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Foxryo's Note Pad

 


【ドライブ旅】 岡崎 クラファンを見届けに
2021年9月5日(日)
ぶどうのかき氷水木しげる魂の原画展豆腐工房と魚信

昨年11月、campfireで火事で焼失したお豆腐屋さんを、そこからお豆腐を買っていた料理屋さんが復活させたいとクラウドファンディングを立ち上げました。そのお豆腐屋さんのご主人は、再建をあきらめ、80年の歴史に幕をおろしました。でもこの料理屋さんはこの豆腐を途絶えさせてはいけない!との思いで、敷地内で新たに建屋をたててそこで教えを請い、技術を伝承していこうというのです。たまたまこのクラウドファンディングを知り、参加することにしました。資金が集まり、無事、お豆腐作りが復活したのは今年3月くらいだったでしょうか。岡崎って結構遠いし、ウイルス感染拡大もあって躊躇していたものの、「水木しげる魂の原画展」が9月まで岡崎で開催されているのを発見し、理由を作って行ってきました。


4代目原田豆冨: お豆腐だけでなく、スイーツも販売していました。



ぶどうのかき氷

岡崎に行く理由がもっとないかとぐぐっていたら、意外にブドウの産地みたい。山間にいつくものブドウ園がありました。その中にちょっとおしゃれなカフェを見つけたので実際に行ってみると、オシャレっていうよりも川遊びで真っ黒に日焼けした子供たちがいっぱいいました!
インスタ映え狙いの女子は二人だけ。

ブドウ直売は意外にお高いカンジ。foxryo的にはブドウ狩りを楽しむ方がいいカンジ。遠くから「ここの巨峰が美味しかったんで買いに来た!」というお客さんもいました。愛知県内で巨峰と言えば大府だと思っていたので、岡崎は隠れた名産地なのかもです。

ちなみにかき氷のブドウシロップは自家製の巨峰味。できたらもうちょっとシロップ欲しかったかな。練乳かけたのが敗因だったかもです。hideの気が向いたら来年また行ってみようかな???

★岡崎ブドウ狩り協会URL:https://www.coma-grape.com/



水木しげる魂の原画展

続いて向かったのは、「水木しげる魂の原画展」。

岡崎美術博物館という名前から、文化施設的なものは駅の近くにあるのかなと思いきや、どこまでいっても山間の里!
こんな風光明媚なところに建物なんかあるんだろうか・・・

と出てきたのがこちら。

道路からも駐車場からも建物は全く見えなくて、階段を上がってみたら、意外にカッコイイ入り口が見えてきました。
また、この建物の周りは公園になっていて小さな子供がいる家族連れが楽し気に過ごしています。あとからわかったのは、私たちは山側から来たのでそんな感じだったんですが、街から入ってくるとこのあたり一帯は野球場やテニスコートなどもある市民の憩いの場でした。なんとなく正面からではなく後ろから入った???

建物に入ったところは2階。そこから1階に降りるとほぼ正面に鬼太郎たちがいます。
web割引で入場券を買い、いざ出陣。

鬼太郎のような妖怪ものから少女漫画から童話の挿絵のようなものまで、すべてフリーハンドでデッサン力もあって、どんな絵でも描けてしまう水木先生の才能に驚く。

水木先生の特徴は精緻な背景の中にシンプルな線の登場人物が描かれていること。それは、普段から精緻な古い建物や森や川などの背景の中にあとから登場人物を描き足せるスペースを白抜きにしてあるものを時間のあるときにたくさん描きためてあり、これと思った漫画のコマにその背景を貼り付けて使っているという誰もまねできない技(?)から生まれていました。連載を何本も抱えて忙しかった時に思いついたのでしょうか。そんなアイデアを思いつくことがすごいです。

アシスタントの採用条件も面白かった。表現がストレートででもこうくすっと笑える。今だからそう思えるのかもです。

あの淡い色とくっきりした発色のよい色合いが出せるのは染料だったからというのも興味深い。昔のヨーグルトの小さなガラスビンが6個くらい並んでパレットのように色とりどりの染料が入っていました。

歴史の登場人物の漫画もあったりして、生涯現役とずっとGペンを握って描き出されたキャラクター達。
もっとたくさんのことを世の中の人たちに伝えたいと創作意欲は尽きることがなかったんだと思いました。自分の人生は自分のもの。自分のやりたいことをやり続けるってことはステキです。

★岡崎美術博物館URL:https://www.city.okazaki.lg.jp/museum/index.html



豆腐工房と魚信

いよいよ「4代目原田豆冨」をいただける機会です。
工房の建屋は冒頭の写真の通り。お味の方はいかがでしょう。

おかまに入ったアツアツのお豆腐。
あまりのおいしさに目の前に出てきたばかりの状態でしか写真を撮るのを忘れてしまいました。
これまで食べたことがないくらいのきめの細かさ、そして甘さ。
愛知県産の大豆「ふくゆたか」で造られています。

最初は何もつけずにいただき、次はお塩、その次はわさび、その次はネギと生姜と、あっという間になくなりました♪

クラウドファンディングに参加して良かった。このお豆腐を守ることにちょっとだけ貢献でき嬉しい。
場所が岡崎なのでなかなか行くことはできないですけど、また立ち寄る機会をつくれたらと思います。

さて、このお豆腐を守った「魚信」さんのお料理はこちら。



原田豆冨のおからを使ったサラダもヘルシーだし、揚げだし豆腐はきめ細かさがここにもでていてとても幸せな気分になりました。
松茸の土瓶蒸しにはハモが入っていたり、釜めしの具にはあなごと、「魚」という名前がついているだけあってお魚が随所に食材として使われています。

そうそう、あなごの釜めしは量がたっぷりあったのでお持ち帰りをして翌朝いただきました。ご馳走様でした♪

★魚信URL:http://www.uonobu.com/
 住所:岡崎市稲熊町字山神戸6-6 フリーダイヤル:0120-15-0173 月曜定休



お * し * ま * い




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