい。
誰かが一生懸命顔晴ってたら、応援できる。そういう人に私はなりたい。
見守り力 2012年 7月25日
「価値観があっていれば、育つまで待つ」
とは、川越胃腸病院の望月院長の言葉。
前の病院では仕事のミスが多く、ないがしろにされていた看護師さん。同院の採用基準は、理念、院長の思い、それらを感じ取れるかどうか。資格や経験・実績をアピールする人は雇わない。
採用されたからには、育つ環境を提供し、信じて待つ。院長は1日1回は声をかける、誕生日にはそれぞれの人に「みている」ことがわかるように「ここがよくなったね」とカードを書く、仕事の成果面談でも理念の話をして方向性を確認する・・・などなど。
2年待って、成果がでない。でも、方向性はあっている。
あるとき、患者さんにお茶をたててあげたいという企画が持ち上がり、それができる彼女が主役になりました。それから彼女は変わったそうです。
「自分でもできることがある」
少しでも皆さんの役に立ちたいと、1つ1つの仕事に向き合うようになり、ミスも減りました。笑顔も増えます。周りの仲間も協力します。
主役にする、見守る。それが人に自信を与え、成長に向かおうとする力を生むのでしょうね。できてるかなぁ、自分。
チャレンジ力 2012年 7月19日
ある部長さんから電話があり、しばし「チャレンジの定義」について話し合い。これについては先月から話題になっていて決着がついたはずだったのが再燃。
・業務の延長上できたことはチャレンジではない
・業務とは別に新たにできたことをチャレンジという
というところから始まり、いろいろ話していくと、業務の延長上であっても次のような観点があればOKに。
・プロセスや仕組み、やり方を変える取り組み
・これまでにない取り組み
・リスク(障壁)を踏まえて、それを乗り越えた取り組み
そして、もう一つ。
・失敗であっても次につながったもの
そういうチャレンジ力のある人材をたくさん育成していくのが自分の役割だともおっしゃっていました。
私はそういう人たちにスポットライトをあてて、社内に紹介していくことが自分の役割。私にとっても今回のことはチャレンジ力なくしてできなかったこと。そういう機会を作っていただける周りの環境に感謝です。
チャレンジ力には理想とする未来(ビジョン)がセットで必要。自分が、自分の部門が何を目指すか、そこに向けて何が足りないかがチャレンジの原動力となる。同じことの繰り返し、慣れたプロセスで安心していては成長できない。と改めて思った。日々の目の前の業務に埋もれないよう、チャレンジ力をつけていこう♪
当たり前力 2012年 7月11日
人は「当たり前力」を日々獲得しながら生きているように感じる。今までできなかったこととできていることに瞬時に脳が分けて、処理している。
たとえば、本を読んでも知らない漢字がでてくると「知らない」という答えが無意識に返ってくる。
たとえば、朝、家のドアに鍵をかけたかどうか忘れる。それって当たり前だから脳が考えることと記憶することを省略しているんです。つまり、無意識のうちに行動している。「当たり前力」とは無意識まで昇華させることかも。
仕事においても「当たり前力」を高めていくことは、やるべきことをやる際のスピードアップ、生産性、均一したクオリティの確保につながる。嫌だなって思うととっかかりが遅くなるし、ひょっとするとやらずに過ごすことになるかもしれないし、クオリティも担保出来ない。であれば、どんどん「当たり前力を高めていくのが得策。
一方、「当たり前力」に難点があるとすると、「出来事」→「これをやる」で脳の回路が短縮されているので説明しにくいというところ。「そんなの当たり前じゃん」と口走ってしまうのですw 説明になってませんよね。「当たり前」になるまでに通ったはずの論理はどこへやら。また、無意識のレベルまで昇華してしまっているので、そこから違う視点や考え方に変えていくのはとても難しい。
今までと違う視点や「いやだな」と思うことも、「そうした方がいい」と思えたら、一気に脳の回路を短縮すべく「こうだったら、あぁする」を自分自身にインプットしてしまえばいい。そして絶対その通りやる。やりきる。そうしていくことで「当たり前力」はどんどん鍛えられていくはず。今、わたしがつけたい「当たり前力」は、○○。逃げずに当たり前力まで昇華させていこう♪
いざ力 2012年 6月29日
組織とは成果を出すためにある。
そして集う人たちが成果を出すために必要なこととは。次の2点。
- 何のためにやるのか
(なぜ自分がここにいるのか目的を理解している)
- 何を実現したいか、目指しているか
(数字ではなく情景が物語として語られ、ビジョンに納得・共感している)
目的がわかって納得すると、そこに人が集い、一人ひとり自ら動きだす。
一方で、「人の動かし方」というのもある。
あなたが人を動思ったら何をするでしょう。
お金、権限、尊敬、共感、恐怖。この5つがあるとき、一番簡単に人を動かせるのはどれかというと・・・
それは「恐怖」。「殺すぞ」とか「家族がどうなってもいいのか」なんて言葉に抵抗できる人は少ない。続いて、お金、権限、そして尊敬・共感が同立といわれえています。
では、この5つの中で「いざ」となった時、組織の危機が訪れた時、一番効くのはどれでしょう。
事件は現場で起きている。そこで皆が率先して動くには・・・。
答えは、尊敬・共感、権限、お金、恐怖の順。
結局、冒頭の2つだけでは足りなくて、そこに尊敬も必要。
いくら普段いいことを言っていても、いざという時、言行一致できないリーダーは尊敬されることはない。リーダーの率先垂範が結局は鍵ってことだと思います。c
成果を出せる組織作りとは「いざ」力を高めていくことなんでしょう。
●中部経営塾 鬼澤さん講義メモより
立場力 2012年 6月22日
「すぐに判断できないのは、考えていないからだ」
そのプロジェクトにどういうチャレンジを求めるのか、どんなところで躓きそうか、スケジュールはどうか、どうなれば成功か。
新入社員ではなく、部門長という立場なのだから、技術も、ノウハウも、知恵もある。必要なところで助け船をだし、常に社内外の情報収集をして様々な状況での対応方法をあらかじめ想定しておく。
部下と一緒になって、目の前のことを対処しているようでは管理職とはいえない。
最新情報を知る努力、部下の動きを見極める眼力、いざというときすぐに判断する胆力。
管理職には部下の成長と成功を支援する義務がある。そういう立場。
そして、皆からそれを期待されている立場。 byある経営トップ
確かにそういう上司だったら、頼りがいがあって、相談しやすいと思う。
ここでもう一つの立場力を。
それは部下力。
500人くらいの部門を任されている管理職がいたとして、何人まで把握できているかは不明。
そうなると部下の方も弱い(?)立場を使って、管理職の方の協力を引き出す義務がある、と最近思う。
失敗しそうなとき、管理職の聴く姿勢もあるだろうけど、方向転換や縮小などの意思決定を素早くしていただけるといいなぁ。
チームで仕事をしていくとき、お互いの立場力を有効に使いながら、成果を上げられるといいなとしみじみ思っています。
ドラえもんのポケットを持つ力 2012年 6月15日
ふと、歳をとるにつれ、物を持たなくなったことに気づく。
たとえば、バンドエイド。たとえば、裁縫道具。たとえば、ウェットティッシュ。たとえば、飴やガム。たとえば、手帳やメモ。たとえば、たくさんの文房具。
若い時は、これらすべてをいつもカバンの中に常備していた。それこそドラえもんのポケットのように。なのに、不思議。
不思議なのは、どうして常備していたのかと、いつから持たなくなったのか、この2点。
一つ目は、いま考えると、誰かが必要としていたら、さっと渡す。そんなことが自己満足的に好きだったからかも。
あとは必然的に。バンドエイドはよく小さなけがをしたから。裁縫道具は、制服のボタンが取れたりしたとき必要だったし、今より衣類の縫製状態は良くなかったのかもしれないし、よく動いたからかもしれない。ウェットティッシュはわりに潔癖症だから・・・などなど。
一方、いつから持たなくなったのか・・・。はっきりとはいえないものの、無理をしなくなったから、のような気がする。
歳をとるということは、「○○をすれば、××になる」という小さな経験を積み重ねること。何事もうまくいくようにしてしまう。予定調和、ですね。
ドラえもんのポケットが必要になるような、小さな勇気や新しいことへのチャレンジを、いまふたたびできるといいなと思う。いつまでたってもドラえもんのポケットを持つ力をなくさないように、顔晴ろう♪
身近な人に感謝する力 2012年 6月 6日
今日は太陽の前を金星が通過するのを3回別々の時間に見ることができました♪
1回目は9:20頃、2回目は10:30頃、そして3回目は12:40頃。3回目はもうすぐ太陽の外へ出ていきそうな勢いでした。
2回目は、永遠の中学生 ませたんの望遠鏡にフィルム貼ったもので見たので、金星も3ミリくらいには見え、しかも太陽の黒点まで見ることができました。ませたんに声をかけていただき、感謝感謝です。
そう、こうして感謝、感謝と思っているのに、意外に伝えていないのが身近な人。
私だけでしょうか。意外に気を遣っている間柄だと、信頼関係を築くためにもお礼をきちんと伝えようという意思が働きます。一方、一日の8時間以上を一緒に過ごす職場の同僚となると、どうでしょう。
その中でも、仲がいい人の場合、自分の仕事を手伝っていただいたときに、まず間違っていることやこうして欲しいというさらなる要望をついつい指摘しているんです(反省)。
いつも後から、「まずはお礼を伝える」ということをしていなかったことに気づく。「ありがとう」のたった一言が何故か欠落してしまいます。どうしてなんでしょう。みなさんはそんなことありませんか?
家族もそう。「当たり前」という意識が働いてしまいます。「あのとき、言っておけば」と思うことは数知れず。
ということは、相手の好意に甘えているということなのかもしれません。
お礼を言われないことに対して、仲のいい同僚はどう思っているのか。そういえば、聴いたことがありません。
「仕事をするのは当然だからお礼は不要」と主張するかたもおられるかもしれません。ただ、お礼を言われた相手はおそらく認めてもらえている、という自己重要感を感じられるかも。お礼ってコミュニケーションや相互協力の潤滑油だと思うんです。
身近な人に対しても「お礼を言うべきところはきちんと伝えること」をこれまで以上に心がけていきます。