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Foxryo's Note Pad
お仕事きつね 【 きつねのメモ帳 】
リーダーシップ
〜foxryoが参加したセミナー・講演などからの気づきメモです。本当にただのメモかも〜
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リーダーシップ

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+時間をつくる力
+自分事にする力
+わかりやすく判断基準を伝える力
+他力本願力
+まずは自分ができるところまで力
+本業に打ち込める力
+余裕力
+やれたことを自分で認める力
+「ありがとう」が生み出す力
+ATM
+ビジョンを語る力
+特別を創る力
+時間を創る力
+未来を創る力
+使いやすい言葉を使わない力
+「慣れない」力
+逆転の発想力
+冷静に伝える力
+レポート力
+やりなおし力
+段取力
+接近力
+感謝力
+次につなげる力
+短所を長所に変える力
+協力をGETする力
+やり遂げ力
+事実をつかむ力
+価値前提で話せる力
+怒らない力
+期待を受け取る力
+俯瞰する力
+体験から学ぶ力
+得意技探し力
+即力
+結びつける力
+小さなチャレンジ力
+バランス感覚力
+無理というのは人の心がつくるもの
+新しい視点
+肯定力
+ヤマト運輸の被災地支援
+はじめてみる
+エレベーターのどちら側?
+春だし動こう
+未来を描く
+思いやる心
+夏祭りの内緒の情報
+信じる力
+後から言わない力


きつねのお仕事

時間をつくる力 2012年 6月 4日

昔々の自分の上司のポリシーを、現役員の方から伺い、なんだか新鮮な思いがした。
当時は、仕事で怒られたこともないくせに、皆に同調してか、「怖い、でも面白い」という印象が強い方でした。

 そのポリシーとは、「自分の時間を作る」

当時、部門長だったその方は、それまでの慣習通り、各担当者からバラバラと情報共有され、そのたびに他社の資料を比較したり、前に提出された資料を比較しながら意思決定していました。

これではいくら時間があっても足りない。昔ならいざ知らず、変化のスピードが日に日に早くなっていく時代に、これでは対応できない。

ということで、情報を一覧表にまとめさせ、そこに各自が調査した内容を記入する方法に切り替えました。当時はPCもまだないような時代で、ホストからのデータダウンロードやせいぜいPIPSのような表計算用のコンピュータを駆使しているくらいでした。たぶん、その資料は手書きだったろうと思います。

大したことじゃないように思えるかもしれませんが、目の前のことに一生懸命な担当者には気づかない視点だったろうし、意思決定を迅速にするために、プロセスを改善されていたことに感動です。

その成果は、「自分の時間を作る」ことであり、急ぎではないけれども重要な中長期的な戦略や戦術を進めていく時間にあてられていったのだと思います。そして、それらの視点や改善は、当時の部門メンバーや、後輩である役員、そして私へと受け継がれ、DNAの中に組み込まれているのだろうな。

いま、面倒だと思っていることを、もっともっとシンプルな目でとらえて、スマートにスピードアップをして、もっと先々のことを考える時間をつくっていきたいと切に思います。思うだけじゃダメか・・・。
「自分の時間を作る」力、つけなきゃ♪


自分事にする力 2012年 5月30日

もうすぐ6月ですね。梅雨だぁ、ではなくて、一年の折り返し地点にきていることに驚く。
日々に流され、考えずにルーチン化したやり方に安住していないか、ふと不安になります。

「これってどうしてこうなってるの?」
と思わず聞いてしまう。
これまでにいつだって聞く機会があったはず。実際にやってみると疑問に思える。
それって、「自分事」にしたってこと。
一方、それまでは「任せた」という一言で、放置していたってこと。「見ていなかった」というのとは少し違う。みんなが自分で気づいて「相手にとってどうか」で変えていけるといいなと考えていたから。
ある意味、自己正当化かもw

ということで、問いかけてみると、「それは考えたことがなかった」「こうすると言われたから」という答えが返ってくる。関連会社の仲間からは「今年から何でこれが必要なの?」と逆切れ気味なメールが届いたり。

一方で、自律的に自分なりに考えて業務を進めはじめた人もいる。 いろんな人のいろんな考えを取り入れながら、本当は何がしたいのかを見出して進んでいくためには、「自分事」に捉えなおすことが重要だし近道だと思う。

「どうしてこうなってるかわかんない」から卒業して、「これはこういう目的で、価値提供先にとって、自分たちにとってはこういう姿を描いている。ゆえにいまこのやり方をしている。将来的には、目指す姿を実現するためにこんなことができたらと考えている」くらいまでいけたら、「自分事」として捉えたってことになるはず。目的さえあってれば、他は人と違ってもいい。やり方はいくらでもあるから。自分事として捉えることの方がチャレンジや責任感を生み出すために重要。

さて、何もかも「自分事」にできるのでしょうか。
スーパーマンとかコンピューターのように頭脳明晰でないと論理破綻を起こして難しそう。「ここだけは譲れない」というポイントで自分事を考えるとこから始めよう。そして、新しいことにチャレンジしていきたいなぁ。
わかりやすく判断基準を伝える力 2012年 5月23日

以前、伊那経営フォーラムのパネルディスカッションで、鬼澤さんと香取さんが「わかりやすさ」について語られていたことがあります。ウォルトの「Good show!」「Bad show」という判断基準がアルバイトの子たちの行動を感動創りへと動かしていく。

 「中学生でも伝わるくらいのわかりやすさ」

そのくらいの基準がグローバルに伝えるにもいいのかもしれない。

 「それって"At your side."?」

と問いかけられてもyouをだれに置くかで行動が変わってきてしまうし、お客様を考えずに、社内の仲間のことを考えてしまえば、判断を誤る場合があります・・・。

どういう人たちがいっぱいいる組織にしたいのか。

やっぱこれかなぁ。

  • われわれの使命(仕事)はなにか?
  • われわれの顧客は誰か?
  • 顧客は何を価値あるものと考えるか?
  • われわれの成果は何か?
  • われわれの計画は何か?

これらは、ドラッカーの重要な5つの問いかけ。
迷った時は基本に戻る。
どんな基準がうちの会社をとりまく人々に役立つ行動となるのか。
当分の間の宿題です。


他力本願力 2012年 5月12日

「やりたいことがたくさんある。アイディアがいっぱいでてくる。でも、それらは上司から認められない。給料もあがらないし、仕事の範囲も狭められた。近頃自分がこの会社に合っていないのではないかな、自分だけ浮いているようにさえ感じる・・・」
という相談がありました。

私から見ると、志をもち、自分の描く理想とのギャップを感じるからこそ、いろいろやりたいことがでてきていると捉えています。新しいことをどんどんやってみたいから自分勝手にやっている、っていう人ではないんです。

ただ、自分が「こうやりたい」と提案しても上司から受け入れられないというのは、やはり、そこに理由があるはず。
たとえば、自分は正しいと思っているからやりたいことを正当化して、相手を説得して押し付けようとしてしまう。結局はそこがネックなのかなと思う。

常日頃から、「こうだったらいいのにな」とか「こうできたらもっとよくなるのにな」という言葉を何気なく口に出していろんな人に話しておくのが大事なんじゃないかなと思う。独創的なアイディアは斬新かもしれないけど、受け取る側はそうはみえにくい。また、それを熱く語れば語るほど引いていく。リスクの方が大きく見えてしまいます。

周りから「こないだの提案がピッタリなんじゃない? やってみようよ」という声が自然にでてくるようになると、うまく進んでいくんじゃないかなぁ。機を見て動くことも効くものの、自分ひとりで何もかもやろうとせず、他力本願力が結構効くと思うのです。


まずは自分ができるところまで力 2012年 4月24日

皆さんは、何かわからないことがあったとき、どういうアクションをとりますか?
条件としては、@マニュアルがイントラネットに公開されている、A他部門の人がそれについてちょっと知識があるらしい、というところです。

  • マニュアルを読んで自分でやる
  • マニュアルを読まずに、他部門の人にメールして聞く
  • マニュアルを読んだ上で、わからないところを聞く
今日電話あった人は、「2」でした。

まずは、マニュアルがあるのだから、マニュアルを読んでその上でわからないところを質問していただけるなら、快く教えます。

電話して、「こないだ伝えた通り、マニュアル読んで、○○した?」と質問したら、「マニュアル読んでません」って・・・。
加えて、自分がわかっていないのに、新人さんに丸投げ。「foxryoさんに聞けばわかるから、メールして30分時間とって」って。

そこで、もうキレました・・・。数日前に説明したことを全くしていなかったという、その姿勢に怒れたのです。

 「わかんないから、全部聞いちゃえばいい」

確かに、そういうあなたにとっては、早いし、効率的かもしれません。
では、私にとっては? それが私のミッションにかかわることであれば、気を取り直して教えます。が、全くそうではなく、たまたま私「も」知っているだけのことです。少しは自分で考えた形跡があったら協力できたのにな。

一生懸命な人に対しては、手助けしたくなります。
まずは自分でできるところまで力、高めます。
本業に打ち込める力 2012年 4月11日

松下幸之助翁週間みたいで、インパクトの強さに思いを馳せちゃいます。
偶然、奥山さんのfacebookで、部下を叱れないという話題がでていましたのでまた思い出しました。以下も松下幸之助さんの肉声があったもの。「許せない」と語気強く話されていたっけ。それだけ従業員への期待が大きかったのでしょう。

「本業に全身全霊をうちこめるか。
本業に興味をもてないのは許せない。
力がおよばなくても、全身全霊打ち込む。できないところは助けてもらえ。
そこに興味、生きがいがある。
それが責任だ。

たとえば、新しい商品を作ったとき、「代理店で売ってもらおう」と最初からおもってはいかん。
自分で作ったものは自分で売ってみる。
すると、「こういう売り方があう」「こういうサービスがいる」「こういう説明がいる」がわかってくる。
その上で本社の販売網を使う。
それができていないから、最近失敗が多い。

情報が足りない、研究・開発・営業は情報を持たずして判断するな。
安定経営に流され、闘志を欠いている。
私は考えて考えて、寝る時間もない。 代理店さんが「よその会社は月に三回くるよ。社長もくる。」と言っていたら、それ以上にいかないかん。
真に商売は、寝ても覚めても経営を考えないと成り立たない。」
本気で打ち込むことが商売人の責任であり、本気で打ち込むとは、四六時中自分自身で考えることなんだと感じました。本気で打ち込んでいないと思える上司や先輩にはついていけない。翻って自分はどうか。全身全霊打ち込んでいるだろうか。考えちゃいました。松下幸之助さんだからこそ、言える言葉です。「何を言うのか、ではなく、誰がいうのか」も結構インパクトに差が出ます・・・。幸之助さん、ありがとうございますm(__)m
余裕力 2012年 3月30日

4月から新しく仲間になる人が引っ越し荷物をもってやってきた。

その時、どうしてもやらないといけないことがあり、一瞬挨拶しただけで仕事に戻ってしまいました。Welcome感がだせなかったと反省。自分がその立場だったら悲しいかも。

まぁ、原因は「胆が据わっていない」の一言で片付いてしまうのはわかっています。

いつも一期一会相対するようにしたいと思いながら、時間をとる余裕がなくなっています。どう急いでいても、1分だったらとれるはず。1分間あれば、400文字は話せます。

「4月からよろしくお願いします。仕事でわからないことはどんどん聞いてくださいね。新しい視点でものごとを  考えられるチャンスなので、楽しみなんです。
これだけで、たったの70文字。

あぁ、落ち込む。ちゃんと目を見てこのくらいお伝えできていれば、と思います。後悔先に立たず。

今回の失敗を機に一期一会を自分の中に改めて意識づけられました。こういう信義と尊敬にかかわる事態の時に余裕をもつことを心がけます。そして、これから一緒に働いていくのですから、挽回する機会があることを願っています。
やれたことを自分で認める力 2012年 3月22日

「自分で自分を褒めてあげたい」

とは有名なマラソン選手有森裕子さんの言葉。

毎日毎日、次から次へと新たな仕事が入り込んで、やろうとしていることまで手が回らない。

 「何もできていない」
 「あれもこれも、あーあれもやらなきゃならない」

こう思い込んでしまうと、何もかも手がつけられない。ほんともうお手上げ。
カオス状態で優先順位までつけられなくなってくる。

そんな時は、ノートと鉛筆(シャープでも可)を持つ。
そして、まずは「やれたこと」を書き出してみる。

これだけで少し落ち着く。少なくとも私は。
自分がやれたことを確認して、やれたことを認められると、「何もできていないわけじゃない。」、「自分ってなかなか偉いじゃん」と安心できる。ここ次の一歩を踏み出すために、とても大事だと思う。

その上で、これからやらなければならないことを順不同で書き出して、最後に優先順位をつける。

やりたいことだけやれるという恵まれた職場であればいいけど、仕事って自分のやりたいことだけやればいいわけじゃない。みんなのチームワークで成り立ってる。自分にも感謝して、皆にも感謝して、次へいってみよう♪


「ありがとう」が生み出す力 2012年 3月13日

「ありがとうございます!」

最初に出た言葉は、これだった。
全員が集められた講堂で叱責されると思っていた職員たちは、皆一様に何が起こったのかわからないような顔をしていた。

続いて、

「この調子でどんどん出してください!」

というと、ますますぽかんという顔になっていった。
東国原さんが宮崎県知事に着任した日も、やはり職員にとって想定外の言葉を投げかけている。
「裏金ありませんか?」
想定外です。そして、「自主的にだしてくださいね。県民の皆さんの我々への信頼は失墜しています。ピンチだけどチャンスです。胸襟開いてともに取り組み、行政の悪いイメージを払しょくしましょう。」と続けた。

前出の「ありがとう」は、1つ目の裏金が出てきたときの言葉。
普通だったら、「1件出て、よかったね」、「じゃ、お仕舞い」と要領よくするものかもしれないが、政治の世界を知らなかったので言えた。すると、でるわでるわ。最終的に3億7000万円出てきた。

では、1件目が出たとき、小言を並べて怒っていたら、その後、裏金は出てきただろううか。

恐らく、出ない。

あの「ありがとう」は、まさに「胸襟を開いて」ともに取り組もうとしている人の言葉なのだ。
北風と太陽の話を思い出す。

夜、うどんやさんで、山菜とろろうどんをいただいていたら、ちょっと離れた席の方が、店員さんに向かって「ありがとう♪」と伝えているのを小耳にはさんだ。なんだかとても心温まる、優しい声。私まで嬉しくなった。

「ありがとう」が生み出す力って、ものすごく巨大なのではないだろうか。

●東国原氏のご講演メモより。(主催:中部マーケティング協会)

ATM 2012年 3月 2日

ビジョンや方向性を示しても、社員がやる気になって働けないと絵に描いた餅になる。新しいチャレンジに努力できる組織にしたい。明るく楽しく前向きに仕事をしよう、明るい職場にしよう、楽しさを見つけよう。前向きにいこう。「できない」と言ってしまうとアイディアはでないもの。「絶対できるはずだ」と考えるとアイディアが出て達成できる。

 「A」明るく、「T」楽しく、「M」前向きに。

こうした自由闊達な風土は精神論だけでは、できない。人事制度改革にも取り組み、環境を整えている。リーダーの特性には情熱、決断力などいろいろある。その中でも一番重要なのは、インテグリティ(誠実さ)。「誰もいないところで正しいことを行なう正直さ」と言い換えることができる。いいことを言っても不正をするリーダーは信用されない。お天道様は見ている。インテグリティに自信がある人しかリーダーに選ぶべきではない。

そして、リーダーの役割には、「ビジョンを示す」、「目標を示す」、「繰り返し話す」の3つがある。つまり、働く人の動機づけが重要で、それができれば成果へとつながっていくということ。論理的に伝えられるスキルも大事。

そして、自ら「課題を見つけ、解決策を考え、実行し、軌道修正ができる」人材がイノベーションを支える。

そういう人材がいっぱいいて、ATMで取り組んでいたら、最強の組織になれそうだ。

●日本IBM最高名誉顧問 北城様のご講演メモより。(主催:中部経営品質協議会)
 ちなみに、銀行のATMのシステムは、北城さんが日本に初めて導入したのだそうですw


ビジョンを語る力 2012年 2月27日

書いてありそうで書いていなかったこのテーマ。ビジョンを語るっていうと大げさに聞こえます。でもちっともそんなことはありません。「こうなりたい」と思うこと、それがビジョン。

そしてそのビジョンはことあるごとに言う。言うことによって自分の意識、周りの意識が変わってきます。

   「目標さえも言ってくれないからわかんない」

リーダーにビジョンもなければ、目標もない。ほとんど放置。そのような状況では、よっぽど本人が使命感を確信していなければ進んでいくはずもない。「任せる」と「放置」は違う。

 「いつかこう状態にしたい」「こういうのが夢」

これを持っていれば、目の前の出来事ばかりにとらわれ、モグラ叩きになることなく、すべてのことが一貫性をもって進んでいく。そうだ、そうだ、そうなんですよ。最近どうも目の前のことばかりにとらわれるのは、どこまでできた感、がないからなんですね。いつまでたってもモグラ叩きの自転車操業。そういう焦り。

自分でビジョンを語る。もう無理、できないっ!と思った時に自分に語る。そうするとビジョンから見下ろすことができる。

「あれ? 自分はどこを目指していたんだっけ。
 ぁぁ、ここ、ここ。ここを目指しているんだった。じゃあ、ひょっとしたらこんなことができるんじゃないだろうか。よく考えたら、あっちから攻めることができるんじゃないだろうか」
まさに俯瞰。だから視野が開ける。

どうして自分で自分のビジョンを語るかっていうと、人にビジョンを求めると、その人がいなくなると即迷子になる。共感できるビジョンがあったら、人ではなくてそのビジョンを自分のものにする。たぶんそれって大事。

てことで、超モチベーションが下がった時に、ビジョンに戻ろう。そのためにも普段から自分のビジョンを自分に語って確認しよう♪
特別を創る力 2012年 2月20日

「一つひとつの食材がそれぞれの持ち味を出し切って、まさに食のオリンピックや〜」
みたいなことを彦摩呂さんがコメントすると、目の前にぱぱぱっと美味しそうな絵が浮かぶ。

そんな特別を言葉で創る。

ついつい、「美味しい!」という表現だけを使ってしまうことがあるんです。写真があればある程度伝わるかもしれない。でも、どんなふうに美味しいのかは伝わらない。それと同じように、

 「すごい!」
 「びっくりした!」
 「感動した!」
 「流石ですね!」
 「ありがとう!」

という、これらの言葉も、オールマイティ。たった一言で感情を表現できるとっても便利な言葉たち。

面と向かって、もしくは電話で言われれば、これだけでも相手に感情が伝わる。
では、文字だったら?

たとえば「すごいですね!」とだけメールに書いてみる。あれ? 何がすごいんだろ。ざっくりとした印象しか伝わらない。受け取った相手は、「あースゴイと言ってもらえた。良かった♪」と思う人や、「良く読みもしないで適当なこと書いてるな」と受け取る人もいる。大半の人は、ちょっと嬉しいけど、忘れてしまう内容なんじゃないでしょうか。

相手にとって特別を創り出すのは自己効力感。「具体的なイメージがわき、正当もしくはそれ以上に承認されている」こと。つまり、表現の中に彦摩呂さんを盛り込むってことです。

相手が、「へぇ、そういう見方があるんだ!」と印象に残る表現。

そのためには、「すごい」(オールマイティな表現)を使わないこと。

思考ストップしちゃうかも? いいえ、それが「特別を創り出す力」のはじまり、はじまりw
「スゴイ」を要素分解して表現すればいいんです。自分に問いかけて、いかにすごいかを具体的にする。
  • 5ナゼで問いかけてもいいし、
  • 材料でもいいし(「いいところに目を付けたね」)、
  • プロセスでもいいし(「どうやってこのやり方を発見されたんですか?」)、
  • 掛かった時間でもいいし(「そんなに短時間でできたんですか!」)、
  • 結果の影響でもいいし(「これができると、さらに次のステップへ進むことができます」)
  • 自分への影響でもいいし(「これからシンプルなステップで実施できます」)
  • より多くの人への影響でもいいし(「みんなで共有すればスピードアップにつながります」)
考えれば、いろんなことがあぶりだされてきそう。
いろいろな視点から「すごい」を探しだそうとするから、物の見方が変わる。
そしてオールマイティな言葉を使わない表現は、その人だけの「特別」なものとなる。
どうしてかって? みんなは「すごい!」とだけしかいわないのですから。

特別を創りだす力は、きっと周りとのコミュニケーションを良くしていく。ついつい安易な言葉だけですませているけど、これからは、「安易な言葉を使わない」と決めた。自分の心にもっと問いかけてみようっと♪
時間を創る力 2012年 2月14日

  • いつも時間が足りない
  • 直前でバタバタする
  • ミスが多い
  • 目の前のことで手一杯
  • いつかやりたい、と思っても、やれないことが多い
  • 計画倒れが多い
  • 会議の時間に遅れる
  • 身の回りや資料やデータの整理・整頓ができていない
  • メールフォルダがいっぱい、もしくは容量オーバー警告あり
  • メールの返事は回答しやすいものから答える(判断が必要なものは後回し)
上記が3つ以上当てはまる場合は、時間を創る力が足りない(foxryo調べ)。はい、それはワタクシでございます(涙)。

いいわけはいくらでもできます(エッヘン)←違

突発的なことが日々起こる、想定した時間で終わらない、上司から企画を却下された・・・etc

結局、どうしてもやらなければならないこと、目の前に迫ってきたことを「処理」することに追われている。Time tellingのみに陥り、自分で首を絞めている。ただ時を告げているだけ・・・。Clock buildingはまさに時を創ること。先を見据え、ありたい姿を描く。そして、そのために必要な時間やリソースを充分考慮して計画を立てる。「処理」ではなくて、「意思」が重要。先回りして自分でコントロールできる範囲を増やしておくことが落ち着いて仕事をしていくためには大事なんですよね。きっと。

 「やりたいことがいっぱいあってもできない。」

ではなく、相手の出方や周りの環境変化を把握しながら一歩先を読む力をつけたいです(願)。
未来を創る力 2012年 2月 8日

「これから僕と同じような不安や悩みを抱えるであろう仲間のために大阪にも院内高校を作ってほしい」
退院間近の高校生から、大阪市旭区長へ要望が届いた。その高校生K君、そして、その要望を市に伝えた旭区長、そして、K君の声に応えようと動いた大阪市長、市議会、そしてそして、それは知事にまで届く。

それそれの方のリーダーシップに感動します。

K君は高校の授業をSkypeで受けたり、同じような悩みを持つ高校生たちとの情報交換会を立ち上げたり、自分がやれることに取り組んできた。たら、自力ではそれができない人たちもいる。次の人たちのために、何かがしたい。それができるのは、社会をより良い方向に進めていくのも政治なんですね。旭区長の発信力、大阪市長の言葉は、感動ものです。未来を創る力は、一人ひとりの中に潜んでいる!

著作権の関係から以下旭区長のブログのリンクをお知らせします。

【あさひ、だいすき♪ 〜区長見聞録〜】
K君のこと[2012年2月2日]
K君のこと(2)[2012年2月6日]

●この話、福井キヤノンの玉木社長がfacebookで紹介されていて知りました。玉木社長ありがとうございます♪
使いやすい言葉を使わない力 2012年 2月 1日

こじつけ「力」シリーズも早40回目くらいだと思います(←結局数える気がないw)。

さて、今日は使いやすい言葉を使わない、です。

 「勉強になります」
 「気づきました。ありがとうございます」c って、どいういう印象を持たれますか?
一見ポジティブです。

ただ、使う場面と人と場所でずいぶん印象が変わると思います。
たとえば、「勉強になります」というのを、同じ部門の入社5年もたっている人からいわれたら?
しかもメールで。

この部門では、プロではないの?と、残念な気分になります。
異動してきて1年目であれば、知らないことも多いだろうし、「そうだね」とはなります。仕事以外のことで冗談で言うのは場が和むのでいいなぁと思います。

一方、「気づきました。ありがとうございます」というのはちょっと違いますが、「気づいただけなんだぁ」と残念に思います。

本当に勉強になったのか、本当に気づいたのか。
結局、どちらも耳触りのいい言葉で漠然としているんですよね。
そのあとの行動が示されていないから残念感を醸し出すのかもしれません。

たとえば、

「△△ということはいままで知りませんでした。これからは、△△をするようにします。
「今回のことを通して○○に気づきました。以降は、○○の点を確認してみます」
学生だったら「勉強になります」だけでいいでしょうけど、プロならぜひとも次の行動を示したいものです。ありきたりな気づいたふりは信頼を失います。本当に気づいたなら行動につなげる。自分も気を付けよう。
「慣れない」力 2012年 1月28日

長〜く生きていると、1年が短くなっているのをすごく感じるようになる。

 「1年が年々短く感じるのは、1歳と50歳の1年の割合が違うからだよ。1/1と1/50の違いだよ」

といわれたことがある。確かにそうなんだろうな。 1日を過ごすのに慣れてしまう。同じ朝、同じ昼、同じ夜。本当は全く違うのに同じように感じているんだろうな。

会社生活でも、ある程度過ごしてしまうと、新しい環境、というのも異動や役割の変更くらいで、なかなかない。
慣れてしまうと、新しい発想ってでてきにくくなる。一方で、「慣れ」るのがいけないのかっていう話もある。脳はどんどん慣れるように操作している。いちいち、「顔洗うってどうやるんだっけ」なんて新しいことのように考えていたら、生活できない。そういう生きる上での基本動作は慣れてもいいとして・・・。

新しいこと、という刺激がないと成長はない。ストレスも時々はないと、思い切りがつかない。

日々の自分の思考の中に、「何故そうしているのか」「何故そう考えるのか」っていうことを時々問いかけるのがいいのかも。
ただいま4:26am。何故起きているのか。えっと週末の習慣だから。どうしてそうしているのか。「なんとなくネット見たり、自分のしたいことをしているから」。それって、日中はできないのか。「できる」。どうしてやらないのか。「昼間はやる気になれないから」どうして昼間だとやる気にならないのか。「昼間は他にやりたいことがあるから」

どうどうめぐりで、きりがない・・・。結局、自分に言い訳しているだけだなぁ。

あー、なんか横道それてしまった。
自分のしていることを時々振り返って、それでいいのか、と問うてみる。何気なくやっていることが、何気なく覚えずに過ごしていることいっぱいある。なんのためにしているのか。そもそも論に戻って考えてみる。
すべてのことに慣れてしまったら、きっとつまんない。考えろ、自分っ!


逆転の発想力 2012年 1月24日

いつもと変わらない毎日、と思っていても、本当はそうじゃない。発想を変えるだけで、世界が広がる。 そんなコラムを発見したので抜粋してご紹介。まずは、以下4つの質問にお答えください♪

Q1:
「失敗のメリット」を5つ挙げてみてください。(制限時間1分)
Q2:
夜7時には暗闇に包まれる温泉街、お金をかけずにどのように活性化しますか?(制限時間1分)
Q3:
長年仕事熱心に働いてきたウエイトレスが辞めたい。「毎日、する仕事が同じでだんだん飽きてきてしまったんです」。店長のあなたはどう答える?
Q4:
売り上げは落ち込み、客層はミセスや中高年はかりになってしまった百貨店。この百貨店を差別化する方策は?(制限時間1分)

いかがですか?
回答完了しましたか???



A1:
@同じ過ちを繰り返さないぞと誓える、Aデータが積み重ねられる、B勘がさえるようになる、C人の協力が必要だとわかる、D周りの人にアドバイスがもらえる(注:A1のみ、ワタクシの回答です・・・)
A2:
暗いことを逆手にとる。「ちょうちんウォーク」で都会のお客さんのハートをGET
A3:
確かに仕事は同じ。毎日変わらないところしか見ていないからつまらないんだ。お客さん、頼むもの、そのときの気分、いろいろ違うよね。要は、どこを見て仕事をするかなんじゃないかな。
A4:
中高年に特化。ブランド志向をやめ、価格帯を下げ、中高年に受けるような品揃えを揃えて、見事差別化に成功。
上記はすべて実際にあった事例ばかり。逆転とまではいかなくても、発想を変えることで世界が変わる。ポジティブに楽しく発想して、自分の周りも巻き込んで、世界を変えてみたいものです♪ ←やらない宣言???
出典は以下の通り。ぜひ、最初の質問もトライしてみてください。私はハズレマシタ・・・。

●出典:ダイヤモンドオンライン「「ものの見方」オンライン白熱授業
http://diamond.jp/articles/-/15552
冷静に伝える力 2012年 1月11日

ほめることはできても、ネガティブなことを伝えることができない。

明らかに間違いであれば、指摘できる。一方で、間違ってはいないけれども、こっちの方が良い、っていうことはどうでしょう。
みなさん伝えられますか?
わたしは、うまくできていない。

たとえば、ネガティブなことを伝えるとき。
柔らかく伝えたら、相手が間違いに気づかず、改善につながらない、
意を決して正直に伝えたら、「そんなことはない」と相手が受け入れない、

といったことがあります。

自分が受け取る側だったら、どうだろう。
素直に受け入れられることもあれば、やっぱり自分ができていると思っていることをできていないといわれたら、受け入れられない。どこができていないのかを論理的に説明してほしい。ただ、論理的であっても感情が加わっていると、感情で返してしまいそう。

ネガティブなことを伝えるには、冷静さが必要なんでしょうね。加えて論理性が必要。理詰めで話しすぎると反発を買う場合もあるから、冷静さ、というのが鍵なのかも。

「まずは相手を知ること。
強くいっても大丈夫なのか、指摘されただけでぺしゃんこになるのか。
成長が期待できて、厳しく言える性格かどうか。

成長が期待できて厳しく言える人には、直接本人にはっきり言えばいい。
一方で、指摘されただけでぺしゃんこになりそうな人は、強くいっても大丈夫な人にあるべき姿や期待を伝え、間接的にぺしゃんこになりそうな人に聞かせる、ということも一つのやり方だよね」
と、今日、冷静さの話とともにテリーさんがおっしゃってました。
私もそういうやり方をしているなぁとふと思う。
やはり直接言う、というのは自分にとっても厳しい気がする。
そして、くどくど、長い時間を使って伝えるのは、自分のスタイルじゃない。

どこの会社でも面と向かって怒ってくれる人は貴重な存在になりつつある。真剣に相手のことを考え、覚悟を持っていないと言えない。覚悟と勇気があるか。
パワハラという言葉って、違う方向で使われている気もする。

やはり期待する人には期待が大きければ大きいほど厳しくなるのが当然なんですよね。
ネガティブなことも冷静に伝えられるスキルというのが、これからさらに求められてくる。
みなさんは、ネガティブなことをどんな風に伝えられていますか?
レポート力 2011年12月15日

 「やっぱり面白い会社ですね」

未来工業のレポートと、その人から訪問前に依頼された質問への回答をコメントして、この一言。それ以外、メールのコメントなし。

自分のレポート力のなさを実感。

「面白い会社」の後ろには、(うちとは全く違うタイプの会社だから学ぶところはない)

という言葉が隠れていると思うからです。

なにか役に立つ情報を発信できたらよかった。

箇条書き? 長文? もっと論理的な書き方?

受け取り手にとって"At your side."なレポートではなかった?
確かに質問に対する回答は、箇条書きで端的に一文で書いただけだった・・・。

一方で、書き方というより、本質や仕組みを捉えきれたレポートではなかった、もしくは、私自身が面白い、と捉えていることが伝わったのでしょう。

1か月ほど前に言われた一言ですが、ずっと心の中にひっかかっていました。

とても好奇心が強くて、実行力もある人なだけに、「面白い会社」で思考停止させてしまった私が残念です。最近、構成も考えずに文章を書いていることが多いので、もっと起承転結や論理性や例示の使い方などを意識して、「このレポートのここは使えるかも」と思ってもらえるように顔晴ろうっと。


やりなおし力 2011年12月7日

新しいPCを買うと、いろんなアプリのインストールが必要。当然といえば、当然。それでも以前と同じ状況にしないと、使い勝手のいいPCには育ちませんw。
いつものアプリ、といっても壊れたPCは2004年に買った当時に設定して、その時はあったアプリがもうない、なんてことがあります。

 「うぅぅ、超面倒」と言いながら新しいアプリを探す。

面倒、とはいいながら、実は以前から気になっていたアプリなんかがあるので、ある意味、ひそかな楽しみでもあるw。人間って不思議な生き物ですねー(私だけ?)
写真編集 そして、新たにインストールしたアプリに画像加工のがあります。 それで加工した写真が、これ→

ま、加工したってほどではないものの、外側のフェードアウトができて、ちょっとしたカードになんか使えそう。あ、私、去年プリンター壊して使えないんですけどもw(この年賀状時期に♪ 自社プリンタ購入検討中)

他にも面白い加工ができそうなので、ちょっと楽しみになってきた♪ これから少しずつ新しい機能を試してみよう。
他にも面白そうなアプリがないか、調べてみよう♪

「やりなおす」って超面倒で嫌なこと。
でもちょっとした楽しみを見つけられたら、どうでしょ。

それが「やりなおし力」かも♪


段取力 2011年11月28日

仕事の段取り。どんなふうにしてますか?

会議なら、日程・場所・メンバーのセッティングから資料の作成、事前アナウンスなどいろいろありますよね。それらを随時やっていてはうまく進んでいきません。ゴールを見据えて、何が必要かをまずは書き出していくって大事。

一日の仕事の段取りは?

前日、明日やることを書き出しておく、というのもいいかもしれないけど、なかなか前日からはできないことが多いですよね。 朝、会社についたら、何からやるか、必ずやらなくてはならないことについてブレークダウンして、どこまでやるか、段取りを決めて、午前中にはほとんど完了している状況をつくれるといいんでしょうね。午前中になんとか見通しがつけば、午後は楽勝。

朝、上司に「あれやってね」「これやってね」と言われた場合も、まずは優先順位と納期を確認しましょう。
「これだけはやる」って頭の中が整理できたら、OK。段取力って、仕事を効率的にしていくのにとっても大事です。


接近力 2011年11月10日

いま、世界各地のグループ会社から現地人スタッフの中から選りすぐられた人たちが日本にやってきています。一年間の成長を披露しあう場で、それぞれの得意技やノウハウや実績を競う。

日本にいる人たちは、外国人に話しかけるのは躊躇するもの。でも、彼らは、自分から積極的に話しかける。そしてなんとか糸口をつかもうとする。

相手に興味を持つ、だけでなく、まずはキッカケを作る上手さがある。やはり、相手の目を捉えて離さない笑顔がいい。

また、一生懸命日本語を憶えてきて、それを駆使しているところもすごい。もちろん、バリバリに話せる人ばかりじゃない。カタコトであっても、キッカケをつかもうと、チャレンジする。

その「接近力」を実践せねば!と、海外に出向しているしと普段メールで済ませている人たちを見つけては声をかけ、いくつか進んだことがある。メールではながなが書かないと伝わらないことも、お互いの意思を確認しながら合意が短時間で得られた。ちょっといい一日でした。


感謝力 2011年11月8日

「当然」とか「知ってる」とか、そういう感情があると、感謝の気持ちが出にくいもの。たとえば、電車が動いてるのは? 水が出るのは? 食べ物に困らないのは? 会社の給料が毎月振り込まれるのは? 

数え上げればきりがない。いろんな人のつながりが私たちの生活を支えている。

東日本大震災、タイの洪水といった天災が起き、私たちの生活にさまざまな影響と影を落としている。

すべては「当たり前にあったものが、ない」ということに尽きる。

「有難い」は「滅多にないこと」

普段、目にも止めていないこと、必ず助けてもらえると思うこと、それらはすべて甘えに通じる。だから、声に出さなくても、「いままでこうだったから、これからだって、変わらない」と思い込んでいる。リスクなんかおかまいなし。

いつも「有難い」と思っていれば、アンテナも敏感になり、行動が変わる。感謝力をあげて、あらゆることに対面していこうっと。


次につなげる力 2011年10月17日

まったく同じ失敗を繰り返すのはNGですが、ヒューマンエラーはつきもの。「成功するまでやり続けること」が大事だといろんな方が言われます。

ということで、先日、連絡ミスである失敗をしました。気がついてくださった他部門の方がフォローしてくださったので、大きな影響はありませんでした。
その時のお礼メールに、「ご対応いただき、感謝です。いつも○○という方法で対応してるため、☆☆さんにも大変お世話になりました」と書いたところ、「そんなの簡単ですよ」という返事が届きました。

しかも解説付きで。

「できない」と思っていたことが、「できる」んです。

失敗しても、その原因を自分なりに分析して誰かに言ってみると、意外に解決や改善に結びつくものなんですね。自分が困っていること、迷っていること、こうしたいんだということ。それらは言わなきゃ伝わらない。そしていろんな人の知恵やアイディアをもとにより良くしていく。それが相互に行なわれれば、組織力も向上できるし。

ただ、あまり頼りすぎると「何でも聞いてくる」と言われそうなので、「実際こうやってる」とか「ここまでやってみてこの部分が課題です」とか、自分のできたところまでは共有すべきなんでしょうね。

「言ってみる力」とともに、失敗してもそれを「次につなげる力」って、意外に使えそうです。


短所を長所に変える力 2011年10月17日

帰りの電車での出来事。ある部門の若手男子の言葉に、案外、自分が短所だと思っていたことが長所かも、と思えた。

その短所とは、自分が「I'm not OK.」と認識していること。そのせいか、誰かにつっこまれると、自分の方が間違っているのかな、と一瞬考えることができるってこと。

確かに誰かに何かを言われるのは嫌だけど、一旦受け止める力がある、というか。
よくあとから、「あれ? 謝らなくても良かった。自分の方が合ってる」なんてこともあるんですけど。それよりも、自分の不確かさを確かさに変えるステップとしてはいいのかも。

 「あぁ、そう見えるんだ。この視点が抜けてたな」

という気づきがあるし、言っていただけるのが、有難い。自分が書いた文章を直されたりしても自分の場合は「わかりやすくなった」と思えれば、全くといって気にならない。一方、いつも接する人の中には、自分の文章を直されるとプライドを傷つけられる人もいることが最近わかり、結構、ビックリ。そういうもんなんだ。

 「何を言われるかわからないから、気をつけてる」

というのも確かに事前準備という点でいいかもしれない。
でも、本来の事前準備は、上司から怒られることより、価値提供先の視点で仮説を立てて準備をしなければ意味がない。

 怒られないように完璧に。

きっと彼は完ぺき主義者なんでしょう。それはやはり長所でもあり、短所でもある。

数字に弱い、という短所はどんな長所に読み替えられるかなぁ・・・。短所を長所に変える力、これ絶対あると便利だと思うfoxryoでした。


協力をGETする力 2011年10月7日

忙しそうにしていると誰かが助けてくれる。そういう単発な協力ではなく、期限が決まっていてやりきる時に協力を得るには。

何をいつまでにどんな姿にしたいのか、そのためにどんな業務がどんな流れでどのタイミングで発生するのかをブレークダウンできること。

それがまずは重要。

これが明確になっていないと、メンバーは指示されたことしかできない。
つまり全体最適ではなく、部分最適の仕事になる。メンバーが判断に迷う。そして臨機応変に対応できない。

まずは大きく俯瞰して、ブレークダウンすること。積み上げでもいいのかもしれないけど、それだと抜け漏れが生じる。やはり再構築が必要になってくる。

協力をGETするには、目的やビジョンだけでなく、メンバー自身が何をやるのかわかっている、という状態が必要です。そのためにはブレークダウンって重要なんですね。ついつい目の前のことを、しかも突然助けてもらおうとしてしまいがちなfoxryo。相手の目線にたって、気をつけようっと。


やり遂げ力 2011年9月26日

えーっと、ちょっと失敗しました。久々の依頼&確認忘れ。まさにポカ。どうしてだろう。自分で目標を決めて、ここのとこきちんとまわしていた「ハズ」。

しかし、ここで諦めないのがfoxryoのいいところ(?)。自分のこの「なんとかしちゃう力」を過信してはいけないと思いつつ。

 「成功するまでやれば、失敗はない」

結局は、意思の力なのだ。「どうしてもこうしたい」と強く思うこと。そして、周りに目的とやりたいことを伝え、働きかければ、誰かが助けてくれる。

そういう小さな成功パターンを繰り返してきたからかもしれない。

今日も本当なら私が怒られるところなのに、怒りもせず、逆に何とかしようと考えてくださったり。心の中で、「本当に申し訳ない」と思う。

 詰めが甘かったら、詰める。ただそれだけ。
 決めたんだから、やる。ただそれだけ。

明日から、気持ちもあらたにしっかりスケジューリングして、世界中に居る仲間たちにメッセージを届けよう♪


事実をつかむ力 2011年9月11日

昨日の伊那経営フォーラムの基調講演は、書籍「デフレの正体」の著者 藻谷浩介さん。ご講演の中で、戦前の「右肩上がり」の経済について、2015年までの人口動態を交えながら、人口が増えたからではなく、団塊の世代に生まれの人たちが、新しい事業を見つけ、働く場所を作り、経済を発展させてきたという事実をわかりやすく伝えてくださいました(★)。また、「日本は中国、韓国に負けている」という一般論についても、中国、韓国に対して日本は貿易黒字であることを示し、事実を捉える重要性、そして、原因を間違えると打つ手が変わってしまうコワさを指摘されました。

そのあとの伊那市職員の方の地方の交通インフラに関する質問の際の事実のつかみ方もすごかった。
現状を会場の参加者から速やかに調査されたんです。

 「ここ1ヶ月の間に、○○バスに乗った方、手を挙げてください」
 「では、ここ1ヶ月の間に、○○線に乗った方」・・・。

どの年齢層、性別が何人くらい利用されたのか。一目で概算がつかめる。200名ほどの動態調査が数分で完了しました。

人口が減っていく、そのうち、働き手と子どもが○%減り、特に60歳以上の方が○%増えるという統計的数値を知り、どういう手があるのかを質問されたのですけど、「どうしたらいいんだろう」と聞く前に、いま何が起きているのか、それを知るために「事実をつかむ力」というのが重要なんだということを学びました。

★東洋経済インタビュー人口動態で需要が減少、民間が工夫するしかない――藻谷浩介・日本政策投資銀行参事役《デフレ完全解明・インタビュー第5回(全12回)》(1)


価値前提で話せる力 2011年8月27日

仲のいいチームが成果をあげるのではなく、目的を共有し、価値前提で話せるチームが成果をあげる。最近、そう強く思う。

 テンションを高く保って相手に合わせる必要はない。
 相手をおもんぱかって言葉を選ぶ必要はない。

唯一つ、「価値前提」から、伝える。ただし、前回のコラムのように負の感情はいれないで。もちろん、相手と上手くコミュニケーションをとる、というのは重要。でも、自分を捨てて、テンション高く保ったり、相手をおもんぱかるのは違う。価値前提から考え、それはしなくていいのだと、そうしない方法を選ぶこと。
最近は、仲良しチームから価値前提で話せるチームになってきているのかなと後輩のメールから感じて少し嬉しい。自分の意見をしっかり伝える強いチームに♪

そんな自分は、先日、「万協製薬の松浦社長のように明るくいる決意はいずこにっ」とfacebookで弱音を吐く。そしたら、松浦社長ご本人からコメントをいただいた。有難い。

「明るさには、厳しさが、必要。もっとも効果的な方法は、良い人を捨て、誰かを傷つけることです。光には、影がつきもの」

漱石は、晩年に「すみれほど小さき人に生まれたし」という句を詠んでいます。僕には、戻れない道があります。でも、ほかの人も同じとは思っていません。強さを手に入れたひとには、圧倒的な孤独が、待っています。
明るさには厳しさ、強さが必要。その厳しさとは、価値前提でいるってことかもしれない。
怒らない力 2011年8月14日

ビジネスは合理的なゲームのようなもの。怒ってものごとを進めるのは 合理的ではない。よく、「あなたのために怒っている」という人がいるけれど、言っている本人の不安や心配といった感情を解消するために怒っているに過ぎない。
また、感情と論理がセットになってしまうと、論理が崩れるだけ。怒ることで論理が伝わらなくなるのは損。怒りは儲けを生まない。
「銀のさら」などの宅配事業で有名なレストランエクスプレス社長の江見朗さんがおっしゃっていました。
「じゃぁ、ほんとに怒らないの? 怒らずにどうやって伝えればいいの?」
と思いますよね。江見さんはどうされているのか。創業当時、何百枚もの自店のチラシが川に浮かんでいた。アルバイトに任せず自分でチラシを配りました。今はポスティングが面白くなるアイディアが取り入れられていてアルバイトでも積極的に配っています。
最近では、ポスティングが人数不足で出来ていない店舗が売上低迷している報告を受け、「じゃ、お寿司とカレーのチラシを一緒に入れたら。いっそのこと一緒にしちゃうとか」といったアイディアを伝え、皆の前向きな気持ちを引き出していました。

相手が困難な状況にあることを理解し、その状況を良くするための合理的なアイディアを伝える。昔学んだインプロのゲームを思い出す。

要は、過去の出来事をとやかく言ってビジネスが良くなるのであれば、それは効果的なのでしょうが、それよりも目的や売上という目標に向けてなにができるか、なのです。自分に何ができるのか。怒るのではなく、論理的に伝えよう。

●この内容は、カンブリア宮殿の放映内容から考えたことです。
期待を受け取る力 2011年8月8日

モチベーションは自分で高められる? と聞くと、YES!と明るく答える人と、NO・・・と答える人がいる。

その差には、期待を受け取るアンテナみたいなものがあるような気がする。
たとえば、与えられた仕事自体が期待なのだと目の前の仕事に打ち込むとか、厳しいことを言われても、「自分にはこんなことが求められていのか」と思えるとか、アドバイスがもらえなかったら「ここまではできると思われているのか」とか、昇進昇格でその役割にあった責任を果たそうとするとか、いったことです。

上司が勝手な期待を抱いている、とか、やりたくないことであっても、結果的にはそれに真摯に取り組むことで自分の成長につながっていく。であれば、やらないという選択より、やってみる方がいい。やれないんじゃないかと悩んでいる間は何も考えていないのと同じ。やってみてできなければ、何故できなかったのか振り返ればいいし、やれるように周りに相談すればいい。

極論すると、その組織に自分が存在する、という事実が期待されているということ。期待を受け取りながら、周りを巻き込みながら、チャレンジしている人たちに囲まれていると、やっぱり楽しいし、自分もモチベーションが高まる。時には落ち込むけど、みんなの姿を見ながらスパイラルで成長していく組織になれるといいなぁ。


俯瞰する力 2011年8月6日

「力シリーズ48回」。
フジテレビが「韓流推し」というのでtwitterのつぶやきからスポンサー弾圧、デモにまで発展しそうな状況みたい。去年、韓国ドラマのIRISをフジテレビが地上波で放映したとき、テレビ局の価値ってテーマでコラムを書きました。お客様に何を提供するのか。ただ単にビジネスの話です。番組制作の原価は下げたいし、自局で作れないから買う、ヒットさせたいから韓国スターを作り上げ、マーケティングする。日本の下請けの制作会社を買い叩いて番組作るより健康的では。 アニメの制作スタジオだって韓国にあるし。
それに韓流ブームが起きれば、業界全体だってとりあえずしのげる。

政治的な影響? 今日は韓国入りを拒まれた日本の議員さんがいましたね。ただ、テレビくらいで、そこまでの影響があるのか。アメリカのドラマや映画ばかり見ていたときはどうだったんでしょ。

結局は、こんなに盛り上がってしまったのは何故かと考えてみる。
事実と情報は全く別物。事実をもとになんらかの解釈をしたものが情報になって、さらに様々な形になって伝わっていく。NHKの「ためしてがってん」で、骨盤ダイエットの効能がほとんど検証されないものであると放映していました。検証もされないまま、ウケるからと、どんどん情報が垂れ流されている。発信する側だけでなくて、受ける側にも責任がある。

重要なのは、情報の取り扱いの倫理観なのではないでしょうか。言論の自由といってしまえばそれまでだけど、責任の所在がわからない言いっぱなしは違う。事実は何か、どういう意図が付加された情報なのか、様々な観点から俯瞰して、ディテールを考え、責任を持って発信する。人の噂も75日。来年にはすっかり忘れられているんだろうな。


体験から学ぶ力 2011年7月31日

日産のカルロス・ゴーンさん。そのマネジメント力は、自身のビジネス経験、優れた人たちとの交流といったところから学び続け、培われたものでした。マネジメントの本などはあまり読まれないのだそうです。師と呼べる人がいるわけでもない。部下であったときの「こういう支援が欲しかったな」と思ったこと、人であっても、優れた一面に学ぶということを積み重ねてきた。多分、自分の信じることをやり続けてきた方なのだ。

東日本大震災が起きたとき、ゴーンさんはパリにいました。フランス政府が日本からの国外退去を勧告している中、CEOとして、従業員のために日本に戻り、指揮をとられました。それが当然の義務と、よどむこともありません。ゴーンさんが登場する日産の工場のCMも記憶に新しい。

  • マイクロマネジメントはしない
  • マネジメントには矛盾があってはならない
  • 仕事とは“責任”と“タスク”
といった独自の視点を持ちながら、日産を復活させ、この東日本大震災からも、「日産パワー88」を掲げ進んでいく。

こうと決めたらブレない。そして優れた従業員たちに一旦任せたら信じる。それに応える従業員がいる。それらは体験に裏打ちされた意思の強さが引き出しているのだろうな。

詳しくは、日経ビジネスオンラインで(閲覧には、日経のIDとPWが必要です)。なお、本題以外は読みたくない、というタイプの方は2ページ目からご覧くださいませ。

●当コラム初のスクープ?
 「6年後に日産のCEOである確率はかなり低いでしょうね」とゴーン氏
  第100回:超特別版【世界の経営者編】その1
  第101回:超特別版【世界の経営者編】その2
得意技探し力 2011年7月22日

「力シリーズ46」。
一人で何もかもできるわけがない。そんなことわかりきっているのに、ついつい、面倒だからと自分でやろうとしてしまう。ある意味、自立・自律的で、積極的でチャレンジングに見えるかもしれない。でも、本当にそう?

一人で考えて、一人でやりきったら、一人の頭脳で考えたことだけになる。多面的に考えた、といっても所詮、自分が生きてきた中、仕事してきた経験からの範囲だけ。であれば、皆の力を借りて、より目的にあった価値を作れたほうがいい。それが長期的にみて、効率的、かつ効果的。

んでも、みんなの協力が得られない、なぁんて場合がある。チームで仕事をしていくには相手を良く知ること。

どんなことが好きなのか、どんなことが嫌いなのか、どんなことに価値を感じるのか、そんな夢を持っているのか、どんなことは受け入れられないと思うのか、どんな情報を持っているのか、どんなネットワークを持っているのか、どんなことを経験してきたのか、どんなことが外から見た長所なのか、どんな言葉でやる気になるのか、どんな瞬間やタイミングにやる気になるのか・・・。
そして、伝え方も大事。
その人に最適なタイミングで、協力を得たい仕事の目的・価値・目標・プロセス・進捗を伝えて、その人が得意なところで力を発揮していただく。
「こうやって考えて、こんな仮説をたてて進めていたのですが、もっといい方法がありそうな気がして。○○さんの□□な見地から、是非、ご意見ください」
自分が何も考えてなかったり、何もやっていない段階では誰だって助けてくれません。皆で力を合わつつ、お互い気持ちよくいい仕事がしたいですよね♪
即力 2011年6月29日

「力シリーズ45」。
ちょっと面倒だったりすると、「あとでやろう」とTODOリストにはのせても、やれない。やれないのはどうしてだろうと考えると、ひとえに「やる気がない」。
んでは、やる気を起こすにはどうしたらいいのか。こないだ糸井重里さんがほぼ日に書いていらっしゃったことがヒントになる。

「面倒な仕事が2つあるとすると、その2つのうち、簡単な方を選んでやる傾向にある。
 だから、面倒なんだけどどうしてもやらなければならない仕事(A)があった場合、もっと面倒な仕事(B)を自分に課せば、Aを片付けることができる」
同感。私もそういう傾向があります。
でもなかなかもーっと面倒なことを受けるのは嫌だし、考えるのもいや。
であれば、即やるしかない。即やるには別のプレッシャーが必要。たとえば、自分で締切を決めて、相手に連絡しておく、というのはどうだろう。自分だけで締め切りを決めると、ズルズルと伸びてしまうから、誰かに宣言する、っていうのはほどよいプレッシャーになりそう。

なぁんてネガティブなこといってないで、自分の「即力」(すぐやる力)を強化するのが一番いい。そうなると使命感を持って計画的に取り組むことが「即力」を生み出すことになりそう。

あとは余分な思考を取り去るべきなんだろうな。悩まず、考え、どうするか即決める。決めなければどんな些細なことも進んでいかない。即決め、即やる。そして、ハズしたら、次のパターンでやる。社外に対してはなかなかそんなことはできないけど、社内だったら、なんとかなりそう。だいたい誰でも自分への返事は早くもらいたいと思っている。であれば、即返信する、というのは受け取った証であり、コミュニケーションを深める大きなチャンスなんだろうな。
結びつける力 2011年6月5日

「勝手に案をつくっちゃって、すいませんねー。
 僕にはこう見えちゃったんです。
 ○○さんには、味噌作りの講師を、
 ○○さんには、網の修理を、・・・

 そんなプランが頭に浮かんじゃったんです。

 大勢の観光客を受け入れるのではなく、
 少人数や家族で
 皆さんの家に泊めていただいて、
 島のことを知っていただくっ
 ていうのはどうかなって思ったんです。」
コミュニティデザイナー 山崎亮さん。
長崎の五島列島で限界集落といった、地域の活性化に取り組んでいる。地域の人同士、企業と人、行政と人、いろんな人たちをユナイトし(結びつけ)ている。そして山崎さんがいなくても地域の人たちが自主・自律的にできるように、だんだん関りをフェードアウトして地域の人たちができるところを少しずつ増やし、最後は任せる。

その原点にあるのは、そこにいる人たちの、立ち位置、能力、得意技などを見極める力。子どものころ転校を繰り返し、その力は磨かれていたようです。「一番最初に話しかけてくるのは一番の実力者じゃない、とかね」。そう、そうなんです。私も転校は小学校だけで3回しているのでわかります。

そして、それを見極めるために、とにかく相手にあわせて、その話を聴く。
そうして、これまで6世帯しかない島の人たちが一同に集まった。山崎さんの力だ。

そして、冒頭の提案の仕方。一人ひとりが受け入れやすい役割の伝え方がされている。

最後の提案の仕方を除いたところは、自分でも意識しているはずなのに、最近忘れてた。そしてできてなかった。"At your side."でいたいのならそうしなきゃ。自分本位でなく。

●出典:情熱大陸 2011.05.11放映
小さなチャレンジ力 2011年5月26日

昔より、「慮る(おもんぱかる)」ことを減らしています。たぶん。なんかね、最近思うのですが、慮っておらずに、言ってしまえ、っていうことです。性分的に、誰かに何かを言われる前に準備をしておき、相手が欲しい時に情報を出したりするのが好き。潜在ニーズにいかに応えるか、みたいなところです。しかもこれみよがしに、ではなく、言わない美徳、みたいな感じ。古いですね〜。

ただ、慮っている時間がもしかしたらもったいないのかな、と思ったのです。2手も3手も先を読んで、「こうだったら、こう切り返す」とか「こうくるだろうから、やっぱりこのデータにしよう」とかよりも、目的に照らして、自分で決めて伝えればいい。相手に成り代わろうとしたって、どうあがいても自分のことさえ分からないのに相手にしっくり来るソリューションを提案できるわけがない。

てことで、ちょっとチャレンジ。まずは、思ったとおりにやってみる。それで相手から「違うな」といわれたら、「どこに違和感ありますか?」「ここはこういう考えで、こうしました。」「ここまではいいですか?」と確認して変えればいい。

「せっかくこうやったのに」なんて恩着せがましく思う必要がないくらいの精神的負担でものごとを進めていくのが丁度いい。
どんな仕事でも100%はありえない。毎回相手のニーズにマッチした仕事ができるわけがない。いちいち落ち込んでいては仕事にならないし。「悩んでいる間は考えていない、それは思考停止」by大久保さん。
その時、その時で最善を尽くす。脳の筋肉化っていうか。目的実現に対するレスポンスを高めるっていうか。そういう小さなチャレンジ力を発揮したい今日この頃です。


バランス感覚力 2011年5月20日

「力」シリーズ第42回。このところ、うちの会社の経営層と1対1で話す機会がある。一様に感じるのは、プラスとマイナス、両面見ているところ。たとえば、「結果が良くって万々歳」ではなく、「一方、ネガティブな情報はないのか」「改善点はどこか」を必ず確認されている。
そして、誰一人、「これは違うな」と結果を否定する人がいない。普通だったらネガティブな情報は見たくないもの。非常に冷静に受け止めているところがすごい。私だったら、「この結果のここだけは納得がいかない」と口走りそうです。

「この結果は思ったとおりだよ。あの時期、○○のために△△を実施したから、こういう風に表れてきているのだと思うよ。」
とさらっとおっしゃる。
「コメントの裏側には、必ず隠れた状況がある。そこを考える必要がある」
といった発言などもあり、単純に数値の増減だけではなく、日々のコミュニケーションにおいてもプラス、マイナス両面から冷静に捉える懐の深さが非常に重要なのだろうな。 やっぱり経営層ともなると違うものですね。
無理というのは人の心がつくるもの 2011年5月1日

NHKの「江」での秀吉の描かれ方が面白い。
農民の出であった秀吉が関白になるエピソードで、千宗易がひと言、

「無理というのは人の心がつくるもの」

と江に向かって言う。
そして、秀吉は財力と知力を使ってなしえてしまう。自分だけでなく相手が得することをいつも同時に考えているからかもしれない。
そして誰が言ったかよりも、それがどんな内容かを重視し、それが面白いと思えば採用し、実現できるまで、ありとあらゆる手を使い、何度でもトライして諦めない。

そういう屈託のなさが秀吉という人を天下人に近づけたのだろう。

今回の「江」はなんだかホームコメディみたいに描かれている。それでも面白いのは、「昔のこと」という描き方ではなくて、「現代につなげてみたらどうか」みたいな挑戦を感じる。その時代を身近に感じさせる何かがあるような印象。
それぞれの登場人物に興味がわくというか。本当はどうだったんだろうとか、想像の幅が広がっていく。

そこにも「これは昔のことだし、これまでわかっている歴史的事実と違ったらダメ」というような無理をとっぱらっているかのような気がする。うん。いま目の前にあるものを楽しむ、やりたいことを諦めることもない。なんだか元気の出るひと言でした。


新しい視点 2011年4月28日

新しい部門が新設され、部門長が変わる。これまでやっていたことを新しい視点でみていただけるだけでなく、ニュートラルにハッキリ意見を伝えていただける。
それってすごく嬉しい。自転車操業な中、遠まわしに言われていては進まない。今日は、「これまでこうだったなら、まぁ、いいわ。やっといて」とか「僕が責任持つからやりたいようにやっていいよ」とかではなく、「これだと相手が自分はどこをやればいいのかって迷うよ」というカンジでいっていただける。有難い。

“At your side.”ってそういうことだ。グローバルで各地の人たちにも協力していただくってことをメール1本ですまそうとしているのだから、やれるところまではやらなければ。どうやったら伝わるか。皆で一緒に考えながら、新しい視点でやり方を変えていくのは、いま、結構楽しい。


肯定力 2011年4月25日

「力」シリーズ第41回。

あるメッセージを発信したところ、海外グループ会社の経営トップから、

  • グループの一員であるという誇りが、みんなのさらなる成長への 原動力になると思います。
  • きっと従業員も喜んで読むと思います。 これで今年度も計画達成に向けて、更に弾みがつきそうです。
という、とても嬉しいメールをいただきました。
情報発信していることで、なんらかの役割は果たせていると思ってはいたものの、なかなか実感は得られません。もちろんこれはお二人からの感想であって、実際に従業員の皆さんがどのように感じられるかはわかりません。
それでも、時にはこういうメールを素直に受け取り、自分を肯定する力って必要なのかなとふと思いました。
先日の地震後の自分を振り返ってみても、被災していないという罪悪感がどこかにありました。良いことも悪いことも、どちらであっても疑いたくなる。ただ、ネガティブな方向へ思考がいって何かいいことがあるのか。さらに良くなる要素があるのか。

まずは素直に受け止める。良いとか悪いとかを判断しない。事実はそこにあるだけなのだから。 また、さらに良くしていくためによく言われるのは、「強みをさらに強みとしていく」こと。弱みを改善しても平均的な水準にいくまでの努力は並大抵ではないわりに、相手からの評価は高まっていかないもの。チームで強みを磨いてさらに役立つ情報発信をしていこうっと。
ヤマト運輸の被災地支援 2011年4月23日

もともと「クロネコヤマト」びいき。小倉昌男さんの宅配というビジネスモデルを一から創り出した強い思い、そしてドライバーの方たちの「お客様へ必ず届ける」という強い使命感が伝わってくるから。そして、私が震災の混乱の中、茨城へ支援物資を送ることができたのは、ヤマト運輸だったから。

今日、先週のカンブリア宮殿を見ていて、やっぱり宅急便はヤマト運輸にお願いしたい!と思うエピソードがたくさんありました。本社にお伺いを立てることなく、「モノが届かない」という人々の不安を解消すべく、現地の従業員たちが立ち上がる。
他の運送会社だってあるのに、立ち上がって自衛隊と自治体がさばききれない支援物資の在庫管理、配送管理、そして配送を自分たちのノウハウをもって支援したのはヤマト運輸のドライバーさんたちだったのです。お客様の「届けたい」という思いを、まだ瓦礫でいっぱいだったり、海水が引かない地域でも、人が住んでいなさそうな家でも3階まで階段あがったり、避難所の住所が不備でも、探し出して届ける。地域を良く知り、ノウハウを持った彼らだからこそ出来ること。その姿には使命を携えた人の強さと優しさがかもし出されている。

そして、彼らの思いに呼応して、休日を利用してガソリンを届ける被災地外の従業員、被災地外から従業員を支援に向かわせる山内社長。

何故、ヤマト運輸の皆さんはここまでできるのだろう。ただ物を届ける仕事、と捉えていたら、できそうにない。
ヤマト運輸のサイトの被災地支援に、「宅急便ひとつに、希望をひとついれて」というメッセージがある。物を届けているのではなく、人の心を届けている。「自分に何ができるか」を実践するヤマト運輸の皆さん。いつだって、誰だって、それしかできない。実践できるかの鍵は、そこにあるんじゃないかな。


はじめてみる 2011年4月20日

何かを新しく始めるときはちょっとの勇気と覚悟がいる。
その次に難しいのは続けること。そしてその次に難しいのは変えること。

それでもあとの2つは始めなければ起きないこと。当たり前のことだけど、想像しているだけでは何も変わらない。始めてみてわかることがある。

机上の空論であったり、理論を学んで分かったつもりで、「それ知っているから」と言い放っていたり。リアルというのは自分を磨く場。うまくいかなくてもそれを糧にする覚悟を持つこと。

「変えてみたいと思っている」ということだって、口に出してみる。それって自己開示。案外口に出すことが出来ていない場合だってある。まずそこから。「じゃあ、どこをどう変えたいの?」という問いかけが返ってきたら深堀ができる。そこではまだアイディアが固まっていなくても、問いかけられることで、少しずつ明確にしていける。
「こうしたい」が明らかになれば、次は「じゃあ、どうしたらそうできるのか」が考えられる。

「口に出すこと」だって、はじめてみることの一つになる。何も行動だけではない。いままでの考え方もちょっとだけ変えてみるのも、はじめてみることの一つ。

4月になって、新しい組織になって、コミュニケーションも、やりたいことも、変えていきたいなぁ。ちょっとずつ始めてみよう。そこから未来が変わるかもしれない。


エレベーターのどちら側? 2011年4月10日

高島屋の11階の本屋さんに行こうとエレベーターを待っている。打ち合わせの時間もあり、会社に早く戻りたい。でも、ビジネス誌を買ってくるように言われている。

そんな状態でエレベーターの前にいたら、「早く来て!」と思うもの。そうでなくても、エレベーターが何機かあると、どれが一番最初に来るかチェックしてからそのエレベーターの前に立つ。

そして、扉が開いた途端、我先にと乗り込む。降りる人がいる場合は、「早く降りて」と思ってしまう。

では、乗りこんだら、どうなるか。急いでいるから、他の階に止まって欲しくない。できれば、乗り込んでくる人も少人数がいい。

エレベーターのどちら側にいるかで気持ちが変わってしまう。

こないだ、たくさんの人にあるものを提出してくださいとお願いメールを出した。事務局としては、全員に早く書いてもらいたい。でも、提出する方としては、できればやりたくない。自分自身も事務局でなければ、やらないかもしれない。
もっと単純な事例では、社内のウェブサイトに情報発信をする。一生懸命書いた方としては読んでいただきたい。でも読む側としては読みたいと思っていない可能性は高い。

どちら側にいるかで、自分の気持ちさえもいっぺんに変わる。相手の立場にたって、というのは簡単だけど、実はそんなに簡単に想像はできない。

では、どうするか。何故それが必要なのか、と共感できる目的を伝えるとか、読みたい内容にするとか、心理的なハードルを下げるキッカケを作ったりするとか。つまりは、相手とのコミュニケーションを如何にとるかが重要なんですよね。
エレベーターを待つ人をイライラさせないようにする解決策は、あるものをエレベーターホールに置くこと。
「忙しい人たちだから読まない」だろうから主旨を書かずに用件だけにする、というのは、私の選択肢にはない。読みたくなる主旨を書けるよう、エレベーターのどちらにいるのか、常に確認しようっと。


春だし動こう 2011年3月27日

「こうあらねばならない」「言ってあるから、やってくれるはずだった」「簡単なことから手をつける」「コミュニケーションが楽な人とばかりつきあう」・・・

  • 「こうあらねばならない」は、At my side。自分が相手に期待しているだけで、それは相手にとってどうか分からない。相手はどうかを聞いてみる。
  • 「言ってあるから、やってくれるはずだった」は現状できていないわけだから、経緯はいくら聞いても解決にはならない。いまどうすれば最善のことができるか、考える。
  • 「簡単なことから手をつける」では、いつまでたっても面倒だったり難しいことが片付いていかない。まずは何故面倒なのか、どこが難しいのかを洗い出す。
  • 「コミュニケーションが楽な人とばかりつきあう」では、自分の思考の幅を超えられない。面倒なところを乗り越えられると成長が待っている。考えていることがわからなければ自分の分かる言葉で答えてもらえるよう質問すればいい。
ということで、春だから、覚悟を決めて動こう。
未来を描く 2011年3月27日

3月末というのに寒い日が続きます。ベランダから小川の両側に植えられた桜の木に、桜祭りの提灯が町内会の皆さんの手により準備されているのが見える。

季節は巡る。春は来る。新しい日本の形を様々な場所や人が考え始めているような伊吹を感じる。いままでのシステムを温存するうのではなく、どういう日本がいいのか、まずはそこから議論を始め、様々な価値観をもった人たちが一つになれる未来を描き出す。

「そういう日本がいいよね」
「そういう日本に住みたいよね」

方向性が定まるまでは異論がたくさんあるかもしれない。方向性が定まってからも異論が出てくるかもしれない。 それでも議論を尽くして描いた未来があれば、それが軸となり、合致しているかしていないかで判断すれば、結論は自ずと出てくる。

うちの会社も組織変更という変化があった。新しい組織になる、変わる、ということは議論をするきっかけになる。たとえ自分たちにとってマイナスの変化でも、そこから逃げずに克服しようとする力が働く。変化は進化を生み出すエネルギーである。変化を受け入れ、スマートに新しい未来を描く。それがいま一番重要なのだ。


思いやる心 2011年3月20日

「無洗米を送りたいです。送れますか?」

と聞くと、またしてもストップがかかる。
どうしても送りたい私は、「茨城の方は、クロネコヤマトが指定されているから、送れます。ほら、ここに書いてあります」とiphoneの画面を見ていただく。

それでも、「確認します」の一点張り。加えて、「送れたとしても配送は明日になりますよ」とも言われる。

はぁ・・・。店員さんの対応にもどんよりし、hideの機嫌も悪くて、二重苦。

そんなことくらいで心が折れなくてもいいのに、と自分で思うのですが、ネガティブオーラというのは意外に伝わってきて私の気持ちを暗くします。

でも、結果は、違いました。
結局、送ることも出来たし、クロネコヤマトの方も翌日ではなく、すぐに取りにきてくださったのです。
あとから思ったのですが、店員さんもこの1週間、こういうやりとりを幾度となく繰り返して、無力感を味わっていたのかも。私が送りたかった場所では、昨日も震度5くらいの地震があったし。おそらく客である私に対して曖昧なことは言えない、と思ってのことだったのでしょう。

私の方が被害者意識が強くて店員さんを思いやる心がなかったかも。一人ひとりが発する言葉の裏側には、その言葉を発した理由や思いがある。そしてこういう緊急時、みんな誰かの力になりたい、役に立ちたいって思っているものなんですよね。迅速に対応してくださって、本当に有難うございます。


夏祭りの内緒の情報 2011年3月15日

シンクタンク藤原事務所プレゼンツのリーダーシップ研修「夏祭り」。

アメリカのリーダーシップ研修の砂漠ゲームと呼ばれるものに近いのですが、いくつかのチームに分かれて限られた日数で限られた食料、お金、備品でサバイバルを生き残るというシミュレーションゲームです。その中で、ある人だけが手に入れる内緒の情報があります。

それは村長さんから直接こっそりと伝えられます。その情報は、全員に伝えれば全員が生きてゴールできる内容です。さて、あなたならその情報をどう使いますか。

村長さんはそれをどう使うかは指示も提案もしません。まさにあなたのリーダーシップが試されます。チームの勝利を考えたら、その情報はチームメンバーだけと共有した方がいい。お金が欲しければその情報を売ることだってできる。本当にそれでいいのか。


と、今日hideから入手した情報を前に、この「夏祭り」ゲームを思い出しました。内容は、放射能汚染を防げるかもしれないというもの。出典は、キノコ博士のページ

本当なのかってこともあります。「北海道の方は、トロロ昆布を福島に送って!」、「自治体にあるヨウ素剤をみんな服用して!」と思ったりもします。ただ、トロロ昆布やヨウ素剤が急に高騰したり、なくなったりする可能性だってある。

いまは何が正しいのか全くわからない状況。判断するのは判断できる人に任せるべきなのかなとも思いつつ、きっと明日には、つぶやいてしまいそうなfoxryoです。


信じる力 2011年3月7日

「もし間に合わなければ、信頼していますのでオッケーです。」
と海外出張中のある経営トップからメールをいただいた。本来出張前に確認すべきことだったのにもかかわらず、怒りもせず、信頼していただけるとは。テリーさんはじめ、うちの経営トップって本当にいい人ばかり。

メールでのアサーションを以前より意識するようになって、happy-happyな提案ができた、ということもあるのかもしれない。しゃべる時にも端的に話せるようになるといいな。

というのは横道それた、ですね。

武蔵野の小山社長も、経営計画書の策定を部門長に任せられるようになった、万協製薬の松浦社長も、従業員を家族と思い、信じてともに進むようになった。すると組織が変わってくる。

相手を信じる力というのは、「1+1=2」ではない、思いも寄らぬもっと素敵な結果を生み出す。実際、私も前出の経営トップを以前よりもっと信じられると思えるし、信じて任せてくださるなら、それに応えなければと思える。

一方で、私が時々「任せた!」と言っちゃうのって、「勝手にやっておいてね」的に聞こえてたりしちゃってるかなと少し不安になる。実は今日、あるメールが見つからなくて1つ1つチェックしていたら、別件で読み飛ばしていたメールがあるのを発見。うわ、やってしまったわよ。自分のメールは早く読んで対応して欲しいくせに。なんていうか自律的に進めて欲しいこととそうでないことをハッキリ伝える必要があるかも。

ということで、「任せた」というのも理由付きで、「これは○○だから、やってみようか」とか信頼していることを伝えることで違うチームワークが生まれるのかな、と。

自律的に動いていただいたことには感謝をしっかり伝え、信じて最後まで任せる。ついつい口を挟んでしまうというのは、任せていない。信じる力をもっと強く持ち、相手も自分もお互いを信じて、明るく楽しく役に立つ仕事にしたいな。
後から言わない力 2011年2月21日

「力」シリーズ第39回。

会議の後で、

  • あぁ言えばよかった
  • ○○ってどういうこと?
  • あえて反論しなかったけど、あれって□□だよね
なぁんてことが時々起こります。タバコ部屋で「実はね・・・」、トイレ談義で「あのとき、こう言ったけど・・・」、自販機の前で・・・。

確かに、会議の中で、その場で聞くほうがいいことと後でも差し支えないことがあります。それを判断するのは、「会議の目的」。それに照らして必要だと判断したことは口に出す。後出しじゃんけんみたいなことはせずに伝える。

また、本人がいないところでの批判は信義と尊敬から考えると言ってはいけないし、言うのであれば本人に事実を提示して伝えるのがいいのだと思う。事実が違っていれば、認識も変わるもの。言わないで批判とか、聞かなくてわかんない、ではなく、後からでもいいから相手に対峙する。

「いま、ここ」で、やれることをやる。普段から「伝える」癖をつけること。後回しにして放置しない。ついつい放置してしまうんですよね。楽だから。放置=逃げ。逃げることほど簡単なことはないし、逃げ始めると逃げ癖がついてしまう。マイナスループに入る前に、その場で聞く、伝える。

そうあるべきだと思うけど、そうは上手くいかない。そう思うけど、今日読んだメルマガにこんなことが書いてありました。
「90歳の老人にやってみればよかったということはなんですか」と聞いたら、90%の人が同じ答えをした。

 答えは、「もっと冒険すればよかった」
いつもの癖をやめることっていうほんの小さなチャレンジだって怖いけど、思い切って伝えてみたら何かが変わるかも。

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きつねのお仕事
景気が低迷する中、株価を上げ、最近少〜し有名になってきたメーカーの会社員です。 お客様や市場の変化を素早く察知して、その変化に柔軟に対応することのできる「At Your Side」な企業文化を持つ組織作りを後方支援しています。
経営品質協議会認定アセッサー

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