Foxryo's Note Pad

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+どんな仕事も楽しくなる3つの物語
+ローカル線ガールズ
+夢をかなえるゾウ
+繁栄の法則
+幸福への原点回帰
+「仕組み」仕事術
+亜玖夢博士の経済入門
+こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した
+ダイバーシティ
+脳を鍛える大人の落語
+新美南吉童話集
+涙の数だけ大きくなれる!
+ザ・ドリーム・マネジャー
+じゃんけんはパーを出せ!
+のうだま
+予感力
+ココロでわかると必ず人は伸びる
+自分が源泉
+人を動かす
+リーダーになる人のたった1つの習慣
+人を動かすメールの仕掛け
+発想の視点力
+図解 もうひと押しができない やさしすぎる人の心理術
+なまけもののあなたがうまくいく57の法則
■なまけもののあなたがうまくいく57の法則
 (本田直之著) 2009年11月18日

hideにこの本を与えられ、「なまけもの」の烙印を押されたfoxryoでございます。
つまり、この書籍は、夏休みの宿題、通信教育を期限ぎりぎりにやり終える方、もしくは途中で挫折するかた向けの書籍でございます。

えーとですね、内発的動機付けと外発的動機付けをうまく使うと、なまけもののfoxryoでもいろんなことがクリアできるって話ですよ。なまけもの万歳♪
自分が考え方間違ってたなーって気づいたところは、「自分でご褒美を準備する」ってのは、ちゃーんと考えたご褒美じゃなきゃ、なーんにも役に立たないってこと。たとえば、この仕事をやり終えたら、美味しいもの食べに行くぞ、ってのとか、英会話教室に1ヶ月に3回行けたら一着服を買いに行くぞ、とか。これ、結構よさげですけど、だめなんですねー。どうしてかは、この本を読んだ人だけが知っている♪

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■図解 もうひと押しができない やさしすぎる人の心理術
 (ゆうきゆう&大和まや著) 2009年11月11日

「なるほどですね〜」と思えども、実践できないfoxryo。そう決め込むのもいけないようで。実践できないなら、目標をゆる〜く「そんなの絶対軽くクリアできるじゃん」という程度でたてて、「できた感」を積み上げてくことが大事。って、これもわかってるもん。でもできないんだもん。いわゆる、"knowing doing gap"ってやつですよ。
危機感を互いに共有することで結束力が高まることも、"Yes, but"で返すことも・・・。

といってても始まらないので、2つやることを決めました。まずは、相手に自分の言ったことが伝わったかどうかを確認する、っての。シュロスバーグの研究の解説で、「怒り」「嫌悪」「軽蔑」「笑い」「驚き」「恐れ」という感情が6角形で隣合わせになっている、というのを読んで、う〜ん、と思ってしまいました。同意していると勝手に思い込んでいるとそうでもなかったりするんですね。「確認」大事です。

もう一つは、知らないことを尋ねられたら、「知ってることだけを話す」ということ。見栄っ張りのfoxryoとしては、知ってるフリをしがちですが、どぎまぎせず答えられるようにします。うん、軽くクリアできる目標、、、ではなかったりして。はははは・・・・。

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■発想の視点力
 (三谷宏治著) 2009年9月23日

foxryoの場合、わりと「これはこういうもの」として理解してしまうと、そこから発想を広げていく、ということをしません。実際、最初に出てくるミューラー・ミラの矢印にはやられてしまいました。「知ってるもん」というところで、「当然・・・だよね」となるんですね。そんなことでは、発想力が広がるわけでもなく・・・。

また、最後の方に、ケーススタディの話が出てくるのですが、「たくさん文章が書いてあるところは意味があるはずだと思う」とか「経営トップのコメントは正しいはずだと考える」とかいうところが、ぐざぐさときました。ケーススタディは自分で再構築しなおして考えるべきなんですね。推論の梯子を登りまくる、自分のメンタルモデルをこの本がおせーてくれました。

それから発想法として面白いのは「JAH法(軸・値・幅 法)」。「あぁ、そうなんだ」だけで終わらせないためのツールです。「入社試験」は「入社+判定のための+試験」に分解され、この3つを「問い」にして、軸を見つけて、値と幅を広げていくと、イメージが広がる、というものです。
アイディアが出ないときに、これから意識して使ってみます。前回のメールの仕掛けも、これも、習慣にまで落とし込まないと、です。

●三谷さんの発想力サイトhttp://www.mitani3.com/hasso/

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■人を動かすメールの仕掛け
 (浅野ヨシオ著) 2009年9月4日

とことん、「相手中心」で書くってことなんだ・・・。相手9割、自分の主張1割って感じ。相手が気持ちよく、楽しく読める内容だったらなんでもOK。

なんていうとビジネスで使えるの? って印象を受けるかもしれませんね。一部はそうでしょうけど、本当にこれを実践できたらコミュニケーションはかなり変わるかも! 使えるテクニック満載です。

私がコレ使おうって思ったとこは、「届いたメールを返事メールの入力画面の横に置きながら、ブロックごとにコメントを書く」ってところ。どうしても、自分が言いたいことばかりを書いてしまう傾向にあって、あとで、「あ! あの部分に対するコメントを書き忘れた!」って思うんです。やっぱ「自分中心」なんですよねー。
しかも、当たり障りのない柔らかい言葉を選んでるくらいではダメ。オーバーアクションで「相手の言って欲しいこと」を分析した上で、ブロックごとに内容を膨らませて書く。この内容を膨らませて書くっていうのが想像力ないとできそうにない。ここが鍵なんだろうなー。

仕事をする上でメールは非常に重要なコミュニケーションツールになっているfoxryoとしては、自分なりのメールのコミュニケーション道を書いてますが、やっぱりまだまだ自分中心なのかもねと思うところもあり、でした。

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■リーダーになる人のたった1つの習慣
 (福島正伸著) 2009年7月21日

福島先生の書籍、2冊目の紹介です(前のはこちら
「人を信頼し、相手のやる気を引き出すことで売り上げが伸びる」というのは理想論だと思われる方が多いのではないでしょうか。確かに直接売り上げに結びつく、ということをロジックで説明しろ、といわれてもできません。それでも、お客様に価値ある商品・サービスが提供できているビジネスモデルがあったとして、そこに居る人の心のありようで、成果が変わってくるのは事実です。

では、どんな心のありようだったら成果があがるのか。そこに、「信頼」というキーワードが浮かんできます。ただ、相手から信頼を得るために何かをする、というのではないのです。相手を全幅で信頼し、相手が感動するくらい、本気で真剣に向き合う。といっても、相手の反応(見返り)は関係ありません。自分がどうありたいか、だけ。すべて自分との勝負なんですね。この本を読んで、誰かや環境のせいにしている自分を見つけてしまいました。自分で壁(限界)を作っているだけなんですよね。うん、この本を時々読むと強くなれそうな気がします。タイトルに「リーダー」とありますが、生きてく上で必要な覚悟を(読んだときだけ・・・)心に刻めました。←え? 全く刻んでない? お後がよろしいようで。

内容は実話をもとに、3人のリーダーがカラオケ店を再建していくお話です。

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■人を動かす
 (デール カーネギー著) 2009年5月24日

タイトルは上から目線ですが、内容は自分のコミュニケーション方法を「相手目線」に変えなければ、なにも変わらないよ、というものです。
相手に関心を寄せること、相手に心底から共感すること、相手がYESと思える問い掛けを積み重ねていくこと、相手の間違いを指摘しないこと&自分が間違っている時は素直に認めること・・・。そして、人を批判して(怒って)も無駄
こういったことをたくさんの事例を通して、「やっぱりそうかも」と納得感を誘います。そうそう、経営品質のコラムでご紹介した「笑顔は直接利益に結びつく」も、この本の中の事例の1つです。

この本、読んでみると違う世界が見えてくるかも。

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■自分が源泉
 (鈴木 博著) 2009年4月9日

「自分が源泉」て言葉、Dr.テラさんから教わってから私も実践しているつもりでした。でもこの本を読んで実はよく理解できてなくて実践も半端だったんじゃないかなと思った。自分が源泉の「立場をとる」というスタンス、覚悟ができてなかったっていうか。ついつい、「だから言っても無駄だったのに」とか「頼んだのにやってくれなかった」とか、要は逃げをうってたんですね。

「〜のせいで」「〜された」とか「〜のに」って、すべて人のせいで自分ではコントロールできない。そうではなくて、「私が・・・した」と言葉を変えるだけで結果が変わるし、それがリーダーシップの源といいます。
それからグサっときたのは「反応」と「人に気に入られるよう過ごしている」というところ。自分の普段を考えると感情の赴くまま「反応」してることが多いんですよね。すぐに反応するのではなく、一旦事実は事実と受け止め、どうするかを考える。また、「ビジョンを生ききる」という、厳しくも楽しい生き方があること。人に気に入られようとか人に流されるのではなくて、「自分が源泉」でビジョンに向けて行動する。例によって「理解したつもり」にならず、実践します。
この本、多分、読む人によってピンとくるところ、違う気がします。マザーテレサや優れた経営者の言葉にもぐっと来ますよ。

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■ココロでわかると必ず人は伸びる
 (木下 晴弘著) 2009年3月24日

先日、お話を伺った木下さんの本。 人の可能性は無限大、人が本気になる働きかけをどうするのか。それを知りたい人向けです。ティーチング・コーチングの実践本ともいえるかも。

私の興味は、「相手が関心を持つ」伝え方とは。その視点で参考になったキーワードが1つありました。「無意味→意味付加」、「複雑→単純」、「見えない→見える」、人は、こういった変化が起きたとき、納得・共感・感動する。つまり、キーワードは「パラダイムシフトを起こす」ということ。頭で理解するのではなく、ココロでわかる。興味が持てれば、それは行動につながっていく。相手にとって一見つまらなそうに見えることも意味を持たせることができれば、俄然やる気になる。ただ、「面白く」伝えるのではなく、あくまで意義・目的を「そうだったのか・・・。それなら是非やりたい!」となるようにストーリーを組み立て伝える。相手に合わせてってのも大切ですね。

そうそう、この本の中に、以前、香取さんが紹介されていた感動話のオリジナルがありました。これ、木下さんの経験をもとに加工したものだったんですね。

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■予感力
 (西田 文郎著) 2009年2月28日

〜人生を決める! なぜか「ツキ続ける人」の習慣術〜という副題。前回紹介した「のうだま」と結論的には一緒。「脳をポジティブにもっていく習慣をつける」ってことです。「習慣」って本当に大事ですよね。

自分の「脳が予感」した未来は必ず訪れる。ただし、それを信じて努力し続けること。必ず来ると予感していれば、失敗は失敗と捉える必要はなく、次のステージに向かえる。2,3回の失敗で、「やっぱり自分では無理だ」とか「あの人のせいだ」とか思う必要はないんだそうです。愚痴は考えるくらいにして口にはださない、ってのが予感を持続する秘訣です。愚痴が出るのは感謝できる心が足りないからってのはグサっときました(6方への感謝書いてみようかな)。それでも愚痴が口に出そうになったら、予感を信じて「脳の切り替え」をスパっとする。

「自分のために」より、「誰かのために」という予感は強いということを、北京オリンピックの女子ソフトボールチームの事例からなるほどですね、と思いました。「世界の山ちゃん」や「てっぺん」の大嶋さんのお話も出てきます。

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■のうだま やる気の秘密
 (上大岡トメ&池谷裕二著) 2009年2月6日

脳もの好きのfoxryo。今度は、 書籍「キッパリ」を書いた上大岡さんと、「脳はなにかと言い訳する」「海馬」を書いた脳科学者の池谷さんの二人がタッグを組んで「面白くてやる気がでる」本を執筆。っていってもほとんど図解漫画です。

脳は「安定化を図りたがる」(=マンネリ化したがる)というのは「海馬」の本に書いてあって印象深かったのですが、今回の本では、その機能がひいては「脳は三日坊主するようにできている」という説に進化してたようなのでビックリ。三日坊主って、自分の意思のせいではないんですねー。生きるために脳がそういう機能を持ってる。
たとえば、このサイトに毎日書くのはもう習慣化されているんで「書かない」という選択肢は、物理的にインターネットにアクセスできないとき。でもそうなるまでにはやっぱり「面倒だな。今日はやめておこう」という日もたくさんあったわけです。それでも毎日書かないと気がすまないほどになったのは、読んでくださる皆さんがいるからこそ♪

そんなことを理論的に知ることができるのと、脱「三日坊主」の方法を知ることができます。三日坊主になりかけたら、脳の“淡青球”を活性化すべく、「体を動かす、新しい経験をする、ご褒美を用意する、なりきる」の4つのどれかで刺激を与える。
脳をの特性を逆手にとって、その気にさせて「淡青球(のうだま)」を活性化させていると、「長続きしないなぁ」と思うことが続けられるんですねー。

それから、面白い実験が書いてありました。箸をくわえたままで本を読むと、めちゃくちゃ楽しいらしい。まずは体を動かすことで脳を騙し、動かせる。「本気のじゃんけん」や「本気の朝礼」ってこういう理論に基づいてるんだなーと改めて思いました。

さて、これを知ってなにを始めてみようか・・・な?

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■じゃんけんはパーを出せ!
 (若菜力人著) 2008年11月6日

面白いです。普段私が「まぁ、いっか」で決めたり諦めたりしていることを、ペイオフ マトリックスを使って論理的かつ戦略的に考えたら、何を選択すべきかがハッキリして、かつ自分で納得もできちゃう(腹に落とす)。そんなことが可能だってことが、面白いエピソードを交えて書かれています。

しかも、自分に不利な場合、ゲームの構造であるルールを変えて自らの土俵で戦う、っていうのは、「なるほどぉー」です。ルールを考えるのにはかなり知恵をひねる必要がありますけど、「どうせだめだ」と諦めるのではなく、なぜそうなのか、ホントにそれしかないのかを自分で考える。これ、大切ですね。

これからは、じゃんけんのとき、「パー」出します♪ なぁんて言ってても、1ヵ月後、忘れてる・・・かもね? マトリックスはなにか迷った時に使ってみよう。訓練訓練っと。

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■ザ・ドリーム・マネジャー
 (マシュー・ケリー著) 2008年11月3日

離職率400%の清掃会社の社員が「この会社に居たい!」と心から思うようになるには・・・。あなただったらどんなことをすればいいと思いますか?

給料アップ? 職場環境の整備? それらもやりつくしてもそう思えない場合は?

社員自身が夢を持ち、それを実現させるために、会社が、そして同僚がサポートをすることだ、と著者は言います。
自分の夢をもってそれに向かって経済的・戦略的に取り組めない人は会社の仕事も同じように取り組めない。つまり、自分の夢に向かってステップを踏みながら挑戦できるようになれば、会社のビジョンや目標に向け、積極的に取り組む能力がつくというのです。
この会社で働いていることで夢に近づいていると自覚できたら楽しいし居続けようと思いますよね。しかも、上司や同僚が夢の実現をサポートしてくれたら人間関係もよくなります。夢って大きなものを考えがちですが、たとえば「一週間旅行する」というのも夢です。それに向けてお金を貯めたり仕事の調整したり。仕事の調整は周りのサポートなしにはできません。

冒頭の清掃会社の物語では、ドリームマネージャーを雇います。社員の夢の実現をサポートしていくことで、やる気や帰属意識が高まっていき、会社のことを本気で考え、全員が戦力と化していきます。ついにはその会社では能力が高すぎて発揮しきれない人には次のステージとして転職を斡旋するマネージャーを雇います。離職率400%の頃は採用には苦労していたのに、会社の評判が高まり、常にいい人材が集まってくるようになりました。

信じられないようなストーリーですよね。「会社の夢やビジョンにベクトルをあわせていく」のではなく、「個々人の夢を実現するサポートをする」というのですから。鍵は社員の声を聴く、周りの人を認める、関心を持つ、ということなんだなと改めて思いました。ホーソン工場の実験(*GLOBISサイトの解説)を思い起こします。

この本を読んで自分の夢を書き出してみたくなりました(本に従って12種類100個もでるかなー)。日々の中で忘れてしまう夢。小さな夢を実現していくことで日々が楽しくなりそうです。それからhideの夢も聞いてみようっと。

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■涙の数だけ大きくなれる!
 (木下晴弘著) 2008年11月1日

「人は一人では生きていけない」。知らず知らずのうちに誰かの助けを借りているし、誰かの役にたっている。そうであることを知らないフリをしていたり、まったく気づかずにいたり、もしくは忘れているんですよね。この本の感動するお話を通して、それに深く気づくことができます。

「あるレジ打ちの女性」と「あるパチンコ店の話」でボロボロ泣いてしまいました。「塾の合宿の話」は先生達の思いに感動しました。知ってる話がいくつかあり、それを「あ、これ知ってる」と思う自分に反省したり。

やる気がなくなったとき、気分が落ち込んだ時・・・。勉強は何のためにやるのか、目の前の仕事がどんな価値を持つのかを見出すこと、自分の仕事に信念を持って取り組むこと、諦めないでやり続けること・・・そういったことを素直な心で見つめなおすことができる一冊です。

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■新美南吉童話集
 (千葉俊二編 岩波文庫) 2008年10月22日

hideが買ったのか自分で買ったのか記憶にないほどオレンジ色の点々がページの際あたりを占めている文庫本。整理してたら出てきました。「ごんぎつね」で有名な新美南吉さんの童話集です。真人間に戻りたい時に読むといいなぁと思いました。

私の実家から車で20分ほど行ったところに、南吉さんの生家と「ごんぎつねの里」があります。いったことはないですけど。ステーキ屋さんの「鉢の木」はまさに南吉さんの世界にあります。先日、私は、キツネにつままれたようにあのあたりの知多半島を東西に横切る農道で迷ってました。月が低く空に漂い、野山を明るく照らしていました。こんなに月が低く見えるのは高いビルがないからでしょう。

童話に出てくる地名には実家近くのものがあったり、方言や古い言葉が使われていたりして懐かしい気持ちになります。塩湯治って海水浴のことだったんだーとか。一方で一昔前にはこんな慣習があったのかとか文明開化や戦争など、時代の流れとそこに居た人たちの心を読み取ることができます。
南吉さんの物語は「おとぎばなし」なのか「ゲンジツ」なのか、その間を彷徨うような不思議な感覚がします。舞台が身近で、すぱっと生活の一部を切り取ったみたい。キレイな心を失くした大人のための童話。 結論めいたこともなく、「え? ここでおわり?」と驚くものもあるのですが、それが却っていいです。人の愚かさ、清々しさなどなど、心模様の描き方が私にはとても新鮮に映りました。

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■脳を鍛える大人の落語
 (中島 英雄著) 2008年8月25日

脳神経外科の医師であり、落語家 桂前治でもある著者。「笑う」ということは脳に大きな影響を与えるということを検証されてきた方でもあります。笑うと、ナチュラルキラー細胞を活性化させ免疫力を高めると同時に、適度な運動効果があり、血流も良くなる、という結果が出ています。
なぜそのような結果になるのか。笑いの本質が生命保全の確認による安心や安堵といった喜びだから、というのが中島先生の説です。赤ちゃんがお腹いっぱいになるとニコッとする、あれです。
笑いは大脳新皮質までフル回転しないとできない、つまり、大脳が正常に機能して初めて人間が笑えるということにもビックリしました。だから「笑えなくなる」というのは生命の危機にもつながるかもしれません。
そうそう、何故「落語」なのか。それは、視覚的な笑いよりも落語のような論理的な笑いが脳をフル回転させることに役立つそうです。特に左脳の大脳深部の血流が増加する。
みなさん、ストレス発散のためにも、免疫力を高めるためにもいっぱい笑いましょう♪
「しかがしかられた」「ふとんがふっとんだ」・・・どうです? え? 笑えない? なんか違う? ・・・失礼しましたm(__)m

★中央群馬脳神経外科病院 →桂前治の部屋

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■ダイバーシティ 生きる力を学ぶ物語
 (山口 一男著) 2008年8月21日

イソップ童話の「ライオンと鼠」のお話。ちょっと思い出してください。うっかりものの鼠が寝ているライオンの背を登ってしまい、食べられそうになるところから始まる、あの話です。それが自由の国アメリカでは、ライオンも鼠も性格も態度も、そしてなにより彼らの思考に違う表現がされていたのです。
社会の規範は、その時代に生きる人々の意識で変る。人種や地域や宗教や風習、言語体系や学問や科学の進化など複雑な要素がからみあう。
このお話はアメリカと日本の昔と今について問い掛けをしたものですが、いやおうなくグローバル化していくいま、自分達の社会と自分自身の思考の習慣を自覚できるチャンスが到来したことを教えてくれます。比較をすることで、いいところも悪いところも見えてくる。異質を受けとめる、要は「なんでもアリ」ってことだと思う。
この本にはもう一つ、冒頭にある物語が用意されています。人間って周りの人々と自分のバランスをとりながら生きている。ゆえに自分を理解して信じることができないと、いろんなことに折り合いをつけられない。そんなことを学びました。

★ライオンと鼠のお話はネットでも閲覧できます→「山口一男の日本社会論」サイトへ

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■こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した
 (鬼丸 昌也著) 2008年8月12日

リーダーシップのコラムでご紹介したテラ・ルネッサンスの鬼丸さんの著書。
「ボランティアは人の為にやるのではない」というくだりに目からウロコ。
「人の為にする」を漢字にすると「偽(いつわり)」。なるほどですね。そして、誰かの為にと思っていると、「・・・してあげたのに」と知らず知らずのうちに見返りを求めてしまうことがある。
「ボランティア」の語源は「自らの意思を実現する者」なんだそうです。

この本には、鬼丸さんの「すべての生命が安心して生活できる社会を目指して」という自らの意思を実現しようと7年間取り組まれてきたことが書かれています。鬼丸さんに賛同する人がどんどん増え、活動は広がりをみせています。それこそが、「自分自身が未来を選びとり、変えていく力がある」ことの証です。すべては「いま、ここ」から、自分から。

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■亜玖夢博士の経済入門
 (橘 玲人著) 2008年7月25日

「玖」とは美しい黒色の石や数字の九の代用を表わす漢字。また、「九」は数が多いという意味があります。この物語に「亜玖夢」博士という名前、ピッタリ。

そして内容は・・・。ゲーム理論やコールドリーディングってあんまり良くわかっていなかったのですが、この本を読んで、「フムフムそういうことなんだ。知らないってコワいことだな」と改めて思いました。

経済とは「人間の生活に必要な財貨・サービスを生産・分配・消費する活動。また、それらを通じて形成される社会関係」(by大辞泉)
すべては人がなにかに価値を与え、それを動かしている。たとえば、世界中にたった一人の人しかいなかったら経済は成り立たない。だから「社会関係」。そして、人々の心のありようが経済をつくりあげる。人の心理を意図的に操作した人が儲ける場合もあるわけで・・・。物語は5つ。どの物語も、破壊的に展開していくのがコワクて面白いですよ。

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■「仕組み」仕事術
 (泉 正人著) 2008年7月18日

最近本を読んでないわけではないのですが、読み進めるスピードが超遅いのと、どうものめり込める本にめぐり合いません。今回のは例によって「すぐ読めちゃう本」です。
久しぶりに、最近マニュアルとかチェックリストを作らなくなったなぁとこの本を読んで思いました。フローは作るんですけどね。忙しい(=心を亡くす)という言い訳もでちゃったりします。ということで、なにごとも暗黙知を形式知に変えるのは手間が掛かります。たとえちょっとしたことでも、誰がやっても同じ結果を出そうと思うとそれなりにポイントを絞りつつも「迷わない」書き方をしなければなりません。
著者がいうにはそういった迷う時間や「次はなにやるんだっけ」という時間を減らすと1日掛けてた仕事が2時間でできちゃうそうです。誰もが「考えずに(意思決定しない)」チェックリストに従ってやれば成果が出るように創り上げれば「仕組み」になる。しかも、作業だけでなく、コミュニケーションや考える仕事であっても仕組み化できるといいます。この本の主旨は、未来のために「考える」時間を作るべきだということだと思います。あと、TO DOリストの効果的な使い方とか。こういうのって、読んだ時は、やろうとするのですが、何故だか三日坊主になります。目に見えた成果が出たら続くんでしょうね。成果がでないということは、実践のしかたが悪いのだろうなとは思っています(泣)。
自分のモチベーションアップもITツールで、自分のモチベーションあがるハナシを1週間に1回とか、定期的にメールを送ってリマインドするといいらしいです。結局、私の場合は目の前に忙殺されてるんだろうなー。

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■幸福への原点回帰
 (鍵山秀三郎、塚越寛共著) 2008年5月17日

今回ご紹介する本も「徳」とか「品格」系のお話です。イエローハット相談役の鍵山さんと伊那食品工業 会長の塚越さんの対談をまとめたもの。
この本の中で、私がとても共感したのは塚越会長のこの言葉。

「事の大小を基準にした価値判断は慎まなければならない」

「時折、社員達から“会長はそういう細かいことにまで口を出さなくても結構です”といわれることがあるが、誰が大小を決めるのか。ささやかなことでもよいと信じたことを着実にやり続けることの方が尊い。プラスはプラス。社員が小さなプラスを積み重ねることで会社の事業全体がプラスになっていくのです」

お客様からの信用って、一朝一夕では得ることはできません。社員との信頼関係もそうだと思います。人から見たら小さなことと思われるようなことでも、良いと信じたことを丁寧に取り組んでいくことの大切さを改めて感じました。

鍵山さんからは、「会社の成長について基準としているのは、人を幸せにしながら成長しているのか、それとも人を不幸にしながら膨脹しているのか。」従業員も含め周りの人が幸せになっていればそれは理想なんだと。

なお、この本は「日本を美しくする会」関係者がインタビュアーということもあり、お掃除系の内容がたくさんあります。好き嫌いあるかもしれませんが、私にとっては心に響くフレーズがたくさんありました。

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■繁栄の法則
 (北川八郎著) 2008年5月11日

著者はバグジー久保社長のお師匠様。「笑う門には福来る」みたいな本かな。

私的には「外につくられた笑顔を向けるのではなく、自分の心に、自分に、笑顔を向けなさい」という言葉がとても印象に残りました。

自分が心から楽しいとか幸せだとか、いろんなことに感謝できているときは、自然と笑顔になっちゃいます。逆にそういう状態でなければ、人は笑顔ではいられない、ということです。人を欺いたり、物事がうまくいかないことを人のせいにしたり、いつも辛いとか思っていては笑顔になれないんです。当たり前っていえば当たり前ですね。でもなかなかいつもいつも幸せで笑顔っていう状態ではいられないのも人間です。
ただ、無理にニコニコ笑顔をつくっても、やっぱり見抜かれてしまうもの。無理に笑顔を作らせているのは、自分自身。つまんないとか、辛いとか、そういう気持ちが相手に伝わってしまうんでしょうね。そしたら近寄りがたいですよね。
んじゃ、自然に笑顔でいられるようにすにるにはどうしたらいいんだろー。答えは自分に笑顔を向けるってことなんですよねぇ。自分を幸せな気持ちにできるのは自分だけだとしたら、やっぱ、小さなことに幸せや感謝ができることなのかなぁ。
自分を肯定すること、前向きに捉えること、周りのすべてに感謝すること。そして「利より信」をとり、ちょぴり損をすること。そうすると人がどんどん集まってきます。まずは自分からってことで。

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■夢をかなえるゾウ
 (水野敬也著) 2008年4月27日

最近話題の本。ビジネスの成功本が巷でもてはやされビジネス書オタクになっても、多くの人がそれらを読んでも成功しない理由がわかります。
「日々の小さな行動を変えること」。それが一番大事。本を読んで「明日からやろう」とか意識が変わったと勘違いしているだけでは何も変わらないんですね。日々の小さな行動を変え、小さな成功体験を積み重ねて意図せず楽しんでできるようになること。
もう一つ。成功するためには「自分のため」ではなくて、みんなを幸せにする夢を持つこと。それはみんなが応援したくなる夢になる。そして「足りてない」と思ってるうちはそういう夢はもてない。まずは足りてないと思うのではなく、感謝すること。そういう気持ちで自分自身が楽しめたら「相手のためになにかできないか」とか「誰かに喜んでもらえること」を常に探して実践することができる。
なーんて、こういう台詞、どこにでも書いてあります。この本の面白いところはそういったことの背景として、世界中で「成功した」といわれる人たちのエピソードがとても効果的にちりばめられていること。そして、この本自体が、読者が楽しく、幸せになるように書かれていること。まさに実践です。
あ、そうそう、もう一つ「反応しているだけ」という言葉にガーンときました。フラフラして軸のない私。しっかりしよーっと。

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■ローカル線ガールズ
 (嶋田郁美著) 2008年4月14日

福井キヤノンの玉木社長オススメの本。福井の「えちぜん鉄道」のお話。京福電鉄の大惨事、廃線、そして市民の声を後ろ盾にした「えちぜん鉄道」の復活。そこには業界初、全国初のアテンダントという存在があった・・・。

自分たちで存在価値を見つけ、創り出し、「アテンダントなんていらない」から「あなたたちがいるから安心」とお客様にいわれるまでの長〜い道のりが書かれています。著者はアテンダントのリーダーなので、飾らない等身大の彼女達の奮闘振りが伝わってきます。
走行中の電車の中で、自分の他に頼る人はいない。その厳しさが彼女達を笑顔にさせるような気がします。すれ違う電車に乗務している他のアテンダントの立ち居振る舞いを見て学ぶ、というのもすごいなぁと思います。
一往復約300分の乗務時間。繰り返し繰り返し同じ場所を通過するけどお客様も景色もすべてが時間ごとに変わっていく。その限られた一瞬一瞬を大切にお客様目線で考え、迷うことなく行動する。それがお客様の声を「あなたたちがいるから・・・」に変えた一番の成功要因。

えち鉄の復活は彼女達の活躍だけで成しえたわけではもちろんありません。「えち鉄はサービス業」と位置づけ、車両や駅の整備などの設備投資はもちろん、アテンダントの導入、パーク&ライドの設置、サポーターズクラブの運営、イベントの開催など様々なことに取り組んできました。そして、地域の人たちの暖かい支援も。地域になくてはならない会社になること。それを学べる一冊です。

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■どんな仕事も楽しくなる3つの物語
 (福島正伸著) 2008年4月2日

初めて一緒に仕事をする人とのコミュニケーションは難しいものです。しかもコミュニケーションツールがメールだけ。こちらがわかりやすいと思って書いていることも、相手にとってはわかりにくいことがあります。数回やりとりしてお互いの合意がとれました。お互い諦めないってことが大事です。そして私が書いたヒトコトに対してこんなようなメールが届きました。
「中国にいる仲間もこのサイトを興味を持って見てると思うと、単純な作業として考えちゃいけませんね」
仕事の先にあるものを見ようとする、というのは、忙しさだったり、やるのが当たり前だからやってると考えてしまうとできなくなってしまうものなんだと思います。その価値は自分自身で決められる、ということも。
この本はそういうことを思い出させてくれる一冊です。ものすごく平易な言葉で書いてあるので1時間もあれば読めてしまいますが、実際に意識して実感して習慣化するにはハードルがあるかもしれません。駐車場のおじさんの話、泣きました。オススメです。

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■以下、無用のことながら
 (司馬遼太郎著) 2008年3月19日

文章を読む楽しみ。それを思い出させてもらった本です。
普段使わない言葉たち。それは、美しい言葉、音のきれいな言葉、そして新しい知識を私の中に蓄積します。
この人の書いたものをもっと読んでみたい、と思いました。

私たち日本人が使っている日本語は、「ウラル・アルタイ語系」といって単語と単語を膠でくっつけていくような言葉なのだそうです。しかもモンゴル語や韓国語、バスク語など数少ない語系なんだそうです。そういった話とともに「日本」という国の成り立ち、文化、人々の思想について改めて考える機会になりました。びろちゃ、プレゼントしてくれてありがとー♪

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■世界で最も賞賛される人事
 (ヘイグループ、浅川 港編著) 2008年2月6日

企業は人なり。人事戦略なくして企業の成長はありえない。長期的なビジョン・ミッションを定め、その実現に向けた戦略を立てる。その戦略と同じレベルで「人」の採用・評価・リーダー育成・モチベーション向上に努める。当たり前のことを当たり前のようにやるだけ。
なのにどの企業もそこに正解を見つけることはできない。結局、人は多様だから。
なーんていっててもなんにもならないので、この本では、GE、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フェデックスなど優れた経営=人事を行っている企業の事例が取り上げられています。こういった優秀企業でも70%の人たちを活用する日本型の組織力を意識しはじめているように思います。ベストは全員がその企業の使命やありたい姿に向けてリーダーシップを発揮することなんですよね。
J&Jの事例からは人事を進化させていく兆しを読み取ることが出来ました。さすがに1887年創業で100年を超える事業経験を持つだけあります。フェデックスの360度評価の12の質問も参考になったし、GEのリーダーに対するアシミレーションも「そこまでやるか」って感じです。
これらの企業は、「人事戦略」が優れているのではなく「企業経営」が優れているのだと思います。自社認識(組織プロフィールシート)が環境変化に応じてしっかり描けていて、かつ人の育成を経営の核に据えている企業なんだろうな。

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■100Inc
 (エミリー・ロス、アンガス・ホランド著) 2008年1月17日

一言でいうと、欧米人から見た成功企業100社の創業から成功までを端的に集めた百科事典。日本の企業や日本人も出てきます(ソニー、任天堂、ユニクロ、ノブ)。なかなか読み進められないのは日本では身近に思えない企業が多いからかもしれません。そして、「成功=お金持ちになった」というのが「結」になっているのと、ナイキなど経営のどろどろした部分があったりするので、なんだかちょっぴりつまらない。やっぱりビジョナリーなストーリーがあるともっといいのになー。フェデックスのところはGOOD! 従業員に向けて「でかした」という新聞の全面広告を出したエピソードがかっこよかったですよ。

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■会社の絞め殺し学−ダメな組織を救う本−
 (弘中 勝著) 2007年12月24日

「お客様が喜んでくださる商品・サービスを提供している」という自信。そしてその商品・サービスのクオリティを向上させているという実感が、従業員一人ひとりにあれば仕事は楽しくなります。
この本はそのためにどうしたらよいのか、「自らが考える」本です。
私にとっては「足りない絵の具」のストーリーが最高です。いつもこの話は考えさせられます。

タイトルは「会社」と書いてありますが、組織であってもあてはめられます。自分の部門の提供価値に自信を持ち、その価値提供先のためになにができるのかを考える。たとえば、私だと、イントラのwebサイトをどうしたら興味を持っていただけるのか、どう伝えると良いのか、そういったことをしっかり考え、実践していくことです。実践、顔晴ろっと。

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■笑顔は無限力−仙人は今日も笑っています−
 (原伸介著) 2007年11月11日
「僕は炭焼き職人になった」の著者、原さんの最新刊。この本を読んで、自分のヘタレ具合も「笑って」受け入れられ、とにかく元気になれました(^^) 何回も読み返したい内容です。
「こだわりの職人」から「こだわらない職人へ」というくだりで、「オレの炭を焼くんだ」から「どうしたら喜んで頂ける炭をやけるのか」に変わった、つまり、「主役が自分から相手になった」とあります。自分目線の自己満足の炭から、第3の石切り職人のように「この炭で誰かを笑顔にするんだ」へと変わるんですね。仕事とは「誰かに喜んで頂くためにやっているものなんだ」・・・。そういう変化点を原さんは自分の夢を実現していく過程の中で見つけ、生きる力へと変えています。実録、仙人への道、みたいな面白さです。
アメノウズメノミコトのように、力を見せ付けるのではなく、「笑顔」の力を信じる。なんか楽しくなってきます。

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■裸でも生きる−25歳女性起業家の号泣戦記
 (山口絵理子著) 2007年11月3日
「生きる」ということは、自分の価値観を見つけて「自分の信じる道」を生きることなのかなぁ。
著者の山口さんは、バッグなどの雑貨を扱う、「マザーハウス」の代表。「途上国から世界に通用するブランドをつくる。」を使命として、バングラデシュとの間で日々奮闘されています。この本には、その使命に出合うまでを描いています。
「バングラデシュってどこ?」って思いますよね。そこは、インドとミャンマーの間にあるベンガル湾を臨むベンガル人の国。政情が不安定で、経済的にも貧しい国。それでも彼らは、それを誰かのせいにするのではなく、「ただ生きるために」生きている。その現実に直面して、「一番にならなきゃ意味がない」、人との競争で勝つことをに置いていた自分の価値観が、誰から何を言われようが「自分の信じる道を生きていこう」に変わります。「そうなる」と決め、その一途な思いと並外れた行動力が、仲間を集め、ビジネスを成功させるための重要なカギだったのだと思います。

●MOTHERHOUSE URL: http://www.mother-house.jp/index.shtml

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■脳はなにかと言い訳する (池谷裕二著) 2007年10月31日
私が「脳」について興味を持ったのは著者の池谷さんと糸井重里さん共著の「海馬」のエッセイ。私がこの本のタイトルつけるとしたら「脳はなにかと面白い」と、ヒジョーにストレートな表現になっちゃいますね。脳と身体の密接な関係、そしてゆらぎが心を生むのかなぁ。この本は「脳とのつきあい方がわかる本」。脳はいま私がこの文章をパソコンで書いているまさにこの時にも働いていてます。ていうか、脳って眠らないんですよね。寝てても今日起きたことを早送り再生して、必要なものを選択して保存する作業をしてる。人間て、何世紀もかけて、これからもこういう仮説をたてて「ほんとにそう?」って思考し続けるんだろうな。科学って面白い。そして、この本のエッセイの中で「面白い」って思う仮説って人それぞれに絶対違うんですよね。それもまたこの本の面白さ。
話がそれたのかなんなのかわからなくなってきましたが、「歳をとると脳の性能は衰える」というのは間違いで、「海馬は衰えないけど、シータ波がでなくなる」そうです。シータ波が出なくなるとヒトは学ばなくなるのでデータベースが増えないんですね。じゃ、どうするとシータ波が出るかっていうと、「好奇心」や「探究心」が必要なんだそうですよ。
あと、「脳はダジャレを言いたがる」ってのが笑えました。ヒトは中年になるとダジャレを連発するのは脳の構造上仕方がなさそうです。言葉を「音」で捉えるか「意味」で捉えるか。簡単なのは「音」で捉えること。小さい子供は「意味」はしらないから、「音」に反応しますよね。ま、おじさんがダジャレを言っても、気楽に「音」を楽しめばいいってことだそうです。
P.S. 食べすぎは脳に悪いって書いてありました。「いまの時点の科学ではそういわれているかもしれないけど、きっといつか違う仮説がでてくるはず!」。あ、やっぱり脳は言い訳しますね(^m^)

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■ここには未来がある 全員主役の感動企業「沖縄教育出版」
 (沖縄教育出版 編) 2007年9月2日

"I am OK! You are OK! We are OK!"の沖縄教育出版が自社の会社案内として作った冊子です。ストーリー仕立てで沖縄教育出版がどんな会社か理解できるようになっています。物語は、「一流企業で働いていたシンメ君がノルマに追われ身も心がぼろぼろになり、南の島へ元気を取り戻しに出掛ける」というところから始まります。

この中に出てくる言葉はどれも働く上でとても大切なことばかり。「仕事は祭り」と思って楽しく仕事をする。でも、そこには働く上での大切な心構えがある。たとえば、お客様との信頼関係を深めること、仲間も自分も尊重すること、自分で目標をもって考えること、もっとよいやり方を探すこと、責任をもつこと、などなど。
私が心に残ったのは、この言葉です。

 一、一生懸命だと、創意工夫(知恵)が出る
 一、中途半端だと、グチが出る
 一、いい加減だと、言い訳が出る

ところで、この本、「売ってる」とのことでしたが、どこで買えるのか・・・。沖縄教育出版のweb見ても書いてなかったし。ググってもわかりませんでした。西川社長、貴重な一冊、有難うございました

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■ロジカル リスニング(船川淳志著) 2007年7月17日
ロジカルでない私に、とってもとっても役立った本。「ロジカル」ってタイトルなので、内容もロジカルでわかりやすい。特に演繹法と帰納法の解説が「そーだったのね」と異常に納得。演繹法は「三段論法」で、帰納法は「事実をとにかく並べてそこからなんか結論めいたものを出せばいい」という理解でしたが、図に表すとアラ不思議。へぇ。
また、対話において私が陥りやすい誤解はナゼ起きているのか、相手にとってどのような受け答えをすれば効率的かつ効果的なダイアログを行うことが出来るかなど、ものすごく参考になりました。ダイアログでは感情の取扱いという部分もありますが、ロジカルに考えることによって、対立を生まずに済むこともあることを学びました。
これを習得するためには、意識して対話の場での実践が必要です。そのやり方を自分なりに考えたいと思います。

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■なぜおいしいアイスクリームが売れないの?(シビル・チョウドリ著)
2007年3月31日

著者は、「シックスシグマ」を著書に持つ、品質管理のコンサルタント。内容は、つぶれかけたアイスクリーム工場が再生するまでのモノガタリ。
物語を読み進むうちに、再生のプロセスに必要なキーワードがたくさん出てきます。 プロダクトアウト(自社の論理)ではなく、顧客志向で聴く、ということは良く言われることです。もちろんそれも重要なんですが、まずは自分の家族や従業員から聴くことをはじめないと進まない、というところが私にはインパクトがありました。ビジネスはすべて人との係わり合い。自分にとって大切な人をきちんと大切に扱うことができなければ、ビジネスなんて出来ないよってことなんですよね。
また、危機的状況を克服した後、それを維持・進化させ続けることはさらに難しいものです。そのためには、常に完璧を目指す熱意と責任感が全員に根付いていることが鍵になります。やはり究極は人の意識なんですね。

あと私が印象に残ったところは次の3つです。
・商品を売りたければ、原点に戻ること。原点とは、誰かの支えになっているかどうか。売上は目的ではない。サービスの副産物。
・毎日の仕事を「やらなければいけないこと」から「やりたいこと」、「好きでたまらないこと」に変えること。自分の仕事が誰かの役にたっていることが理解できれば、どんな仕事も充実感のあるものにできる。人生の目標は趣味と職業を融合すること。
・本当の実力とは、一番調子の悪い時になにができるかで決まる。
・初めから完璧を目指して計画を練ること。細部まで注意を払うこと。

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■大切なことはすべてクレドーが教えてくれた(片山修監修)
2007年3月27日

どっかで聞いたようなタイトルですよね。
さて、本の内容はジョンソン・エンド・ジョンソングループの普通では「ありえない」経営の話。ジョンソン&ジョンソンでは、世界57カ国にある約200のファミリー会社で12万人近くの従業員が働いています。そこでは、経営層から製造現場で働く従業員まで、一人ひとりが“クレドー(我が信条)”を大切な価値観とし、「顧客」「社員」「地域社会」「株主」に対する4つの責任を果たすことを意思決定の拠り所とし、それを自分達の誇り(喜び)としています。クレドーの文言は、時代や組織の変化に伴い変化していますが、その思想は変わることなく、企業人としてだけでなく、個人の生活においても正しいあり方を示し、ハッピーな従業員になる礎となっています。「原則で動く」組織を作ること、その強さを実感できる1冊です。
ただし、クレドとHow toの一貫性が理解できない方にはオススメしません。How toに飛びついてしまいそうなので・・・。

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■仕事の思想(田坂 広志著) 2007年1月30日
このサイトの読者の中には結構この本を読んでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
根底に流れる「仕事の思想」を通して、「人がなぜ働くのか」について、読み手が深く考えさせられる内容だと思います。少なくとも自分にとってはそうでした。
また、この中に収められている素晴らしいストーリーは、田坂さんの人と人とのコミュニケーションの中での体験と、そこから学びとられてきたものです。
この本を読んで私が一番強く感じたのは、田坂さんの「人から学ぶ力」、そして「それを糧に行動する力」でした。
「田坂さんは友人や人間関係に恵まれている」と思うのは簡単です。でも、それだけじゃないと思います。
どんな人からも学ぼうとする、そこには、謙虚さ、注意深く聴く姿勢、自分と違う意見を否定せず自分に深く問い掛ける姿勢があるように思います。それがあるからこそ、「気付き」、自分のこととして取り込むことが出来るのだと思います。
仕事を通じて、日常を通して私もたくさんの人と接します。すべての出会いを自分から良いものに意識的に変えることは可能なのかもしれないと思ったのでした。

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■加賀屋の流儀(細井 勝著) 2007年1月5日
Mr. Hから「加賀屋とリッツの違いをレポートするように」とのミッションとともに渡された本。
最大の相似点は、「お客様の期待を先読みする最高のパーソナルサービス」。最大の違いは、「家族とシステム」でしょうか。
最大の相似点は、やっぱり一人ひとりのお客様にとっての「最高」を追求し続けること、にします(^^)。だから加賀屋とリッツは相互に学び合っているのだと思うし、どんどん進化し続ける組織でいられるのだと思います。「最高」のサービスとは、「お客様が声に出さない期待を察して心を込めた応対をする」ということ。そこにマニュアルが存在しえないのも一緒です。また、それを実現するために組織が一体となり、お客様と接するスタッフとそれ以外のスタッフの連携が見事であるということも。その結果、「高い」お客様満足度・リピート率・客室稼働率・個客単価(滞在中に使う費用)につながるんですよね。
一方、最大の違いについては「大切なことを大切にする」ことを浸透していく方法だと思います。加賀屋ではスタッフは「家族」であり、女将や経営層からの深い愛情を受けつつ、女将や先輩の背を見て加賀屋の流儀を学んでいきます。リッツはというと、ビジョンに向けてスタッフをまとめる「システム」が教育や日々のラインナップ(朝礼のようなもの)といったプログラムの中に構築されています。

加賀屋はひょっとするとお客様も「家族」と考えているフシがあるような気がします。大切な家族だからこそ加賀屋でしか味わえない「極上」のおもてなしを提供する。この本には、26年間「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で選ばれ続けているヒミツ(素敵なエピソード)がたくさん詰まっています。

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■結晶物語(江本勝著) 2006年9月22日
この本は、本っていうか写真集。水の結晶が写っています。もう何年も前に、人と経営研究所の大久保寛司さんや脳力開発センターの田中典生さんに勧められた本ですが、先日、七福醸造の犬塚社長がこの本の内容を話されていたので、思い出したように購入しました。
その話とは、『炊きたてのご飯を入れたガラス容器を2個準備して、1つには「ありがとう」、もう1つには「ばかやろう」と書いた紙を貼る。1週間ほど経つと、「ありがとう」の方はつやつやな白いご飯のままで、「ばかやろう」の方は真っ黒になる』というもの。
水だけでなく、いろんなものに言葉の波動が伝わる、という話。「ばかやろう」みたいな人を傷つける言葉よりも、「無視」が一番最悪の状態になるというのを写真で見て、ビックリしました。人によるかもしれませんが、私は無視って辛いです。
モノに言葉を貼ったり、音楽を聞かせるだけでもこれだけいろんな反応がでるならば、感情を持った人間だったらどうなるんでしょう。言葉は言霊。使い方を考えなきゃ・・・です。

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■ビジョナリーカンパニー特別編(ジェームズ・C・コリンズ著) 2006年9月10日
超薄い本。でも超奥深い内容です。
「リーダーシップには2つある。執行型と立法型。執行型は一人の指導者に権限が集中していてリーダーの判断が適切に執行される。
一方、立法型は説得力や政治力、共通の利害や関心などに頼って適切な決定が下される条件を整えていくこと。」
それって、つまるところ、人ではなく、価値観やビジョンそのものに権限を持たせているということじゃないのかなぁ。
そういう立法型のリーダーシップを発揮するためには、第五水準のリーダーシップが必要。偉大な組織といわれるところでは人々の貢献意欲を自分達が大切にする価値観やビジョンに集めることで、一人ひとりがリーダーシップを発揮できるところで自律的かつ最大限に発揮している。そこでは、価値観による規律によって正しい判断を誰もが行われている。そういう状態をリーダーが変わっても保てる仕組みをつくりあげている。それがカリスマ性を必要としない、自らに「力を持たない」、第五水準のリーダーシップなのでしょう。

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■モモ(ミヒャエル・エンデ著) 2006年8月9日
「時間」をめぐる物語。主人公はモモという小さな女の子。人が効率化ばかりを求めるようになったその影には・・・。
時間を財産として換算する。70歳まで生きたら2,207,520,000秒。「何もしていない時間は価値を生んでない。その時間を貯金しませんか」と迫る灰色の男達がいた。
過去と現在と未来。時間に対する概念がこの本を読んでちょっと変わったような気がします。人は一人ひとり、それはそれはとても美しい時間の花を持っている。「忙しい」というのは簡単。その時間を私はどう使うのかなって考えてしまいました。

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■かんじき飛脚(新潮社 山本一力著) 2006年8月1日
この本は、私が5月に行った加賀の料亭「浅田」の接客について辛口コメントを書いたために、さるお方から「きちんと浅田の歴史を学ぶように」と貸し出された本です(笑)。
「浅田」はもともと金沢と江戸を往復する加賀藩公認の飛脚が稼業。その飛脚たちが公儀の御庭番との緊迫した戦いの末、無事、藩のために「密丸(薬)」運びの使命を文字通り命がけで果たす、という感動のストーリーです。筆者の登場人物設定も巧い!
読み始めた頃は、読み慣れない歴史もの専門言葉(?)や漢字があり、とっても辛かったのですが、中盤から息をもつかせぬ展開が待っています。そして、なんていうか声にはならない、厚い信頼、人を敬う気持ち、仲間を思いやる気持ち、豪胆さや心意気が伝わってくるんです。日本人ってほんと昔は知恵があり、背筋を伸ばして美学を持った生き方をしていたんでしょうね。どこで私のように軟弱な日本人ができるようになったのかな〜。

P.S. この本を通して料亭「浅田」が大切にしていることが伝わってきました。が、それを知れば知るほど、こないだの対応との間にマリアナ海溝くらいの溝を感じてしまいました(笑)

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■宇宙を味方にする方程式(至知出版社 小林正観著) 2006年6月28日
え〜と、全編にわたりフツーではない話が書いてあります。
フツーの人の私が心に響いた順に3つ。
「今日の今の瞬間は目の前にあること(人)が一番大事」、「笑顔と感謝が大事」、「肯定的な言葉で現象を捉える」。
あと、「体の中に核融合システムがある」、「人には“喜ばれると嬉しい”という本能がある」、そして美空ひばりさんのお話が興味深かったです。
よくわっかんないけど、きっとそうなんだろうな〜。

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■マンガでわかる上司と部下の職場系心理学 <新装版>(実業之日本社出版 ナカタニD著, 衛藤 信之 監修) 2006年6月6日
以前このページで紹介した「上司の心理学」。その内容の一部を1つのストーリーに仕立てて漫画化したものです。上司と部下の葛藤。「怒りの前には必ず“期待”がある」、そしてエンプティチェアで自分と相手と対峙する、などなど。
自分のコミュニケーションの仕方を振り返るのに良い本です。そして、この本、500円ととってもお得です。「上司/部下/同僚とうまくいかない」と思われる方は是非?!

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■佐賀のがばいばあちゃん(徳間文庫出版 島田 洋七 著) 2006年5月29日
「無から有を生み出す」。まさに“がばい(すごい)ばあちゃん”と昭広少年(島田洋七さん)の生活は、モノやお金だけに頼った幸せではなく、人は心のありかた一つで幸せを感じることができることを証明しています。大事なのは心。いまの立ち位置を受け入れて自分自身を幸せにできなければ、どんな状況だって幸せになれない。「貧しい」と考えるのではなく、「足るを知る」。それが突き抜けた明るさ、心の豊かさを育むのだと思います。
また、ばぁちゃんの「本当の優しさは人に気づかれずにするもの」という言葉。昭広少年が自分の押し付けの優しさに気づくシーンは、自分もこういうことやってるなぁと思ってしまいました。たとえば、電車で席を譲るのも私はさりげなく出来てません。意識せずそれができたら本物だなぁと思うんですけど・・・。がばいばあちゃん、そして昭広少年の周りの人の優しさが心に染みる1冊です。

なお、「がばいばぁちゃん」の本はシリーズになってます(あと2つ)。「がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい! 」、「がばいばあちゃんの幸せのトランク」。これは徳間文庫から。そのほかにも、「佐賀から広島へ めざせ甲子園」ってのがあって、それは集英社から今年3月に出たのみたい。買って読もっと。

●「がばいばあちゃん」名古屋で6月3日から映画上映開始(九州では4月から封切られてます) http://www.gabai-baachan.com/

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■続・君についていこう 女房が宇宙を飛んだ(向井 万起男著) 2006年5月26日
びろちゃから「私、まきおファンなの」と貸してくれた本。その「まきお」さんとは、1994年7月、日本人女性で初めて宇宙へ飛び立った向井千秋さんの旦那さん。
この本の内容は向井千秋さんがコロンビア号に乗り込み地球に戻ってくるまでのお話。スペースシャトルが45分で地球を一周してしまうことや、シャトルが地球を回る時の態勢とか、宇宙から戻ってきたシャトルがジャンボジェット機にくくりつけられて移動する話とか、「へぇ〜」と思うところはたくさんありました。けど、私が一番面白かったのは、千秋さんが地球に戻ってから3日間、地球の重力を面白がっていたところ。雑誌の薄いページを何度もめくって落ちるのを眺めたり、布巾やバッグを何度も落として不思議そうに「じぃーっ」っと見つめていた様子。「宇宙では何でも浮いていたのに・・・」。
普段重力を感じないで過ごしている私には全くわからないけど、この世界はとても面白いものに思えました。
そして、3日後、千秋さんは重力に慣れてしまいます。3日坊主というけれど、人間の細胞は3日サイクルってあるのかなぁ。3日で元に戻るように脳が仕向けているのだとしたら、なにか学んだ時は3日間以上実行し続ければ身につくのかな〜なんてね(^^)。

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■全国から人が集まる不思議な自動車教習所(小河 二郎著) 2006年4月8日
サブタイトルは、「たった二週間で若者が変われるMランドの秘密」。Mランドとは、合宿型自動車教習所「益田ドライビングスクール」のこと。
少子化の影響もあり市場が縮小する中、山陰の島根県にあって、首都圏で1,2を争う教習所と同じくらいの卒業生を毎年排出し(約6000人)、地域の活性化にも貢献しています。ゲスト(お客様)のほとんどは卒業生の「口コミ」で集まってくるっていうのもスゴイです。
そんなMランドの魅力はどこにあるのか。結局は小河社長が大切にされている「やわらぎの心」が根底に流れているからなんじゃないのかな、と思います。「やわらぎ」とは、もともと松明で照らすさまをいい、火を挟んで話をするとき満ち足りた心になることから、「やわらげる」とか「ほどよくする(バランスをとる)」、という意味に転じたそうです。そういう心持でいれば、やさしい心や温かい心が自然と芽生えるし、コミュニケーションを自ら進んで取ることの怖さというか、ハードルを下げてくれると思います。
Mランドって、そういう心をゲスト(お客様)、インストラクタ(教習員)、職員、お客様や職員の家族、そして地域の人々が持ち、ともに成長していく修行の場のようなところなんじゃないかなと感じます。なので、自動車免許をとるための教習所というより、人間としての免許を取りに行くための教習所、といったほうがしっくりくるというか。
一期一会。英語で表現すると、“Now and here”。いま、このとき、この場所。その瞬間瞬間に自分がなにをすべきなのかを考える。そんなことを学べてしまうMランドってスゴそうなところです。

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■文字が変われば、ココロも変わる。(成澤翠玲著) 2006年3月28日
著者は女流書道家であり、産業カウンセラーでもあります。文字と心の研究者って感じでしょうか。私がピンときたところは、「焦るときこそ、ぼんやりを」。「近付きすぎると見えなくなる。離れて俯瞰する」、「立ち止まって反対のことを考える」などなど、見る視点を変えるところです。また、この本を通して一貫して伝わってくるメッセージは一つ。「魅力ある人になろう!」ということ。自分の魅力を知り、相手の立場に立って伝えていくことが人生において必要なんですよね 。
最初のほうに文字セラピー(悩み解決?)もあります。「仕事にやりがいを感じない人」など、ある一文字を筆で書いてみると精神状態がわかるんだそうです。文字のクセに気をつけると変わってくるみたいですよ。あなたも試してみては?

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■生協の白石さん(白石昌則著) 2006年2月19日
今更な書籍紹介です(^^)>。改めてコメント力って大事だなぁと思うことがありましたので、「生協の白石さん」をご紹介します。

生協で買い物をする学生さんたちの質問や要望を集める「一言カード」。学生さんからの素朴な疑問から挑戦的な(?)質問まで、どんな変化球でもウィットに富んだ答えを打ち返す、東京農工大学生協職員 の白石さん。読んだ人がつい微笑んでしまいます。相手の心をつかみつつ、でも自分の使命(仕事)も忘れずアピールするところも素晴らしいです。
齋藤孝先生(明治大学)が「コメント力」とは、ストレートに答えを返すのではなく、相手の思ってない切り返しをすること、とおっしゃってました。まさにそれですね。うまい!
P.S. 本になるきっかけとなったブログは毎日続いています。今日も白石返し炸裂です。↓
●「がんばれ、生協の白石さん」ブログURL(東京農工大学の学生さんの公認ブログ): http://shiraishi.seesaa.net/

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■なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか(藤沢久美著) 2006年2月9日
この本は藤沢さんがキャスターをされていたNHKの「21世紀ビジネス塾」で取り上げられた元気な中小企業の取材などを通して得られた情報を元に書かれたものです。「お客様を主役にした御用聞きビジネス」、読んでいると楽しくなってきます。なぜかというと、小さい会社のすごいアイディアが沢山つまっていて「へえぇ〜×20」なことと、企業の実名が載せられていないこと。「あ、これ、あそこの会社だ!」と想像できてしまうのもクイズみたいで楽しいんです(^^)。
また、第10の発想の転換「職場づくり」から「晴れ舞台づくり」のところがこの本の中で一番気に入っています。「元気な企業は人が輝いている」、本当にその通りと思います。

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■ディズニーが教えるお客様を感動させる最高の方法(ディズニーインスティチュート著) 2006年1月5日
是非、読んでみてください。ディズニーマジックはマジックなどではなく、プロセスを細部にわたり科学した結果であることがわかります。そして、そのプロセスが従業員一人ひとりによって確実に繰り返し実行に移せるよう、何を一番大事にするかという価値観の「優先順位」決めや徹底的な情報共有が行われ、文化にまで昇華されているのです。リッツ・カールトンホテルも同じだと思いました。
この本はいろんなところで「へぇ×20」があります。その中でも、私はディズニーのセットをデザインする、イマジニアリング社の戒律である「ミッキーの十戒」が、経営においても、なにかを作りだすプロセスにおいても重要だなぁと思いました。一つ目が「お客様を知る〜セットを作り始める前に誰が使うのかをきちんと理解する」から始まり、最後が「努力を続ける〜けっして満足せず、セットを常に整備する」なんです。
「自分たちにとっての良いプロセスを見つけ、そのプロセスを実現するプロセスを作り・実践し、良い結果を生む。しかも現状に満足せず、変えていく」ということが大事なんですね。

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■キヤノン特許部隊 (丸島儀一著) 2005年9月16日
この本を読んで、丸島さんの知的財産に対するWILLと戦略性の強さ、そしてキヤノンの組織の強さを感じました。なぜ組織が強いかと思ったかというと、今でいう知財部門の前身にあたる組織に新人を入れ、「まだ事業化されていない分野を担当しろ」と任せて、その役割に専念できるようリーダーが囲っていること。それがキヤノンの知財戦略の出発点になっていると思うのです。
丸島さんが優れた知財マンに成長し、日本の知財戦略までもを切り開いてきたのは、丸島さん自身の才能と努力と先見性と使命感だけではなく、X社を凌ぐ特許戦略をとろうとするキヤノンの組織の力がベースにあったからだと思います。それは書籍のタイトルどおり、技術者を含めた「特許部隊」なんでしょう。
あと、この本には知財以外の「ビジネスにおいて大切なこと」がたくさん書かれてます。

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■働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった (加賀屋克美著) 2005年9月7日
「お客様も人、スタッフも人。人と人とのコミュニケーションなんだ」、そして「誰かの喜ぶ顔が見たいから、喜んでもらえたら自分が喜べる」。人が仕事をする、誰かと関わるとき大切なこと。それは、対等のコミュニケーションであること(リッツみたい)、お互いが楽しくなれるよう心の底から何ができるか、って考えることなんだろうなぁ。
また、この本からはディズニーグループが大切にする価値観の徹底ぶりがひしひしと伝わってきました。すごいな〜。この本、オススメです。

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■人生の成功とは何か 最期の一瞬に問われるもの (田坂 広志著) 2005年8月19日
「一日を生ききること」。私がこの本を読んで一番心に残ったこと。これ、なかなか出来ることではないですよね。だって、これって「“今日一日しか命がない”と思って過ごすこと」ですよね。そしたら私は今何をしているだろう。何をすべきなんだろうか。いまここでこれを書いてる私。それは正しいこと? でも、それが正しいことか、すべきことかを決めるのは他の誰でもない私自身なんです。う〜ん。人生って難しいっつ。
ちなみにこの本、読もうと思えば1時間くらいで読めちゃう分量です。が、内容への疑問や自分への問い掛けをしているとなかなか読めないという行間になにかがある本です。

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■斉藤一人 15分間ハッピーラッキー(舛岡はなえ著) 2005年7月14日
foxryo版「これを読書と言うのはどうかなぁ」シリーズ その2(笑) 
天国言葉と地獄言葉、これがこの本のキーワード。

天国言葉は「ついてる うれしい 楽しい 感謝してます 幸せ ありがとう 許します」。
一方、地獄言葉は、「ついてない 不平不満 グチ・泣きごと 悪口・文句 心配ごとを言う」。

天国言葉を使って、自分が幸せになりたい、人を幸せにしたい、と思う人が幸せになれるようです。
地獄言葉に関して、hideがこんな面白いコラムを見つけてきたので、ご参考までにURLを張ります(日経BPサイト)。
 ☆[健康]グチは他人にとってもネガティブ・エネルギー
   http://nikkeibp.jp/wcs/j/lifestyle/384533i

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■マンガ老荘の思想(蔡 志忠著) 2005年7月12日
これを読書と言うのはどうかなぁと思ったりします。が、さすが老荘思想。なかなか深くて読むのに時間が掛かりました。
この中で「コトバは月を指す指であって、月そのものではない」という一節がありました。この一節になんだか頭をガーンと打たれたような気がしました。みんな同じ月を見ている。でもそれを誰も正確に表現することはできない。正解を求めようとする思考自体がつまんないことなんだなぁ。あるがままを受け入れることが大事なんだと思いました。
たぶん、このサイトに訪れてくださるみなさんがこの本を読んだら、必ず違うところに共感するはず。人それぞれ表現の仕方や感じるところが違う。それでいいんだと思いました。

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■さおだけ屋はなぜ潰れないのか(山田真哉著) 2005年6月16日
身近な疑問からはじめる会計学というサブタイトルどおり、本当に身近。この本のおかげで食器洗浄機を買うのを止めました! 宣伝のうたい文句に騙されちゃいけませんね。至る所に数字のマジックが隠されているんですよ! 数字って結構利用範囲が広いものだなぁと思いました。私の簿記3級はもしかして役に立つのか?!
著者の山田さんは「女子大生会計士の事件簿」という推理小説で会計学を楽しく学べるというトライをした方です。この本も読んでみたいな。

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■のこすことば―明日へ、未来へ(福井県三方町 編) 2005年6月13日
私が未来へ残したい言葉ってなんだろう。今はまだ見つけられていない気がします。
40篇の「のこすことば」には、それぞれの人生の中で心の糧とされてきた言葉が詰まっています。それはほとんどが「誰か」からもらった言葉。大切な人だったり、世の中で頑張ってる人だったり。言い伝えられるべき言葉たち。それぞれが私の心に迫ってきます。
自分より苦労をしている状況を見て自分はまだ幸せなんだ、贅沢をいってはいけないと同情するのは、ただの驕り。命について、日々生きていくということについて、なかなか面と向かえない自分がいるのを発見しました。なんとなく生きている。生きている充実感って自分はどういう時に感じているんだろうな。きっと一生かけてそういう瞬間にめぐり合っていくのかもしれません。そんな日々の中で、「ありがとう」というコトバは深い深い意味を持つように思いました。
前を向いて生きていく勇気、私は素直にこの本から学ぶことができました。

なお、この本を読むときは、ハンカチを「絶対」忘れずに。また、電車で読むのは厳禁です(笑)
この本は、2002年に創設された福井県三方町の「のこすことば文学賞」の作品をまとめたもの。今年、3冊目の書籍がもうじき発刊されます(私は一気に2冊読んでしまいました)。

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■グレートスモールカンパニー(瀬戸川礼子著) 2005年5月26日
DO IT!ビデオに取り上げられている横浜の工務店「近代ホーム」。2年先まで注文が入っている評判高き「グレートスモールカンパニー」です。
バグジー、ネッツトヨタ南国、ホンダクリオ新神奈川と同じ、「社員の幸せ」を基軸においた経営です。
また、サブタイトルが「小さな会社に学ぶ奇跡の企業哲学」。小さいから、弱いから、ということを「だから、できるんだ」と強みに変えています。
この本を読むと「中小企業だから、オーナー企業だから“できる”」という人も沢山いるでしょう。でも、たとえたった二人のチームでもここまで深く人と人とのつながりを大切にして成果に結びつけていくのは難しいと思います。

自分的に身にしみたところは「知ってることとわかってることは違う。わかってることとやることは違う。やることと出来ることは違う。出来ることとやり続けることは違う。やり続けることと身に付いていることは違う。身に付いて初めて価値が出るんです」という部分。できてなぁい。私の場合、「知ってることは忘れる。“これって○○だったよね?”と聞かれたら忘れたと言えず別の話題にすり替えて知ったかぶりをする。やれていることは中途半端」てな具合。人間の器が小さいです。日々成長しようと思えばどんなことからも学べるはず。ファイト!←※注)自分に言ってますから、残念・・・

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■他の店が泣いて悔しがるサービス(香取貴信著) 2005年5月16日
「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」の著者 香取さんの3つめの本です。
お客様が感動するサービスには、「人間力」が必要なんだなぁと改めて思う内容でした。自分が今何が出来るか考え行動すること。そのときに「お客様のシーンを考える」ということが鍵かな、と。「相手の立場に立って考える」というのはとっても漠然としています。そうではなく、より具体的に考えることが大事ですよね。「なぜ、そう思うのか」を掘り下げ、いま目の前に居る人に対してどこまでその人のストーリィをよんであげられるか、ということです。
にしても、ここに書ききれないくらいいっぱいのキーワードがこの本には詰まっています。お客様の満足とかそんなんじゃなく、サブタイトルにあるように、「人生で必要なこと」が書かれています。この本、文庫本でたったの560円なんです。カナリお得です(笑)。是非、みなさんも手にとって読んでみてくださいね(^^)。

●香取感動マネジメントURL:http://www.e-storybank.com/

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■権限のない社員が会社を変える(藤原雄一郎著) 2005年5月9日
私がいつも楽しみに読んでいるメルマガ「藤原雄一郎の経営最前線シリーズ」。経営を見る目の鋭さ、モノ創りへの思い、そこに「自ら」という視点がいつもあることに共感しています。その藤原雄一郎さんが出版された書籍「権限のない社員が会社を変える」。ご自身が経営に携わられた経験や松下の中村社長、日産のゴーン社長などの具体的な事例を数多く挙げられていてかなり説得力があります。
この本から私が改めて学んだことは、自らリーダーシップを発揮し、行動しなければならない、ということです(すっかりその気?)。その前提として「学ぶために自分のレベルを上げること」、「自らちゃんと考えよう」です。視野を広げ、謙虚になれればどんなことからも貪欲に学び、考え、変えていける。結果、進歩し、自分のレベルが上がる。そんな変化を楽しめる社員が増殖していくことが会社を少しずつ変えていく力となります。
ところで、ここまでは一般に良く言われること。もう一つ、自分にはうまくできそうにないことで、うなった一節があります。「喧嘩は情報共有化の一番の近道」というところ。人の本音を引き出すには怒らせること−。「本音を引き出すテクニック」の一つということですよね。何故こういう言葉が出てくるかというと、ほとんどの問題は部下と上司、お客様と自社、このどちらかとのコミュニケーションの悪さに起因するという考え方です。「壁にぶつかったり、解決できそうにないと思った時、“自分は上司と情報を共有しているか”“自分はお客様と情報を共有しているか”を自問自答してください」。まずはこの自問自答をしてコミュニケーションのパイプのつまった部分(本音)を探して、お互い本音の対話ができるように努力したいと思います。→この「本音の対話」が一番難しいのでしょうね(涙)。
●藤原雄一郎の経営最前線ポータルサイトURL:
  http://inox-m2.com/fujiwara/portal.htm

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■変な人の書いたツイてる話(斉藤一人著) 2005年4月22日

この本を読み始めたときは「へ?」って感じ。「ついてる」って言うだけでいいことがあるの? ありえない! と思って読み進めました。で、読み終わったら、結局自分の感じかたや態度を選ぶことが重要なんだと思いました。
私が努力しようと思ったのは、4つ。「プロの自覚とは“こんなこと当たり前といえる”こと」、「50の力のところを70の覚悟で取り組む」、「正しいより楽しいを選ぶ」、「相手が気持ちよいと感じる言葉の使い方を選ぶ」こと。
あなたに良きことがなだれのごとくおきますように!

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■なぜ働くのか(PHP総研編) 2005年3月23日

シーザーなど歴史上の人物、松下幸之助さんはじめとする実業界の創業者、サッカー選手の中田英寿さんなど、いまを輝く人たちの感動エピソードがたくさん詰まった本です(1人のエピソードが見開き2ページに凝縮されてます)。それらは、私たちが働く動機についてヒントをくれます。
この本から私が学んだのは、2つ。一つは「人は自分のためだけに働くことはできない」こと。確かに好きなことを仕事にしている人もいます。でもそれも、その仕事を通して、誰かの役に立ったり、幸せにしたり、感動させたりしているのです。仕事って、結局、世のため、人のためにあるものなのではないでしょうか。
もう一つは、「主体的に考え、行動すること」の大切さです。フランスの哲学者アランの言葉「いかなる仕事でも自分が支配する限り愉快であり、服従する限りは不愉快である」。そして、与謝野晶子の「嫌々する労働はかえって人を老衰に導くが、自己の生命の表現として自主的にする労働はその生命を健康にする」という言葉。 仕事に振り回されてたらつまらないですよね。一方で、主体的に行動するのは、考えたり責任を負わなければならないからイヤ、言われた通りにやってれば楽、というのもあります。それでも、やっぱり、自分なりの工夫や周りの人の知恵や協力を得ながら、楽しく仕事がしたいなと思いました(^^)
そして、プロになれるかなれないか、プロかプロじゃないかって、「主体的」かどうかで決まるのでは?と思いました。

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■リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと(林田正光著) 2005年3月20日

元 ザ・リッツ・カールトン大阪 営業統括支配人の林田正光氏の著書(現 京都全日空ホテルの社長兼総支配人)。この本には、リッツ大阪開業メンバーとして、1996年から5年間の経験を通して林田氏が学んだリッツの経営哲学、そしてホテルマンとしての林田氏の信念が詰まっています。
私がこの本で一番印象に残ったのは、「気配りと心配り」は明確に違う、ということ。リッツのような一人ひとりのお客様に対して感動のサービス(ミスティーク)を提供できる人材には、気配りに加えて、心配りが必要なのです。気配りというのは、「間違いや失敗のないように細かいところまで注意を行き届かせること」で、いわゆるマナーであったり「マニュアル」に出来る部分。一方、心配りは、「相手の心情を充分に考慮したり、予測される事態に対応すること」。とても難しい、人の心の部分の先読みですね。これはまさにリッツのモットー、"We are Ladies and Gentlemen Serving Ladies and Gentlemen"、紳士淑女でなければできないことだと思います。本当の心配りが出来ればマニュアルを超えたサービスができるのです。
これは、リッツの社員だからできなければならないことではなくて、人とのコミュニケーションにおいての基本であって、生涯学び続けていかなければならないことだなと改めて思いました。これを磨くことが人間力=その人の魅力になるんですね。

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■サービスの底力!(相澤賢二著) 2005年3月6日

読み終って不思議な感動を覚える本です。著者は2004年度日本経営品質賞の受賞企業、ホンダクリオ新神奈川の社長さん
このホンダクリオ新神奈川というカーディーラーには、マニュアルがありません。なのに、全国のホンダクリオ店で8年連続顧客満足NO.1、顧客満足度の数値は業界平均の「2倍以上」なんです。どこに秘密があるのでしょう。それは、ヒミツ!。是非、この本を買って相澤社長の「経営論」とその実践について読んでいただければと思います。
でも、いぢわるせずに少し挙げるとすると、独自の顧客満足についての考え方、社員を家族のように思い、その社員の成長を考えた店舗販売や全社員営業などを行っていること。そして、何より様々な取り組みに一貫した考え方があり、それを「本気で」徹底的にやり続ける、誰にも真似できない「相澤一家」という組織の素晴らしさでしょうか。

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■一気にネイティブ「魔法の発音 カタカナ英語」
(池谷裕二著) 2005年2月21日

これは楽し〜いドリル本。「日本人なんだから堂々とカタカナ英語で発音しようぜ!」って内容です。このページでも紹介した、糸井重里さんとの共著「海馬」を出した「脳」専門学者の人の本なんです。これがホント面白いんです。「掘った芋いずるな」見たいなノリ。ただし、脳科学に裏打ちされた発音の理論! 「え〜、こんなので発音でいいの?!」と思うのですが、hideに試しに言ってもらうと、あら不思議。カタカナ英語に聞こえない。「ワルユーテンカバウレッ?」は「What do you think about it?」、「エアネモウ」は「animal」etc. 読むだけじゃダメって書いてあるのに、読むだけで終ってます(笑)。「70回」繰り返して発音するのが覚える秘訣みたいですよ?

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■斎藤一人の不思議な魅力論(柴村恵美子著) 2005年2月6日

銀座まるかんの社長さん、斎藤一人さんのコトバ録、そして著者がそのコトバを通して得てきた実感のこもった体験談が書かれています。以前、バグジーの久保社長が、“これは斎藤一人さんのいう、「自己重要感」ですよ”ということを話されていて、それってなんだろうと思ってこの本を選びました。
一通り読んだ感想は、「考え方を変えなければ」と思ったこと。たぶん、一人さんの言ってることは正しい。でも、それを行動に移すのはとっても難しいな、と思いました。なんでかっていうと、読み進めていく間、「ええぇ〜」と思うこと、たくさんありましたから(笑)。
でも、この本から学んだことは、「自分が大切な人だと思われたい(自己重要感)」という心は、自分を含め、誰もが持っている感情であること。その自己重要感を高めていくためには、まずは自分の魅力を高めること。楽しさが必要かな。自分も相手も受け入れ、お互いの個性を尊重しながら・・・。ひと言ではとても語れない本でした。

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■いい会社をつくりましょう。(塚越 寛著) 2004年12月28日

人と経営研究所の大久保寛司さんの推薦図書です。「かんてんぱぱ」で有名な伊那食品工業の社長さんの著書。この書籍のタイトル「いい会社をつくりましょう」は、伊那食品工業の社是です。いい会社とは、末広がりの経営が行われている会社、すなわち木の年輪のような確かな安定成長をし続ける会社経営なのだそうです。
そういう会社の成長を支えるのは、社員の成長。「社員が喜んで働くことが、会社の業績や自分達の幸福につながる」。「効率化というと、コストや時間、人員の削減などで行おうとする。しかし、根本的な効率化策というのは、社員のモラル・志気・やる気の向上から生まれる」。仕事を追うか、仕事に追われるかでは大きく違うのですね。
また、「人間の目的は世に生きる人を幸せにすること」。社員だけでなく、伊那食品工業をとりまくお客様、取引先、地域社会にとっても良い関係を築く努力も惜しみません。
「真の社会奉仕とは、全社員が正しい心で生きられるよう経営者が導くこと」と、そういう社員を育む環境を作る塚越社長。「遠くをはかるものは富む」(by二宮尊徳)、これを信念に、先を見据えた独自の「日本型経営」の舵取りをしながら、46年間増収増益を続けている。そのエッセンスがいっぱい詰まった本でした。

おまけ:「理念の金太郎飴」と「手法の金太郎飴」など、塚越社長の言葉は人をひきつけるものがあるように思いました。その他には、「立派」な人、の定義。立派とは、人の役に立つこと。ランクが3つあり、Aランク:家族以外の人の役に立てる Bランク:自分のためだけに動く Cランク:人に迷惑を掛ける
●伊那食品工業サイトURL: http://www.kantenpp.co.jp/corpinfo/index.html

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■キッパリ(上大岡トメ著) 2004年12月14日

サブタイトルは「たった5分間で自分を変える方法」。その方法が60個。これを実践すると結構楽しい人生が待っていそうですよ。以前このページで紹介した「海馬」からの引用もあったりして、ナルホドです。それに、自分が普段気をつけてやっていることが載ってたりして、どうしてその行動を取るとスッキリしていたのかを再確認してしまいました。57番の「嬉しいこと、感動した気持ちはどんどん周りの人に伝える」なんか、まさにいつも実行してることで、事例まで「ダブル虹(副虹)」のことが載っててビックリ!
そして、58番の「自分の気持ちをコトバで伝える努力をする」。コレ、いま、自分が一番気をつけようと考えてることだったりします。この本を読んで、もう1つ実行を増やそうと思っているのは、16番の「迷ったときは勇気がいるほうを選ぶ」。ここで宣言すればきっと実行可能?! この本、巻末に定着度チェックもあって楽しめますよ〜。

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■おなかがすいたら ごはんたべるんだ
(イ・ギュギョン著) 2004年11月30日

韓国通の女優、黒田福美さん翻訳の哲学本。びろちゃから誕生日のプレゼントとしてもらいました。韓国版、「相田みつを」さんかな。挿絵を見ながらほのぼのしたり、短い文章ながら考えさせられたり。結構この本を読みながら百面相していたかもしれません。
私がほのぼのしたのから、1つ、ご紹介します。

「放っておけば」
 放っておけば ただのぼろ布でも 洗って使えば雑巾になる
 放っておけば 割れた鏡でも 小さく削れば手鏡になるよね
 放っておけば 石ころでも 綺麗にすれば置き物になる
 何気なくすれ違えば 赤の他人だけど やさしくしてあげると友達になるよね

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■海馬 〜脳は疲れない〜
(池谷裕二&糸井重里著) 2004年11月5日

この本は必読! 最近foxryoは「脳」の話がマイブーム。脳って、20代を過ぎると細胞死にまくり、と思っていたら、記憶の製造工場「海馬」の神経細胞は減らないんですって! おまけに30代以降のほうが、経験メモリーが増えて新たな組み合わせができるって!わーい。でも、注意すべきは、脳は見たいものしか見ないし、思い込みが激しいので、そこは自分で打破する必要があるそうです。こうだと思い込んでることを考え直してみたり、やりたくないことをやってみたり、脳に刺激を与えましょう。思い切りが大事です(笑)。
それから一番びっくりしたのは「自分が言ってしまったことに対して脳は安定化をしたがる」ということです。良くも悪くも言った通りに動いてしまうということです。口にださなくても思った通りにもなっちゃうのかな。。。
みなさん、とにかく、海馬を大切にしましょう。そのためにはぐっすり睡眠とりましょうね!(詳しくは本を読んでくださいね〜)

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■1分間顧客サービス〜熱狂的ファンをつくる3つの秘訣〜
(ケン・ブランチャード&S.ボウルズ著) 2004年10月18日

熱狂的ファンをつくる3つの秘訣。それは、「自分が何を望むのか決定せよ」「顧客の望むことを発見せよ」「一つ余分に実行せよ」。そしてその鍵は「一貫性」。これはカバーの折り曲げ部分に書いてある言葉、そのまんまのパクリです。このキーワードは読んだ後に読み返すと「なるほどぉ〜」と思います。「自分の考えが元になる。そこから考え抜いた自社のビジョンと顧客のビジョンを合わせていく」こと、これはかなり難しいなぁと思いました。サービスの範囲を決めて、できることでも「しない」ことを決める、ことだからです。このほかに、「ルールではなくシステムを作ること」も大切だなと思いました。
この本はこれまたfoxryo好きな「物語」仕立て。ある新任エリアマネージャーがチャーリーという妖精に出会い、熱狂的ファンを持つ会社に連れ回されながら、「熱狂的ファンつくりの秘密」を考え、気づき、実行に移していくというストーリーです。

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■あたりまえだけど、とても大切なこと
(ロン・クラーク著) 2004年10月7日

アメリカでは「全米優秀教師賞」なんてあるんですね。この賞はウォルト・ディズニー社が主催しているそうです。ディズニーの「世界中の子供達に夢を与えたい」、という理念と一貫した社会貢献ですね! 
さて、この本はその最高賞を授与された先生の本です。子供のための50のルールとその背景やとても面白いエピソードが書かれています。「子供向けだから」ではなく、ここから沢山学ぶことがありました。ビジネスでもかなり役立つものがありますよ。
「当たり前」、「これがルール」と一人だけが思っていてもそれは皆のルールにはなりえません。信念を貫き、大切と思うルールを公表し、自ら守る。すると皆がルールだと納得・共感しはじめる。そのときはじめて、皆の心から&前向きな行動になり、お互いが支援しあい、チームとしての一体感ができるんですね。
一番根底に流れているのは、「人としての尊厳を保つ」、「尊敬の念をもって人に接すること」なのかなぁと思いました。

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■自己治癒力を高める(川村則行著) 2004年10月2日

人の細胞は3年で全部新しいものに入れ替わる〜とDr.テラさんのHPに書いてありました。今の私は3年前とは違う細胞で構成されているんですよ。脳細胞だって変わってるハズのに記憶は失わない。生命って不思議ですね。ケガをして元通りにもどるのも、トカゲが尻尾を切られても同じように生えてくるのと一緒。この「元通りに戻す」ことがDNAの設計図の不思議なんですね。で、これは生命がもともと持っている「自然」治癒力というものです。
では、この本のタイトル「自己」治癒力というのはなにか。それは、人の意思で治癒力が高まること。たとえば、ある病院で、ガン細胞を戦闘機でやっつけるイメージトレーニングを毎日続けて本当に治してしまった少年の話があります。こうありたい、こうなるんだと信じ続ける強い意思を持つことで、脳をコントロールし、自然治癒力を超えて、そのイメージを体現することがあるというのです。人はまだまだいろんな可能性を秘めているのですね。
今日、イチロー選手が米大リーグのシーズン最多安打記録を塗り替えました。彼もまた小さい頃に描いた夢(イメージ)を持ち続けている人です。自分を信じ、そのための努力を惜しまない強い意思を持つ人だと思います。あなたもイメージの力、試してみませんか。

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■Good Luck(アレック・ロビラ他著) 2004年9月6日

Good Luck。魅惑の森で白騎士が起こす不思議な物語。その物語は、自ら努力しなければ幸運は訪れないということを鮮明に描き出してくれます。幸運は誰の目の前にもあって、それをつかもうと努力しようとする人はほんの一握りであること、そしてほとんどの人は何もせずに幸運に浴したいと考えるだけ。幸運は決して偶然には訪れない。『幸運を作るというのは、つまり条件を自ら作ること』。この言葉がとても心に響きました。
また、悩みの種だと思っていたことが幸運の種だったりすることも。この本は人生においても、ビジネスにおいてもたくさんの示唆を与えてくれます。たとえば、Vision、Mission、Valueの大切さ。本心と決断と行動の大切さを。

幸運をつかもうと努力しようとするほんの一握りの人たちは、
 ・自ら下ごしらえをする(土)
 ・人に手を差し伸べられる広い心を持つ(水)
 ・どんなに大変でも今日できることはしてしまう。先延ばししない(日光)
 ・自分の知っていることだけがすべてと思わず、謙虚にあらゆる可能性に目を向ける(小石)
 ・下ごしらえをするものを笑う人、幸運を餌にする人は相手にしない
 ・できることをすべてしたら焦らず諦めない
 ・自分を見失わなわずにしっかりと本来の目標を見据えていられる心の強さを持つ。

自ら行動すること、それは今からすぐ始めることができるのですね。さて、「黒」騎士にならないように、なにからはじめようかな。

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■上司の心理学(衛藤信之著) 2004年8月27日

人を楽しくうきうきさせる心理学者、衛藤信之さん。その衛藤さんが書かれた書籍です。タイトルから考えると「これって上司にしか役に立たない本なんじゃないの?」という印象を持ちます。でも、基本は人と人とのコミュニケーションの話ですから、誰が読んでもヒントがあります。 この本を通して「聴き方」、「伝え方」、「問題解決」、「価値観」、そして「行動」と言った切り口から魅力のあるリーダーシップについて考えることができます。
私が一番「おぉっつ」と思ったところは、「怒りの前には期待がある」というとこです。ここはほんと目から鱗でした。たとえば挨拶したのにしてくれない人がいたら寂しく思いますよね。それって「挨拶をしたらし返すものだ」という期待があるからです。「〜のに」って期待ですよね。「ここまでやったんだから、あとは上手くやってくれるはず」と思っていた「のに」相手が上手くできなくて怒っちゃう!とか。そこで、何も考えずに相手に怒りをぶつけるのではなく、伝え方を変えるのです。
どう変えるかというと、相手に対して自分が期待していたことを盛り込んで話すのです。「君ならあとは上手くやれると思っていたんだ。だから君を選んだんだ。君が失敗したと知った時は本当に驚いたよ」と言った風にです。そのためには、まず自分が相手に対して怒りを感じる前にどんな期待を持っていたのか、それを考え、はっきりさせなくちゃなりません。すると自分自身が怒りの感情を作っていることに気づき、伝え方も自然と変えることができるのかなと思います。本当に人間って自分本位というか、自分に甘くて他人に厳しいですよね。
自分の感情の伝え方を変えることができれば、相手とのコミュニケーションが変わってくるようですよ。

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■フィッシュ!(Fish!)(スティーブン・C・ランディン他著) 2004年8月13日

この本のサブタイトルは「鮮度100% ぴちぴちオフィスの作り方」です。Fish!という名のとおり、シアトルに実在するパイク・プレイス魚市場の溢れる活気をオフィスに取り入れる話です。ここの魚市場はなんていったって楽しいんです。働いている人自身が楽しくて、お客様と一緒になって遊び、誰もがそこにいけば楽しく買い物できるというところです。
ではそれがなぜできるのか。そのコツは4つ。「態度を選ぶ」「遊ぶ」「人を喜ばせる」「注意を向ける」ことだといいます。その一番の根底をなすのは「態度を選ぶ」こと。人は自分自身が態度を選ぶ能力を持っていて、それを普段使っていることをあまり意識していないのです。たとえば、人とのかかわりの中で、相手が違ったり、立場が違ったりすると、自分自身の言うことや態度を「変える」ことってありますよね。それが「態度を選んでいる」ということです。
また、その自分自身がとる態度によって、周りへの影響が変わってきます。たとえば、不満に対して、「それを前提にどうするか」と前向きに考える人と、ずっと済んだことに対して不満を言い続け、くよくよ悩んで前に進まない人がいたとします。私だったら前向きな人には協力しようと思うし、いつまでも後ろ向きな人だったら次第に離れていく(かも)と思うんです。
「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」です。だから自分自身の態度は「意識すれば」選ぶことはできるんです。事実に基づいて自分の責任でどういう態度をとるのかを「考える」こと、それがまず一番はじめに重要なのだと思います。それができれば自分自身の可能性や職場のチームワークが生み出す力は無限の可能性を秘めるのではないでしょうか。チームの目的に向かってみんなが笑顔で活き活きと取り組むためには、自分はどう行動するのか・・・ 久々に読み返して、そんなことを気づかせてくれるとっておきの1冊だと思いました。

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■あなたが世界を変える日(セヴァン・カリス・スズキ著) 2004年7月24日

セヴァン・カリス・スズキという12歳の少女の伝説のスピーチ、是非読んでください。最近の異常気象や日本でも40度に届きそうな勢いの異常な暑さ、これらはきっと人間のエゴで自然を壊しているからなんだろうなと。
昨年7月に出版されたこの本には、「持続可能性(サスティナビリティ)」についても書かれています。「持続可能性」とは、将来の世代に必要なものを犠牲にすることなく現在の必要を満たすこと。それは自然のシステムを見ればおのずと答えがでるんだそうです。
また、「変革はトップダウンで起こるものだけではない。政治家や国連の専門家が起こすのではなくて、自分たちで起こすもの」ということが書かれています。自分の生活の中で持続可能性のために何ができるかなと考えてみたいと思います。一人ひとりが「世界を変える」可能性を信じて。
●セヴァン・スズキのスピーチが掲載されている環境・文化NGO「ナマケモノ倶楽部」のURL: http://www.sloth.gr.jp/Severn1992.htm
●書籍情報(ナマケモノ倶楽部のHP): http://www.sloth.gr.jp/goods/goods_top.html

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■Full steam a head! ザ・ビジョン(ケン・ブランチャード著) 2004年7月2日
仕事柄、妙に「ビジョン」というコトバに惹かれがちなfoxryo。1分間リーダーシップとか「1分間」シリーズで有名なケン・ブランチャードの「ビジョン」小説本を見つけました。だいぶ前に買ったんですけど、積まれてました。何気なく手に取ると、小説ということもあって一気に読めてしまいました。
会社や組織、自らの人生のビジョンを考えさせられるストーリー展開になっています(組織の例は、財務部)。一番なるほどなと思ったところは、ビジョンの構成要素やビジョンを創るプロセスについて書かれたところよりも、「ビジョンは未来のことではなく、今この瞬間の一歩をどうするかが大切」と全社員が認識すること、というところです。ここでは、「ビジョンを現実のものにする」ために、価値観を現実のものとして構造化するプロセスが必要と書かれています。Full steam a head!(全速前進!)するためには、お飾りのビジョンでは役に立たないということですね。。。 ▲トップへ

■お菓子を仕事にできる幸福(Tohato編 日経BP発行) 2004年6月8日
2003年3月に民事再生法を申請した東ハト。その再生に当たって、社員の心の拠り所となるようにとつくられた「絵」本です。「仕事をすること、それっていったいどういうことなんだろう」、「チームってなんだろう」、「成功ってなんだろう」。平易な言葉でありながら、心に訴えかける内容です。例えるとリッツカールトンホテルでいう、クレドのようなもの。東ハトCEOの木曽社長のメッセージも素晴らしい上に、CBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)となった中田英寿さんの(サッカー選手)のコトバも秀逸です。要約するとこんな感じ。「目先の目標にがむしゃらに突っ走るチームは一時の強さを発揮するかもしれない。しかし、勢いだけで乗り切れなくなった時、迷った時、きちんとしたシンプルな答え=基礎を持っているチームが本当に強いチームなんだ」。仕事をする上で、チームワークを発揮する上で、「大切にする価値観を共有している」、まさに、これが重要なんですよね。
内容だけでなく、「メッセージの出し方」、これも勉強になりました。

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■マッキンゼー経営の本質(マービン・バウワー著) 2004年5月26日
1966年に書かれた本が昨年日本語訳に。「優れた企業から学ぶ」という項目のところを読んで、経済環境の違いで起こることはあるとはいえ、優れた企業の特徴というか本質は変わらないんだなとびっくりしました。顧客本位の視点と戦略の重要性、事実に基づく経営、スピード、独自のものを生み出す能力、そして一番大切なのは、経営の意思を貫くリーダーシップ。それから、もう一つ「おおっ」と思ったところは「知というのは真似にくい」。このフレーズがすごいなと思いました。優れたシステムや戦略、そして知財や商品、それらは真似できても、それを生み出すその企業のこだわりどころや、その組織を形成する意思決定を含めた風土は外からは見えない。後追いはできたとしても遅れをとる、そして決して真似できないのでしょうね。
最後にリーダーシップに関わる面白い記述がありました。それは「モチベーター」という表現。目標に向かって社員が自律的に行動を起こす。藤原先生の言われる「横型リーダーシップだ!」と思わず思ってしまいました。

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■生き方上手(日野原重明著) 2004年2月8日
taoに続くお勧め本。「人は生まれた時から死に向かって成長している」確かにそう。納得。今をいかに生きるか、考えさせられます。著者は90歳を過ぎてなお、医師界に生命とはについて一石を投じています。ラストに、牧師であったお父さんの言葉が書かれていて、これが私の心にとても響きました。「小さな円を描いて満足するより、大きな円の、その一部であれ」。これは、大きなビジョンはなかなか人に理解されないので自分が生きている間には完成できないかもしれない。でも果敢に挑戦すれば、それを引き継ぐ人がいつか出てきて、その大きな円(ビジョン)を完成してくれる。だからビジョンは大きなほうがいい。心が豊かになる言葉に出会えた気がします。

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■セクシープロジェクトで差をつけろ!(トム・ピーターズ著) 2004年1月25日
「エクセレントカンパニー」の著者、トム・ピーターズの本。この本を読んでみると殆どの人が「カッコいいプロジェクトを自分もやってみたい!」「今のプロジェクトも、もしかしたら自分次第でカッコよくできる?!」と考えると思います。プロジェクトは次の世代に移すまで、すべてがマーケティング。そして一番重要なのは、人を巻き込むところのマーケティング。つまらないと思われている規程の改定。それももしかしたら会社の風土をがらっと変えるくらいのプロジェクトにあなた次第でなる!。そして、本の随所に書かれている、「やってみよう、“今すぐ”」という文字。結局自分が変わらなければってことだとは思います(^。^)v

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■タオ −Tao 老子(加島祥造著) 2004年1月4日
これはお誕生日にびろちゃから贈られた本。タイトルからわかるように老子。その深い言葉が詩として生まれ変わっています。最近、私の本を読む時の癖は、まず巻末から、著者のプロフィール、そして「あとがき」を読むことにしてるんです。そしたら、いきなりそれを見透かされたように、あとがきに、「全部読むか、せめて読んで共感できるところを見つけてから、あとがきを読むように」と釘が刺さっていました(^。^)。仕事に忙殺されているときに、自分のことを見つめなおすのにいい本だと思います。自分の根っこ(第6章)、それを見つけて大切にしていきたいなと思いました。

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■経営者が語るべき「言霊」とは何か(田坂 広志著) 2003年11月15日
「言霊」とは、語ることで人の心を突き動かし無意識の行動を引き起こすもの。相手に本心・本気を伝えられるスキルなのかもしれません。自分なりの物語を語れること、機を判断できること、腹を据えること。そして何を語るかではなく、誰が語るか。このあたりは誰にでも必要なことではないでしょうか。
そして、経営者には求められるのは、次の世代につなげる志を持ち、社員が成長していける企業文化をつくる決断というか「腹」を据えられること。それに関して、とても象徴的なお話が挿入されていました。社員が「もうわが社はだめだ」と暗い気持ちで参加した、取引先も交えた新年の年賀交換会。そこで社長が破顔一笑、一言、「諸君、今年も愉快にやろうじゃないか!」。たったこれだけで挨拶終了。でもこれが社員のやる気を奮い立たせることになるのです。これを言えるリーダーってスゴイなと思いました。

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■シャクルトン他 南極関連3冊 2003年10月3日
・アルフレッド・ランシング 「エンデュアランス号漂流」
・チェリー・ガラード    「世界最悪の旅 スコット隊回想記」
・ロアルド・アムンゼン   「南極点征服」

20世紀、未知なるものを求めて世界各国は極点到達の先を争った。
北極点はアメリカのピアリーが制覇。1909年4月。
南極点においては、1909年1月、イギリスのシャクルトンがあと一歩の所で到達できず、1911年12月にノルウェーからアムンゼンが南極点に第一歩を標した。アムンゼンとほぼ同時期に出発したイギリスのスコットは、2度目の極点トライに赴き(1度目は1902年)、1ヶ月後、極点にアムンゼンのテントを発見。帰路、帰らぬ人となる。
この3人の南極探検を比べてみる。アムンゼンは、少年の頃から北極点到達を夢見て寒さに耐える身体的訓練をするなど用意周到型。そして今まで誰も通ったことのない道で、大胆かつ周到に犬ぞりやスキーを使って、一人も遭難させることなく目的を速やかに達成した。
一方、スコットは、探検への欲求より、地学的・生物的な知識への欲求が大きかった。極点到達メンバーの増員、時ならぬ悪天候、途中の補給所に置いた油の揮発、アムンゼンの先行、これらの不運が重なり、自らの命と極点到達メンバー4名の命を失う。
シャクルトンに関しては、アムンゼン極点到達の報を聞き、誰も挑戦したことのない南極横断を計画、断行した。そして、流氷に閉じ込められた挙句、船は押しつぶされて沈没。しかし、彼は不屈の精神と類稀なるリーダーシップを発揮して乗員全員を生還させることに成功。感動の物語をつくりあげた。

ひとことで言うと、アムンゼンは「極点おたく」。なぜなら、本当は北極点目的に出発したのに、ピアリーに先を越されて、“南極へいくぞ”と極点なら南でもよかったから。スコットとシャクルトンは「南極LOVE派」。特にシャクルトンは生涯のうち、南極に4回行っている(4回目、南極に着いて亡くなってしまった)、「南極初モノ挑戦家」。スコットは、「南極知識探検家」といったところ。
自分だったら、どのリーダーについていきたいか。選ぶのは難しいけど、シャクルトンの魅力にはかなわないような気がする。わくわくする気持ちを鼓舞させてくれ、波瀾に満ちた、でも必ず生きて帰れるシャクルトンかな。

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■バカの壁(養老孟司著) 2003年9月11日
岡本正耿先生お薦めの本です。もともと養老先生のエッセーとか好きなので、楽しく読めました。
人は「わかっている」「知っている」ということを深く考えていない。たとえばサッカーについて、「試合をたくさん見たからどうプレイすればいいかわかる」というのは「わかる」とは違う。理論は分かっても実際にサッカー選手と同じようにボールを蹴ることはできない。いかに「わかっている」ということが曖昧かわかる。本当に分かっていないと「気づき」起こらないということだと思う。また、情報は変化しないが、人間は変化しつづけている、y=axのaという係数次第で人が受け入れる情報が変わってくる、というのはなるほどなと思いました。脳の話も面白いですよ。

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■シャープの「オンリーワン経営」(舘澤貢次著) 2003年8月15日
トヨタの強さは「KAIZENという飽くなき向上心」が遺伝子として組み込まれていること。トヨタのように「優れている」といわれる企業の経営には、必ず守るべき価値(VALUE)や使命(MISSION)が風土になるまで確立され、脈々と受け継がれています。ロッソえびすやの望月社長もこうおっしゃってました。「技術やノウハウはいつか真似される。だが、組織風土はちょっとやそっとでは真似できない。われわれは組織風土で勝つ」
シャープの遺伝子は、「他社に真似されるものを作れ」という創業者の精神。ここには顧客視点があります。顧客に受入れられる→売れる→他社が真似する→新たな市場の創造。成熟市場といわれる家電業界において、液晶テレビ、除菌イオン技術を使ったエアコンなど、他社に先駆けて「オンリーワン」の商品開発を進め、成長市場を創造し続けています。そして、「誠意と創意」。「オンリーワン」の商品を開発するため、このニ意専心を創業以来大切にし、独自性と多様性をもつ社員を育成し、「緊プロ」をやり続け、強い組織を実現しています。これがシャープの強みなんだと思います。

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■ニワトリを殺すな(ケビン・D・ワン著) 2003年5月12日
「ニワトリというのは残酷な生き物で、群れの仲間が一羽がちょっと血を出していると寄ってたかってその傷をつついて殺してしまう」。チャレンジして正しい失敗、正しい反省をした人を会議などで集中攻撃するなということです。故本田総一郎さんの語録をベースに、ワイガヤの精神をはじめ、「創造のための7つの教訓」を物語風に仕立ててあります。1時間くらいで読めてしまいますが、奥は深いです。

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■発想する会社!The Art Innovation(トム・ケリー&ジョナサン・リットマン著)
2003年5月1日

パーム(PDA)やアップルのマウスなどで有名な、IDEOというプロダクトデザイン会社。そこで行われている、「チームでイノベーションを起こす」、そのマニュアル本です。正しいブレーンストーミングの仕方(普通の企業はブレーンストーミングのやり方が間違っている)、人の想像力を最大限に発揮させる人間関係やオフィス環境など、「こんな会社があったら働いてみたい!」と思わせる、遊び心いっぱいのしくみが溢れています。「動詞でイノベーションを発想する」、これがIDEOの原点かも。読んでいると楽しくなる本です。

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■経営品質入門(岡本正耿著) 2003年4月20日
価値前提で、経営を革新してパフォーマンスエクセレンスを目指す。そのために「絶対的に正しいものはない」という前提に立って、常に自分たちを見なおすことが必要です。その視点を与えるものが、経営品質の考え方なんだと思います。うまく説明できないので、是非、経営品質に興味を持たれた方に、読んでいただきたい1冊です。

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■対話で学ぶ経営品質(寺沢俊哉著) 2003年3月11日
経営品質が狙うのは、「顧客本位に基づいた」卓越した業績、オンリー1。そして経営品質をどう活用するかはそれぞれが感じて学ぶもの。つまり、気づいたらクオリティ・ジャーニーが始まるってことですね。副題に「入門の入門」とありますが本質をつきつつ、これなら自分なりに自組織の今の姿を書いてみたいという気にさせます。

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■34丁目の奇跡 2003年2月6日
アメリカのデパート「ノードストローム」の経営って、この本の通りじゃないのかと思う。ただ違うのは、そのお店のまわりにあるライバル店までがそれを進んでやってしまうこと。ティファニーの店員がお客様の欲しいものが自分のお店ににないとわかると、カルティエを紹介したり、その逆があったり。クリス・クリングルと名乗るサンタクロースそっくりな老人が繰り広げるせつなく心温まるおななしです。

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