「都会の桜並木を離れて、一本凛と立つ桜を見に行こう」
とJRさわやかウォーキングに臨時列車に乗って初参加。全行程12キロ。そして、一日で27000歩以上歩くことになるとはつゆ知らずw
太多線とか美濃太田駅とか「姫」っていう駅名だとか、ディーゼル車の2車両だとか、普段乗ったことのない路線は、見慣れない景色がたくさんあって楽しいです。
臨時列車を撮ろう待ち構える鉄の皆さんとか、臨時列車だから特急を先に活かせるための退避で18分も待機とかいろいろありつつ約3時間。
無事、上呂駅に10:30に到着。最初は肌寒かったですが、途中からは暑いくらいの上天気でした♪
● 四美・岩太郎のしだれ桜
圧巻。
てくてく歩いて、途中、変わった百合やスミレなどを撮ったり、延命水飲んだりしながら進み、開けたところに、どど〜んとこのしだれ桜がおわします。
高山から岩太郎さんが苗木をもってきて120年。こんなに見事に花を咲かせています。
● 永養寺のしだれ桜
ここの枝垂れ桜はまだ3分咲きくらい。
お抹茶をいただきながら、のんびり見ていました。
そうそう、お寺の門前には、こんな一言が。
「聞思して遅慮することなかれ。」
親鸞『教行信証』総序(『真宗聖典』p.150)
「この言葉は親鸞が主著『教行信証』のはじめに記すものであり、「(人生のよりどころを明らかにする確かな言葉を)よく聞き考えて、ためらってはならない」という意味です。ここにいう「聞思」とは、聞き、そして考えるということであり、「遅慮」とは、不信の思いによってためらい、前に進めなくなる様子を表します。」 by 真宗大谷派のサイトより
素直な心が大切ですね。
上呂の駅からずっと、水仙がそこかしこに植えられていたのを、近所のおばさまたちに伺うと、「このあたりの桜は新聞にも載ったしね〜」と、この季節に綺麗に咲くから植えているんだそうです。訪れた人に楽しんでもらおうという感じなのかも。
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● 薬師様の桜
春祭り 獅子頭を持った若者や 着物を着た年配の方たちが賑やか。
ここの桜はきっと薄墨桜。春の息吹を感じます。
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● 宮谷の桜
この風景、テレビか写真で見たことがあるような気がしませんか?
日本の原風景のような、とても懐かしく心爽やかな風景でした。
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● 飛騨川公園の桜
ここはとにかく公園内に「どんだけー?」と思えるほど、桜がいっぱい植わっています。
種類もいろいろ。とにかく12キロ、歩いてもうこのくらいでお仕舞にしたいってカンジ。左足の親指の爪が痛い・・・。
だんだん桜を見る目もうつろになり・・・。その原因は、空腹。
高山のように途中でお団子や五平餅を食べて・・・と思っていたら、全くお店がなく・・・。あるのは自販機のみ。飛騨萩原の駅に着くころには14時をとうに過ぎていたので、飲食店は休憩中・・・。今度行くときは、JAで食べ物買うとか、途中で駅弁買うとか、お弁当つくるかして、公園で食べるのがいいなぁ。お花見弁当、いいですよね♪
それさえクリアしていれば、とっても素敵な春の遠足だったな〜。
そうそう、今回使った切符は「青空フリー切符」といって鳥羽とか飯田、下呂などのフリーパス券。途中で下車できるし、今回も美濃太田や多治見で駅からでてぷらぷらできたので、便利。また使ってみたいです。
●【おまけ】 小さな山野草たち
そこかしこに春の小さな山野草たちが花をさかせていました。
薄紫とピンクをまぜたような小さな山百合、スミレ、名もなき花
真ん中の「ふきのとう」以外、名前不明・・・
最初の一枚 山百合は、ここ飛騨萩原自生のもののようです。岩太郎桜の根っこのあたりにもたくさん清楚な花を咲かせていました。
見事な桜はもちろんですが、見たことのない花がたくさん咲いているのを見つけるのも楽しみの一つでしたw
お * し * ま * い
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