毎年、中津川、恵那、八百津のいずれかに「栗きんとん」拾いに出かけてましたが、今年は恵那だけにとどまらず、丹波篠山に遠征(笑)してきました♪
往復550kmの旅。 行った甲斐ありました。
ただし、「栗きんとん圏」ではないので、栗ごはん目的ですw
●栗だけじゃない! 丹波篠山
福井の三方五湖などを通る舞鶴若狭自動車道を走って、約3時間。この自動車道はトンネルだらけ! 空いているものの、基本1車線なので意外と走りにくい。丹波篠山ICで降り、いざ、栗ごはん!
街中の駐車場はいっぱいで、篠山城址の駐車場へ。そこから栗ごはんを探して歩いていると・・・
そう、これ、「栗ぽん」という焼き栗です。右側の機械で圧力かけて焼いています。
威勢のいいお兄さんが「半額だよ!」と売っていたのでついついGET。
これがまず1種類目の栗♪
続いて、2種類目。というか、今回の目的、栗ごはん♪
パンフレットを見ると、意外に栗ごはんは予約しないと食べられないみたい・・・。そこで、土日は予約なしで食べられるお店「大正ロマン館」へ。 その名の通り、レトロ〜な店内で、栗ごはん御膳をいただきました♪
ところが、「?」。栗ごはんの栗が、栗なんですけど、喉に詰まる(笑)。そう、さつま芋っぽいんです。
あれれ??? 予想していたもち米っぽい食感+ほくほくっとした栗ではないんですね。
丹波の栗は、こういう栗のもよう。
帰ってからググってみたらば、中津川や恵那の栗と違って、柔らかく、加工用の方が多いみたい。
それがなんとなくわかったのが、3種類目の栗、「栗もち」。
栗きんとんのように少量の水と砂糖ではおそらく形がくずれちゃうんじゃないでしょうか。この栗もち、中にやわらかぁいお餅が入っていて、外は栗きんとん状ですが、とってもしっとりしています。全く甘すぎず、小ぶりなので、foxryo的にはいくつでも入りそうでしたw
そして、栗の大きさは半端じゃありません。初めて5Lという栗を見ました。いや、すごいですね。
ところで、 丹波と言えば黒豆。
栗と一緒に黒豆の枝豆が売られています。だいたい4本くらいで1000円。篠山城址から街中への移動中、前から来る人たちがビニール袋をいくつも下げて歩いてくるので不思議に思っていたんです。
私たちは栗目当てでしたが、他の方はどちらかというと黒豆の枝豆としし鍋目当てみたい。
大正ロマン亭でも、周りの方は「黒豆御膳」の方を食べている比率が高かったような・・・。
そしてこの枝豆が試食してみたら超美味しい。
お店の方が「みんな緑色のを買っていかれるけど、茶色い方が美味しいんですよ」ということでhideは実家用含め2つGET。
写真は茹でた黒豆枝豆。かなり黒いですよね。柔らかめにゆでてまったりとした食感と甘味を楽しみました♪
丹波は旬の食材があり過ぎかも。丹波黒豆、丹波栗、丹波山芋、丹波牛、そして、いのしし。いのししの肉で作ったソーセージ類があったりして。豊饒な土地柄なんですね。
そうそう、「丹波栗」って品種だと思っていたら違いました。栗の種類を調べたら、「銀寄(ぎんよせ)」っていう品種です。大阪府豊能郡歌垣村倉垣原産で古来からある栗。日本最古!
「利平栗」だと思ったら違うんですね。この品種で1950年に岐阜県で開発されたものだそう。また、栗きんとんのために開発された「胞衣(えな)」などいろいろあるようです。栗は奥深いですね。
★丹波栗食べ歩きフェア2015 by兵庫県サイト: https://web.pref.hyogo.lg.jp/tnk07/tabearuki2015.html
★栗の種類 by旬の食材百科: http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/kuri/kuri-varie.htm
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●激動の歴史があった柏原
兵庫県丹波市柏原町柏原。ここは織田家の里でもある。なぁんちゃって、聞きかじりです。
この日、ちょうど秋祭りをしていて、観光案内所のそばの巨大な「木の根橋」を見ていたら、ボランティアの方がいろいろと教えてくださったんです。
この「木の根橋」もすごいです。
名前の看板を見つけるまでは、ふっとい幹に驚いていたんですけど、川側から見たらさらにビックリ。 木の根っこがその名の通り、橋のようになってます。 樹齢1000年といわれるケヤキの木。写真でわかるといいなぁ。
全体写真はこれ。
左が道路側から、右が川側側から。
この木のそばを子供たちが自転車で通り過ぎたり仲よく歩いているところをみて豊かな土地柄だなぁと思う。気がいい場所です。癒されます。 このケヤキの向かいには、織田神社。織田家ゆかりの里なだけある。
5分ほど歩いて車から見えた不思議な櫓のところへ。途中hideが大判焼きの店を見つけて食べてましたw 超気に入ったようです。近所の方が車を停めて買いに来たりしていたので人気のお店なんでしょう。
ここが太鼓やぐら。 昔は時を知らせていたみたいです。
続いて車で柏原藩陣屋跡へ。ここに信長の弟で柏原藩初代藩主の織田信包(のぶかね)や江(ごう)をはじめとする浅井家三姉妹も住んでいたのだそう。フィギュアスケートの織田さんはこの系列の方だとおっしゃってました。
この建物の隣には、明治に建てられた小学校が。いまではリノベして丹波大手会館として地域のイベントなどに使われているようです。フレンチレストランのル・クロの支店があったのを後で知りました。雰囲気の良い場所だし、また行ってみたいなぁ。
「柏原」の「柏」は、もともとは木偏に旁は「百」と書いた。でも当用漢字にはないということで、いまは「白」に。でも読み方は、「かしはら」ではなく、昔ながらの「かいばら」。
そう観光案内所の方が教えてくださいました。地域の歴史に誇りをもって話しておられる様子にとても感動しました。本当によい気であふれた街でした。
★かいばら観光情報サイト: http://www.tambacity-kankou.jp/model/no3.html
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●おやつを買った福知山
うちの部長が「本店に行ってみるといいよ」と勧められていた「足立音衛門」の本店。
夕やみ迫る福知山でナビにちゃんと見つけてもらえましたw ギリギリセーフ。
店内の写真もスタッフの方にOKいただいたので撮ってみた。渋い。スタッフの方の法被も特に背中がカッコイイ。イートインスペースはないです。置いてある商品はデパートで売っているものとちょっと違う。シュークリームもあるし、シャーベットも売ってる。それにパウンドケーキも種類が結構ある〜。「お試し」と書かれた1cmくらいでカットしてあるパウンドケーキ2個で300円っていうのがあって、それをGET。お腹は空いていなかったのでテイクアウト。
1個は栗のテリーヌで、もう1個はリンゴのパウンドケーキでした。写真撮り忘れちゃったんですけど、このリンゴのパウンドケーキのリンゴの甘味がなじんで超気に入りました。Webサイト見ても載っていないので、季節ものなのかもしれません。
そして超ラッキーだったのが閉店間際に飛び込んだからなのか、リンゴのシャーベットをおまけにいただきました。
かなり溶けてから食べたせいもありますが、酸っぱさはなくて砂糖はきっとほとんど入れてなさそう。素材そのもののリンゴの味。あの建物の2階から漏れる光の中で忙しく動いているお店の方が作っているんだろうな。
今度は昼間にいって、素敵なお庭も堪能したいと思います。
★足立音衛門サイト: http://www.otoemon.com/
お * し * ま * い
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