本当だったら熊野にいるハズだったこの日、暴風を残した台風22号の影響が少なそうな奈良・京都へ車でGO!
奈良公園に入って、興福寺の駐車場に入れようとしたら、すでに満杯。平日なのに??? しかもどこもいっぱいでhideとケンカ。有難い仏像を拝観に行くというのに、のっけからこんな調子でしたw
●阿修羅のいる興福寺
猿沢の池の近くの駐車場に停め、興福寺の五重塔を眺める。
何年振りだろ。
仮講堂でこじんまり展示されていて、そんなに暗くなく、じっくり近くで拝観できてラッキーでした♪
ここ興福寺では、hideは東西南北の四方にお堂が残っていて、天平のお寺のあるべき姿が見られるのを楽しみにしていたようです。
foxryoはミーハーで、阿修羅一点張りw
天平の乾漆製法。塑像を作って漆で塗って、その上に彩色する。
その後、平安時代に入ると、木造彫刻になっていく。
人々の祈りの在り方も時代によって変わっているのかもしれません。
▲トップへ
●法華寺
国宝の十一面観音さまは、このお寺を開いた光明皇后に似せて作られたといわれています。お顔立ちはふっくら。長い間見つめていました。
光背が、蓮の花とその葉を模したもので他の観音様とは違います。サイズ的にはちょっと小さめ。
スタイルや曲線の美しさは、渡岸寺の十一面観音さまに近いものがあります。どちらも平安時代に作られたもの。
これまで見た4体の国宝の十一面観音さまのうち2番目に気に入りました。foxryoイチオシは、なんといっても渡岸寺の観音様です♪
法華寺で御開帳していたのは、もうひとつあって、慈光院の中の国宝。
阿弥陀来迎図。絹に描かれた3幅の絵。foxryo的には、阿弥陀さまより観音さまの絵のほうが美しく見えてしまったのは観音びいきなのかもw
★法華寺URLhttp://www.hokkeji-nara.jp/
▲トップへ
●京田辺 観音寺
そして5体目の国宝十一面観音さまは、ここ、京田辺市にある、観音寺におられます。
つくられたのは奈良時代中期で、阿修羅と同じ作り方です。
金箔が剥がれ、その下の漆の黒さがとてもツヤがあって、古さを感じません。これもとても美しい観音様です。衣のひだや装飾も華麗な感じ。華奢ではなく、立派なプロポーション。
お顔はやや大きめ?というか、ふくよか。
この観音様にお会いしたら、2番目が入れ替わってしまいましたw
★大御堂観音寺URL(京田辺市観光協会サイト):http://kyotana.be/object/detail/3/
このあと、パンを買いに京大近くにある「たま木亭」で買い出しして帰ろうとしたら、なんとお休み。泣きながら帰りましたw
また今度ね♪
お * し * ま * い
▲トップへ
Copyright foxryo's note pad. All Rights Reserved. Since 2002.8.16
|