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Foxryo's Note Pad

 


【ゆいレール旅】 沖縄 歩いて歩いて6万歩!
2022年9月28日(水)〜10月1日(土)
Day1|出発!国際通り
Day2|波の上宮福州園ゆうなんぎい大雨の首里美術館と博物館
Day3|リベンジ首里サーターアンダギー壺屋やちむん通り
  ジャッキーステーキハウス近くのスーパーホテル
Day4|さらば沖縄

阪急交通の「タイムセール!」第二弾。
沖縄ツアーって現地での滞在時間がたくさんとれるフライト時間を選んでいるとどんどん高くなってしまうもの。
ところがhideが「3泊4日、24,060円でいけるよ!」というので話に乗ってみた。
どんな旅になるのやら?!




出発!

飛行機に乗るのは2019年11月の沖縄旅以来。なんだか緊張する。

hideにはありえない1時間前の空港到着。LCCなので当然チェックインカウンターは一番遠い。
スカイマークのチェックインは、事前に送られてきた航空券引換証に印刷されているQRを読み込むだけと超簡単♪
手荷物も預けないし、即出発ロビーに移動。「ほら、こんなに早く来なくても」と言いたげなhideを横目に20分前に搭乗開始。

LCCだから機内では何も出ないんじゃないかと思ったら、キットカットとコーヒー出た。

お天気が良く、セントレアから離陸すると眼下の海がよく見える。
貨物船を真上から撮影できてなんだかラッキー。

行きも帰りも窓際A席。スカイマークは両側3席ずつで行きも帰りもC席埋まっていたものの、満席ではない。
週のど真ん中の水曜日、家族連れが多くてちょっと不思議。

12:15離陸14:30着陸

雲は多いものの台風の影響なし。着陸が近づくにつれ島々の美しいラグーンが目に入る。
沖縄キター!



空港着いたらhideが「お腹が空いた!」というのでお食事処を物色。
4階の「天龍」さんで豚足入りの沖縄そばをいただく。豚足の皮部分がfoxryoにはちょっと獣臭かったけども、スープが美味しい。これまた「沖縄キター」ってカンジ。

腹ごしらえが済み、いざ、ホテルへ。
今回はレンタカーを予約していないので、ゆいレールが頼り。
空港駅にいくと「引換券」なるものの貼り紙を見つけた。
駅員さんに伺うと「キックボードのカウンターで買えるけど16:00までスタッフさんが休憩中だからもうしばらく待ってください」とのこと。
すでに暑さに負けそうなfoxryo、じっと貼り紙を見つめてみる。すると、空港の旅行総合カウンターでも売っていると書かれているじゃあーりませんか。そこでhideを残し、一人戻って買いに行く。

「24時間か48時間か、それが問題だ」

ついつい名古屋の1日乗車券を思い出し、今日はあんまり使えないからどうしようかなと思案。
カウンターのお姉さんがこの県外の旅行者向け割引引換券は空港でしか買えないよと教えてくださったので、48時間に決定!
48時間で一人1400円が1020円とお得♪(24時間は800円が580円) 引換券を駅員さんに渡すと48時間乗車券が発券され、9/30の15:44までたっぷり使え、とってもラッキー♪

今回の沖縄旅はゆいレールを使い倒すぞ!がテーマの私たちにぴったり。
ということで、沖縄旅のはじまりはじまり〜。

国際通りを歩いてみた

旭橋駅から徒歩10分ちょっとのところにある「Hotel and rooms」にチェックイン。荷物を置いて早速ゆいレールにUターン。
牧志駅で降りて、国際通りから県庁まで歩く。
速攻で、あづい。もうすぐ18時だというのに!
アイスクリームはどこ?! と見渡すも、食事時はジェラート屋さんが休憩中。
平日の夕方だし、食事をとることを優先する沖縄県民の皆さんは正しい。でも、foxryoは Give me a ice cream!

ようやく見つけたのはブルーシールのお店。
hideはブルーウェーブ、foxryoは塩ちんすこうをチョイス。
350円ほどでしたが、アメリカンサイズぢゃない・・・。足りない・・・。

気を取り直して、国際通りにある「やちむん(焼き物)」などのお店を散策。

沖縄旅行の1つの目的でもあったバームクーヘンの「ふくぎや」さん発見。

明日の朝食にと切れ端をGET。
黒糖とプレーン、両方ともあってゴキゲン。
なお、夜食にちょっといただいてみたら、食べやすく細切れになっている・・・。 厚みで食感が変わってしまうのでこれは残念。

いろんなお店のエアコンで涼みながら、ラストは紫芋の殿堂でぷらぷら。 ここはお菓子だけではなく、やちむんなどお土産も売っているので楽しい。3泊4日で時間がゆったりとれるのもいい。

それでもこの日、16,589歩も歩いたのでここまでで超グロッキー。
気温30度ほどと湿度70%台はやっぱり厳しい。9月末でも沖縄は暑い!

夕飯をどこかのお店に行って食べる気力もなくなり、県庁のところにあったオシャレな商業施設「パレットくもじ」に入り、地下食料品街のスーパー「りゅうぼう」でおにぎりをGET。
ブルーシールのチョコバーも売っていて、名古屋では食べられないしとGET。二人並んでベンチで食べてからホテルに帰ったとさ。



☆パレットくもじURL:https://www.palette-kumoji.co.jp/
☆ふくぎやURL:https://fukugiya.com/


【Day2】

波上宮と波の上ビーチ

ホテルの部屋から見える空と海は蒼。午前中はサイクリングを決め込み、波上宮と福州園にいくことに。

まずはフロントで自転車を借り、10分程。波上宮に到着。ここは沖縄第一の宮。古来、豊漁や入船・出船を見守ってきた。



お宮からは波の上ビーチに出られる。小笠原諸島の海底火山噴火で漂着した軽石はまだちょっと残っていたものの、家族連れや若者が蒼い海を楽しんでいる。foxryoも靴下を脱いで海に入ってみた。朝だから気持ちがいい。


☆波上宮URL:https://naminouegu.jp/


福州園

波上宮からさらに10分くらい自転車をこぐ。福州園の外壁はあるものの入り口に辿り着かない・・・。10時ごろ、もうすでに日差しが強烈。日陰と日向の温度の違いが激しい。

ここ福州園は、那覇市の友好都市である福建省福州市が制定70周年を機に開園した庭園。真ん中に池を配し、春夏秋冬の季節ごとに植物と建物、景観が楽しめるようになっている。
hideと二人、崖のような石段を登り、庭園内で一番高い「冶亭」に登ってみる。眼下に広がる景色はまるで中国!



ガジュマルや竹林、暑さに負けない亜熱帯の花たち。自然は人より強い!




☆福州園URL:https://www.fksn-okinawa.jp/


ゆうなんぎぃでランチ
ラフテーとフーチャンプルーが食べたい!

自転車をホテルに返して、国際通り駅で降り、13:00ちょっと前にお店に到着。ランチは何があるかなと黒板を見ると、残っているのはABCのランチのBのみ。イカスミ焼きそばだけど、やっぱり初志貫徹♪



ラフテーの味噌と泡盛がいい仕事をしている。ご飯の上にのせてどんぶり状態にしていただく。 フーチャンプルーはニンニクがいい仕事をしている。 ジーマーミ―豆腐はこくがある。あと沖縄に来たら海ぶどう食べたい。
オカズを注文するとお昼はご飯とお味噌汁がついてくるのが嬉しい。

いつも大人気の「ゆうなんぎい」。料理をしているお母さんたちが少し若くなった?
お店の皆さんのあったかい対応が心地よい。
ゴーヤやかぼちゃなどカウンターにはおいしそうな野菜がある。
ご馳走様でした♪
☆ゆうなんぎいURL(by食べログ):
 https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47000017/


大雨の首里
那覇にもやんばるのようなジャングルがある。
そんな旅行記の記述を発見して、末吉公園へ。
ゆいレールは古島駅あたりからどんどんどんどん登っていく。海が遠くに見えいい景色。



ただ、ちょっとだけ雲行きが怪しい。市民病院駅前で降り、坂を上り続けて到着。



ジャングルの中で少し雨宿りして雨雲をやり過ごし、公園内散策は断念。
雨雲は通り過ぎたしと思ったら、首里駅に移動して数百メートル歩いたところで大粒の雨!

そろばん塾の軒下で雨がやむのを30分くらい立ちつくす。
だけどいつまで経ってもやむ気配がない。
私たちの前の舗道の道で赤信号でとまる車が、まるで波をすべるように走り、水しぶきをあげる。
私たちの靴の先は雨でびっしょり、とうとう足元にも水がたまり始め、hide決意。

濡れても構わない。駅まで走ろう。

雨合羽を着た小さな小学生の女の子と一緒に走る。

明日リベンジだ!


美術館と博物館
雨が降っても楽しめる場所。それは美術館と博物館♪ おもろまちの駅で降り、行ってみた。



美術館は沖縄返還50年の記録展。昔撮られたドキュメンタリー映像で、客船から降り、パスポートをライターで燃やす姿が印象的だった。

博物館ではちょっと前にテレビのニュースで見た沖縄の原人「港川人」だけでなく、他に2原人あることを知る。沖縄は独自の生態系を持っているように思う。

ここですでに17000歩を超えていて、グロッキー。またしてもどこかで夕食をとる元気ゼロ。

隣の駅(古島駅)で降りて、スーパーへ一直線。
ついつい自分たちの地元にはない沖縄ならではの面白いものがないか探してしまう。
海ぶどうは国際通りで600円くらいで売られているけどスーパーでは300円もしない!
それから、なんと「てびち」とか常温で売っているじゃありませんか!
さすが沖縄。豚は血を除いてすべて食べると何かで読んだ記憶がある通り。

そしてこの「ユニオン」というスーパーで驚いたことがもう1つある。

それはレジ打ちの速さ!
レジ打ちしながら惣菜なども瞬時にビニール袋に入れていく。自分のレジが空けば、「こちらへどうぞ!」とハッキリ明るい声で別のレジに並んでいるお客様を呼ぶ。

本当にテキパキしていて気持ちいい。若い男性スタッフが多かったのですが、全国レジ打ち選手権があったら一位だと確信するくらい。
その手際の良さに帰りのゆいレールでhideと盛り上がったくらい。沖縄、素晴らしい!

あ、で、何を買ったかって?
鴨ローストと稲荷寿司とサラダをGET。ホテルの部屋でゆっくり食べた。


【Day3】

■リベンジ首里
朝食をホテルの近くにあったパン屋さん「パン・ド・マイン」さんでGET。
部屋に戻って腹ごしらえ。

いざ、リベンジ首里へ!

ゆいレールの首里駅を降り、昨日の土砂降り雨宿りをしたあたりから首里城を目指す。
城壁が見え、登っていくと裏口辺りに合流。
守礼門はもうちょっと先。
「あかぎ」の木の「赤」がキレイ。



守礼門からプレハブで覆われた本殿まで。昨日とはうってかわって晴天に恵まれ、青い海まで見える。 龍の口から流れ出る湧き水は何百年も枯れたことがないという。



以前、母とツアー旅行できた時は本殿内までだったけど、なんと本殿の先には城壁があった!
鳥が石門の屋根の上で空を仰いでいる。360度見渡せて気分がいい。



首里城を後にして、「おおあかぎ」の木を探しに行く。住宅地の中の細い道を降りていくと6本もの大木がどしっと生えていた。中でも一番大きな大迫力の木にお礼を言ってから触れた。ずっと人々の歴史を見守ってきて、それはこれからも続くのだろう。



熱帯の花たち。異形ながら美しいものもある。



尚一族の御陵(王墓)も訪ねてみた。
ちょうど中学生の団体とはちあわせ。
引率の先生が話しかけてくださり、これは総合学習の一環で、彼らは中学2年生。200人もいることがわかった。 こうした野外での授業はほぼ3年ぶりだという。コロナ禍の影響はいろんなところにでている。どうりで子供たちが楽しそうだったわけだ。




■サーターアンダギー
すでに暑さにやられてたものの、日陰に入りつつ、サーターアンダギーのお店探し。
20分歩いて到着。


「寿」という普通サイズの4個分が1個になった巨大サイズと紅芋味の通常サイズをGET。
foxryoの顔がタコチューだったのでお店の人が心配してくださった。
「首里城から歩いてきた」と言ったらお店の人に「すごいなー」と褒められた。
沖縄の皆さんは日向と日陰を上手に使っている。日陰はひんやり、夏に有難い場所。

ゆいレールの駅はすでに一駅隣の儀保駅。やっぱたくさん歩いたわ。
駅のベンチでお昼がわりに「寿」をhideと半分ずつ食べた。
なかなか喉につまってくる。お茶とか牛乳が必須だね。

★安室養鶏場URL:https://www.amuro.okinawa/




■壺屋やちむん通り
牧志駅で降りて、壺屋やちむん通りへ。
道路のマンホールや陶器のかけらを埋めた歩道エリアがかわいい。




沖縄初の人間国宝で陶芸家の金城次郎さんの作品はいろんなお店に置いてある。独特の魚と海老の描き方が目を惹く。
やちむん通りの店と店の間に登り窯も発見。写真は撮れなかったけど。
岐阜の多治見や駄知あたりの窯やお店とはちょっとだけ趣が違う。そうしたことも知ることができていい。



とはいえここで暑さにやられて座り込む。
9月末の沖縄の暑さは残暑ではなく、「夏真っ盛り」だわ。

ホテルのある旭橋駅に戻り、これにて、ゆいレール「48時間乗車券9月30日15:44まで」を使い倒し完了♪
たくさんゆいレールに乗り、楽しめました。




■ジャッキーステーキハウス
ホテルから歩いて5分程のところにこの有名どころのステーキハウスがある。 18時前に並んだのでわりに早く入店できた。
待ち時間の表示が面白い。店の外に信号機がある! ユーモアあっていい。
そして、店内はとても賑やか。お店のスタッフさんもテーブルとテーブルの間をレーンのようにしてテキパキ動き、待っている間も食べている間もワクワクするカンジ。 他のお客さんたちは自分のオーダーしたお料理をパクパクと口に運んでいる。しかも清潔で明るい。

foxryoはテンダーロインステーキ(L)、hideはハンバーグ(L)をオーダー。



foxryoとしてはテンダーロインステーキを強くおススメする。
やわらかいし、Lだけどお肉好きならもっと食べたいなと思うくらいに感じる。
コロナ禍でオージービーフに加えメキシコビーフも使うようになったとサイトには書かれている。正直だ。
沖縄に行ったらまた行きたいと思うお店だった。ご馳走様でした♪

☆ジャッキーステーキハウスURL: https://steak.co.jp/




■近所のスーパー
早めに夕飯を食べたのと、お土産も買いたいと近くのスーパーへ。
これが本当に近くて驚いた。
そしてやっぱり沖縄じゃないと買えないものをたくさん発見。 その一つがこれ。買わないけど。
豚の頭の皮を煮たもの! 常温! 
沖縄も台湾同様、捨てずにすべていただくタイプの土地柄。
これからは時代がくるりと回って、こうして捨てずに暮らす時代になるかも。




■ホテル
今回3泊した旭橋のホテルはウィークリーマンション風



お部屋の中はこんな感じ。窓際にあるカウチソファーが心地よかった。 リニューアルされたばかりで、設備は新しい。 鏡の下1/3がタッチパネルになっていてホテルの情報が出てくるのも今どき。 17時になるとルームサービスが表示されるなど、なかなかスグレもの。



連泊の部屋掃除を希望しない場合は、夜帰ってくるとこうしてドアノブにタオルがかけてある。エコにも配慮。 エコといえば、自転車。8台ほど無料貸し出しあり。事前予約はNGで、あるときにだけ借りられる。 夜はだいたい1台も残ってなかった。みんな夜どこに行っているんだろう???



7階の部屋から見えるのは積み荷おろし場。砂利を運ぶ船にはクレーンが設置され、パワーショベルがそれを所定の位置に運んだり、トラックの荷台に砂利を入れ、トラックが順次港から出て行ったり。見飽きず面白かった!




【Day4】

■さらば、沖縄
朝、残っていたサーターアンダギーを食べてホテルを10時ごろ出発。 3泊4日お世話になりました。

さいごのゆいレールに乗り、空港へ。
この日もとてもお天気が良く、飛行機の窓からは沖縄の島々をたくさん見ることができた。 多分この写真は長い橋があるし、古宇利島。
島の周りのサンゴ礁の水色がいい。さらば沖縄♪
こうしてゆいレール使い倒した6万歩の旅は幕を閉じたのだった、マル。



お * し * ま * い




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