Foxryo's Note Pad

東京 お上りさんレポート(2)

今回も食べまくり? 2004年8月20日(金)〜21日(土)

hideが爽健美茶の「中島美嘉&葉加瀬太郎ビューティフルライブ2004」に当選したので、東京に1泊してきました。ライブのほかは、やっぱり食べることに集中(^^)。いくつになっても、くいしんぼうだけは変わりません。今回は、「更科布屋」、ブラッスリー「VIRON」自由が丘スイーツフォレストのレポートです。

●芝大門「更科布屋」
青柚子切り創業寛政3年創業、江戸蕎麦の老舗、「更科」。その暖簾を引き継ぐ「更科布屋」に食べにいきました。品川に15時頃着いて、ホテルに行く前にまずは腹ごしらえ。そんな遅い時間なのに、ビジネスマンらしきお客さんがいます。東京だなぁと思う瞬間です。
ここで、hideは変わりそばの「青柚子切り」、私は蕎麦粉100%の十割蕎麦を注文。お蕎麦は美味しかったし、つけ汁が濃いめで甘口なのがとてもお蕎麦に合っていました。さすが老舗の味ですね。
☆芝大門「更科布屋」URL: http://sarashinasoba.ld.infoseek.co.jp/

その後は、ホテルを探して、ひと迷い(^^)。今回はセレスティンホテルに宿泊(宿泊記にリンク)。
ホテルで少し休んでから、ライブに出かけました。

●ブラッスリー「VIRON(ヴィロン)」
ライブでの幸せな気分を電車の中で味わいながら、渋谷駅まで移動。VIRONに行くのに道を一筋間違えて、またまた路頭に迷う私たち。文化村通りに出たいので、細い坂道を下って歩いていくと、そこは雑然とライブハウスやレストラン、そしてパブがあったり、若者からビジネスマンがうじゃうじゃといました。名古屋ではありえない雰囲気。東京ってというか渋谷や歌舞伎町界隈って、ほんと、昼間と変わらない。道を間違えたおかげでまた違う東京を感じることができました。
細い坂道を横切って広い道に出ると、ありました、赤い看板が美味しそう(?)なお店。

1Fはパンやお菓子の売店、2Fはブラッスリー(フランス語でビール醸造所の意味:フランスではお酒やカフェが楽しめるカジュアルなレストランをいう)です。
21:30過ぎについたので1Fにはお客さんが居なかったのですが、2Fへあがるとテーブルは空いてなくて、カウンターに案内されました。
まずはドリンクを注文。hideは白ワイン、わたしはカシスのソフトドリンク。その後、ボーイさんがメニューが書かれた黒板を2枚持ってきました。食堂っぽいですよね。そこから、ハムの盛り合わせとイベリコ豚のグリエサラダを注文。
ここ「VIRON」に来た目的は、パリのコンクールで10年間に7回も優勝したことがあるという、レトロドールというバゲットを食べること!。オーナーが独占契約を結んだパリ郊外の製粉会社VIRONのレトロドールという粉で作ったバゲットなんです。これが美味しかった! 日本ではここでしか食べられないんですよ。外はカリカリ中はしっとり。しかも、パンはおかわり自由だし。しっかりおかわりしてました。

さて、パンだけで満足していてはいけません。お料理はというと、最初にイベリコ豚のグリエサラダが来ました。上に半熟目玉焼きがのってて、黄身の部分をつつくと、焼いた豚のうえにとろ〜んとかかります。この豚がものすごく美味しかったんです(イベリコ豚はスペイン産)。外はかりっと焼けていて、中はジューシー。味が濃いっていうか。これはまた食べたいです!

それから、ハムの盛り合わせ。こちらも超美味しかったです。ボーイさんがハムの盛り合わせのお皿と一緒に、イタリア産プロシュート(豚腿肉の生ハム)を乗せた台を持ってきて、目の前で生ハムをスライスしてくれます。目でも楽しめます。生ハムの他は、イベリコ豚のパテ、ロースハム、サラミなど5種類くらいのハムと、かわいいキュウリのピクルスとサワークラウト(キャベツの酢漬け)がのっていました。ここでもイベリコ豚に感動。なんか、変わった風味がついていて美味しかったです。生ハムもものすごく美味しかったので、「どこのですか?」ってきいたら、生ハムで有名なパルマよりももっと北にあるところのだということです。ネットで調べてみたところ、たぶんサンダニエーレ産かなぁ。産地名聞いたのに忘れてしまいました。

お料理の値段は、注文するときに「全体的にちょっと高めだなぁ(価格帯は1800円〜4000円程)」と思っていましたが、なんのその。出てきたお料理は両方ともボリュームが多かったです。それに大いにこだわりが感じられるし、2人分だから二人用と意識して盛り付けが丁寧にされているし、大満足でした。写真撮るの忘れたのが大失敗ですね。説明だけだと美味しさが伝わりません。

おしゃれなトイレの洗面所そして、最後にデザート。デザート勧められても・・・というくらい二人ともお腹いっぱい。なので、hideは桃フレーバーのアイスティを注文。私も飲み物にしようかな、と思いつつ、「デザートは何があるんですか?」(おいっつ!)。なんだか沢山口頭で聞かされた中で、え?と耳を疑ったものにしました。それは、ローズマリーのアイスクリーム。食べてみてまたびっくり。本当にローズマリーの味がするんです。スパイスの利いたアイス。アイスは私好みの超乳脂肪たっぷり。なのに合うし、美味しい。ローズマリーのおかげで、お肉いっぱい食べたのに、すっきりしました。(実は、ボーイさんに「小さい」と聞いて注文したのに、小さいグラスの中に圧縮してダブルで入ってました。普段だったらお腹いっぱいでもデザートは別腹なのに、あまりの濃厚さに、最後はちょっときつかったかも)

最後に、写真の説明を・・・。お料理じゃなくてこんな写真ですみません。これ、トイレの洗面台です。これが2台並んでいてトイレ全体もセピア色にまとまっててとってもおしゃれだったので、ついつい撮ってしまいました。東京のお店はいいですね、24時までこんなおしゃれなブラッスリーが開いています。

☆VIRON情報 住所:渋谷区宇田川町33-8塚田ビル1F2F TEL:03-5458-1776

翌21日は、原宿から渋谷を歩き倒しました。まずは原宿で降りて、竹下通りを下り、おしゃれなステーショナリーを扱っているassist Onのお店へ。そして、青山まで歩いて、Appleのipodから古〜い真空管のついているFMラジオに音を飛ばしてアナログで聴くという面白いことをやってるお店(and UP)に行きました。古いラジオってなんだかユーモラスでどこか郷愁を誘いますね。
そして、ラスト、自由が丘スイーツフォレストへ!

●自由が丘スイーツフォレスト
う〜ん。ここはfoxryo的に「残念!」と言わざるをえません。たぶんここのターゲットは、女子高生、短大生、若いカップルと思われます。土曜日の14時くらいに行ったら、ターゲットの他におばさんもいっぱい居ました。スイーツフォレストのあるビルには、クイーンズ伊勢丹やお菓子・パン・パスタ作り用品のお店が入っているからかもしれませんね。
スイーツフォレスト、それは、ケーキやソフトクリームなどスイーツのお店8店舗で構成されています。ビルの2階フロアにあり、天井低いし、通路は狭いし、歩いてる人、並んでる人、食べてる人であふれていてさらに狭さ倍増。どこも並んでるし、特に人気のスフレのお店はかなり並んでいます。
好きなスイーツを並んで買って、それをトレイに乗せ、そのあたりにある椅子に掛けて食べるという具合なので、なんていうか試食会の会場みたいでした(スフレのお店は店内で食べることができます)。
朝から原宿から渋谷までたっぷり歩いて東急東横線に乗って着いた私たちは、もう並んでいる状態でアウト。「どうしてもこれが食べたい!」と思うものがあったら行ってもいいかもと思います。

結局スイーツフォレストと同じ2階にあるショコラ屋さん「Origines Cacao」へ。

クープ・オ・ショコラ ●Origines Cacao(オリジンーヌ・カカオ)
ここはショップにイートインが5席あります。誰もイートインにいなかったので、おぉ、助かったという感じでここに決定。私は写真のクープ・オ・ショコラ(900円)を食べました。
ここのショコラティエの川口さんがふらぁっと来て、「美味しいですか?」と何故かhideに聞いてました(笑)。私は銀座のジャン・ポール・エヴァンのほうがいいなぁ。

☆スイーツフォレストURL: 
http://www.jiyugaoka2.jp/~sweetsforest/

そんなこんなで、そのあとすぐ、疲れた私たちは早々と東京を後にしました。
今回の東京おのぼり記はこれで お・し・ま・い です。


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