旅のおしながき
■1日目
・「まいばら」と「まいはら」どっち?
・偶然入ったナポレオンでランチ
お味噌汁には鳴門のワカメ・いかげそフライが美味
・スノーピークが監修した小松島リゾート
絶景のレストラン ベティイゾラで一休み
・美しい彩雲にも出会う
■2日目
・朝食後にプライベートビーチまで散歩し、暑くて死にそうに。
・湧き水いっぱい西条市の「うちぬき」散策
街の人に熱中症とまちがわれる
・マルトモ水産で海鮮ランチ
・タオル美術館はツアーバスが来て断念
■3日目
・とべ動物園で白くまピースに会う
生きた仏法僧(ぶっぽうそう)とアオバトも見る。
・炎の陶磁器センターでオリーブの絵皿GET
・福楽でいりこだしのきつねうどん
hideのかき揚げちょっともらい
・伊丹十三記念館で多彩な才能に感動
・下灘駅で夕陽前に海とつながる景色を撮影
・母絵夢cafeで生ぽえむ
■4日目
・道の駅「ゆのうら」で間欠泉、もっくもく
パッションフルーツとせとかのママレードGET
・桜井漆器のこだわりを聴く
・緑いっぱい夢スタジアム
・しまなみ海道
糸山展望台→多々羅大橋→大島 亀老山展望公園→大三島
・お昼は「大漁」で海鮮丼
・大山祇神社2600年の大楠
■5日目
・道の駅「天空の郷 さんさん」で朝霧かかる天空の紅茶とお茶GET
・四国カルストは通行止めで断念
・高知県檮原町 天空の町 発見
マルシェや図書館がステキ。龍馬が脱藩した道も!
お昼は鶏そば
・ひじかわ 道の駅
・大洲のレトロな街並み
船も乗らず、臥龍も行かず
■6日目
・家の屋根の青い帯のナゾ
海に浮かぶように平地に山が浮いている
・うどん2店:カマキリで角あり極太麺のぶっかけうどん
長田in香の香で釜揚げうどんをつるつる
・岡山 児島ジーンズストリートは意外に閑古鳥
・倉敷の桃パフェは時間切れで食べられず
・夕飯はサービスエリアでカレー
■今回のお宿紹介
【Day1】
■偶然入ったナポレオンでランチ
カーナビの誘導で高速をひたすら走る。伊吹山が見えてくる。ほどなくして
カーナビが「まいはら」という。あれ? なんだか変。米原は「まいばら」じゃん。
そして、道路標識のローマ字は「maihara」。いつから「まいはら」に?
そんなことをhideと話しながら新名神からちょっと南下して鳴門大橋を渡る。
眼下に渦潮発見。
青い空に青い海。緑も濃い季節で世界は美しい。
ここで12:50。
hideがランチに選んだホテルへ行ってみると、トラピックスのツアーバスがどーんと入ってきた。
そこのホテルのランチブッフェは2回目が13:15から。
ツアーバスの皆さんと一緒になるのは競争が激しそうなのでパス。
そう、ここからが食いっぱぐれ一直線への道の予感。
14時までになんとかしなければ・・・。
軽くうどんでもとやっと見つけた看板。ところがもう廃業していたみたい。コロナ禍のせいかも。
とUターンしようとして入った駐車場はピンク色のレストラン!
もうここにしようよと「ナポレオン」さんに入店。12:36でランチギリギリセーフ!
ヒレカツとイカゲソフライのランチ。
お味噌汁には鳴門のワカメ。いかげそフライが気に入った。
量的にちょっと少なめだったけど、なんとかお昼が食べられて良かった。ご馳走様でした♪
私たちのほかには、ランチを一人で食べておられるシニア世代の男女、家でお昼を食べてからお茶しにきた主婦のグループの皆さんなどがおられて、地元の人たちの憩いの場なんだなと。
おかげさまでこのあと宿までお腹を空かせることなく運転できてよかった♪
■スノーピークが監修した小松島リゾート
ランチには間に合うこともないと初めからわかっていた。
スノーピークが手掛けたホテルってどんなところだろうと見学に。
空中回廊の先には既にランチタイムが終わったばかりの「レストラン ペティ イゾラ」が。
スタッフの方が「コーヒーでしたら」と優しく声をかけてくださり、しばし空と海を眺めていた。
入り口にはトゥクトゥクが置いてあり南国感を醸し出している。スノーピークが手掛けたのは右側の白い宿泊施設部分とグランピングのところ。
ここはもともと富士ゼロックスの保養施設だったところで小松島をもりたてていこうと市が買い取りリゾート施設となった。全室(9室)スイート! しかも前日は満室!
「非日常の素晴らしい体験を」
夏休みはきっとたくさんの人が訪れるのだろう。
☆小松島リゾートURL:https://komatsushima-resort.com/
住所:徳島県小松島市中田町字東山95-3 TEL:0885-38-6500
■ホテルまで
小松島から降りていき、小松湾に浮かぶ不思議な岩のところで休憩。
そのあとはひたすらホテルまで高速をひた走る。
夕暮れ時、飛行機の周りにできた彩雲はみたことがあったけど、こういうのは初めて。
そして、早速いいことが。
彩雲を見るとラッキーなことが起こるって。
既に彩雲観る前からラッキーは起きていた。
それがこのソフトクリーム。 吉野川サービスエリアの。
梅雨明けして青い空の中食べる真っ白なソフトクリーム。
幸先の良い一日目だった♪
【Day2】
■朝食後にプライベートビーチまで散歩し、暑くて死にそうに。
朝起きて窓を開けると、空と海が広がる。ホテルのスタッフの方にいただいた地図を片手にビーチまで歩いてみる。
うっそうと茂る樹々の中、山道を下っていくと、途中に藤棚やスイレンの池がある。
振り返ってみるとホテルは山頂あたりに鎮座し、少しだけ見えている。
海が近い! 思わず靴下を脱いで波打ち際へ。
砂の色が淡いオレンジ。だからなのか、水がキレイに見える。
この海が世界につながっているっていう気分になるから不思議。
帰ろうと来た道を登り始めたら、蚊に襲われる!
そう、登りの方が時間がかかる。地図をぶんぶん振り回して蚊をふりはらいながら歩く。
蚊も生き延びるために必死だし。
30分ほどの攻防戦を終え、ホテルに戻る頃には顔がタコチュー状態に。
朝からハードだったけど、海を感じられていい時間だった♪
■湧き水いっぱい西条市の「うちぬき」散策
ちょっとだけ汗をかいたのでホテルの露天風呂へ。そこで地元の方に出会う。
"せっかく西条市に来たのだから「うちぬき」に行ってごらんなさい。市内にはたくさん水が噴き出しているところがあるのよ。海の中にあるにもかかわらず真水がでている弘法水が珍しいわね"
と教えていただいた。ホテルの蛇口からも名水百選に選ばれた水が出る。早速行ってみることに。
本当にこんこんと湧き出している!
しかもミネラル分が感じられてちょっと甘い?
後味がいいのでたくさん飲んでしまった♪
地元の方が大切に守っている弘法水。有難いことです。
■マルトモ水産で海鮮ランチ
弘法水のすぐ近くにある「マルトモ水産」さん。平日なのに広い駐車場がほぼ満車で大人気♪ 名前を書いて10分くらい待つ。
ここで名古屋人としてはやってはならないことをやらかした。
海鮮丼はfoxryo的に食べられないから、お魚が美味しいはずだし、煮魚定食にしましょう。それにタコ天もつけましょう。
そう考えていた。
でも違った。
正解は「エビフライ定食」だったのだ・・・。
周りの人たちみんな海鮮丼だったので、エビフライという文字に目がいかなかった。しかも煮魚定食は売り切れと言われ、売り言葉に買い言葉みたいに「じゃ、焼き魚で」と言ってしまった。
結果、太刀魚の焼いたのキタ。これはこれで肉厚で塩きいてた。タコ天もふんわりしてて予想通りだった。
しかーし! その後、来店した人たちのテーブルに次々にでっかい有頭のエビフライが2つもお皿にどーんとのったのが出てきた!
こりゃ、やられました。おーまいがー。
「弘法水に行くなら、マルトモ水産さんをカーナビにいれてください。美味しいですよ」とホテルのスタッフさんが言ってくださったのに。いや、もちろん、焼き魚美味しかったけれども・・・。
巨大エビフライに後ろ髪ひかれながらお店を出た。ご馳走様でした。
あ、hideは「わ―こんなの出てきた」と次々言いながら、海鮮丼を楽しそうに食べてた。よきよき。
■うちぬき散策(つづき)
続いて、市内にいくつかある「うちぬき」を巡ろうと歩いていたら・・・。
こんなに清らかな水辺のほとりのとってもカッコイイ施設の軒下にある竹のベンチで横たわるはめに。
はい、ほぼ熱中症状態。
うちぬきのお水をいただきながら歩いていたものの、あまりの暑さにやられた・・・。
この施設に医療部門(?)があったようで、「救急車呼びますからいつでもいってくださいね」と看護師さんが声をかけにきてくださりました。お心遣いに感謝です。結局、hideが駐車場まで車をとりにいき、迎えに来ることに。
青い空ともくもくした入道雲を見上げながらトンビが弧を描くのを見てぼーっとするのも夏らしくてよかったのかも。思い出に残る夏の日だった。
P.S.写真の建物は図書館。西条市の公共施設はどれもシンプルでカッコよかった♪
【Day3】
■とべ動物園で白くまピースに会う
朝10:30頃、動物園に到着。いよいよ23歳になったピース君に会える!
平日なので来園者は数人、ほぼ気温は真夏だし。熱中症になりにくるようなものでfoxryo的にも自殺行為。
東山動植物園のように、動物たちの足跡に導かれて象の檻をくぐり抜けた先を見上げると、そこはゲート。
ピース君のいる場所を確認し、早速会いに行く。
はい、ピース君、お腹を床にぺったりつけてお休み中。人間でも暑いのに、南極で暮らす白くまくんはもっと暑いはず・・・。ちょっとだけ目を開けた時にシャッターチャンスGET。
このピース君は母クマに育児放棄されてしまい、飼育員さんの家で育った。その頃のドキュメンタリー映像は超可愛かった。1年経つともう飼育員さんの背丈を越し、動物園に住むことになったわけで。お父さんと別れるようなさみしい目をしてたっけ。今も同じ飼育員さんなのかな?
とべ動物園とっても広くて、他の動物たちにも会いたかったものの、いかんせん、ちょっと歩くだけで顔が真っ赤になってしまう。
途中にあった資料館に入ると、なんと絶対出会えない鳥たちに出会えた♪
それは、生きた仏法僧(ぶっぽうそう)とアオバト。
山奥に生息しているから野鳥の会のメンバーくらいしか出会えないと思う。
声を聴くことはできなかったけれども超レアの鳥に会えて嬉しかった♪
仏法僧の羽の色が瑠璃色で美しい。
ピース君に会うという目的も22年ぶりに果たせたし、満足。いつかまた会えるといいな。(涼しい時に)
☆愛媛県立とべ動物園URL:https://www.tobezoo.com/
住所:伊予郡砥部町上原町240 TEL:089-962-6000
■炎の陶磁器センターでオリーブの絵皿GET
藍と群青とが白い陶器の肌に鮮やかに描かれる砥部焼。
弧と点描が織りなす蛸唐草が伝統的な模様。
お蕎麦屋さんでよく見かける蕎麦猪口や日用品の焼き物が多い。
そんな砥部焼も進化している。このオリーブの葉っぱの柄と余白のバランスに目が釘付け。薔薇や向日葵の花の柄もデザインがカッコイイ!と思ったものの、やっぱり最初に気に入ったものをGET。
ここ「炎の里」は、80ほどの窯元の陶器を扱っているので見ごたえあり。
工場見学や絵付け体験もできるのでお時間があれば♪
☆砥部焼観光センター炎の里URL:https://www.tobeyaki.co.jp/
■福楽でいりこだしのきつねうどん
そうこうしていたらまたお昼を食べ損ねそうな時間に。
昔ながらのうどんやさん、「福楽」で食す。
かき揚げが一番人気ではあったものの、朝、食べ過ぎたので、きつねうどんに。
でも、hideのかき揚げちょっといただく。
いりこ出汁のきいたちょっと甘めのおつゆのThe Udon。
ほっとする〜。
自転車に乗った地元の中学生とかサラリーマンとかが次々と来店。
ラーメン屋さんのように食券スタイルなのも気軽でいい。
こういううどん屋さんが名古屋にもあればいいのにね。
☆福楽 住所:松山市東石井6-6-40
■伊丹十三記念館で多彩な才能に感動
このあたりの建物の外壁は焼杉が多い。この記念館も建築家 中村好文氏のデザインで、たくさん使われている。ちょうど雨が降ったりやんだりしていたので、緑が黒に映えて美しい。
記念館の中には、伊丹氏にまつわる様々なものが展示されている。演技、映画脚本、エッセイ、イラストの秀逸さには舌を巻く。多彩な方だったのだ。
館内の展示は訪れた人たちの興味がふくらむように、引き出しをあけてみたり、イラストがくるくると自分でたぐりよせるように見られたり。
今年の伊丹十三賞の発表が前日にあり、受賞者は三谷幸喜さんだった。
世の中を独自の角度でちょっとのぞきみて、それを面白おかしくさまざまな媒体で表現する。すごい人だったんだな。
☆伊丹十三記念館URL:https://itami-kinenkan.jp/index.html
住所:愛媛県松山市東石井1丁目6番10号 TEL:089-969-1313
■下灘駅
夕陽前に海とつながる景色を撮影。
青島がぽっかり浮かぶ伊予灘を一望できると人気の駅。駐車場もあったし、平日ながら10人ほど入れ代わり立ち代わり撮影をしていた。
「伊予灘ものがたり」という観光列車が通る。単線だから上下線1時間に1本ずつ。無人駅だし。
駅の外にまるっこい白のキッチンカーのカフェがある。2017年にオープンしたみたい。地元に雇用を生み出しているのはステキ♪
☆伊予市色々(伊予市観光協会)URL:JR下灘駅
住所:伊予市双海町大久保
■母絵夢cafeで生ぽえむ
行きに見つけた瀬戸内銘菓「母絵夢」の工場とカフェ。
平日のそれも閉店間近だったこともあり、お客さんは私たちだけ。
もちもちっと素朴な甘さのある温かい生ポエムをいただく。
工場見学もできるし、蛇口から出るミカンジュースも無料。子供たちが喜びそうな場所だった♪
【Day4】
■道の駅「ゆのうら」で間欠泉、もっくもく
朝9:30、しまなみ海道の東側からの玄関口にある道の駅に車を停めると、「火事か?!」と思うほど道のところまで湯気がもっくもく!
ここは「湯ノ浦温泉」の源泉。
黒光りする建物もカッコイイし、お店で売られているものや食堂のご飯もとても美味しそう♪
四国といえば、柑橘類。自分たちのお土産にパッションフルーツとせとかのママレードをGET。後日、バニラアイスクリームにそえていただきました♪
☆道の駅「今治湯ノ浦温泉」 住所:今治市長沢甲252-2
■桜井漆器のこだわりを聴く
続いてこのあたりの工芸品「桜井漆器」のお店に立ち寄る。
皇室への献上品など、塗りがとても美しい漆器がたくさん。
石川県は輪島の技術に学び、この地で愛されている器を作り続けておられるのがステキ。
■緑いっぱい夢スタジアム
古いものもあれば、新しいものもある。
今治里山スタジアムはFC今治の本拠地。クラブハウスの建物は海賊船を模したもの。
一つのチームとしてこのスタジアムを中心に地域とともにコミュニティを築いていく場になる!との思いにも共感できる♪
名前の通り里山とマッチしているし、海も臨めてとてものびのびとした気分になれる。ステキな場所だった。
☆今治里山スタジアムURL:https://satoyamastadium.com/
■しまなみ海道
糸山展望台→多々羅大橋→大島 亀老山展望公園→大三島と「しまなみ海道」のドライブを楽しむ。
・糸山展望台
来島海峡を一望できる糸山公園・来島海峡展望館。
造船所も望むことができる。
展望館からさらに登っていくと子供の基地のような小さな展望台がある。
貨物船が意外と速く橋脚の間を通り過ぎる。
ここまで遠くまできたもんだ♪
・大島:亀老山展望公園
ここはなんてったって展望台のデザインがいい。
橋と島、橋と島と次々とつながっていくのを見るのもカッコイイ。
展望台にそろそろ着くころの路肩にベンチがあるのもいい。
きっとここでお弁当を食べたら絶景かな絶景かな!
☆今治地方観光協会URL:https://www.oideya.gr.jp/
■お昼は「大漁」で海鮮丼
ランチはhideが食べたいと言っていた海鮮丼のお店へ。foxryoは生魚NGなので、スペシャル丼(ウニ・イクラ・かずのこ)に♪
美味しそうな魚の煮つけや茶色系のオカズがいろいろ並んでいたものの、ホテルで朝食を食べ過ぎていたので見送り。
私たちが注文してからほどなくしてランチタイム終了。食いっぱぐれず、ギリギリセーフ!
■大山祇神社 樹齢2600年の大楠
ここにはfoxryoが大好きな巨木がある。樹齢2600年(!)のクスをはじめとするクスノキ群。
こう身体に神気がしみわたっていくような感覚。パワースポットだ♪
さすが由緒正しき日本総鎮守。
加えて、宝物殿には国宝の刀がいっぱい! 拝観料1000円もなるほどなカンジ。
その国宝庫の隣には、船のスクリューがどーんと立った、変わったカタチの建屋がある。そこには、昭和天皇が研究で使われていた船とさまざまなコレクションが所狭しと並んでいる。どうしてここにあるのかな?と疑問に思ったものの、有難くいろいろ見て回った。
☆大山祇神社URL:https://oomishimagu.jp/
【Day5】
■高知県 檮原町 天空の町 発見
四国カルストに行ってみようと車を走らせ、結果、通行止めの道路で寸断され、断念。その次の目的地、大洲へと車を走らせていると突然レトロでオシャレな建物を発見!
こういう発見があるのが旅行のだいご味。
このマルシェの建物の前に車を停めて、お昼ご飯を食べられるところをお店の方に伺う。とても笑顔がステキで親切。街ゆく子供たちも笑顔で挨拶をしてくださるステキな町。
こんな標高の高いところにこんな町が!
「面積の91%を森林に囲まれ、最大標高は1455メートル。
雲の上の町≠ニ人は呼ぶ。」
坂本龍馬や維新の志士たちが通ったという坂が図書館の横にある。
高知の人というとみんな志高いという勝手なイメージをもっちゃっている。それにしても木造建築のデザイン性が高くていいところだなぁ。と、ゆすはらのサイトを見たら、すべて隈研吾さんデザイン!
お昼ご飯は紹介いただいたカレー屋さんは満員で、パスタの方はhideがパス。結局、近くにあった鳥そばのお店でラーメンを食す。
標高は高いけど、暑かった!ご馳走様でした♪
☆雲の上の町 ゆすはらURL:http://www.town.yusuhara.kochi.jp/
高知県高岡郡梼原町梼原1426−2
■大洲のレトロな街並み
ホテルのスタッフの方に紹介いただいた大洲。
古き良き時代を追体験できそうな城下町。
肱川に出ると屋形船が浮かんでいる。橋の向こうにある大洲城を写真に収めた。
赤煉瓦の建物もあってレトロな雰囲気がある。
臥龍山荘まで歩こうかと思ったものの、もしかしてあの階段を登らないとたどり着けないのでは・・・と断念。
それにしてもすぐに顔が真っ赤になってしまうほど暑かった。
きっと青紅葉や紅葉といった涼しい季節に訪れるのが吉♪
★臥竜山荘URL:
https://www.garyusanso.jp/
★大洲城URL:https://ozucastle.jp/
【Day6】
■さらばエヒメ西条市
水郷の西条市ともお別れ。ホテルを出発して、うどん県へと向かう。
途中、hideがお寺に寄りたいというので、超小高い山の上へ。
が、お遍路さん用のお寺で、あまりに奥の院は遠そうで断念。
■うどん店2店
海に浮かぶように平地に山が浮いている四国の大地。さぬきあたりで2つのお店でうどんを食す。
1店目:カマ喜ri(カマキリ)で角あり極太のぶっかけうどん
大きな柳と向かい側の学校が目印。まるでカフェ。
そして待ちに待ったぶっかけうどんが登場!
麺は極角+極太+極弾!
3連極のThe うどん!
味変で無料トッピングの天かすをちょい入れ。
食べ終わると、うどんの重力に顎がどっと疲れていた。
盛り付けもカワイイ女子のように見えて楽しいし。
また食べたくなる逸品だった。
12:30頃到着、13:00頃お店を後にした。回転も速い。
2店目:長田in香の香で釜揚げうどんをつるつる
「うどんっていうのはね、自分が今食べたいと思ったうどんが一番おいしいところにいけばいいんだ。ここは釜揚げうどんの名店だよ」
とカウンターの隣に座った地元のおじさんからお話を伺う。
さすが独自のうどん文化を持つ県の住人!
その釜揚げうどんはつるつる。
まるで白玉のようでいてもちもちもしている。
つるつるっと食べられてしまう。
つゆはあご出汁。
アツアツのつゆが入った陶器の瓶からの蕎麦猪口への注ぎ方もレクチャーしてくださった。
麦茶のやかんもいいカンジだし、窓を向いたカウンター席の丸太の椅子もいい。
店はドストライクなドライブインのよう。
私たちが店に着いたのは13:30頃でちょうど行列がなくなったところだったみたい。私たちがお店を出た14:10頃には駐車場が満車になっていた。
独自のうどん文化を持つ香川。もっといろんなお店に行きたかったけど、お腹的に難しい。二人ではんぶんこしながらなら3店は回れるかもと思ったものの、次回のお楽しみということで。ご馳走様でした♪
★カマ喜ri Facebook URL:https://www.facebook.com/Kamakiri.udon/
★釜あげうどん 長田in香の香URL:https://nagataudon.com/
■岡山 児島ジーンズストリート
香川のうどん屋さんを後にして、瀬戸大橋を渡って一路広島は児島まで。
しまなみ海道の橋たちはキレイで華奢なイメージだけど、こちらは質実剛健感がある。
なんてったって三層構造。列車も走っている。錆が目立つけど相変わらずの安定感と存在感。
そして児島に到着したのは15時過ぎ。
これがテレビ番組でよく見るこいのぼりのようにジーンズがぶら下がっているところ。
"児島地区は、明治時代から「繊維の町」として知られていますが、ジーンズに関しては1960年代に国内で最初にジーンズ生産を手掛けたことでも有名です。"
by ジーンズストリート公式サイト
ビッグジョンが国産の初のジーンズメーカーというのは有名。繊維産業が傾いてきたころ、この街は藍染を活かしたモノ創りにチャレンジ。その日本のジーンズが、いま海外から人気。何故かというと海外にはもう手織りのシャトル織り機がないから。日本にはその織機が残っていて、かつそれで織られた布地であるという証拠が一目瞭然!(セルビッチという生地端の処理方法)
その織機はもう生産されておらず、壊れたら部品取り用にとってある織機で修理しているのだそう。そう考えると貴重な生地。
生地への自信はディスプレイにも表れている。桃太郎ジーンズでは、経年劣化で風合いがどのようになるのか、新品のジーンズの横に吊られている。色落ちや生地の柔らかさなど、履き続ける楽しさが伝わってくるよう。
最初に行った古民家を改装したお店のJAPAN BLUE JEANSがオシャレ。うちのミシンも活躍していた♪ そこでhideは前出のセルビッチのある生地のジーンズをGET。10分程で裾の処理完了。
foxryoは長さが足りずにプリーツスカートを諦めたものの、この街にはオシャレなセレクトショップなどもあり、編み編みの涼し気な帽子をGET。
日本のモノ創りの歴史を感じられる街だった。
☆児島ジーンズストリートURL:http://www.jeans-street.com/
住所:倉敷市児島味野1丁目13-1
■5連泊のお宿紹介
今回のお宿は「国民休暇村 瀬戸内東予」
海を臨める部屋で毎日規則正しく寝起きしてホテルを起点にいろんなところに出掛けた。
結論として、のんびり過ごすのか、出掛けたいのかでホテルを選ぶのがいいかな。あんまりハブぽく使えなかった気がする。
国民休暇村の施設は古いものの、ちゃんと手入れがされていて、スタッフの方もとてもやさしくフレンドリーだった。
4日目からは長期滞在ということで夕飯のときに一品料理をだしてくださった。
スズキの鍋と鯛のカルパッチョ(foxryoのは炙っていただいた)
お料理の中で一番気に入ったのは水軍鍋。渡り蟹と蟹味のふわふわの練り物が蟹好きにはたまらない。
野鳥のさえずりに目覚める朝はやっぱり気持ちがいいかも。
★国民休暇村 瀬戸内東予
お * し * ま * い
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