hideは元善光寺の御開帳に行きたい+開田高原の霧しなの蕎麦が食べたい、foxryoは伊那食品工業が新たに作った商業施設「monterina」に行きたい+ソースかつ丼が食べたいという両方の希望をまるっと解決する1泊2日のドライブ旅へ。
初日は連休の合間の平日ということもあって車はスイスイ新緑の中を走ることができて気持ち良かった♪
新緑のかんてんぱぱガーデン
■元善光寺
7年に一度の御開帳は6月29日まで。長野市にある善光寺のご本尊が最初に置かれた所で善光寺と一緒にお参りするのがよいのだそう。ご本尊の一光三尊阿弥陀如来様にご挨拶とお礼をお伝えしたあとは、お戒壇巡り。
皆さん並んでおられたので、ついつい並んでしまいました。煩悩まるだし?
本堂の脇の階段を降り、真っ暗闇の中を手探りで進む。手すりがあったから無事反対側の階段を上って地上にでることができましたが、本当に真っ暗。御本尊様の真下に位置する「御錠前」に触れると仏様とより深いご縁を結ばせていただけるようだったのですが、残念ながらまったくわかりませんでした・・・。 とはいえ、本堂の下を歩いていると真っ暗なのが怖くはなくて無心で手すりを頼りに進んだことで、外に出た時なんというかとっても爽やかな気分になれました。
本堂の屋根や瓦の銅の色が青い空に映え、とても印象的で美しく立派な建物でした。
境内では例によって古木、巨木に見惚れてました。太くてまるい桜の幹の生命力、半端ないです。牡丹もとても美しかった。
御開帳のときは多くの人が訪れるため、エスバードというところから無料送迎バスがでます。そこに車を停めて11時のバスに乗ってお参りしたあとは、前週JRのさわやかウォーキングのルートになっていたところを歩きました。これでまたかなりの日焼けに! 木曽川の赤い鉄橋の途中まで。これが愛知県まで流れてくるんだと思うとなんだか有難く思えてきた。
☆元善光寺URL:https://motozenkoji.jp/
■monterina
かんてんぱぱガーデン内に新たにできた「monterina」へ。
まずはかんてんぱぱガーデンの敷地内の駐車場に右折せずに停める(これは伊那食ファンにしかわからない表現!)。
かんてんぱぱガーデンはここに会社があるのか?と思えるほど穏やかで心癒される場所。
木々の梢を鳴らす風、赤紅葉のピンク色の小さな花、ナツツバキの幹の色美しい色合い、樹々の葉っぱたちのツヤツヤ感、見上げると青い空が顔を少しだけのぞかせ、光が優しい角度で降り注ぐ。
空気はひんやり。
うちの周りも結構な小山がたくさんあるけど、やはり遠くにアルプス級の山々のある場所は雪解け水もあってか空気も水も冷たい。
かんてんぱぱショップでは相変わらず大量の商品を買い込むお客様の姿が後を絶たない。
歩道橋を渡って伊那食品工業の本社を右手にホールの前を通り過ぎると、そこが「monterina」(モンテリイナ)。
見晴らしがいい♪
1階は全国の美味しいものを取り揃えたセレクトショップ。
名古屋からは美濃忠の羊羹、豆福の豆菓子を発見♪
2階は生活を彩るデザインプロダクト。
心地よい風が吹き抜ける 楽しみがつまった場所
それがモンテリイナのコンセプト。
そうそう、2Fの女子トイレでiPhoneの忘れ物を発見。スタッフの方に自分のiphoneで現場の写真を撮って報告すると、さっと現場に行き、大切そうにお客様のiphoneを回収、アナウンスが迅速に全館に放送された。
hideと顔を見合わせ笑顔になる。
言ってよかった♪ 忘れ物をした方に無事戻っているといいな。
旅にはそんな小さな出会いがいっぱいある。
☆monterina URL:https://www.kantenpp.co.jp/garden/monterina/
■ソースかつ丼
monterinaに続いて、「みはらしファーム」へ足を伸ばして野菜を下見。それにしても16時なのに寒い!
そして、お客さんがいない。さすが平日。
あ、monterinaにはたくさんお客さんがいたから、やっぱりここは名前の通り標高も高いし、山の中だし、足を延ばしている人が少ないのかも。
いろんなキノコが5パック入って500円!キノコの福袋や!
泊まりでなければ買って帰ってたな。
そのあと、駅近くのホテルへ移動。
みはらしファームほどではないけれど、窓からの景色がいい。
盆地のちょうど底に位置するから遠くの山々が望めるのかも。
喫煙部屋だけど空いているからここにしていいかとhideに聞かれたとき、OKと言ったのをちょっと後悔。かなりキツめ・・・。
ちょっと休憩してから、ソースかつ丼を食べに散歩がてら出かける。
いつもいく「青い塔」が定休日なので駅の近くのお店をぐぐってみたら、伊那あたりは月曜日が食べ物屋さんの定休日が多い!
ホテルの方に近隣地図をいただいてソースかつ丼を探しさまようことしばし。
発見!
お肉屋さんが経営しているソースかつ丼を♪
隣がお肉屋さんで、隣は焼肉屋さん。
お肉屋さんのメインは馬肉だったようで、お客さんはみんな馬肉焼いている♪
そんな中で、ソースかつ丼をオーダー。
厚さはなかったものの、お肉たっぷり。
あの薄味のソースをまとった薄い衣がお肉を柔らかく包み込み、ご飯とその上にちょっとだけ敷いてあるキャベツと一緒に噛んでいると、じわじわと旨味がやってくる。
さすがお肉屋さんが経営するお店。
伊那のソースカツ丼はどのお店でいただいてもそのお店ならではの味わいなのがいい。
次回はどこで食べようか♪
☆焼肉のいたや URL(by食べログ):
https://tabelog.com/nagano/A2006/A200601/20003749/
住所:伊那市伊那西町春日町第一4873 TEL:0265-78-7188 日曜定休
■緑あざやか仲仙寺
翌朝は、元善光寺で見つけた天台宗のお寺「仲仙寺」へ。
見晴らしファームよりさらに山奥へと進む。
かなり登って八墓村チックな門というか巨木の間に結界のようなお印があり、車で進んでいいのかわからない・・・。近くの空き地に車を停めた。
歩いて登っていると、だいぶ上の方まで車で入っても良く、しかも登山道まであるのを発見。
それにしても見晴らしがいい♪
遠くに雪を戴くアルプスが見える。
うぐいすも澄んだ声で鳴いている。
境内も自然の息吹にあふれている。木々の緑や赤紅葉、カタクリや水芭蕉の花も咲いている。春だ!
空気が澄んでいて本当に気持ちがいい。
こうした気持ちをリフレッシュできる場所が家の近くにあったらいいなと思う。
60年に一度の御開帳のときしかお会いできないご本尊様。
その隣の四天王様たちには目を凝らしたらちょっとだけ面会できた。
☆仲仙寺URL:https://chusenji.or.jp/
■木曽義仲と巴御前
ゲンゴロウじゃなくて権太郎でもなくて・・・えっとなんだっけ・・・そんなような名前のトンネルを通る伊那と木曽を横に結ぶバイパス。山や谷を越えて道の駅にも立ち寄りつつドライブ。もう散ってしまったと思っていた花桃がここではまだ咲いていた。
大河ドラマの「鎌倉殿の13人」でちょうど木曽義仲がうちとられ、巴御前がつらい思いをもてあましていた回のあと。
巴御膳が子供のころ遊んでいたという木曽川が巴状に渦を巻く淵を訪れた。コバルト色に近い蒼い淵。歴史がここで動いていた。そして歴史は日々作られていく。
☆木曽義仲館URL:https://yoshinakayakata.com/
■霧しなのお蕎麦
木曽義仲館のあたりを散策してから、開田高原の霧しなにお蕎麦をいただきにまた山を越え谷を超え、いつもと違う方向から高原内に入ってしまい迷ったものの何とか到着。
13時少し前に到着すると4組くらい待ち。久しぶりの霧しなのお蕎麦。冷たいざる蕎麦ではなくかけ蕎麦で。山菜のトッピングをつけていただいた。こごみがなくてちょっと残念。
☆霧しなURL:https://kirishina.co.jp/
■開田高原の駒たち
御嶽山のふもとでおおらかそうに育っています。木曽馬は日本在来種でちょっとずんぐりむっくりで小さめ。
昔より多くの木曽駒ちゃんたちが放牧されている。
菜の花と駒ケ岳、桃の花と木曽駒。爽やかな風が吹き、大自然を満喫。
☆開田高原URL:http://kaidakogen.jp/
開田高原を後にして、中津川あたりと瑞浪手前がノロノロ運転ではあったものの、あとは意外にスイスイと走ることができた。
夕飯は恵那の「あまから」で胡桃味噌の五平餅をテイクアウト。私たちの前に120本予約した人がいたことが15分後に戻った時にわかり愕然。きっとコロナ規制が緩んで久しぶりに帰省した家族に食べさせたいお客さんがいっぱいだったのでは。ほんと大人気。家に帰っていつもの味を楽しんで、このドライブ旅、完了♪
お * し * ま * い
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