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Foxryo's Note Pad

ハワイ 大自然ゆったり満喫の旅

2014年 5月 5日(月)〜2014年 5月11日(日)


 << *** schedule *** >>
5/8 ホノルルへ移動 HA207便 コナ発 10:51-11:35 ホノルル着
JTB 〜 ルースクルス 〜 Waikiki Beach Marriott resort & spa泊
5/9 ナイトクルーズ
Waikiki Beach Marriott resort & spa泊
5/10,11 帰路 DL611便 ホノルル発13:35-17:45セントレア着


マウナケア山頂

「マウナケアで星空を見よう」

それが、今回の旅の目的。 なので、そこに行ければいいと、ハワイのことは全く予備知識のないまま、のんびりハワイ旅をしてきましたw
マウナケアのあるハワイ島で3泊、ホノルルのあるオアフ島で2泊。




ハワイ島のコナ空港

セントレアで出発前は、上海に行った時と同じように鈴波で食べていました。ついつい、和食が食べられなくなると思うと・・・w

航空会社はDELTA。飛行機の中ではあまり眠れず、ホノルル空港に到着。入国手続きを済ましてからはトランジットまで3時間ほど暇に・・・。ドルの手持ちがなかったので空港内のATMでおろして、スタバでスコーンをかじっていました。


コナ空港 いよいよ、ハワイ島だぁ! と到着すると、空港は南国感ありあり!!!
台湾の台南で空港降りた時と同じ感覚です。タラップを降りて、空港施設に入っても、地方都市の空港よりももっと小さい感じ。まったりする〜。
しかし、foxryo、すでにまったりしすぎてました。ホノルルの手荷物検査で腰に巻いたカーデガンを脱ぐように言われて、うっかり取り忘れてしまったのです。一応現地の日本人ガイドさんに伝えてみるも、やっぱり出てきませんでした。ホノルルまで眠れなかったのが敗因でした。


ただただ溶岩が続く ホテルまでは、ハワイ人ガイドさんが、びゅんびゅん車をとばす中こんな風景がずぅっと続きます。果てしなく、溶岩が続く。道端に生えている草の名前は、「アフリカン噴水」。

時折、ブーゲンビリアが咲いています。ブーゲンビリアの花の色は何色でしょう? 

実は白一色なんだそうです。 色とりどりの花のように見えているのは「額」なんだそうです。


東屋 ホテルは、マリオット系列のキングカメハメハ。

王様の名前を冠しているにはわけがあります。王様が晩年、このホテルの海側にある東屋で過ごされたから。館内には歴代の王様や王族の写真が飾られている由緒あるホテルです。

でも、このホテル、ある出来事で経営難に陥りました。それは、東日本大震災。ハワイにも津波が押し寄せ、1階あたりが浸水してしまったんです。前年、改装を終えたばかりで、復旧の資金を調達することができない・・・。その時、マリオットホテルが手を差し伸べて傘下に収め、改装したのだそうです


ロビー この美談を知ったのは2日目の夜。実は、到着時、「マリオット系列なのに水道トラブル!」とご機嫌が斜め45度になっていたんです。

ロビーはとても落ち着いた雰囲気です。1階にABCストアがあって、水やちょっとしたものを買うにはとても便利。ホテル近辺にはレストランやお土産やさんはあっても、スーパーはありませんでした。部屋でも館内でもwifiが使えるので便利でした。





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居心地いいホテル

部屋の中はこんな感じ。

お部屋

水回り水回り
問題の水回りはこちらw

全体的に狭すぎず、といったところ。ビーチ側ではなく、テニスコート側だったのがちょっとさびしい。 とはいえ、ほとんど眠るときだけいるわけだから、ま、いっか。


到着してから少し休んで、ミールクーポンをもってホテルの中を散策。そのあとレストランへ。

1階にはプールがあってその先にプライベートビーチがあります。だんだん暮れていく浜辺を見ながら、お食事をいただきました。

暮れていく浜辺

初日の夜のメインメニューはハワイ名物リブステーキ。クラムチャウダースープもfoxryo好みで濃かったし、野菜(特にロメインレタス)も新鮮でシャキシャキでした(^O^)/
このあと大きめのチーズケーキとコーヒーがでてきて、もうお腹いっぱい。フライトの疲れもなんだか吹っ飛んでしまいましたw

お料理

朝のレストランは、夜とは趣が違ってまたいいカンジ。爽やか〜。山の上の方は朝方は青っぽいのですが、だんだん火山灰で曇ってきてしまいます。それでも写真を撮ってみると、青い! 空気が澄んでいるんだなと思います。

朝食には、これまたハワイ名物、パンケーキがあります。ワッフルもいただき、朝から結構甘いものをたくさん食べちゃってますw

<景色とお料理

がじゅまろの木
ホテル内のABCストアの横には大きながじゅまろの木。

ハワイではたくさん見かけました。朝は鳥たちが澄んだ声でさえずり、人間たちも木の下に集まってゆったり過ごしていました。楽園だぁ♪





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ハワイ島一周(その1)

黄色いハイビスカス 黄色いハイビスカスは、ハワイ州の花。ただ、原産地は中国なんだそうです。へ〜×20

この日は、ハワイ島1周、450キロを走ります。

最初に見えてくる山は、フアラライ山 2500m

ハワイ島は手つかずの自然が残る島。




ドライブスルー発祥の地? 邦画の撮影場所にもなった、パステルブルーのホノカワ映画館を通り過ぎ、まず最初は、テックスドライブイン。

ドライブスルー発祥の地、らしいです。ほんとかな?



マラサラ ここで有名なのは、「マラサラ」。いうなれば、ドーナツっていうか揚げパン?

けっこう、甘いです。これにハワイの人たちはジャムやチョコクリームをはさんだものを食べるんだそうですよ〜。

島の西北部では、サトウキビ畑の産業がかつては盛んでした。その頃に、ネズミが増えて駆除のためにマングースを輸入して放ったところ、鳥が少なくなってしまったそうです。マングースのせいではないのですが、島にはもとから蛇がいないんだそうです。不思議ですよね。

広大なパーカー牧場には、牛や羊が放牧されています。牧場から逃げ出したヤギやヒツジが野生化して、溶岩の台地にときおりひょっこりでてきたりもします。




アカカの滝 ハワイ島の東側は西側とは全く気候が違う。

こちら側は熱帯雨林。ジュラシックパークのようです。

ここは「アカカの滝」


ハプー 巨大なシダ類が繁茂しています。

これは、タカワラビ科の「ハプー」。

昔は柔らかい繊維部分をとって、枕や布団などの詰め物として輸出していたのだそうです。


巨大なシダ類 このあたりは本当に太古のまま。

島の西側は、8時間スプリングクラーで人工的に作り出した緑の楽園以外は不毛な溶岩台地なのに対して、東側は、本当に水と緑がたっぷりでビックリします。







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ハワイ島一周(その2)

ちっちゃいバナナでもバナナ ヒロの街にある科学館でランチ。

アップルバナナという小さなバナナが美味しいとガイドさんに言われてました。ランチで食べたバナナはちがいましたけど、これも小さいけどバナナはバナナ。ハワイは果物が美味しいです。

ところでhideはこの街でアロハが買いたかったのです。でも、ツアーだし、そのお店は立ち寄りません。そもそもお店の名前もわかってなかったので。バスの運転手さんやレストランの女性に聞くと、そこのアロハは超クールなんだそう。ちょっと高いけど、というのも付け加えられていましたw




キラウエア火山 ヒロの街から1時間ほど。あの赤々とした溶岩が見える!と楽しみにしていったら、見えるのは煙だけ。うーん、残念。

ここでちょっとウンチク話。溶岩には2種類あって、早く流れる AA(アー)とゆっくり流れるパーホエホエがあるんだそうです。このあたりの溶岩は、パーホエホエ。

それでもずっとマグマを吐き出し続けているのってスゴイと思う。ハワイ島はまだ成長しつづけているんです。

このあと溶岩トンネルの中を歩きました。ちょっと涼しい。鍾乳洞のような美しさはありません。冷えて固まった溶岩に、地球は生きていることを実感します。巨大なシダ類は私たちだけでなく、外国人のツアー客に大人気。「本物のジュラシックパークに行った」っていえそうですw


アカウミガメ 溶岩トンネルのあとは、黒砂海岸まで1時間くらい。ここにはウミガメの産卵地があります。私たちが行った時は、カメは2匹。あくびしているカメを見られて面白かった。

ハワイ島の生き物たちは自由だ!


コーヒーの実 黒砂海岸までは、島の東側。そこから岬を通り越して、西側に突入。あとは、コナコーヒーの農園にいったら、ハワイ島1周ツアーは終了。

1時間半ほどで到着。コナコーヒーの試飲を2、3種類してみました。

でも、なんか薄い・・・。「あぁ、ここはアメリカだ!」。アメリカーンなコーヒーが好まれるんだとなんだか納得。

それより、コーヒーの実がなっているのを見るのは初めて。そっちの方が嬉しかったw

でも何よりうれしかったのは、この農園で、うちの複合機が使われていたことw 世界中で役に立ってるね♪


こうしてあとはホテルにたどりつき、約10時間と長かったハワイ島1周の旅が終わりました。

この時、明日は今回のメインイベントのマウナケア星空ツアーだ♪とワクワクしていました。ハワイ島1周も楽しかったけど、やっぱり星空! 暮れなずむハワイの海に、「明日天気になーれ!」と祈りました。 ハワイ島の夕暮れ







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マウナケア星空ツアー

楽園 朝食後、ホテルのプライベートビーチを散歩。

青い空、青い海、白い客船。

ハワイって本当に楽園、と思ってしまいます。空気が澄んでいるんですよね、やっぱり。


(注)次の写真は、爬虫類が嫌いな人は、ご覧になりませんように! ただfoxryoは爬虫類嫌いなんですが、これは可愛くて見えました!

花とかげ 白にピンクの清楚な花を撮っていたら、何かがこっちを見ている!!!
最後に気づいたんですけど、5枚くらい前からずっといて、花の蜜を吸っているのが写っていました!

いや〜、ビックリ。あんまりたくさん載せても、苦手な人がおられるだろうからパス。

良く見ると、身体の模様が花びら! 

朝から未知との遭遇でしたw

さて、いよいよ待望の星空ツアー。13:40頃、ツアーのお迎えが到着。私たち2人が最後のピックアップ。
途中、モールでの休憩をはさみながら、オニヅカセンターまでは約3時間。

溶岩 足を踏み入れてみたかった溶岩台地にもいけました♪

ひたすら、黒い溶岩、溶岩、溶岩、が続く。

北海道みたい 道路的には、北海道を走っている感じ。

途中すごい霧!と思っていたのは硫化ガス。雨も降ってきて、この状態では、もう星は見えないのかと超不安に。

星空ツアーが今回のハワイのメインなのに!!!

オニヅカセンター到着 オニヅカセンターで、高山病にならないように身体を慣らす。お弁当を食べながら、1時間ほどそこにいるだけ。このくらいの高度は私は全く平気。

オニヅカセンターの名前は、ハワイの日系3世で、アジア人初の宇宙飛行士としてチャレンジャー号に乗り込み、不慮の事故にあってしまったオニヅカさんに由来する。ハワイの人たちは、オニヅカさんを宇宙に近いところにいさせてあげたいと付けたのだそう。ハワイの人たちのあたたかい心が伝わってくる。



このあたりでもう、雲海ははるか下の方。

そして、ここから一気に高度4200mくらいまで車で登ります。

地球上で一番高いところ(3200m)に生息している植物。それがこのシルバーソード。陽の光を浴びると銀色の剣のように光るのだそうです。ちょっとそんな感じ、しますよね。

シルバーソードシルバーソードを撮るforyo

にしても、ここからは、超悪路。舗装道路は天文台まで1マイルのところまでありません。天文台に塵の影響が出ないようにハワイ政府がお金を出して舗装しているのだそう。



でたー天文台! 急激な上り坂に大きな石ころだらけのヘアピンカーブの道をが続く。

マウナケアはこれが理由で、レンタカーは1社以外貸さない。登りはいいけど、下りでブレーキが焼けついて事故を起こすことがあるんだそうです。

ツアー会社でもマウナケアにドライブを認定されている人は2人ずつしかいないという事実からも、その過酷さがお分かりいただけるかと。

20分くらい走り、やっと見えてきました、天文台たち。

開いているから、観測中? ハワイ島のマウナケアに、どうして世界中の天文台があるのか。

不思議に思いますよね。

ここは世界の中でも3つある、天文観測に最適な場所の一つ。空気が澄んでいるから、だけではなく、「ここではメガネが曇らない」というのが大きな理由。

そんな空気の薄いところで、ガイドのアランさんがタバコを吸っていたので、hideに言うと、早速一服。
スイスのゴルナートグラート(約3000m)に泊まった時、動悸が激しくなって、ポカリスエットで生き返った(?)くせにw

ちなみに空気が薄いので、火がつくのも、燃えるのも遅かったそうですwbr>
foxryoはというと、天文台や夕日を見るのにいいアングルを探して数メートル坂を上り下りするだけで息切れしていました。下の写真の太陽の横にある四角目の天文台が、日本のスバルです。

マウナケア山頂で見る落日は、とても感動的でした。

落日

このあと、星空ツアーのために、オニヅカセンターまで降りていきます。天気を心配していましたが、結果的にこのあたりはもう雲の上なので、全く問題なし。

衛星が光って移動しているのも見れたし、絶対日本では見られない、南十字星とニセ南十字星を肉眼でしっかり見れて嬉しかった。そして、ここでも流れ星を1つ見ることができました。きっといいことある♪

ただ、月だけがちょっと恨めしい夜空でした。この日はやや半月だったので、明るすぎて満天の星と天の川を見ることができませんでした。それだけが心残り。
もし、星空ツアーに行くことがあれば、月齢は是非チェックを!

そうそう、頂上付近は寒いかと思ったんですが、少しだけ厚着をして、ツアーで貸してくださったダウンジャケットを羽織れば大丈夫でした。

ツアーによっては、天文台のそばで寝袋にくるまりながら星空を観測できるものもあるようです。それも楽しそうですね。マウナケアの星空ツアー、オススメです♪ 




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ハワイ島あれこれ

約3日間のハワイ島滞在で、普段知らない世界をたくさん知ることができました♪
  • アロハシャツ探し
    結局、ヒロでは探せなかったので、オアフ島に持越し。アロハシャツにプリントされている大きな葉っぱの図柄は「モンステラ」と言う名前。ハワイアンキルトにも良く使われるそう。

     
  • マハロ!
    バスの運転手さんたちは、いつも「マハロ!」(ありがとう)と挨拶していました。バスがすれ違うときは、このマハロを表す手の動きを交し合っていました。いいね!

     
  • リゾート地は作られた緑であふれている
    ハワイ島の西は雨が降らない。でも、東は熱帯雨林。西側にあるヒルトンやフォーシーズンズのあるリゾート地などは8時間放水し続けなければ保てない。

     
  • 遊覧飛行のヘリコプター
    尾翼あたりにファンがついている機体は音が静かなんだそうです。もしまた行くことがあれば空から溶岩流を見てみたい!

     
  • マウナケアまでの新しい道路
    サドル(馬の背)ロードは、名前の通り、アップダウンが激しい道だったようですが、昨年9月に新しい道ができて、ちょっと運転が楽になったそうです。乗っている方も楽ですよね♪

     
  • 山の名前と溶岩
    マウナケアは、現地の言葉で「白い山」。400年噴火してない。
    マウナロアは、現地の言葉で「大きい、長い山」。見た目通りの名前。頂が長いです。こちらは活火山で、200年に一度噴火している。
    溶岩は、黒いほど新しい溶岩なんだそう。

    マウナケア山頂までにところどころ小山ができていて、それは、「Puu」という噴煙丘。ハワイの言葉って言葉が重ねられていて、かわいらしいですよね。
    プーフルフルは、マウナケアの入り口。神に祈るという意味あいがあるそうです。

     
  • ハワイ島の暮らし
    さんまさんと大竹しのぶさんが結婚式を挙げた教会 治安がいい。空港でエンジンかけっぱなし、ハッチも開けっ放しでもまったく問題ない。 治安が良すぎてスピード違反の取り締まりくらいしか仕事がない。

    ハワイ島での仕事は、おもに観光業か農業。ここで暮らすには、仕事をかけもちする必要があるほど、物価高。教育についても、子供が優秀だと思ったら、オアフ島へ引っ越すそうです。お金持ちであれば住んでもいい場所だとも言っていました。


     
ハワイ島にもし行くことがあれば、この岐阜県くらいの大きさの島を一周するのをお勧めします。絶滅危惧種の飛べない鳥、「ネネ」にも出会えるかも♪ 大木や大自然を満喫できます。
ということで、これにてハワイ島の旅行記はおしまう。次回から、オアフ島でのお話です。
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