Foxryo's Note Pad

【真夏ドライブ】 山梨いきあたりばったり
2010年8月5日、6日

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清里・清泉寮でランチ  きのこトンネル探し  宿探しと甲府の“おざら” 
究極の音探しIBI  お蕎麦に白州 


清里・清泉寮でランチ

計画当初、「山梨いってカメムシタケを見つけてみたい」vs「パワースポットっていうものに行ってみたい」で対立(?)していたものの、「とにかく涼しいところへ行こう」というのは一致。そのうち私がパワースポットって各地にありすぎて探すのが面倒になってきてしまい、結局、山梨へいくことに。ただ、間際になって決めたため、宿も取らずにいきあたりバッチリ(笑)

途中、緑に埋まる高〜い谷の上に掛かる大きな橋に差し掛かる。これ、落ちたら絶対死ぬ。てことで、渡り終わったところの駐車スペースに停まってみると・・・。全長490mの「八ヶ岳高原大橋」でした。ちょっと曇っていたので八ヶ岳の全貌を見ることは出来ませんでしたが、本当に景色のいいところです。「あぁ、夏山に来た」みたいな。ここ、紅葉も綺麗なんだそうです。 橋の解説橋だ、橋だぁ
 
そしてどんどん清里方面へ。
沖縄に行った時、twitterにつぶやいたら美味しいお店を紹介いただけたので、「清里でランチの美味しいところは?」といれたけど、ここは反応ナシ。ていうか、皆さん、お仕事中ですw ごめんなさい。

癒される景色ホテルは予約していなかったので、候補としてあがっていた清泉寮へいってみる。
ここは清里高原にある合宿施設。家族連れや学生が多く、結構賑わっていました。私たちは渋〜い本館の中を通り抜け、新館へ。新館なだけあって、清潔そうだし、木の風合いも良く、窓から見える高原と山が鮮やかなコントラストを描いて綺麗。暑くもなく快適。高原っていいわぁ。
ということで、新館のレストランでランチビュッフェ。
どれも優しい味で美味しかったです。高原なだけに乳製品は欠かせません。シーフードドリアと牛乳プリンが美味しかった♪

野菜中心♪フォカッチャとライ麦パンデザートは牛乳プリンにチーズケーキにフルーツのゼリー


★清泉寮サイトURL:http://www.seisenryo.jp/
 住所:  山梨県北杜市高根町清里3545 電話: 0120-88-2099

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きのこトンネル探し

hideの今回の目的の一つ、IBIの社長さんが見つけた「千と千尋の神隠し」のトンネルを発見して、かつ運がよければ「カメムシタケ」を見つけること。住所も何も書いてないのに見つけられるはずが・・・。

ナビはこんな山の中ではあてにならないし、騙されるし。そして、たまたま立ち寄ったきのこ農園「いずみきのこ園」で、そんなトンネルあるか、何気なくhideが聞いてみると・・・。

おばさんは、「そういえば・・・。最近は通らない道だけど。こんなところに車を停めて何しているんだろうって思ってたところがあるわ。線路と平行して走っている道があってね、線路をくぐる人が通れるくらいの小さなトンネルがあったと思うわ」と「あなたたち、自殺するようにも見えないし(笑)」と教えてくださいました。

いやーなかなか見つからないものですね。ぐるぐるするもなかなか見つからず。湧き水を汲んでいたおじさんたちに聞いてみてもわからないし、秘密の線路は発見できたものの、やっぱ違うし・・・。結局、次の駅まで着いてしまって諦めるしかないかぁと思いつつ、戻る道中、目を凝らしていると、、、あった! 見つけました! 通り過ぎてしまったので、また戻ってみるとまた見つからない。あれ? このあたりだったのに。トンネルはひっそり隠れていて、方向によっては見つけられないんです。だから行きに見つからなかったんですよ。そして、トンネル再発見。 千と千尋の神隠しトンネルひっそり隠れるトンネル
 
癒される景色 生い茂る木の向こうにあるトンネル。中はひんやりしていて、出口の向こうに見える木漏れ日を浴びた地面やうっそうと茂る木が、本当に千と千尋の神隠しのトンネルのよう。もっと奥にはゆばーばのいる湯屋があるのかなぁ。

わくわく。

サンダルを履いていたので奥までいけなかったのがちょっと残念。木々を見上げ、根元のあたりにきのこが生えてないか探してみた。素人に見つけられるような場所にはないですね(笑)。 いずみきのこ園のおばさんの「今は食べられるきのこは生えてないからね」というアドバイスもふと思い出し、その場を後にしました。

翌日、IBIの社長さんにこの写真をご覧に入れたところ、「良く見つけたねぇ。いいところでしょう?」と言われました。でもなんとなく、サイトの写真とは違うような。そして、おっしゃっていた小川も流れていなかったし・・・。んでも、秘密の場所を探検した!って気分がとても楽しかった♪

いろんなわき道を探検して、車一台通れるだけの舗装されてない山道にも迷い込んだし。ほんと、山の中でのカーナビ君は頼りになるのかならないんだか(笑)。

そしてこのあとの、宿探しでは・・・。なんともいえない結果が待ち受けていました。

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宿探しと甲府の“おざら”

どこを見ても赤松林清里のペンション数十件ある中から選んでおいたところを1つ1つ巡る。予約してないから素泊まりもしくは朝食付きで。赤松林の中を舗装されていない道路を揺られながらぐるぐるっとしてみるも、どこも小さくて(だからペンションだっていうのはおいといて)、急に泊めてといっても難しそう。希望としては、伊豆で泊まった「オーベルジュ・ル・タン」っぽいとこなんですが・・・。

5軒くらい見て諦め、次の候補地へ。韮崎市の穴山あたり。ううむ。見た目がアパート・・・。もう一つは、車を停めてたら、「あんたら宿は決まってるのか」と親切なおじさんに教えてもらった穴山温泉の宿。ただ、部屋数も少なく、夫婦二人でやってるから、夜ご飯はやっぱりいまからだと無理とのこと。一応行ってみるものの、車は一台もなく(ほぼお客様ゼロ)、由緒正しそうな宿ではありましたが・・・。

そしてここからまた流浪の民。もうここには宿はないと、甲府へ向かう。その道すがらルートインを発見。しかし、満室。日も暮れてきて、「もうこのまま家に帰るか」モードになるhide。んでも、翌日のサントリー白州工場行きを心の支えにひた走る。それにしても宿って結構ないものなんですねー。

甲府へ着くと、「街!」いままでとは全然違う。さすが県庁所在地。違いますね。ホテルもたくさんありそう。んで、結局泊まったのは・・・。なーんと、目に付いた東横イン。ペンションで美味しい食事をいただくはずだったのに、、、なんということでしょう。翌朝おにぎりを食べる羽目に。ていうか、なんで東横イン? hideが「泊まったことない」というのと、カーナビ君も頼りにならないし、もう半分ヤケだったのですね。はい。

ダブルしかあいてなくて超狭かったですが、よかったのは、hideが翌朝のおにぎり&お味噌汁に満足だったことと、甲府駅前の武田信玄像がみれたのと、「おざら」が食べられたことですね。無計画な旅はこうしていろいろありますが、その反面、楽しいハプニングも起こります♪

お店外観ということで、「おざら」とは・・・。
東横インで車を立体駐車場に入れるのを待ってる間、とっても美味しそうな香りが漂ってくるお店があったのです。それがこの「ちよだ」さん。
創業70年、「ほうとう」はもちろん、馬刺しなど山梨の一品料理が自慢のお店で、この「おざら」も山梨の郷土料理なんだそうです。

つゆは、温かく、鰹がよーく利いてほんのり甘くて、美味しい油揚げや葱、人参などの野菜が入ってます。これにもっちりした「ほうとう」の麺をつけていただきます。ほんと美味しかったぁ。「ほうとう」も食べたかったけど、満足。それに「もつ煮豆腐」も生姜が利いてていい味♪ 

これが「おざら」もつ煮豆腐梅酒ロックは水割りでした(笑)

私たちが入った時はお客様は少なかったのですが、20時を過ぎるとみるみるうちに満席に。地域に愛されるお店なのでしょうね。なんたって、私たちの穴山から甲府までの険悪なムードを吹き飛ばす美味しさでしたからね♪ ご馳走様でした。

★ほうとう、おざら「ちよだ」
住所: 甲府市丸の内2丁目4−8 電話: 055−222−5613 定休日:日曜
場所は、東横イン駅前店の裏です。

かねごんのジュース おまけ
缶のイラストに惹かれてこんなの買ってる人がいました、まる。それを撮ってるfoxryoもおりました、まる。


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究極の音探しIBI

スピーカー作りに最近勤しんでいるhide。多分、オーディオ雑誌でIBIを見つけたんだと思う。11時くらいに到着して、アポイントもとっていなかったのに、スピーカーの音を聴きたいというと気軽に招き入れてくださいました。キノコの写真が玄関のところどころにあり、白くて玉子みたいなまぁるいのが印象的。本業(?)はキノコの研究。ヤマブシタケの成分から、認知症に効くものを特定して特許をとったばかりと伺いました。

同社のスピーカーは海外のショーで高く評価されているのだそうです。中国メーカーがコピー品を作り、香港あたりで売っているそう。私は詳しいことわかりませんが、コーン紙は和紙職人さんの手作り、ユニットの素材に使われている特殊な金属の加工の難しさ、吸音材を使わず、本体内での音の反響を良くする構造をとっている、などなどを伺い、スピーカーって奥深いんだなーとしみじみ思いました。1時間半ほど音を聴かせていただき、スピーカーの構造で音が変わる、ということだけは理解できました。

こうやって技術は追求されていくんですね。んでも、とんでもなく高いスピーカーでございました。

かねごんのジュース このあと、外観のカッコイイ「八ヶ岳やまびこホール」探し。中には入れませんでしたけど、無事カーナビのおかげで到着。それにしても、北杜市あたりって音楽ホールがたくさんある気がする。文化振興が盛んな地域なんだなぁ。高原って清々しくて音の響きもよさそうだから?なんてこと考えてました。

●IBIサイトURL:http://www.ibi.co.jp/index.htm
 社長さんのブログURL:http://shinshu.fm/MHz/06.94/

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お蕎麦に白州

平打ちそば やっぱり山梨もお蕎麦の美味しいところが多いです。
この「やっこま」は、その名前の通り、八ヶ岳と駒ケ岳両方が望める場所にあります。当日は雲がかかって殆ど見えず残念でしたが、いいところにあるなぁ。店内は渋いし。いろんなものが木で作ってある。テーブルはもちろん細々したものもすべて。メニューから七味入れから、蕎麦を盛る皿まで! 徹底しています。ほんと渋いぃ。

そして、お蕎麦は、いい仕事してますね♪て感じ。東京だとお蕎麦って飲み込むように 言われますが、ここのお蕎麦は「良く噛んで」食べ、蕎麦の味を楽しむことが勧められています。手前の小さな器には、炒った蕎麦の実が数粒 入っています。それをまずいただき、実自体の味を確かめ、お蕎麦をいただきます。何もつけずに食べても蕎麦の甘さを感じる。平打ちだから、噛み応えがあり食感も好きです。伊那で食べた行者蕎麦を思い出しました。あそこのも、蕎麦の味を堪能するタイプでした。蕎麦の実、1粒1粒はあんなに小さいのに、いい味出します。
蕎麦湯もとても濃く、まったりとしていて美味しかった♪ 日本に生まれてよかったぁ(←大袈裟w) ご馳走様でした。
あ、営業時間にご注意を。11時〜15時で売り切れ御免だそうです。

●やっこまサイトURL:http://www.eps1.comlink.ne.jp/~yatukoma/
 住所:山梨県北杜市高根町箕輪700-10 営業時間:11:00-15:00 Tel: 0551-47-5888


途中で見つけた美術館 そして、続いて、サントリー白州工場へ。「昔飲んだウイスキーがもう一度飲みたい」というhide。またも工場見学は終了した時刻に到着。途中で、カッコイイ建物を見つけたので、写真撮影。美術館でしたが、名前忘れちゃいました。改装中だったようです。

さて、hideは目的どおり、有料試飲の場所に直行。私は「ドライバーです」マーカーを首から提げ、隣でサントリーの天然水をいただく(笑)。 
hideはどの銘柄のどのタイプのを飲んだのか憶えてなくて、でもこれかな〜と思ったのを選択。思い出って増幅されますよね。結局一緒のではなかった(らしい)ですけど、美味しい1杯に出会えたようです。良かったよかった♪


夏カレー小淵沢のアウトレットそして、山梨を後にする前に、アウトレットモール八ヶ岳小淵沢リゾートでお買い物と夕食。到着した時は豪雨。雨が止むまで、カレー食べて待ってました。

土岐のアウトレットに比べると、こじんまりした感じ。高低差がかなりあり、高原のロッジ風だからかな。到着時間が遅かったので観光バスのお客さんと一緒にならず、とてもゆったり回ることができました。今度来るなら晴れた日がいいかな。

てなことで、2日間のいきあたりバッチリなドライブ旅行は幕を閉じました。

* お し ま い *

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