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Foxryo's Note Pad

 


【ドライブ旅】 新城 森と林を駆け抜けた一日
2021年6月13日(日)
レザンリバーサイドギャラリー近藤聖子さんの器

ときどき無性に食べたくなるピザがある。今回はhideが豊田市街を通りたくないというので、瀬戸辺りからもう何十年と行っていない香嵐渓の青紅葉もスルーしていくつもの山と峠を攻めた結果、hideの腰痛がぶり返してしまって反省。健康のためには道を譲ることが大切ですね。


リバーサイドギャラリー


レザンのピザとカフェオレ

そのピザとは、自然酵母パン「レザン」の。新城市は作手村(?)の山の中にひっそりとたたずむ。2015年に初めていって、以来、毎年1回ほど訪れています。





薪の石窯から出されたばかりのもちもちっとしたピザ台からはちょうどいい焦げ加減と小麦粉の良い香り。
新鮮な牛乳から作られたチーズは溶けてとろっとろ♪
ドライミニトマトが甘い! バジルもいい香り♪

大好きなカフェオレと一緒にいただきます。当然ながらミルクが濃い♪♪♪
そしてこのいつものカフェオレ用のカップのあったかみのあってつるつるっとした感触が大好き♪
さらにhideがちゃんとチーズケーキも予約していたので、これも一緒に。
石窯の予熱で焼かれたチーズケーキはしっとり、外はさっくり。

レザンにくると一日の乳脂肪摂取量がMAXを超えるカンジ。

いつもながらに大満足。ご馳走様でした。

そして、パンは定番のカンパーニュをGET。夜には他で買いこんだハムとソーセージといっしょにいただきました。
小麦粉の香りが幸せを運んでくる瞬間です。焼かずにそのままいただきます。きめ細かくやわらかなパン。
私達がお店に着いたとき、4000円くらい買っているお客さんも! ファンが多いのわかる気がします。

もっと近ければ・・・といつも思います。
遠いからこそ、恋焦がれられるってこともありますね。

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リバーサイドギャラリー

レザンのマダムに教えていただいたsuiというギャラリー。
材木商の古民家を買い取って改装したステキな空間で、レザンで使っている器の作家さんの作品が展示されているとのことで、「交番、交番・・・」とつぶやきながら目印の交番の手前で左に曲がる道を探すfoxryo。
チラシの地図とはだいぶ距離感が違うみたい。その前の目印からすでに何キロも走っていて、集落もないし交番なんて・・・と言っていたらやっと発見。そして曲がってからは、いけどもいけども林道・・・。

本当にあるのか、そしてすでに行きの山道の運転で疲れ果てていたhideは「もう帰ろう」という雰囲気を醸し出していました。
マダムから、作家さんが体調を崩してもう器は作らないと思うとお聴きしていたので、絶対に見に行きたいfoxryo。
ちょうど村役場みたいな公共施設を発見し、そこに飛び込んで道を伺いました。
すると、「あと4キロくらいだよ。いまイベントやってて道端に車がいっぱいあるからわかるよ」と教えていただくことができました。運転を代わって無事到着。
レザンもそうですけど、もっともっと森深いところ。しかも名前の通りリバーサイド。雨が降った後だったので川のごうごうという音が聞こえてくる。





マダムのおっしゃる通り、ステキな場所でした。
このギャラリーのオーナーで建築デザイナーの岡田均さん自ら改装されたのだとネットのニュースで読みました。
そしてこんな山奥なのに結構多くのお客様が訪れていました。「新型コロナウイルス禍で、作手地区の作家たちに、作品を披露する場を提供して応援したい」という今回のイベントへの思いが広がったのだと想像します。

foxryoのお目当ての作手(つくで)村で作陶している近藤聖子さんと若手の鈴木健史さんのお二人の作品を拝見しました。お庭にも展示されていて雨の下たる緑の空間の中はとても気持ちがいい。母屋はレストランをしているようでしたがこの日はお休み。
自分だけが知っている、そんな場所に思えました。

★suiリバーサイドギャラリー 住所:新城市作手高松字島4番地

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近藤聖子さんの器

念願の器をGET♪
レザンのカフェオレカップはなかったものの、ああ、この藍色と、このつるっとした肌触り。 口に当たるカーブもいい。

早速、hideに淹れていただいたコーヒーをまったり楽しみました♪



この器の作家 近藤聖子(こんどうさとこ)さんは名古屋出身の方。
今回のイベントに寄せられた近藤さんのコメントもステキ

「作手で目にする自然はとても豊かで、長年草花をモチーフに日常遣いの染付の器を作ってきました。創作活動も終盤に差しかかった今、目には見えないけどそこにあると感じられるものを形にしたいと模索しています。」
私の好きなぶどうの柄だけでなく、白磁に藍色で描かれた絵柄にはたくさんの植物があるのをこのギャラリーの展示で実際に見ることができて満足♪ つわぶき、あけび、どんぐりなどなど。優しい気持ちになれる器です。

ここで陶器の目止めについて備忘録。
器がしっかり被るくらいの米のとぎ汁の中に器を入れてから水から弱火で30分程煮沸し、そのまま冷めるまで待ちます。夜寝る前に煮沸しおえて翌朝までそのままにしておくとちょうどいい。この目止めによって陶器の中に入っている細かい空洞にデンプンが入ってひび割れや色の変化予防になるというものです。器の表面や円台がざらざらしている陶器はこの目止めをしておくといいそうです。近藤さんの作品は磁器なので目止めは不要でした。

お * し * ま * い


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