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Foxryo's Note Pad
お仕事きつね 【 きつねのメモ帳 】
ちょっとカフェタイム
〜foxryoが感動したことや、ふと考えたこと、セミナー・講演などからの気づきメモです。〜
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ちょっとCafe time

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+聴く姿勢
+デザイン美の追求
+広がる空想の世界
+目上の人の話
+正しく生きること
+必要は発明の母
+企業のメセナ活動
+ワクワクが結果を生む
+ブラジルより日本
+成長できる
+出会いと別れ
+私へのラブレター
+感動が減った?
+主語のない会話
+花より野菜
+手品機能
+自分が抵抗勢力?
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+顔晴るラーメン屋さん
+まぶたでムンク
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+チームワークの秘訣
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+誰のせい?
+世界共通?
+Lohasなボトル
+気温が一度
+他国に住む
+言い換えの妙
+早起きは三文の得
+還・リング
+松坂屋にて
+イイワケを聴く
+仲がいいのか
+82歳現役
+良い子は?
+ともいき
+「り」を編み出す
+現在も未来も大事
+才だけでは
+便利が進むと
+対応いろいろ
+誇りを感じる瞬間
+カラーバス
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+開店記念日


きつねのお仕事

東海仕事人列伝 2008年8月3日(日)

東海テレビ日曜日12:00からのスタイルプラス。時々見てます。この番組でいつも感動するのが「東海仕事人列伝」のコーナー。弓道の矢師、ぜんまい時計専門の時計師、松坂屋の靴職人、飛騨の酒蔵の杜氏、燕尾服職人などなど。

今日は、中川区にある「焼き」魚屋さん、「魚梅」を取り上げていました。40年前に、「これからは鮮魚じゃなく、パートで働く主婦のために魚を焼く」と決め、以来、日々お客様に喜んでもらえるよう努力されています。
たとえば、「焼き魚の種類は30以上」。なぜそう決めたかというと、「お客様が見て楽しいから」。「値段が安くて、種類が多いってのがいいよね。売れ残るのはしょうがない。お客様が喜んでくれればそれでいい。買う側に立って値段もつけなきゃね。損得ではなく、間違いのない商品を出すってことだよ。」

「お客様が見て楽しいから」という理由で決めたことがもう一つ。それは「目の前で焼く」ということ。マーケティング論でよく言われる「シズル感」を図らずも実践されてます。
時代の先読みをした戦略も「お客様に喜んでいただきたい」その一心から。「魚梅」のご主人 木村さんは72歳。先日の土用の丑の日には、前日から仕込みをはじめ、眠ることも食事をすることもなく、2000本の鰻を主婦のみなさんに提供していました。1時間ほど並ぶのは当たり前なのに、「ここのは本当に美味しいから」といって待つお客さま達が印象的でした。

私達の周りには、信念をもって仕事に取り組んでいる人たちがたくさんいます。そういう方々に日々の生活を支えていただいているんですよね。
東海テレビさん、これからも地域で密かに尊敬されている仕事人をたくさん取り上げてくださいね。そういう方が地域にたくさんいると誇りが持てるし、自分も顔晴(がんば)らなきゃって、元気になれちゃうと思います。

●スタイルプラス バックナンバー(8/3)URL:http://tokai-tv.com/styleplus/new/new/index.html#life


本能 2008年7月30日(水)

今日、中央道のあるサービスエリアですごい瞬間を見ました。
群れをなして低く飛んできたスズメを、山猫がジャンプ&キャッチ! 
一瞬の出来事だったのに、なんだかスローモーションを見ているような気分でした。ほら、転ぶ瞬間とか案外時間を長く感じませんか?

垣根から、なんだか茶色い猫が肩をいからせて登場。そして1羽のスズメを目掛けてジャンプしながら手を伸ばし、スズメを引き寄せると、口でぱくっとくわえました。そのままそそくさとその場を去る猫。きっと野生の猫なんでしょう。 まるでライオンが草食動物を襲うみたいな感じでした。

本能って、すごいなぁと改めて思った一瞬でした。人間の本能も生きること。 ペンフィールドのホムンクルスのように、人間の脳は感覚においても運動においても手に一番使われています。だから、ヒトはモノを創る、という能力に長けているのですよね。

どの世界でも、プロは「その時できたことが、実力」と言います。「いつもできているのに」とか「ああやれば良かった」なんていう言い訳はしない。ただ「準備が不足していた」と言うだけ。自分が必要な情報や技術、能力を高めるための嗅覚を持ち、本質を突き詰め、質的な向上を常に行っている。そして、いつでも同じクオリティが発揮できる、自然に反応できる「本能」にまで昇華させているのが、プロってことなんですよね。


1週間の命 2008年7月27日(日)

35度を超える酷暑に命の限り声を張り上げ続ける蝉。
7日間の命。人間の人生を70年として換算すると、1日は10年。眠ってる時間もある。20時から6時までを睡眠時間とすると、14時間が10年。てことは、1年は84分。
なぁんて考えるのは人間の価値観。蝉はそんなことなんかちっとも考えてやしない。
蝉の姿を探して木の幹や枝を見やると、いつも不思議に思うことがある。

声はすれどもみつからない? 確かにそれもある。 そうではなくて、声のするほうを探し始めると、蝉はその気配を察したかのように、しばし鳴いてから入道雲と青い空のコントラストの中に飛び去ってしまう。そのことが私にとっての不思議。蝉が人間を敵とみなしたのはいつなんだろうと思いを馳せる。それとも私だけを敵だと思っているのだろうか。
たぶん、これは1週間の命を全うするための能力。


聴く姿勢 2008年7月23日(水)

「あなたの価値観、受け止め方、解釈・・・、すべてどこかに置いといてください。そして、これから話す“事実”を最後まで聴いてください。」

これ、先日の講演で鬼丸さんが冒頭に言われたこと。

これを聴いた瞬間、以前、北京オリンピックを前に中国政府が国民のマナーアップを狙ったテレビ広告の動画を見たときのことを思い出しました。そこには、「ありえなーい」と思わず声をあげてしまうほどの、美しいマナーが映し出されていました。

何故、私が「ありえない」と言ってしまったのか。それは私のこれまでの体験から。シンセン、香港、上海、そして台北。「車道を横断する時は運転手と目を合わせてはダメ。こちら(歩行者)が見てるとわかれば、車はつっこんでくるからね」という、周りの人からの忠告と実体験があいまって、“中国の人はこう行動するもの”という思い込みと、それをもとにした“こんなことできるわけないじゃん”という解釈が生まれていたのです。

でも、よく考えてみると、私が知っている事実は中国全体のことではありません。たった4つの都市のことを見ただけで、“中国って・・・”と判断しているのです。中国には23の省、5つの自治区、4つの直轄市、2つの特別行政区があります。都市の数なんて星の数ほどあります。ギョーザ農薬問題も、「1つの企業がやってるんだから、中国の食品加工業すべて信用できない」へと発展してしまいます。推論のハシゴがかかってるんですね。
しかも、途中でなんらかの解釈を入れてしまうと、そこからまたあらたな妄想が生まれる可能性もでてきます。そしてどんどん事実は捻じ曲げられていくことになるんですよね。

「事実をありのまま最後まで聴く」、というのはいかに難しいかってことも学びました。


デザイン美の追求 2008年7月20日(日)

あの「スガキヤ」の新しいラーメンフォークが、ニューヨークの近代美術館(The Museum of Modern Art/MoMA)のコレクションショップ「MoMA Store」で販売されてます。しかも、キッチン用品の部でベストセラーズの堂々3位! すごーい。しかも、「MoMAで扱ってもらえるようなデザインにする」というのがもともとのコンセプトだったそうなんです。
去年の9月にラーメンフォークをリニューアルして、今年5月に「MoMA Store」でも発売。身近にあるものだからこそ、使いやすく、デザイン性を追及するって素敵なことです。しかも、自分達の本業の商品ではなく、食器にもこだわるっていうところも素敵。このラーメンフォーク導入で割箸全廃も狙っています。お客様にとってもちょっとした地球環境への配慮、「ちょボラ」ならぬ、「ちょエコ(?)」がしやすい食器があったらきっと利用します。ちなみに、このラーメンフォーク、店頭でも売ってるらしですよ。こんど食べに行って実物見てみようっと。

それから、日本のお店だけで売ってるのかな、本場NYのMoMAでも売ってるのかなってNYのサイトをみてみたら! Kitchen and Tabletop→Flatware and Serving Pieces の2ページ目にRamen Spoon/Fork12ドルで出てます。しかも、こちらでもBest Sellersの最後のページに載ってるじゃないですか。世界を制するラーメンフォーク、すんごーい♪

うちの商品たちもいつかはこういうところで扱われるようにならないかな。あ、家電製品、扱われないですね。

●表参道のMoMa storeサイトURL:http://www.momastore.jp/
●NYのMoMA storeのサイトURL:ここをクリック


広がる空想の世界 2008年7月14日(月)

「星 新一」さんの世界が、ドラマ仕立て、アニメ仕立てで見られる。

で、今日、放送していたのは、「盗賊会社」、「ごきげん保険」、「薬と夢」。奇想天外でもあるし、身近でコワーイ、ストーリー。「ごきげん保険」は、嫌なことがあるたびに保険会社に電話をするとお金がもらえる。たとえば、女の子から冷たくされたからって、500円とか。そして、ある日・・・。

どう考えても、面白いんですよね。
設定が上手いのか、人の心理を逆手に取るのがうまいのか、私のような単純思考ではとてもあんな文章はかけない。

エレベーターボーイのtukasaちゃん。「有難うございます。何階をご利用ですか?」と毎日毎日、乗客に声を掛ける。「基本は、感謝できるかどうかだね」といって、自信たっぷり。そんなtukasaちゃんは、エレベーターの中からお客様に声を掛ける。目の前のお客様を誰一人乗せることもなく・・・。

あーつまらない! 空想でもなんでもないよー、広がりなんて全くないしー(失礼しました)

ま、やっぱり、自分で作るのは無理なので、amazonで星新一さんの本を買おうっと。小学校の頃を思い出して、久々に読んでみます。

●NHK「星 新一ショートショート」サイトURL:http://www.nhk.or.jp/hoshi-short/


目上の人の話 2008年7月11日(金)

「どうしてあんたはお酒も飲めないのに、おぢさんたちの酔っ払い話につきあえるんだ」

どうしてででしょうねぇ。良くわかりませんが、おぢさま達の応対は生来心得ているようです。ちなみにこの質問をされたのも酔っ払いのおぢさまです。以降、電車の中で「御説御尤も」と聞き流しつつ、時折質問して話を広げ、うんうん頷くこと30分。多分気持ちよーく話していらっしゃったと推察します。

今回(?)のおぢさまのテーマは「ボランティア」。

◆解説: 「学生でもなく、職にも就かず、税金も納めず、海外でボランティアしている人たちは政府がなんとかせにゃならん」だそうです。「職に就かせて年間400万円は最低賃金を支払える社会を実現していかねば、社会保障が破綻する。いまちゃんと働いていて日本でも自立できているっていうんだったら、ボランティア? いいじゃないか。全く問題ない。自立もできてないのに“地震のボランティア”なんてありえないね。一見美談にみえるけど本当はそうじゃない。ボランティアだけでは生活できるはずはないんだから。だいたい、海外でボランティアするなんて、日本に対する感謝が足りん。明治、大正、昭和と我々日本人の諸先輩方の努力がいまの生活を支えているんだ。働きもせず、文句をいうやつは、アフリカで生活してみろと言ってやりたい。1日だって持たないはずだ。云々かんぬん・・・」

そして、家訓3つ。

 「なにがなんでも生きろ、社会に目を向けろ、独自性を持て」

◆解説: 「自殺する人が多い時代だ。いいことばかりじゃないから死んでしまおうと思う人もいるかもしれない、でも代々受け継がれてきた命を自ら絶つことは許されないことなんだ。とにかく、生きろ。2つ目は、誰も一人では生きていけない、親兄弟、親戚のおじさんおばさん、近所の人・・・、自分の周りにある社会に助けられ、守られていることに感謝すること。3つ目は、自分の強みを見つけて伸ばせ。いつ強みが見つかるかわからないが、弱みを見るのではなく強い方をより伸ばしていくこと。そんなことを息子と娘に家訓として伝えているんだ」

こうして今日の酔っ払いは熱く語ったのでした、マル。勉強になるなぁ。
酔っ払いのお話って、こうやって本音が引き出せるから結構好きなのかもしれません。管を巻くタイプはイヤですけどね。


正しく生きること 2008年7月5日(土)

金曜日にさっちゃんが、「“最後の授業”という本を読んでる」って紹介してくれました。解説を聞いても、「そうか、末期がんの人が書いた本なのね。電車の中で読むとヤバそうな本だよね」くらいにしか思ってませんでした。んで、今日、たまたまICPEの鬼澤さんの代表日記を読んでたら、「あれ? “最後の授業”???」。

そして、そこにはyoutubeのリンク紹介が。カーネギーメロン大学のバーチャルリアリティの権威、ランディ・パウシュ教授による最後の授業の実際の動画が見られます。

そこには、人生というながーい目で出来事をみれば、人の可能性は無限大であり、自分の行動すべてが夢(ありたい姿)につながっていくということを私は感じました。

  • 人は誰でも素晴らしい存在。イヤな奴だと思っても、長い目で見るといいところがみえてくる。それを何年かけても待つこと。
  • 「最高の出来だ!」といって相手の成長を止めないこと。「見事だ。だが君達はもっとできるはずだ」と言ってごらん。
  • チーム仲がよいと、作品もいいものができる。
  • 何かを覚えさせるには、なにか別のことをさせるべし。「知らない間に学んでいる」方が身につく。(→一見遠回りだが実はそうではない)
  • 自分の得意なことを行うこと。感謝したり我慢したりすること。つまり、人生を正しく生きること。そうすれば運命が動き出し、夢の方から自分のところにやってくる。準備が必要だよ。
それにしても明るい人です。「病気のことは事実であって、悲観しても変わらない、受け止め方次第だ」、とおっしゃっていました。勉強も仕事も、病気さえも楽しんでいるようにさえ見えました。限りのある時間(人生)の中で、自分の夢をかなえること、と同時に周りにいるたくさんの人の夢をかなえる手助けをすること。一人ひとりがそうやって生きていたら、次の世代にたくさんの価値あるものが残していけるんでしょうね。
この動画を閲覧する技術を開発・提供してくれているyoutubeにも感謝です。

●ランディ・パウシュ教授「最後の授業」※日本語字幕付です(youtubeへ):http://jp.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA

P.S.日本でも「最後の授業」を行った方がいます。↓
●大阪府吹田市の前教育長、延地 和子さん。※asahi.comニュース: http://www.asahi.com/national/update/0308/OSK200803080051.html
必要は発明の母 2008年7月1日(火)

感動の話、ではなくて、感心したお話。
時折、このサイトの検索キーワードに、学生のレポート情報集めっぽいのを見つけることがあります。たとえば、「会社組織の使命」「顧客のニーズを把握する方法」「思考の枠を外す方法」などのキーワードで検索していて、使用ドメインが「@・・・.ac.jp」なんてのがそれにあたります(注:acがつくドメインは教育機関)。
へぇ〜と思っていたところに、今朝、何気なくテレビの特集で、「大学生のレポートにおけるインターネット情報 “コピペ(copy & paste)”の蔓延」を取り上げてました。
で、そこに感心したわけではなく、それに対抗する措置がとられつつある、ということです。なんと、どこかの大学で「レポートのコピペをチェックするソフトが間もなく完成!」するんだそうです。実際見てたら、コピペした部分の色が瞬時に反転。へぇ。検索技術って進化してるぅ。

必要は発明の母、っていうか、いたちごっこというか・・・。テレビの出演者が、「学生は昔から本から丸写しってのがあったじゃないですか。あれとなにが違うんですか?」とおっしゃっていた通りだと思います。それに対してコメンテーターは「本を自力で探しだすところまでは考えているし、読まないと該当箇所は見つけられないし、手で書き写すわけだから記憶にも残るのでは」といい、当の学生さんは「提出しても意味のないレポートはコピペで充分」なぁんていってる。そんなことを言うなんて、学習の意味が理解できてないのかなぁ。ていうか、学ぶ意欲がないのかな。

それにしても、情報がこれだけ溢れていると、情報を見分けて瞬時に選択する技術に長けていく方がむしろいいように思います。であれば、コピペでもいいような気もするし。
ただ、どれが正しい情報なのか、裏づけのある情報なのか、それとも間違った情報なのかとか、情報の解釈の違いによって伝言ゲームのようにどんどん情報はあらぬ方向へ肥大化していったりして、いつしか本当に情報洪水の中に飲み込まれてしまうのかもしれませんね。みなさんは、どんな情報だったら正しいって思いますか?


企業のメセナ活動 2008年6月17日(火)

NECが1997年から継続しているメセナ(芸術文化支援)活動の一つに、「コミュニティコンサート」があります。今回は名古屋。たまたま整理券を入手し、行ってきました。
オーケストラは名フィルだし、ピアノソロは、明和高校在学中の新進ピアニスト北村朋幹さん17歳! 音楽文化の振興とクラシック音楽の普及を目的とするとともに、次世代を支える青少年の育成にもなっている、スゴイ!と感じました。

ただ、「どうして音楽を選んだのかなぁ。」って。

NECさんのサイトをみると、これらのコンサートの運営には従業員の方が参加されている、とのことでしたが、会場でお見かけした募金活動などを行っていたみなさんは、少し元気なさげだったので、よけいそう思ったのかもしれません。

NECさんの「多様性のある豊かな社会づくり」をテーマにした社会貢献活動には、チャリティコンサート、アート教室、ブリッジフェスティバルに囲碁杯、車椅子テニス、盲導犬育成支援などなど、非常に多岐にわたっています。一方で、その他の社会貢献としてあげられているIT講習やおもしろ科学実験教室、ネットでの国際音楽情報サイト"NEC Navigates Japan's Classical Music Artists"の開設は、NECならではだなぁと共感がもてます。結局は(?)、メセナ"mecenat"という言葉が、フランス語で芸術文化支援の意味だから、「音楽」「芸術」ってことなんでしょうね。

企業のメセナ活動って、1990年代に流行りましたよね。いまはあまり「メセナ」って言葉は使われず、「社会貢献」や「CSR」という言葉に置き換わっているように感じます。
NECさんがすごいなと思うのは、そうやって社会のトレンドが動く中で、メセナ活動を継続されている点です。1997年っていうと、96年にNEC半導体事業部(現 NECエレクトロンデバイス)が日本経営品質賞を受賞した翌年。ひょっとすると当時アセスメントの中で社会貢献に対しての課題がでてきたのかもしれませんね。
そしてこの活動を続けていく中で、企業とコミュニティとのつながりや信頼関係なんかが築かれてきているのだと思います。
社会貢献活動というのは、自社の得意技を活かしつつ、長い目で見て、地域との協働を図り、よりよい社会を目指して継続的に行わなければならないなぁと改めて感じました。


ワクワクが結果を生む 2008年6月15日(日)

「一人でも多くの人を元気にしたい」

その思いで居酒屋「てっぺん」を始めた大嶋さん。
心の持ち方をマイナスからプラスにする方法をずぅっと探していました。そして見つけたのが脳をワクワクさせる方法。

脳は4つの機能を持っていて、@パソコンよりすごい機能をもっている。A脳の機能には全く個人差がない。B脳というハードはすごいけど、ソフトに違いがある(ソフトというのは「できる」と「できない」と思う心) Cソフトは切り替えられる。上手くいってる人が成功するのではなく、ワクワクしている人が成功する。

じゃ、ワクワク、心をプラスにするには?

「言葉と動作と表情」、この3つを変えること。言葉って、1秒に120mの速さで脳に伝わるんだそうです。だから言葉をまず変えること。

いいことが起きたから「ありがとう」というのではなく、「ありがとう」と言ってるからいいことが起きるんだそうです。

大きな声で夢を語りあう朝礼や、本気のジャンケンには脳をワクワクさせる効果があるんですね。「できる」って言えば、脳はそのための準備をはじめる。「できない」っていえば、脳はそのための準備をはじめる。どちらを選択するかは自分自身。脳をその気にさせる言葉、使ってみようかなぁ。


ブラジルより日本 2008年6月14日(土)

伊那で出会った人、第三弾。先週土曜の夜、21:05の伊那市駅発に乗り遅れ。たまたま一緒に乗り遅れて行き先が同じおばさんと、待つこと1時間20分。最初は元気だったのですが、次第に吐きそうに気分が悪くなってきた。地方の路線って時刻表をちゃんと調べとかなきゃ、ですね。雪の降る地域で良かった。ホームにも窓のついた待合室があるから。そこに横になりながら、私の気をまぎらわすためにいろんな話をしてくださいました。

最初、なんとなく話し方がなまってるなぁ、方言かなぁと思っていたら、おばさんは、日系ブラジル人の方でした。娘さん夫婦と一緒に日本に来てから4年になるとのこと。お弁当屋さんで毎日8時から21時まで、時には24時までということもあるんだそうです。長時間勤務だなぁ。不当な労働を強いられているのではないかと不安になりましたが、そんなことはないそうです。

「ブラジルにいるより働く場所も給料もいいですよ。そして、ここは景色もいいし。そしてなにより、日本は安全です」

それを聞いてなんだか安心した。それって私の中の愛国心なのかな・・・? 同胞に対する正義感? 不明。

ブラジルでは夜のとばりが降りたら普通の人は外にでることは一切ないそうです。人の生き死にが日常茶飯事なのだということを知りました。
旦那さんが働いていたパン屋さんの次男さんがお店の中で両親の目の前で売上金目当てに刺し殺されたり、隣の家に泥棒が入って家財道具一式盗まれたり、次男さんが友達の家にCD返しに行ってちょっと停めた隙に車を盗まれたり・・・。
それでも、「命をとられなければなんとかなる」といつも思ってきたそうです。

そんなブラジルを離れた理由。それは、旦那さんが4年前に心不全で亡くなったことと、長男さんが立派に横浜の会社で働き続けていること。おばさんには息子さんが二人と娘さんが一人。長男さんは17年前に来日して以来、ずっと同じ会社に勤めているんだそうです。安定した仕事につけていることが日本に対する信頼を深めたようです。長男さんはもうすぐ日本の女性と結婚するんだそうです。めでたい!
それでも、おばさんは「いつかはブラジルに帰る」とおっしゃっていました。なんでかな、って思ったんですけど、貧しくても危なくても、だんなさんのお墓のあるブラジルに帰りたいのだろうな。そんなことをふと後になって思いました。

駒ヶ根までの電車の中でも「横になっていなさい」といって、駅に着いたら起こしてくださいました。本当に温かい心遣いに感謝しています。有難うございました。駅に着いても調子が戻らずじまいで、お名前も聞かずに別れてしまったのが残念です。本当に有難うございました。


成長できる 2008年6月8日(日)

「できちゃった!」の話の続き(まず、ここをクリックして読んでいただけます? でないと話がつながりませんです

今日の伊那JC振り返り会のとき、偶然この話の出所である、加賀屋さんと同じチームになりました。休憩時間にその話をさせていただいたら、なぁんとある秘密を教えていただきました。

あれ、どうしてジャガイモなのかわかる?

あの話はね、「できない」と思い込んでいることが、実は自分で思考の壁を作っているだけだということを知ること、可能性信じる、ということだけじゃないんだ。
だって、ジャガイモじゃなくても、リンゴでもカボチャでもいいと思わない?
こんな優しい加賀屋さんにfoxryoはKYな突っ込み。「リンゴは無理じゃないですかぁ」。
ジャガイモは芽が生えるでしょう?
自分の夢をジャガイモに書いてもらって、ストローで「突き通す」。そうすると「できるかも」って思えるでしょ。そして、そのストローを刺したジャガイモを持ち帰ってもらって植えると、芽が出てどんどん育つんだ。その分、自分も一日一日成長してるんだ、成長できるんだ、って思えるでしょう? これ、新人研修に使うといいよぉ〜。
長期間、プラス思考を保たせてくれるジャガイモ君に感動。
そして、加賀屋さんに感謝、そして、加賀屋さんに引き合わせてくださった伊那フォーラムに感謝です。
出会いと別れ 2008年6月6日(金)

「いつ僕に入れ替わったのがわかったんですか?」

と、今月末で実家の美容院を手伝うために辞めるU野君。
シャンプーの途中で私に気づかれないように後輩を押しのけて代わってました。後輩の子が「シャンプー代わりますね」っていった後、誰に代わったのか、わからなかったのですが、「あぁ、この洗い方って、U野君だ!」と思った瞬間がありました。そしてだんだん確信に変わったので、「で、いつ辞めるの?」って聞いたら、冒頭の言葉が返ってきました。

こんなサプライズをするU野君、いつも「愛ですよー、愛。愛を指先に籠めて洗うんだってー」と後輩に指導してたんですよね。彼と知り合ってからの6年をシャンプーしてもらっている間中、思い出していました。
自分自身のことが大好きで、「お客様への接し方はこうあるべきだ」とか、「こうしたい、ああやってみたい」とか、「将来こういうお店をもちたい」っていう夢とか、悩みとか、彼女のこととか、後輩がたくさん増えていくと、飲みに連れて行ったり・・・。
4年目くらいまでは一番たくさん話をしていたなぁと思います。スタイリスト(一人でお客さんに対応できる)になってからは、補佐につくこともなくなったので、あまり話をすることがなくなって、顔をみると挨拶するくらいになっちゃいました。
店長も、後輩もU野君を頼りにしていて、ちょうど店をまわしていくキーマンって感じになったところでした。3月に彼の同期が一人、やはり実家の美容院を手伝うために辞めたばかり。店のスタッフもみんな寂しいなぁという思いを見せずに、笑顔で送りだそうとしているようでした。
シャンプーしてくれてる時、ちょっとうるうるしそうになってしまいました。出会いがあるから別れがある。別れがあるから出会いがある。U野君ならきっと、新天地でも大きく羽ばたいてくれることでしょう。
U野君、たくさんの楽しい時間を有難う!


わたしへのラブレター 2008年6月2日(月)

最近てれびっこのfoxryo。ふとテレビをつけたら「ようこそ先輩」が始まって、あさのあつこさんという方が出ていました。「バッテリー」という人気野球小説を書いた方だという。
授業では、「わたしへのラブレター」を書くことが最終課題になりました。その過程で13歳の中学生たちが真正面から見つめたくないであろうことを、解きほぐすように引き出していくあさのさんに感動。

最初は、「自分の好きなところを書いてください。」
全員固まって書く手が進まない。そこで、
「折角グループでいるんだから、周りの人に助けてもらってください」
ざわざわと教室の空気が変わる。
そして、ひとしきり、どんなことが出たか聞いてみる。
本音はでない。
「誰のを聞いても同じ感じよね。なんでかな? たぶん、みんなのは、人からみた“イイヒト”像だよね。もう少し本当の自分について考えてみようか」
「じゃぁ、自分の嫌なところ、書いてみよう。
 作文の流れは、まず、自分の嫌いなところ、でも、好きなところ、最後に自分へのメッセージっていう風にまとめてみようか。それでは、一人になって自分のこと、考えてみて」

ここで空気が一転。みんな校内へ散らばり思い思いの場所で一人になって考える。
一通り書けた人から、あさのさんへ見せにいく。あさのさんは生徒達の「そんな簡単に自分の内面をみせてたまるか」っていう気持ちに食い込んでいく。
「それってどういうことかな」
「どうしてこう思ったの? なにかそう思えるできごとがあったの?」
「それはいつのこと?」・・・

生徒達は、自分の嫌なところに向き合って、それでも自分のこういうところは好き、将来はこうなりたいっていう素敵な文章を書き上げていました。それができたのは、あさのさんの、自分を表現するのは楽しいことだということを正面からぶつかって伝えたからじゃないのかなと思いました。
13歳というセンシティブな年頃の子供達だけでなく、本音というのは、綺麗なところじゃなくて、反対側とか裏側からあぶりだしていくのがいいのかもですね。


感動が減った? 2008年5月30日(月)

それとも歳をとった?
どーも感動することに最近出会わないような気がするのですが、果たして本当にそうなのかなぁ。
自分自身の身体がどーして動いてるのかとかいうことにいまさらながらに不思議さを感じているのは感動っていうのではないのかなぁと思ったりもして。

よくテレビで拡大精度の高い顕微鏡だと、人の目で見るとつるつるに見えるものが、実は穴が開いてたり突起がついていたりする。人の皮膚ももっともっと拡大して見たら、穴だらけで究極は透明になっちゃうんじゃないかとか妄想を抱いたりもする。たとえば、スタートレックの転送装置みたいに人の身体を原子レベルまで分解して違う場所に生成するなぁんてことが本当にできるのだとすると、私自身はただの原子の集まりなのにどうしてこうやって動いていて、考えることができて成長し続けているのだろう。
子供には聞えてオトナには聞えない音の波長ってなんだろう。なんか世界は不思議で満ち溢れているのに、たった数十年生きてるだけで「これが常識」「これが法則」「こういう結果が出るに決まっている」って決め付けている。そう思うことに知らず知らずのうちに慣れてしまって、感動が減ってるのかな。
「人は死ぬまで成長する」のであれば、もっと思考を豊かにしないとねと思う。決め付けから豊富なアイディアは浮かばないし、やっぱり感動することで興味を持って細部にこだわることができるって仮説をたててみる。考えることをやめた途端、おそらく成長は止まるのでしょう。
会社と家の往復、電車の中での読書、ネット徘徊・・・その繰り返しだけでは日常がルーチン化されてしまって感動は止まってしまうのかも。

「いつも」とか「あたりまえ」を排除して、「いつも初めて」と思えたら死ぬまで感動を失わないんじゃないかな。感動、カムバーック! っていうか、自分の凝り固まった脳をなんとかすればいいわけですね。実際、このcafeタイムコラムの中に、確実に感動系のものが少なくなってきている気がする。こりゃ、いかんです。来週の伊那フォーラムにかけるしかない、ってことかな。


主語のない会話 2008年5月19日(月)

日本語って便利、なのか不便なのか、どっちかな。どっちもアリ。
以前、私が書いた日本文を英文に翻訳する時、よく翻訳者の方から指摘されたのが「主語はなに?」

ま、そういう日本文を書いていたのでしょう。
私の場合、特に頭の中で考えていることを言葉にすると、いろんなことがスルーされて言葉になったときは結論だけだったりして、なんでそう言ってるのか理解されないことがよくあります。文章の場合、まだマシになりますが、話していると非常に曖昧。ただ、相手によってはそれでも理解してもらえる場合があるので、そういう場面に置かれるとどんどん端折ったしゃべり方をしてしまったりするので始末に負えません。「相手がわかってる」前提ってのはやっぱりズルイですよね。

メールでもhide相手だと主語ナシが格段に多くなります。前提がなくて結論だけとか・・・、何がいいたいかわからなかったりとか。以下、先日送ったメールの抜粋。

先々週のカンブリア宮殿みてたらさー、外食産業向けの加工業者が映って、肉に水分とか食品添加物とかいろんなものを入れて柔らかさと重さを水増ししてるのやってた。

「法律違反じゃない」っていってた。
んで、取材者が「あなたの子供に食べさせられますか?」ときいたら
「食べさせられませんよ」っていってた。

安いお店とかセントラルキッチンのお店には食べに行きたくないなぁと思った。
こんな感じ。だいたいこのあと2、3度やりとりがあります。みなさんには元文が全く理解できないと思ったので、すこーしだけ修正。やっぱ、客観的にわかりにくいですよね・・・。反省m(__)m

え? 理解デキル? さすが読者のみなさま、私の文章に慣れていらっしゃる!
たぶんきっと日本人はみんな曖昧な中で生きてるのだ。ですね? 感じとることができる日本語っていいもんですねぇ。 ←結局、全く反省ナシ。
花より野菜 2008年5月17日(土)

ハーブ大活躍ある大手スーパーの代表者がインタビューで、「最近、消費者は、花より野菜の苗を買う傾向にある。野菜が高いからね」と答えていました。
観葉植物よりも食べられるものを買う。そこには「高い」以外にも要因があると思います。

一番大きいのは、「食の安全」への意識の高まりだと私は思います。自分で作れば、どこ産かも、農薬も気にする必要ないし。自分で作れば手を掛けた分、美味しいと思えるし。それに地震対策だってあるかもしれません。便利になったけれども「備える」という日本古来の生活意識が復活してきたのかもしれません。消費者心理、わかってませんねー。
先々週のカンブリア宮殿で、30年以上も前から、野菜の安全に取り組んできた「大地」という通信販売の経営者が登場していました。
小池栄子さんが「無農薬で安い野菜はできないんですか?」と質問した時、「“安い”という以外にも野菜には価値がある」というようなことをおっしゃっていました。無農薬というだけでは商売は続きません。美味しいから商売が続くのです。そして、そこの商品は1週間に一度宅配されるので、計画的に野菜を使うし、美味しいから外食が減り、1ヶ月の食費が減った、というようなこともおっしゃっていました。
深いなぁ。そうやって社会を変えていきたいとも思っていらっしゃるようでした。こうやって食の安全を真剣に考えて地道に取り組む農家に助成金を出すよう政治が支援すべきだと思います。そうすれば、日本では美味しくて安全な野菜を食べることができます。食料自給率も上がりそうですよね。

今日はベランダのハーブ君たちに食卓に登場してもらいました。パセリのみじん切りをシーチキンに混ぜてさっぱり、トマトにはバジルをのせてイタリアン気分UP。
ここにも食の安全あり?


手品機能 2008年5月15日(木)

久々に「ctrl」キーの便利さを実感。outlookを使うようになってなかなか慣れない毎日を過ごしているのですが、今日ふとした拍子にメールの文字が巨大になっていました。自分でなにをしたのか全く記憶しておらず、「なにか触ったのねぇ。どうやったんだろーいったい」ととりあえずそのメールは送信してwindowが閉じる。で、また新規でメールを書こうとしたら、また同じように文字がでっかい・・・。うーん、こんなに大きいと一行に文字がたくさん打てない・・・。
意を決してhelpを検索。お目当ての答えが結構すぐに見つかりました。答えは・・・そうctrlキーを使った操作だったのです。

ctrlやaltを使ったショートカットキーって便利なのよねー。マウスを使わずにPC操作するのってとっても早いから大好き。「ctrl+c: コピー」に「ctrl+v: 貼り付け」は当たり前。windows世代は知らないだろーなー、この便利さ。

  • ctrl+a: 全てを選択
  • ctrl+x: 切り取り
  • ctrl+z: 元に戻す
  • ctrl+n: 新しいwindowを開く
  • ctrl+f: 検索
  • ctrl+r: 置換
  • alt+tab: windowの移動(自分の見たいwindowまで押し続ける)
  • win+d: デスクトップに開いているwindowすべてを最小化・戻す
てな感じ。
マウスで右クリックして選択しなくても一発OK!
そうしてみると、昔の方がPCを直接的に扱えて面白かったなぁ。microsoftにどんどん慣らされてるんだなぁと思うfoxryoでした。
あ、そうそう、outlookの文字を拡大縮小する操作は、「ctrl+マウスのホイールを動かす」でした〜。あーびっくりした。けど、これ、使えそう。たとえば、今読まれているこのページ。私が文字サイズを設定してないので、拡大縮小します。読みながら、是非試してみてください。
自分が抵抗勢力? 2008年5月7日(水)

DVDの録画保存耐久年数が10年ちょっとで、しかもデジタルデータは修復が不可能ってのをなんかの番組でやってました。んじゃ、VHSテープがどれくらいかっていったらやっぱり10年くらい。でも、修復が可能らしい。新しいものが出てきたときって、メリット、デメリットが想定しきれないことってたくさんありますよね。

うちの会社で新しいグループウエアを導入したところ、どうも慣れない。新しいのに変えなきゃならない理由もとってもよくわかるので、慣れるしかない。新しいのはいままでのより使い勝手が良いところもあるし、良くないとこもある。いま私が使いにくいなぁと思うのは、一つは動作が遅いこと、もう一つは宛先を選ぶのに時間が掛かること。
動作の遅さはメモリーを増設すれば解決しそうなので、あとは自分の使い勝手がいいように表示をカスタマイズするのみ。

こんなたわいもないことでも、新しいものを積極的に受け入れていくことって、結構ハードルが高かったのに自分なりにビックリしました。
導入部門に「これができなくなった、あれができなくなった。どうしたらいいの」と抵抗勢力になってたんですよね。メールやスケジューラって、日々の業務で重要な位置を占めているので知らず知らずのうちに、そうなっていたようです。いけない、いけない。
「できない」ではなく、「どうしたらできるのか」、そう、どーせなら、「このグループウエアって使いやすい!」と思えるくらいにマスターしようっと。


今昔コラボ 2008年5月5日(月)

偶然立ち寄った豊田市の美術館の常設特別展、私的にイケてます。美術館側の演出のしかたも、フジイフランソワさんの個性を引き出し、コラボされているのがわかります。途中に畳が敷かれていてそこで絵を観るところもあるんですよ。普通美術館の展示室に畳、置かないでしょ。

さて、このフジイフランソワさんなる方、初めて知りました。私の好きな江戸の絵師、若冲さんなどの絵の一部を映して(あえてこの映すを使います)、そう、今とコラボしているんです。画材にエンジンオイルやルイボスティーなどを使って日本画らしさを再現してるのもすごいなーと思います。鮮やかな色彩もお手の物。そして、そこには・・・。
百聞は一見にしかず。豊田市美術館は建物のデザインもとてもカッコイイです。さすがトヨタ様。
そうそう、私のお気に入りは、若冲さんの鳥の緑にワニがうまくコーディネートされていたのと、もう一つは、柳が描かれているかと思いきや、葉っぱはすべてカエルだったりするんです。イヤー楽しめます、まじで。6月27日までですよー。

●豊田市美術館URL:http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2008/temporary/000004_st.html


顔晴るラーメン屋さん 2008年4月29日(火)

顔晴ってお作りします
「いい店作りと、元気溢れるスタッフです。
一花咲かせられるよう顔晴ってお作りします」
これ、あるラーメン屋さんでhideが見つけた張り紙。勝手に「顔晴る」実行委員会 会長を名乗るfoxryoとしては、やはり見逃せません。
お店に入るときから、「顔晴る」気を感じていました。戸が笑うっていう感じ。長久手の図書館通りは、文化洋食店をはじめ、いろんな食べ物屋さんが出店しています。数ある中から、hideが「ここがいい」と選んだのも、きっとそういう気を感じたのではと思います。
駐車場もいっぱいだし、お店の入り口で待ってる人も何人かいたので、当分待つのかなぁと思っていたら、スタッフがにこやかに声を掛けてくれて手早く案内してくれました。

顔晴ってお作りします 「何名ですか?」
 「2名です」
 「カウンターならすぐ入れます。
  カウンターでもよろしいですか?」
 「もちろん!」

なんか、すごくスムーズ。すごく爽やか。こちらまで元気に答えてしまいました。
ラーメンが出てくる間にスタッフのお客様とのやり取りやスタッフ同士の声掛けを聞いていたんですけど、とっても楽しい。
入り口で順番を待ってるお客様にはタイミングを見計らって注文を聞いていたり、スタッフ同士で注文の確認も復唱しつつしっかり行っていました。業務連絡+笑いをヒトコト付け加える、みたいな。どんな会話だったか忘れましたが、その受け答えが面白くて、思わず笑ってしまいました。
お客様は家族連れが結構多かったように思います。美味しく、明るく、楽しく、元気に、みたいな感じ。まさに「顔晴る」ラーメン屋さん!

気になるお味は・・・? 細麺で醤油味の鶏がらスープに背油入り。一味唐辛子が結構ピリッときます。また、自分の好みに合わせて麺の固さや背油の量などを選べます。あ、そうそう、1つ選べないものがありました。

「情熱: 抜けません! 」

流石!

●来来亭URL:http://www.rairaitei.co.jp/index2.html


まぶたでムンク 2008年4月12日(土)

んまー! 思わず手を両ほほにあてムンクの叫び状態。
まぶたのたるみが、

  • 目の下のぷっくり
  • 顔のほうれい線(口の横の線)がくっきり
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 腰痛
  • 不眠
  • うつ
  • 姿勢の悪さ
を引き起こすんですって。まぁ、24時間寝ていいといわれたら多分問題なくできるfoxryoとしてはそう関係ないのかもしれないなーと思いならがみてたんですけどね、ムンクになっちゃいました。

まぶたにはミュラー筋というのがついてて、これがとっても大事な役割を果たしているんです。
基本的にはまぶたの開け閉めをしているのですが、この筋肉が疲れると頭の後方や肩の筋肉まで負荷がかかり、頭痛、肩こり、姿勢の悪さを引き起こします。
また、この筋肉は、まぶたの開け閉めだけでなく自律神経をon/offするスイッチの役目をしています。この筋肉が伸びきったりすると、まぶたを開けるために頑張りすぎ、自律神経がonになったままになってしまうんです。そうなると身体が休まることがないので不眠、うつを引き起こすことになります。

ミュラー筋恐るべし。じゃ、どうすんの?ってことですが、まずはまぶたがたるんでないかチェック。
目をぎゅっと閉じた時と、目を閉じたまま力を抜いたときの眉毛の位置移動分が大きければ大きいほどまぶたはたるんでいます。そしてまぶたがたるんでるとミュラー筋が目を開けるために頑張らなければなりません。

ただ、今たるんでないからっていっても、いつたるむかもわかんないし、なるべくミュラー筋を休ませるようにするってことが大事です。どうやって休めるかっていうと、ディスプレイは目を上げてみないで本を読むくらいの伏せ目加減で見る、眠る時は下を見ながら眠る、ってのがいいようです。それからミュラー筋がやせ細らないいように目はこすらないことも大事なんですって。わたし、結構ガシガシ目をこするので今後は注意しようと思いますです。
それから、顔のむくみを解消するリンパマッサージ。肩と首筋のリンパを整えれば顔のむくみが解消するそうです。これ、やってみるとものすごくスッキリします。まぶたはたるんでないのに、いつも肩こりだって美容院で言われるfoxryo。毎日やってみよーっと。
それにしても人の身体というのは全部つながっているんですね(当たり前!)。

●ためしてガッテンNHKサイト: http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2008q2/20080402.html
本日の営業終了 2008年4月11日(金)

20時過ぎ、ある国際郵便会社に折り返し電話をしようとしたら、「本日の営業は終了しました」というアナウンス。でもどうしてもインボイスを書き直していただきたい・・・。
名古屋の営業所の電話とフリーダイヤルはアウト。インターネットのイエローページで名古屋以外の営業所の電話番号を検索し、東京ならきっとどこかつながるだろうと、上から順にかけていく。5つ目で目出度くつながりましたぁ。

その電話番号の部門は国際郵便業務ではまったくないところだったのですが、急用で困っていることを伝えると、折り返し名古屋の担当者から電話をすることを約束し、最後に「私、○○がお受けしました」と非常に丁寧に応対いただきました。マニュアル通りって感じ。落ち着いた年配の男性の声でしたがきっと私のように突撃電話を掛けてくる人がいるんでしょうね。

暫くして名古屋の営業所から電話があり、無事解決。とはいうものの、時間外の電話番号は結局教えてもらえませんでした。「定時以降は折り返し自分達から電話を掛ける」というルールが徹底されているんでしょうね。お客様からの電話が掛かりっぱなしでは、作業が進まないんでしょう。「緊急連絡先」なんて電話番号を載せたらすごいことになるだろうし。本当に緊急な要件であれば私みたいに諦めずにアクセスするからいいんでしょうね。でもそうかなぁ。お客視点で考えたらどういうのがいいのかなぁ。今回の一件で、ふと銀行のサービスを思い出しました。業界一律でこういう対応してるのかもしれないですね。


制限のある楽しさ 2008年4月7日(月)

天気のいい土曜日。1000円札をポケットに入れて桜並木を歩く。そう、目的地は「おかしのもりや」。もちろん桜もキレイだけど、1000円で何を買おうかなーって遠足気分。

「あれとこれと・・・、あーでもカバヤのチョコレート買っちゃうといっぺんに300円いっちゃうしなー」

そんなことでワクワクできる私はちょっとコワい? お店に到着すると、最近覚えたインド式計算法で10円単位を四捨五入しながらお菓子を入れていく。「あ、もう1000円超えた・・・」

この1000円超えてからが楽しいんですよねー。どれを残してどれを戻すか。選択と集中! あ、ちがった。選択だけだった。
しかも普段から我慢せずお菓子の大人買いをしてるので、このせめぎ合いがなかなか切なくて心地いい。
甘いお菓子と辛いお菓子のバランス、和菓子vs洋菓子のバランス、お菓子単体のコストパフォーマンスなど、いろんな観点から帳尻を合わせたところで、ふと宴会で余った180円分の飴を買う約束を思い出す・・・。んー、どうしよう。今日は1000円しかないんだし、飴は来週にしようか。でも3月の始めにあった宴会なのにいまだに買ってないってのも自分的にどうよ。思い出したんだから後回しはいけません、という天使的結論に達し、お菓子を1つ諦め、飴を購入。この飴を買うにも、また一波乱。高級飴を1つ買うか、それとも格安のを2種類買うか・・・。foxryoともあろうものが美味しくないお菓子を会社にもってったら後ろ指を差される・・・とかいろんなことがアタマをよぎります。そんなこんなで普段10分もいないお菓子屋さんに20分くらいうろうろとしてたんじゃないでしょうか。最終的に970円(^^)/

いやーお菓子買うにも一大スペクタクルが繰り広げられます。その分、お店にいる時間が長くなるんですけどね。制限があることが却って思考を広げ、楽しさも増すことにもなるんですよね。てことは、「時間がない」といわず、「時間がないから何に絞るか」に気持ちをきりかえなきゃですね。


チームワークの秘訣 2008年4月5日(土)

TBS、講談社のドラマ原作大賞。「被取締役新入社員」(とりしまられやくしんにゅうしゃいん)。面白かった。
心理学をかじった広告会社の会長の道楽で、「みんなのストレスのはけ口になって、売上対前年比20%UP!」という使命を帯び、「羽ケ口」という苗字まで拝命する・・・。なんでもドジをする羽ケ口君に最初はみんな呆れ、そのうち悪口をいいあうというコミュニケーションが、プライドが高く話もしなかったメンバー達の間に生まれます。そして次第に部長が腹を割ってリーダーとしての統率力を発揮しはじめる・・・。ドラマなので現実じゃないですけど、チームワークを良くしていく秘訣ってなんだろうなーって思っちゃいました。

リーダーの存在は大きいし。協力しあう雰囲気があることも大事ですよね。そういうものをつくりだすのはなんでしょう。仲良しクラブを作るわけじゃないんだし、やっぱりその仕事のやりがいや楽しさを共有することかな。そのための普段のコミュニケーションが大切ですよね。でも、チームワークは一朝一夕ではできないし・・・。そうなると、なにか大きなことをそれぞれの力を出し合って一つひとつ乗り越えていくことかな。それを積み重ねていくことでチームとしての力を発揮できるようになるかな。

このドラマが面白かったとこは、それだけじゃないんですよ。羽ケ口君が任務を果たすため、失敗しようとやっていることが大成功を収めたり、大成功が続くとちょっと自信なさげだけど高ビーになってみたり。どんな人でも浮き沈みがあるってのを面白可笑しく描いてます。原作本も買って読んでみよーっと。え? TBSと講談社の狙い通り??? はっはっは。次回の応募は10月まで。トライしたりして。


サスティナブルは 2008年3月31日(月)

ビジネスになる。イギリスではいま、海のエコラベルといわれる「MSC(The Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)」で売上を伸ばしているスーパーストアやサンドイッチショップなどが増えているそうです。
その背景にはイギリスの消費者が、「サスティナブル(持続可能性)」という言葉に敏感になっているということがあるようです。
MSCではトレーサビリティはもちろん、絶滅危惧種の違法漁業ではないかなど、原則と基準に従って認定されたものに認証マークをつけています。特に魚に対してはイギリスではほとんどが輸入に頼っている状況なので、世界で漁獲量が減ってきていることもあいまって、MSCマークのついた「サスティナブルな魚だけを積極的に買う」という人たちが増えているんです。マークがついたことで差別化につながっているんですね。
「ISO14001を取得していないと取引しない」という数年前のヨーロッパの風潮を少し思い出します。それが当たり前化してしまえばブランドにもならないのでしょうが、このMSCはこれから普及していきそうな気配ですから、多少高くても買うでしょうし、消費量が増えるのは確実です。こうしたお客様の声から、ビジネスモデルがサスティナブルへとシフトしていくんでしょうね。
水産資源が豊富な日本ではあまりピンとこないような気もします。 いずれにしてもグローバルで「持続可能性」を考えた社会へと動いてきているなということを実感します。


誰のせい? 2008年3月30日(日)

「申し訳ありません。運転手が伝票をよく見ていなかったようで・・・」
金曜日の晩、母から電話があり、「明日の14:00から16:00の間に届くように指定して宅配便送ったから。でもね、運送会社いつものとこじゃなくて別のでね、伝票も後からお届けしますといわれたのに持ってきもしないのよ。とにかくその時間は居てちょうだいね。」

そういわれたら家にいるしかないので、天気いいし桜キレイなのに自宅待機。17時を過ぎても一向に荷物が届かないので母に電話。母が運送会社に電話して17:40くらいに荷物到着。
その時の言葉が上の台詞。なんか違和感。
お詫びして理由を言ってるからいいじゃないと思うかもしれませんが、「私は運転手じゃないんですが、急いで届けてあげました。あくまで私のせいじゃないんですよ、ごめんなさいね」みたいな感じに受け取れました。そんなこという人になにを言ってもむだでしょうし、普通に受け取り。

じゃぁ、どう言ったらいいのか。私は、「このたびは当社の不手際で大変ご迷惑をお掛けしました」でいいと思うんです。理由を聞かれたら「連絡が不行き届きで・・・」でいいし。だって、運転手さんだけが悪いんじゃなくて、会社の責任ですよね。事務所の人が伝票渡す時に「これ指定時刻に届けてね」とヒトコト言ったっていいんだし。普段から上の人が「時刻指定は最優先」と言ってればこんなことは起きないだろうし。「お客様が指定した時刻に絶対届ける」という会社の仕組みがないんじゃないの?と思ってしまいます。
こんなん貼ってあったのに・・・受けたなら指定時刻に届けるのが当たり前です。今回の母のように依頼者が相手先に届く時間を連絡していたら余計にクレームになる出来事ですよね。届けるのがムリであれば伝票を受けた時点で代案をだせばいいと思います。

届けてくれた人の行動で、もう1つどーなんだろうと思ったことがあります。「同じマンション内でお届けものがあり、そちらをお届けしてから伺います」と電話してきたこと。私だったら、待ちぼうけさせてるところに先に行きます。うちのマンションはオートロックなので、車にまた戻るのが面倒だったんでしょうね・・・。多分、運転手さんに「どーせそのマンションにいくんだったら、この荷物も一緒に届けて」とかいわれたんでしょうね。そういう会社なんだと思いました。

ここの運送会社はいつもいろんなことがあります。天地無用と指定されているのに横にされて中身が大変なことになったり、届いたお花が水浸しですぐだめになっちゃったり・・・。母から運送会社の名前を聞いたときからやな予感してたし。「またか」って感じ。しかも仲間のせいにする。
やっぱり宅配便はヤマト運輸さんに限ります。時刻は守るし、仕事は丁寧。信頼され、「選ばれる」企業でありたいですね。
世界共通? 2008年3月28日(金)

A:「この長期休暇はどこにいってたの?」
B:「南フランス」
C:「ポルトガル」
A:「みんな暖かい所にいくよねぇ」
B:「じゃ、君はどこに行ったの?」
A:「ストーンヘンジに湖水地方」
C:「へぇ、そんなとこいってたんだ・・・」
Aさん、Bさん、Cさんはロンドンに住んでいます。
そして、Aさんは日本人、BさんとCさんはイギリス人です。

Aさんから見たら、「折角素晴らしい遺跡や景色があるのに、イギリス人はこぞって外国へ行くんだ」
Bさん、Cさんから見たら「長期休暇に気候のいいところにいかないなんてもったいない」

って感じです。
どこの国でも多くの人が「自分とこより、他がいい」と思うものなんですね。自分は後回し。I'm not OK, You are OK.っていうか。
イギリスの場合は日照時間が少なく曇りがちなので、バカンスには太陽が輝く土地に出掛ける人が多いという気象条件的なものもかなり大きい理由にはなってますけどね。

Aさんも、もし日本に居たらそうなんだと思います。実際、日本でも長期休暇となると海外に旅行に出かける人が多いですし、もっといっちゃうと、名古屋の人は名古屋のテレビ塔にはいかないけど東京タワーには行くし、名古屋城には行かないけど白鷺城には行く・・・てな感じ。
つまり、もう一つには「自分に対する甘え(?)」があるんですよね。「いつでもいける」、「いつでもある」と思ってる。こういう心理は世界共通なようです。


結局、灯台下暗し。
「自分の会社より他社の方がいい」てのもそう。他の人から見たら自分の方が良く見えてる。自分自身や周りをよく見てみれば、いいところが沢山ある。見ようとすればいろんなことが見えてくる。ひょっとすると、とってももったいないことを毎日してるのかもしれませんね。
Lohasなボトル 2008年3月17日(月)

最近、thermo mug(サーモマグ)を職場で使ってます。ステンレス製なので保温もでき、しかもオシャレ。
実はこれを使い始めてから、「紙コップ選択式の自動販売機」が欲しいなと思ってるfoxryoです。自販機製造会社さん、宜しくお願いします。どういうのかっていうと、カップが必要な時はカップのボタンを押し、MYカップがあるときはコーヒーやジュースがそのままMYカップに注がれる・・・。いいなぁ。ecoな気分になれますよね。簡単に作れそうなんだけど。それをしない理由はひょっとして私のようなヒトがいるから? MYカップ持ってないのに、紙カップボタンを押し忘れ・・・・。ありそうでコワイ。
でもこれ、ビジネスになりそうだけど。企業用に開発して、「昨年同月に比べますと、これだけ紙コップ使用量が減少していますから、その分、廃棄物削減に寄与してます。」とか「購入量から試算しますと、MYカップ率がこれだけ上昇してます」とか、社内のエコ度合いが測れますよね。大学用ってのもいいかもしれません。

さて、随分話が逸れましたが、サーモマグを超えるものを発見! でも既に3色のうち1色は売り切れ。
それはボトル型急須「TEAPOT BOTTLE with strainer」!

これがあったら、ペットボトルいらないじゃん。オシャレだし、持ちやすそうだし、水出しでもお湯出しでも可だし。欲しいなぁ。
これを開発したのは「ペットボトルより美味しくて、急須より手軽に美味しいお茶を飲んで欲しい」という静岡市の「マルヒデ岩崎製茶」さん。葵区だ。どこかなぁ〜。安西小学校の近くだなぁ。しかも、従業員5人だー。
素材はABS樹脂だから保温機能がないのがちょっと残念かな。

最近、MYエコバッグ、MY箸、MYカップ、MYどんぶり(映画「うどん」で出てましたよね)・・・。こーなったら、キャンプ仕様でいろいろ持ち運べばいいのかな??? 辛くない、オシャレなエコなら、女性は大歓迎。カッコカワイイセットがあると売れると思うな(たぶん・・・)。


気温が一度 2008年3月15日(土)

平均気温が一度高くなると作物が変わる−

柑橘類の産地といえば、なんてったって四国。平均気温が一度上昇し、宇和島で栽培されている温州ミカンがうまく育たなくなってきているそうです。最近では実と皮の間に空気が入ったり、実が成熟しなかったり・・・。危機感を持ったミカン研究所の所長さんは、宇和島と同じような気温で育つ柑橘類を探しだしました。
それはなんとイタリアのシチリア島で生産されているブラッドオレンジ!  8年間から研究を重ね、昨年から本格的に出荷が始まっている模様。わぉ!これから私の好きなブラッドオレンジジュースが日本でたくさん出回る??? シチリアでも温暖化の影響はでていて、だんだん品質の良いオレンジができなくなっているそうです。
一方で、気温が一度高くなって嬉しい場所もあります。新潟で温州みかんが生産とれるようになったんですって。北海道ではサツマイモの生産をしてる人もいるそうです。

地球温暖化で生態系が北上していくんですね。

  • 気温が一度高くなると、ビールの消費量が大瓶で100万本増加
  • 気温が一度高くなると、電力需要は日本だけで170万キロワット増加
  • 気温が一度高くなると、音速が約0.6m速くなる(そうです)
ちょっとググっただけでも気温が生活に影響を及ぼすことがわかってきます。人為的な温暖化なのだったら、自然をうまく利用できるような技術を開発できるといいのに。
もし、エアコンを使わない生活に戻るといいのだとしたら、たとえば、冬は人々の活動時間を10:00−16:00に、夏は7:00-13:00と5時間勤務(休憩1時間)にして、春秋にしっかり働く、なーんてね。「日本発」でこんなことやったらきっと世界中にインパクトを与えるのでは??? 

ちょっと話がそれましたが、どんなことでも、イイ面もあれば、ワルイ面もある。それをどうするか。知恵を絞れるのはヒトだけなんでしょうね。
他国に住む 2008年3月5日(水)

イギリス帰りのわが社のイチローさんから聞いた話。たまたまM&Aについての話をしていたら、「そういえばさ、M&Aじゃないんだけどさ、イギリス政府がこんな面白い取り組みをやってたんだよね」と話始めました。

政府の仕事の一部を“誰かこの仕事やりませんか〜”と民間に募集をかけて、手を上げた企業に任せる。そして、それまで政府でその仕事に携わっていた人たちは任された企業に異動する。そうすることで、どんどん政府を小さくして構造改革を進めてきたんだよ。もし、受け入れ企業で人材が充分足りている場合は、イギリス国内で急成長している分野でかつ人出不足な仕事に移ってもらうんだよ。そうすることで、経済の活性化を進めてきたわけだ。
たとえば、ある市が都市計画を立て終り、“実行は誰かやってくれませんか?”というと、隣の市が手をあげて“ついでにうちの都市計画部門でやりますわ”っていう感じ。
ベンチを買ったり、公園を作ったりといったように、同じ仕事を多くの人数をかけてやるのではなくて、シェアードサービスをしていくことによって効率が上がるし、大量に注文するからコストダウンもできるってことなんだよね。

これは「イギリス病」と言われていた頃のサッチャー政権下の話で、こうやって改革を行ったからこそ、イギリスは復活してきたんだよ。
それにこのやり方はEU指令でヨーロッパ各国に出されていたんだけど、それを実行に移すか移さないかはその国の政府次第だったんだ。実行に移したのはサッチャーさんだけだった、ってことさ。
いまでもイギリスは間接部門にリーン生産方式の考え方を取り入れて効率を追求してるんだよ。
これを聞いて、他国に何年も住むと、最初のうちは日本との違いを漠然と意識するだけだろうけど、地域やビジネスでの接点が広がり、次第に政治や経済の流れについてまで意識するようになるのだと思いました。生活をするってそういうことですもんね。他国から日本を見る、日本から他国を見る。その景色を知ることで、見方が随分変わるでしょうね。
言い換えの妙 2008年2月28日(木)

「ちょうちょ、押してちょうだい」

エレベーターでお母さんが小さな女の子に言ってました。
「あ、チョー!」、いや、失礼しました。蝶々、ですね。ていうか、それくらい私にはこの表現がショーゲキテキだったんです。

うちのエレベータの「開閉ボタン」は文字ではなく、図。横を向いた三角形2つで表示されています。なので、「ちょうちょ」は「閉まる」をあらわすわけですね。 「開く」は、おそらく「ダイヤ」でしょう(違う?)。私は良くどっちが開けるでどっちが閉めるなのかって判断に迷います。親子連れやお年寄りと一緒になると、「開」を押して開けとこうと思うのに、思わず「閉」を押したりして・・・・(図の場合ですからね! 漢字だったら大丈夫です! 自己防衛)。ま、これはあわてモノの性格がいけないんですけどね。
で、このお母さんの「ちょうちょ」を聞いてから、私の脳の中では「ちょうちょ=閉める」という数式が成り立っています。

ところで、これ、女の子だから「ちょうちょ」と「ダイヤ」でわかりやすいし、可愛いけど、男の子だったらどう言い換えるとわかりやすいのでしょう???? なんかのマーク、とか???

と思って誰かいい答えを持ってないかなとググってみたら、エレベータの開閉ボタンについてのコラムとかブログって意外と多いです。てことは、みんな困ってるんですね。それとシンドラー社製の事故もあったし、日常的に使うものだから多いのかもしれません。

ちょっと話がずれましたが、「言い換えが上手いと、伝わりやすくなる」って、私にとっては重要なポイントです。ヒトコトで子供にもわかるように言える、それってすごいことだと思います。言い換え上手くなって、いろんなこと伝えられるよう顔晴ろっと。


早起きは三文の得 2008年2月20日(水)

こないだ「探偵ナイトスクープ」で小学生の女の子の「“早起きは三文の得”って具体的になにが得なんですか?」という疑問に、「三問の得」といって前日7問答えさせて、翌朝早く起こして三問答えさせていました。かわいそうに・・・。と話が大脱線。

今日、「ゼロの日」だったので、生まれて初めて交通安全の緑の旗を持って、会社の前で「立哨」しました。宵っ張りで朝の弱いfoxryo。前日、私に決まったことを知った部長から「えっ?! 大丈夫か?!」と思わず言わせたくらいです・・・。
さて、「立哨」とは、「その位置を動かずに監視・警戒にあたること」(大辞林 第二版)。
「ゼロの日」には必ず見ているはずなのに、やり方がわからない。とりあえず、指定の黄色の帽子に腕章、ジャンパーに旗というセットを装着し、立哨予定地に到着。
それから約30分の間にいろんな新発見がありました。

  • 地域の人たちとの協働作業
    地域住民の方が立哨されていて、「あんた、8:30からか?」と聞かれ、「はい」と答えると、他の場所に立っていたみなさんも引き上げていかれました。うちの会社は8:30〜8:55まで。自分のことしか理解していませんでしたが、地域の方との協働作業だったんですね。
  • 信号が変わるタイミング
    交差点の真ん中に、警察官の方が立っていて、信号が赤になって右折信号がでると笛を8回鳴らします。すると信号が青に変わります。これも初めて知りました。今度から数えながら歩き始めようっと。
  • シートベルト着用率は90%
    10台のうち、9台は着用していました
  • 輸入車は10台に1台
    これ、意外と少なくてびっくり。20台中、ベンツとミニだったかな。朝だしね?
  • 名古屋ナンバーは10台のうち9台
    1台は大抵「三河」ナンバー。1号線はうちの会社の手前で神宮前方面に曲がって行くので殆どいないんですね、きっと。
  • 商用車は10台に3台
    さすが朝ですね。
  • 汚れが目立つ車は10台に4台
    これは走り去る車なので信憑性は低いです。
  • 女性運転手は10台に2台
    意外と女性少ないですね。
  • 停車時に横断歩道に侵入した車、10台に0.5台
    警察官がいるのに、結構、停止線を越えてしまう人っているんですね。
  • ジグザグ運転する自転車、10台に1台
    自転車が最近危ないっていいますが、ほんとですね。
  • 横断歩道をはみ出る通行者、10人に4人
    人のこと言えませんが結構斜め横断多いです。
  • おまけ
    8:55になると警察官はワンボックスの車が迎えに来て収容(?)されていきます。おそらくいくつかの交差点に迎えにいくんでしょうね。
てことで、約30分間、ものすごく短かったです。もっと調査したかった(目的違う?)。
立哨方法も最初はぎこちなかったですが、最後はちゃんと歩行者を守れるように行動できました。笑顔は足りなかったけど、なんとか立哨できたと思います。交通安全の旗、自動車の運転手にたーくさん見せたので、今日一日は安全運転していただけたと思うし。
早起きは三文の得。ちょっと実感しました。

還・リング 2008年2月17日(日)

無事還ってきたリング約1ヶ月ぶりに私の元に指輪が還ってきました。
今日、駅向こうのA-Coopへ歩いて買い物に行き、帰りに落とした場所を何気なく見ていると・・・。「あれ? バイクのキーだ。あ、こっちはケータイのストラップだ・・・。みんないろいろ落とすのね・・・」と見ていると、あるじゃないですか、私の指輪! 環しか見えないけど、絶対そう!
1月20日に落として以来、ほぼ毎朝その場所をチェックしていて見つからなかったのに、今日に限って発見。いつもは「行き」だけど今日は「帰り」。そういえば、バイクのキーもはじめて見つけたし反対側からだと金網の格子から見える範囲が違ったんですね。面白い。
さて、その場所とは、中学校の車の通用門の側溝の中。イザ、指輪救出!と意気込んで金網のフタを力いっぱい引いてみるもびくともしない。隣の金網も何度も引いてみたけどダメ。長い針金があるといいけど、家に帰ってもないし・・・。何か方法はないものかと道を歩いていると、折れ枝発見! やった! これでとれる! と思って、中学校まで戻ったのもつかの間。あぁ、長さが微妙に足りないし、金網の格子の幅が狭くてせっかく引っかかっても底から5センチくらいしか上がらない・・・。
「うーん。知恵、知恵。なんか知恵はないかなー」 木の枝以上には思いつかず、思案していると、1人の男性が、「何か落としたんですか?」と声を掛けてくださいました。事情を話していると、学校の先生も丁度車で通り掛かり、金網が外れないことがわかると、「なんか道具取ってきますわー」と学校の中へ入っていきました。
先生を待つ間に、その方が枝で器用に指輪を立たせ、その辺にあった針金を外してきて枝の先に巻きつけて先端を鈎状にして引っ掛けてみると・・・スルスルとあがってきます。ただ、あとちょっとのところでフタの格子が邪魔をします。「わ、もうすぐ取れそうですね!」と私が言うと、その方は「UFOキャッチャーもここからが大事!」と慎重ムード。緊張の夏、いや、一瞬! 指輪、無事救出! やった! 本当に有難うございました! 先生が戻ってくるのを待って、お礼をいって帰りました(先生達は確実に金属のフタを持ち上げるべく2人で登場。お騒がせしました)。

私が指輪救出に座り込んでから10分ほど。通った人はたぶん何人もいましたが、声を掛けて手伝ってくださったのはそのマラソン途中の男性一人。スーパーで買い物した荷物をその辺に置いて側溝とにらめっこしてたら声掛けにくいですよね。私だったらどうしたろう・・・。

お礼にお菓子を渡そうとしたら、「今日は天気も良いし! 大したことないですよ!」と走り去ってしまいました。本当、清々しい人でした。
有難うございましたm(__)m また私のところに還ってきた指輪、大切にします!


松坂屋にて 2008年2月3日(日)

松坂屋で印象に残った3人の店員さんのお話です。

一人目は掃除の男性スタッフさん。北館から本館への通路の階段に差し掛かった時、ベビーカーを押しているママさんを前方に発見。丁度、そのあたりの掃除をしていた男性スタッフが、階段を下りるまで本当に自然にベビーカーを支えてあげていました。ママさんもヒトコト「ありがとうございます」。ほんの一瞬の出来事で、すぐその方は掃除に戻っていました。爽やかだなぁ。

2人目は、タオル売り場の店員さん。私がバスマットを包んでもらってるときに、何気なく視線をコートに移したら、黒のコートが真っ白に・・・。
そう、どれにしようか迷っている間に、タオル売り場のパイル地たちを私のコートが吸着してしまったのです。「このままでは帰れない・・・ガムテープ、ガムテープ・・・あった!」。で、品物を持ってきた店員さんに「そこにあるガムテープ、10センチくらい切っていただけませんか?」というと怪訝そうな表情。私が、コートについた埃をガムテープに吸着していると、その店員さんが戻ってきて、「これをお使いください」って。衣類用のブラシを持ってきてくださいました。
「私たちも商品を並べるときはすごいことになるんですよ(笑)」。爽やか!

そして3人目は旅行カバン売り場の店員さん。松坂屋さんの店員さんはいい人ばっかり、と思っていたら、厳しい人もいました。当然ですよね。
1泊出張で使えそうなカバンを探していたところ、選んでレジにもってくまでの間、まったく接客なし。まぁ、声掛けがうっとおしいときもそりゃあります。が、5分以上同じところで迷っている風だったら普通説明してくれると思うのですが・・・。店員さんが少ないのは、デパートの旅行カバン売り場ってお客様があまりこないところだからなんでしょうね。
で、買ったカバンをすぐ使っていた私。3時間ほどして、ショルダーの金具が壊れているのを発見したので売り場に戻って交換をお願いすると・・・。頼りない・・・。奥のレジの前に鎮座していた先輩店員さんらしき人は、無表情に指示。後輩店員さんは同じ商品が見つけられず、私に「お客様、申し訳ありません。店頭展示の商品しかありませんので、こちらのショルダー部分との交換でよろしいでしょうか」というと、先輩店員さんは、「ショルダー部分だけ別売してるのがあるでしょう?」とヒトコト。冷たく言い放ちました。
後輩さんは在庫を無事探してきて一件落着。きっと後輩のためを思って冷たくしているんでしょうけど、もうちょっとお客様の目の前だってこと、忘れないでいただきたいなぁ。

ということで、1611年創業の松坂屋の店員さんといっても、脈々と受け継がれているものってあるのかなぁ、それとも全くないのかなぁ。名古屋の老舗デパートの松坂屋は大丸と提携して、また違った松坂屋になるのかなぁといろいろ思ったfoxryoでした。


イイワケを聴く 2008年1月31日(木)

2008年のうち1/12が過ぎました。この1ヶ月「iknow!を毎日続ける」と目標をたてたものの、数えたらなんと「14日もやってなかったー!!!!」
半分じゃん・・・orz 
実は今日のテーマの「イイワケ」は私のことぢゃなかったのに・・・。驚愕の事実発見。横道逸れすぎたので、立て直します。

さて、とある部門が「1月までに完成します!」という約束をしてくれていたお仕事がありました。それからすでに3ヶ月が経ち、電話で問い合わせたところ、「あれもあってね、これもあってね、それから、こんなこともあって・・・」と長々とイイワケを、しかも同じイイワケを2回、繰り返されました。小さな頃から「お父さんはイイワケは嫌いだ!」といわれるくらい、良くイイワケをしていた私としては、まずすべて相手の言い分を聴くことにしています。それぞれ事情があるだろうから。でも、「約束を破る」ということに関しては、あまり寛容じゃないんです。ただ、今回は普段高圧的な態度をされる方がいままで聞いたこともないくらい低姿勢だったので、そこに圧倒されてしまいました。「怒ったら逆ギレされた」ってのの逆パターンとでもいいましょうか。
その結果、 お互いの折り合いをつけて電話は終了。相手が「自分が悪い」と思って話している場合のイイワケは聴いてあげると前向きな結論がでていいのかもしれませんね。

★ちなみに、私のiknow!の現在の状況はこちら
      ↓


仲がいいのか 2008年1月28日(月)

悪いのか・・・

今年は創業100周年。毎年1月に発行される労働組合の季刊誌にはその年に定年退職を迎える方々の名前が掲載されます。社内で「原価管理ならこの人」、「IEならこの人」、「品質管理ならこの人」、「製品評価ならこの人」・・・と評される方がだんだん減っていくような気がします。
私の周りには、そういうとんがったおじさまたちが一時期集まっていて、みんな飲み会が大好きで何かといえば八丁畷での飲み会をセッティングさせられていました。
その飲み会では、いつもみんな持論大会です。口喧嘩にもなります。でもまた飲み会をするんです。喧嘩するくらいキライなら飲み会しなきゃいいのに、するんです。それがすごく不思議でした。
今思うと、「喧嘩ができるくらい本音を言い合っていた」のかもしれません。みんな自分の仕事に自信があって、それを否定されたり、こうやったほうがいいんじゃないのか、なんていわれたりすると「オレの方がもっと考えているんだ」って本気で怒っていたのでしょう。そこには「オレが会社を良くしていくんだ」っていう共通の強い思いもあったように思います。それがリーダーシップ発揮しすぎることになって、ゲンバの自律性を奪っていたりすることもありましたね・・・。

今の時代、本気で自分の仕事について語り合う場って減ってしまったような気がします。「昭和の時代は終った」なのか、「仕事に熱くなる」ってことが減ったのか。そこのところは良くわかりませんが、今思うとなんだか先輩達を羨ましく思うのは私だけでしょうか。


82歳現役 2008年1月23日(水)

「まだ、なにか美味しくできる方法があると思うんです」

ミシュランガイドの3つ星に輝いた、東京のお寿司屋さん「すきやばし 次郎」の職人 小野二郎さん82歳。
いくつになっても上を目指そう、極めようとする。その姿勢に感動しました。また、 「不器用だからできることもある」という言葉にも。
優秀なプレイヤーは人に教えることが下手といわれるのはこういうところからですよね。つまり、簡単に出来てしまうことはどうやってできたか深く考えない、ということです。「美味しいお寿司を食べたもらいたい」それだけに神経を集中して、自分なりのスタイルを築いているんですね。「二郎握り」といわれる独特の握り方がその一つの例なのでしょう。
つい最近、「車海老の置き方を変えた」というシーンがありました。その置き方にすると、海老味噌の旨みが活かせるというのです。感覚、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、つまり五感をフルに発揮させ、食べる人の五感にも働きかけているのだと思います。やっぱりプロといわれる人たちは、細部にも徹底的にこだわるのですよね。まさに「流儀」。
フレンチの巨匠、ジョエル・ロブションさんがライバル、というのも素敵です。味に敏感な二人が尊敬しあいながら自分達の腕をさらに上げようとしている。生涯現役の二人に脱帽です。

※この内容は、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀からです。


良い子は? 2008年1月20日(日)

「良い子は真似をしてはいけません!」

たまたまテレビつけっぱなしにしていてドラマ見てたら、小学生の子がカセットコンロのガスをみんなで吸おうとしているシーンが目に入りました。げげげっと思ったら「良い子は・・・」のテロップが流れていました。
で、これにカナリ違和感を感じました。小さい頃から「良い子は○○してはいけません」っていうけど、それってお母さんに「良い子」と思ってもらいたい子にしか効果はありません。それにテレビの画面にそういわれても・・・。

「ガスを吸ったら身体がおかしくなるからだめ」とか、どうしてダメなのかを説明すべきなんでしょうね。なんでもオールマイティに「良い子は・・・」と言えばいいってものでもないと思います。ただ説明の仕方が悪いと逆に「やってみようかな」ってなるかもしれないけど・・・。
仕事にしたって、「こうしたらダメ」とだけ言われても納得感はありません。「これまでいろんな視点で考え、なおかつ経験を積んだ上で、これがベストだとわかった。だからこのやり方でやろう」と言われれば理解できます。ここで前向きに伝えることが大切です。後ろ向きに言うと「ダメ」と変わりません。
前向きに伝えられたら、相手も「じゃあ、こういう視点で検討してみてはどうでしょう?」と意見が言え、もっとよいやり方を見つけることができるかもしれません。

上司、同僚、先輩、母親・・・大人には説明責任ってあると思うんです。私も説明すべきことは、その場で前向きに伝えるよう顔晴ります。


ともいき 2008年1月14日(月)

「“ともいき(共生)”は、誰かの我慢の上にはない」
遠慮や強制でもなく、一人ひとりが個の花を咲かせながら、「調和」を図ること。

これってとっても難しいことなんじゃないかな。どうやったらできるんだろう。
そのヒントは「文化」?

これ、藤原先生のポッドキャスト「遠山郷の講演会」で話されていた内容なんですけど理解しきれてないので、文面にしてみました。
そのお話の中で、「日本の中で文化の育たないところはどこか。 それは東京の高級マンション。日常での住民との関わりが全くないからゴミ回収のルールさえ決まらない」というくだりがありました。てことは、日常での人と人との交流が文化を育み、「調和」を図る土壌ができるってことなんですよね。文化って一朝一夕でできるものじゃ当然ないのでやっぱ難しいことですよね。京都の域まで達するにはやはり100年という単位が必要なのかもしれません。

それでも、相手を知り、自分を開示し、文化を育てていく。それが「ともいき」の原点になるんでしょうね。


「り」を編み出す 2008年1月9日(水)

職場の机の下のダンボール。年末に片付けようと思っていながらできませんでした(泣)。しかもこれ、2006年4月から置きっぱなし・・・。2度も年越ししてしまいました。殆ど開けることのないこのダンボール。履歴として絶対必要なものはおそらく3つの資料のみ。そして机の上の資料もだんだん高さに伸びを感じています・・・orz
家でも、本の置き場に困り中。

 「整理・整頓・清掃・清潔」、そう「4S」ですね。
  そして、「整理とは、捨てること」

私はこの「整理」ができないんです。だから「り(理)」抜き。その後ろの整頓・清掃・清潔は好きなので、見た目はキレイにできるんです。家では「理(ことわり)」がなくても整頓能力の高さがあればキレイに見えるし、そこまで「理」を必要としません。家で「理」が必要なのは、増えてく本と思い出の品くらいですよね。でも、会社となるとそうはいきません。日々雑多な「資料」が嵩んでいくので整頓しづらく見せ掛けの整理では追いつきません。

「理」の最骨頂といわれる、野口悠紀夫さんの超整理法。よーくわかるのですが、実践が伴いません。整理する気がないってのも一つの要因でしょうね。だってとっておきたいんですから。
この整理・整頓・清掃・清潔という順番には意味があり、正しい。「理」がなければモノは増えていく・・・。あの資料も大事、この資料もそのうちレポートにまとめるから大事、ととっておく。わかっちゃいるけどやめられない♪ そして整理しようとすると、見ちゃう。「あぁ、これもとっとかなきゃ・・・」って。たまたま整理したりすると、後日、「あ、あの資料、こないだ捨てちゃったんだよね〜」って。でも、これ、実は整理したから記憶に残ってて本質的にはいらなかった資料かもしれないんですよ。

自分なりの「理(ことわり)」を編み出して、その法則に基づいてキレイにする。「5S」でいわれる「躾」は、その法則を守れ、そして、習慣にしなさいってことなんですよね、きっと。
2008年の年末までには必ず編み出し、机の上も下も美しくするぞー。ここに書いたからには悩まずどうするか「考える」ことにします!


現在も未来も大事 2008年1月2日(水)

2008年に突入してからテレビ三昧。今日も「のだめカンタービレ」(ドラマ)やイチロー選手や安藤忠雄さんのインタビュー番組などを見ています。テレビで即番組表が見れる環境になったので、生活の中でのテレビ依存度がますます高くなってるのかもしれません・・・。

さて、この「時間」。どんな人にも平等に与えられているただ一つのもの。ダレにとっても1分は60秒だし、1時間は60分、1日は24時間だし、1年は365日。人生の中で時間の使い方って、「なりたい」とか、「これが好き」という思いで決まっていくんですよね(私のこのお正月テレビ三昧や相変わらずの夜更かしクセも・・・)。
のだめちゃんはピアノ奏者に、千秋君は指揮者に、イチローさんは野球選手に、安藤忠雄さんは建築家に。その「なりたい」という思いが強ければ強いほど、その思いは全ての軸となって、人生の時間配分、知識やノウハウ、人との出会いやチャンスとか様々なものをブラックホールのように強く引き寄せていく。別の言い方をすれば、「なりたい」という未来から、現在の意思決定をしているということなんだと思います。
それにひきかえ、「いまが幸せ」とか「これが好き」って何気なく日々を過ごしている私。こんなことじゃ、なんにもなれないのかなぁ。「じゃあ、何になりたいのか」、ここにはいまだに答えはない。というか考えていないんですねー。会社の中で考えるとそれは「ある」のですが、それは「自分」がどうなりたいではないんです。自分の部門、ひいては自分の会社が、ってところになるんですよね。自分の「人生」っていうと急に「?」なんです。
イチロー選手は「野球選手になる」の前に「野球が大好き」という気持ちがありました。「野球が大好き」は「現在」の気持ち。その気持ちもなければ前には進めません。「野球選手になりたいから辛くてもやる」では続かないと思うんです。好きであれば自然とそのために時間をたくさん使おうと工夫するし、没頭できます。
やみくもに「なにになりたいか」がなくても、現在を大切にすることも未来を考える礎になっていきます。焦る必要はないのかもしれません。これは自己擁護かもですね(笑)。

私の2008年の目標は「“できない”ではなく、“なにができるか”を考え顔晴る」こと。それを日々やり続けたいと思っています。


才だけでは 2007年12月22日(土)

徳と才 日本初の少年少女発明クラブ。それが「刈谷少年少女発明クラブ」。1973年デンソーさんの支援を受けて発足しました。NHKのドラマ「ハゲタカ」に飲み込まれそうになった大空電機でレンズを磨いていた加藤さんそっくりの「職人」て感じの方から説明を伺いました。
そして建物の入り口の壁には、「勇気、挑戦、失敗、工夫」という4つのキーワードが書かれたタイルが埋め込まれていました。勇気を持って挑戦し、失敗しても工夫する。それを繰り返すこと、という意味合いだそうです。「失敗」がなければ工夫は生まれないという言葉も心に残りました。そして、ドアを入ると豊田佐吉さんの言葉がパネルになっています。「報国」といった今の人たちが使わない(というか忘れている)言葉たち。それでもこれを掲げているのは、

   「ものづくりの前に人づくり」

だからだそうです。
ここにくる親御さんには、「子供の友達の名前を何人知っていますか」とか、子供達には「おじいちゃんやおばあちゃんの年齢、名前を知っていますか? お父さんお母さんの名前をかけますか? 漢字で書けますか?」と問い掛けるのだそうです。

人としての徳がなければ、いくら才能があっても社会には役に立たない。この徳と才の図はそれを示しています。徳も才も高い。しかもそのバランスが取れた人は「聖人」。徳が高いけど才が低い人は「君子」。徳は低くて才が高い人は「凡人」。では、徳が低くて才だけ高い人は? 答えはなんだと思いますか?

この話を職場でした時に「オレオレ詐欺の人ってそうですよね」、「ホリエモンも?」っていうのが出てました。そう、答えは「悪人です」。
才能だけでは人々の役に立つ発明はできないのですね。ノーベル賞のノーベルさん。スウェーデンの固い岩盤を砕き、道路工事の効率を向上させるためにダイナマイトを発明しました。彼は人類に貢献できたと思っていたのに、思ってもみなかった戦争やテロにも使われるところとなりました。彼は自分がダイナマイトを発明したことを悔やみ、遺言で「人類に貢献した」人を賞賛するノーベル賞を創設したのです。発明する人も使う人も正しくなければ知識やノウハウは誤った使われ方をしてしまう。だから、刈谷少年少女発明クラブでは、技術を教える前に、人に対する礼節や感謝、そして5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)といった「徳」についての教えを重視しています。人に優しい人による発想豊かな発明が世の中にたくさん増えてくるといいですね。


便利が進むと 2007年12月17日(月)

人間はどうなるんでしょう。
昨日、駅近くの歩道にあった公衆電話ボックスが跡形もなく消えていました。携帯電話の時代が加速してますね。地上波デジタル放送への移行は携帯電話の回線確保のためなんですもんね。そしていまやアフリカのマサイの人たちもケータイを使っています。確かに広い草原でケータイが使えたらとっても便利でしょうね。でも電源がなければ使えない。

どんなに科学技術が発達して便利になっても人の機能は進化しない。むしろいろんなものが便利になって人間の能力は退化しているように感じます。
パソコンでこうやって文字を入力しているときも、漢字変換を「確認」するだけ。いざ手書きで書こうと思うと漢字が思い出せないし、書き順なんかすっかり忘れてる。ケータイメールの次候補表示も、次に入力したい言葉が自動的に出てきてしまうので意識的せずとも文章ができてしまう。
そして、文章作成能力がなくても、自分の考えたことを文字にして印刷するだけでなんだか立派なことが書かれているような気になってしまいます。これではどんどん考えなくなって脳が退化していくような気がします。

昔の便利は、電車、車、飛行機、といった道具による肉体労働の軽減で、今の便利は、さらに進化したデジタル道具による頭脳労働の軽減。つまり、身体的な「能(力)」面での退化に続き、「脳(力)」面の退化がはじまっているということですよね。
田坂広志さんの「プロフェッショナル進化論」では、web2.0によって、ある範囲の知識や知恵は価値がなくなると書いています。究極は個人の経験からくる知恵のみが価値を持つ。
脳(力)も能(力)も退化。人間としての進化ってどこにあるんだろう。てなことを、公衆電話ボックスがなくなったことで考えていたのでした。


対応いろいろ 2007年12月15日(土)

定期券を不覚にもなくしたので、立ち寄った駅すべてに電話。対応はいろいろですね。事務的な人から「月曜日にならないと営業してなくて申し訳ないけど、落し物を最終的に保管している場所があるのでそこに電話してみなさい」とアドバイスくださる方まで。
名鉄は2箇所掛けたところ、サービスセンターの女性はどうしたらいいか適切に教えてくださいましたが、駅の対応は横柄。
こういう時の対応で、その組織を信頼するかしないかって決まりますよね。名鉄のサービスセンターの女性が「定期券を発行した駅に連絡して届出票を出すと、見つかった時に連絡がきますよ」と教えてくださったので駅に電話して有無を確認した後、届出をしました。でも、私が自分から「届出した方がいいんですよね」と言わなかったら届出を提案してくれそうになかったし、見つかった後の連絡はどうなるのか聞こうと思ったらすでに電話を切られていました。はなから「出てこない」という判断だったのでしょう・・・。
いずれにしても私の定期券は会社が買ってくれているので、その駅ではなく、事務処理センターで発券されているということを駅員さんがいっていたので、そこにも電話して申請しておこうと再度サービスセンターに電話。

foxryo
「神宮前の事務処理センターの電話番号教えてください」
名鉄SC
「? 駅に届出されたんですよね。その時に、氏名と利用区間と期限、そして定期券が見つかった時の連絡先を聞かれましたよね?」
foxryo
「いえ、見つかった時の連絡先を聞かれなかったので、定期券を実際に発行したところに自分から連絡しようと思ったんです」
名鉄SC
「申し訳ありません。そこは外部からの電話を受け付けないところなので、こちらから駅に確認しておきますね」
ということでした。同じ組織であっても対応って本当に違いますよね。サービスは人についてくる。相手にとっては面倒なことかもしれませんが、こちらからするととっても大きな問題。「そのくらいのこと・・・」と思わず、相手の気持ちを汲んだ対応、自分も心がけなきゃなと思いました。
みなさん、定期券はなくさないよう、お気をつけください(え、私だけ?)。
誇りを感じる瞬間 2007年12月8日(土)

先日、中部地区のものづくりイベントで、うちの会社から2人が講演を担当することを発見。一つは開発、もう一つは環境。
開発の話ってなかなか社内では聴くことがないので申し込んで行ってきました。テーマは商品企画から中国での量産までを視野に入れた開発プロセスの革新。聞いてて感動しました。多くの機種、仕様が立ち上がることを逆手にとって量試のやり方を変えたり、中国現地スタッフが主体的にノウハウを学ぶ仕掛けをするなど、あの多忙を極める開発陣が「刃を研ぐ」時間を創り、プロセスを革新していたことを知り、うちの会社ってすごいなぁ〜、って思ったんです。

社外から注目される技術やノウハウがある。そしてそんな仲間と一緒に働いている。自分の会社を誇りに思う瞬間って、私にとってはこういう時もそうなんだなと思ったのでした。


カラーバス 2007年12月3日(月)

ずぅっと勘違いして「カラーシャワー」だと記憶していました(笑)。カラーバス(Color bath)というのは、アイディアを見つける方法として有効です。もともとの意味合いは、朝、「今日はこの色!」と決めて探すと何かが見つかる、という「色」に限定したものですが、色だけでなく、まぁるいものとか、四角いものとか、特定の言葉とか、1つのキーワードで情報を集めていく。そうやって見てみると、一見関係ないように見えても、何かつながってることがあったり、新しい発見がある。私の解釈では、要は普段見逃してることを意識しよう、ってことです。
最近、どの企業の新製品発表会とか記者会見のステージの背景(壁?)が、やたらギンガムチェックなのに気づきました。しかも必ずその企業の色(赤とか青とかのコーポレートカラー)と白のチェック。どちらかの格子には、だいたいその企業のロゴが入っています。
どうして最近そういうのが増えているんだろう・・・。

細かい四角の中にロゴが沢山入っているということは、そこがアップになれば社名が沢山画面や写真に映るっていうことなんでしょうね。昔と比べたらはっきり理由がわかるかなと思い出してみたものの、昔はただの白っぽい壁に会社のロゴマークが大きく入っているっていう漠然としたものしか思い浮かびません。
そのほかに考えられるのは、webを意識したPRなのかもしれません。このギンガムチェック、webで見ると結構映えます。最近の流行なのかもしれません。ひょっとするとすごく単純な理由で、同じ広告会社が担当してる、ってことだったりして。もしそうだとすると、web動画での広告に力を入れるからアナログな広告費用を安く抑えようとする企業動向からくるものかもしれませんね。
それにしても、ほとんどの企業がこれを使っている気がします。私の目が「ギンガムチェック」というカラーバスで塗られちゃったのかもしれません。みなさんも今日一日、何かキーワードを設定して周りを見つめてみてください。新しい発見があるかもしれませんよ。


ネットワークを広げる 2007年11月27日(火)

今日は国内外のグループ会社から多数参加してのイベントがありました。海外拠点のスタッフなど、普段メールでしかやり取りしたことのない人や、名前だけしか知らなかった人など、たくさんの人たちと会話をすることができました。なんだかネットワークがすんごく広がった感じ。直接顔を見てコンタクトする、ということの大切さを久々に味わいました。忘れちゃうんですよね。メールって便利だし・・・。
物理的に近くにある部門には、「直接出掛けてコミュニケーションしよう」って決めました。出掛けついでに情報収集ができるし。PCに向かってメールばっかり打ってると運動不足にもなりますからね。
また、いろんな拠点や部門の取り組みを聞くことで、自分側の視点でものごとを考えるのではなく、「各組織がどんな視点で考え、使命を果たそうとしてるのか」から考えることができるように「なれる」と思いました。

そして、夕方は異業種他社(大企業グループ)との交流会。ここでもまた新たなネットワークができたって感じです。普段の自分の仕事では出ないような話題がたくさん飛び出します。「会社の規模と業界が違うと、会社の背景や風土ってこんなに違うんだなぁ」としみじみ思いました。

ネットワークを広げて自分とは異なる考え方を知る。そこから改めて自分自身や自分の会社を見つめる。客観的な視点を持つことって、ネットワークを広げることでみえてきそうですね。


開店記念日 2007年11月25日(日)

2008年に100周年を向かえるわが社。お取引先や従業員向けのイベントを企画中。
ところで、先日、開店6年目を迎えた美容室にいってきました。そこでは、お客様に向けて「3日間、料金を30%OFFします」という目玉企画がありました。これを聞いたときになぜだか違和感。そりゃぁ、お客様としては安くなったほうが嬉しいとは思います。でも本当にそうかなぁ。その3日間はきっとものすごく沢山のお客さんが来てスタイリストさんたちも疲れちゃうし、いくらプロだからといっても気力が落ちたらカットの質も落ちる可能性、ありますよね。
お客様が鏡を見て、「開店記念バーゲンで安かったから、まぁ、今回はこのカットでも仕方ないや」とか「カラーが上手く染まってないけど、まぁ30%OFFだったし」なんて思ったら評判だって落ちるかもしれません。
この美容室の看板商品は「カット技術」。そして、お客様をキレイにすることが使命。そう考えた時に、「この企画ってどうだろう?」って思ったんです。
結果的にお客様が喜べばいいのかもしれませんが、お店が損するのではなくて、「お客様も祝ってくれるやり方ってないのかな」って思ったんですよ。どんな企業でも、「開店○周年」っていうと、「セール」とか「ポイント2倍!」とか、来店を誘う企画にしがちだけど、それってホントにどうなのかな。
「カット技術」を活かし、お客様もきれいになれて喜んでくれて・・・といういつものサービス+アルファの企画。「いつもの料金に○○を無料でサービスします」っていうのはどうだろう。でも、これだと「お客様が開店記念を祝ってくれる」については解決策になってない。
たとえば、来店されたお客様に、お店宛のハガキを渡して、メッセージをもらう、ってのはどうでしょう。お客様からハガキが来ればスタッフのモチベーションも上がるし。それを貼り出せば初来店のお客様にこの店の良さがわかってもらえるし。

「お客様も祝ってくれて、スタッフみんなも嬉しい企画」。 みなさんだったら、どんな開店記念企画を考えますか?

うちの100周年の企画、どんなのか楽しみだなー。


きつねのお仕事
景気が低迷する中、株価を上げ、最近少〜し有名になってきたメーカーの会社員です。 お客様や市場の変化を素早く察知して、その変化に柔軟に対応することのできる「At Your Side」な企業文化を持つ組織作りを後方支援しています。
経営品質協議会認定アセッサー

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