4年ぶりに「鶏足寺・石道寺紅葉」の受け入れを再開してくださった観音の里、高月。
11月10日から30日までの期間限定ということだったので、見事な紅葉と観音様に会いに、いざ出発!
まるで錦絵
■己高閣・世代閣
天気予報は晴れ。なのに雪が降りそうなくらい黒い雲が伊吹山辺りにもかかっていた。
スマートインターを降りて観音の里に着くころ、前方にうっすら虹がかかり、何とか持ち直すかなと期待。
己高閣・世代閣に到着すると、境内のすっかり紅に色づいた葉っぱに目を奪われる♪
ここの観音さまたちはこの後訪れる鶏足寺などのものが多数移されている。何故かというのを係の方が教えてくださった。ここの十二神将はもともと鶏足寺のもので、二体が盗難にあっているから。また、十二神将が干支の彫り物を頭に載せているのは鎌倉時代あたりに追加されたものだとも教えてくださった。12体あるから12の干支をのせ、憶えやすくしたのではないか。地域によって違う干支が載っているんだそう。
十一面観世音さまも美しいし、魚籃観音さんもおられるし、2つの収蔵庫は見ごたえあり。
お市の方寄贈の襖絵があり、浅井家の菩提寺というつながりを感じる。
☆観音の里サイトURL:https://kitabiwako.jp/kannon
■鶏足寺〜石道寺
この観音の里は、住民の方が観音様をとても大切にされていて、私たちのように観光にくる人たちへも懐広く、さまざまな整備をしてくださっている。道の分岐があるところに必ず立っておられて県外の車を見つけると声をかけて誘導してくださる。
「この季節、このあたりはしぐれるから傘をお持ちなら持って行った方がよいですよ」と世代閣を出る時に係の女性が優しく教えてくださった。少し晴れ間が出てきたので私が「傘なしでいいよね」とhideに言ったのを聞いて。そしてそのあとこのアドバイスにとても感謝することになる。
それからお茶畑の復活も! このあたりは以前は「こだかみ茶」の産地だった。以前、この散策道を歩いたときの両側はお茶が野生化して藪になっていたのに。
ちょうど、テレビ局が取材をしていた。こうして守られている里はとても美しいからだ。
鶏足寺のお堂への参道は秋の日差しが降り注ぎとっても美しい。
「帰りは階段を降りると危ないので、右側の坂道を通ると良いですよ」と地元の案内役の方が教えてくださり、有難い。 回り道をすると、そこも紅葉が美しくて得をした気分。
石道寺のお堂に辿り着いて一休み。己高閣の駐車場まで戻るときも美しい。
秋って本当に気持ちいい♪
■鴨鍋ランチ
琵琶湖の鴨料理が食べたい!とググって見つけた「割烹 能登」さん。
鴨の肝、軟骨団子などが入った鴨鍋。濃い!
そして驚いたのがフナのお刺身。身の回りにフナの卵がまぶされている。
魚の刺身は脂を受け付けず食べられないのに、これは食べられた!
長浜ならではの食材に感動。
ならではなのか、変わった建物も。信長さんの安土桃山城の流れを汲んでいるのかな?
☆割烹 能登URL:http://www.kappou-noto.com/
長浜市朝日町2-2 TEL:0749-63-1086 水曜定休
■東洋のビーナス
渡岸寺観音堂(向源寺)へ戻って東洋のビーナス、十一面観音さんとその近くの神社にある野神様にお会いしに。
寒い一日だったけど心と身体が洗われる1日だった♪
お * し * ま * い
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