福井キヤノンの玉木会長のWEBサイトへのコメント投稿がご縁で、「謎の女」と呼ばれていたfoxryoをはじめとする3名。そのうちのお一人とやりとりしていて、1月5日、「福井謎の女ツアー 行きたいですねぇ」、「行きましょうか」となり、あれよあれよという間に日程確定。
こうして、「福井謎の女ツアー」の始まり、始まり〜
●福井まで
東京、名古屋から福井に集合することに。
foxryoは特急しらさぎに乗って、もう一人の謎の女は夜行バスで。
晴天に恵まれ、前週に降ったどか雪をかぶった伊吹山が白い!
米原に着くと、電車の進行方向が変わります。
不慣れなfoxryoのような人たち同士で、
「え? シート回すの?」 と言葉を交わす。
一人旅だぁw
「トンネルを抜けると雪国だった」
っていうより、大垣辺りからずぅっと雪景色。
ただ、トンネルを抜けるたびに雪が深くなっていましたw
電車中から見る木々は、雪だらけ♪
福井駅に到着すると、恐竜君がお出迎え。
ベンチで一緒に写真を撮る人もいない平日のお昼時。
待ち合わせ場所の改札へ急いだのでした。
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●けんぞうそば
まるで分刻みのツアコン付きの旅行の始まりですw
まず腹ごしらえ。
「けんぞうそば」でお蕎麦をいただきました。
ここは土日は観光バスも来る有名店。
入口に写真撮影用の顔入れボード(?)がありましたw
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これがおろし蕎麦。
器に大根おろしと薄目のそばつゆが入っているので、それをお蕎麦の上からかけていただきます。
トッピングはネギとけずりぶし。
とっても強烈なのが、「けんぞうぞば」
店主の名前を冠する一品は、目が覚めるような辛みです。
写真右手前の大根おろしのおろし汁に出汁を入れていただきます。
ほぼ真っ白なつけ汁に、お蕎麦をいれる。
つーんと鼻にくるけど、爽やか♪
幸先のいい旅行のスタートを切りました♪
ご馳走様でした!
☆けんぞうそばURL: http://www.geocities.jp/kokoroyutaka21/
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●永平寺、とみせて・・・
実は、続いての行先は、勝山市にある恐竜博物館でした。
入口付近から雪だらけの坂をスイスイと登っていくアウディA6。
それに反して、募る不安。みんなで雪かき中???
雪の深い福井だからこういう光景は日常的なのかと思いきや、到着してみてビックリ。
そう、この告知・・・。
なんと臨時休業。びっくらぽんです。
玄関前で記念撮影していたら、納入業者のような車がやってきて、「臨時休業みたいですね・・・」って。
聞けば、勝山市の職員さん。ここに来る途中で話題にあがっていた「勝山左義長まつり」のパンフレットを置きにいらしたんです。
市と県、遠い関係ですねw
何故かここで職員の方とも一緒に記念撮影してました♪
こういうハプニングが旅行の醍醐味。うまくいかなかったことの方があとで話題にのぼる思い出になるものです。
恐竜の口からはゴジラのように放射能ではなく、吹雪が吐き出されています。
除雪車をこんなにたくさん、しかも大型のを見るのは初めて。
福井には福井の、いろんなものが発見できました。
次回は、恐竜博物館、リベンジを誓い合いましたw
☆勝山市恐竜博物館URL: http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
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●そして、雪の永平寺
永平寺を訪れるのは2度目。家族旅行で中学生の頃だったかな。
その頃も、この天井を見上げていたのを思い出す。
お寺の中はヒンヤリ、かと思いきや意外とあたたか。
こんなに雪がいっぱいの冬仕様な永平寺、紅白歌合戦のあとの「行く年くる年」でしか見たことないw
こうして雪深く静かなお寺の中に読経が響く。
ちょうどそんな時間帯だったようで、少しだけ後ろでお祈りさせていただきました。
そうそう、普段、「ゴミ箱」って書きますが、「護美箱」って書かれていた方がいいなぁと思う。
こういうことを思い起こせる永平寺、やはり心が清らかになる気がします。
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●雪中行軍だった一乗滝
一乗谷は翌日じっくり(?)行く予定だったので、もっと奥にある一乗滝へ。
ここは佐々木小次郎がつばめ返しの技を編み出したといわれる場所。
道路にだんだん雪が増えていき、滝より先の道路は除雪されていない・・・。そして、滝まではfoxryoのような意地っ張りが膝まで埋もれながら踏みしめた足1本分の溝ができていました。
先ほどの写真は玉木会長と宮澤さん。
こちらは佐々木小次郎さん。
さすがの小次郎さんも雪には勝てなかったようで・・・
埋もれてますw
雪がなければおそらく2分くらいでたどり着けそう。 直線距離にしたらおそらく150mくらい。
たどり着いて仰ぎ見る。
白黒で写したわけでもないのに、超白黒に見える一乗滝。
雪中行軍、やってみるのもいいもんですw
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●芦原温泉べにや
故 石原裕次郎さんがこよなく愛した老舗旅館であり、昨年、建物が国指定需要文化財になった「べにや」さん。 落ち着いた雰囲気の温泉旅館街の中にあります。
電車の中で瀬戸川礼子さん著「女将さんのこころ そのU」で予習をし、芦原温泉の女将さんたちを組織(?)し、日本酒「女将」を作ったのはどんな方なんだろうと楽しみにしていました。
お会いしてみると、とてもチャーミングな方で、仲居さんたちにも愛されているとても素敵な女将さんでした。
お部屋でチェックインしていると、貴重品預け袋なるものが登場。日本の旅館って素敵なシステムを持っているなぁと思う。
残念ながら、お部屋の写真を撮り忘れてしまいました。
部屋をぐるっと囲むように土間があり、外の日本庭園を部屋に居ながら楽しむことができる作りになっていました。また、部屋風呂もついていて、しかも源泉かけ流し。翌朝寝ぼけ眼で入ろうとしたら超熱で大変でした(笑)
久しぶりにとても落ち着いた旅館に泊まることができ、玉木会長に感謝。
温泉につかってから、庭園を見渡せるサンルームでお風呂上りの牛乳♪ 幸せ♪ そして、飲んでビックリ! 飲んだことのない、あっさりさと甘味♪ その牛乳は昔玉木会長がホームページで書いておられた「おけら牧場」のものでした。「いってみたいなぁ」とポツリ。
続いては楽しみにしていた夕食♪
福井といえば、蟹です。ただ、この時期の蟹は「水蟹」または「ずぼ蟹」といのだそう。脱皮したばかりの蟹なんですって。
仲居さんが2本剥いてくださったのがとってもキレイ
食事をしていると、「おけら牧場」の卵が登場。とっても美しいレモンイエロー。そこで玉木会長が電話をしてくださって、「おけら牧場」の山崎一之・洋子ご夫妻とべにやの女将さん合流。そしてなんと翌朝、おけら牧場へいけることに♪ 人の縁とは不思議なもの、どんどん広がっていきます。
最近foxryoお気に入りの中洞牧場では牛の放牧をしていることに触れてみたら、放牧して美味しくなる牛の種類とそうでないのがるのを知り、ビックリ。牧草を食べることで牛乳が薄まるので、もともと濃い牛の種類が適しているのだそう。牛の世界も奥深い!
べにやの夜のお庭もライトアップされていて美しい。
ぐっすり眠った翌朝は、とっても贅沢なご飯。湯豆腐に焼き魚に、卵ご飯に・・・。和食っていいですよね♪
おけら牧場の卵にヨーグルト、贅沢な気分になりました♪
☆芦原温泉べにやURL:http://www.awara.co.jp/
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●白波荒き東尋坊
べにやでの楽しい一夜を過ごした朝は、東尋坊へ。
朝9時前に出たのにすでに道路は除雪されています。さすが県民幸福度NO.1の福井。いろんなところに人の温もりを感じます。
売店の前の駐車場もお店の人が除雪をしていました。
平日の朝9:30。私たちの他に観光客は2人×2組くらい。なので、ほぼ私たち3人が東尋坊を独り占めw
強風とダイナミックな白波の高さをカメラに納めようと挑戦したものの、こんな感じ。
寄せては返す白い波。
思わずその美しさに息を飲む。
キリっとした朝になりました。
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●おけら牧場で世界を考える
おけら牧場にはべにやの女将さんも合流し、牛の話やストーブの話や日本の人口や政治の話など、多岐にわたって弾んでました。 おけら牧場の山崎ご夫妻の御嬢さんの旦那さんが、foxryo実家のすぐそばの喫茶店の息子さんだったのもビックリ。世界は本当につながってるって思う。
大きなログハウスを温めるストーブ。
どてらを着てこたつに入り、あたためていただいたしぼりたてミルクを飲む至福の時間。
牛たちに会いたかったのですが、あいにくの雪解け後でぬかるんでいるそうで、NGがだされましたw
ここは「ラーバンの森」。
中学英語で習う、RuralとUrbanを足した造語。調べてみたら欧州ではすでにこの田園と都会をつなぐ言葉があったそう。日本で最初に使ったのはお二人だったようですよ。人と動物と大地とがストレスなくお互いを尊重しあい暮らす世界。
大変なこともいっぱいあるけど、生と死と隣り合わせで命を実感できる暮らし。そこにこそ文化がある。
「何かあったらここに連絡してね」と洋子さんが別れ際に言ってくださった。とってもあたたかい気持ちになれました。
そしてfoxryoのワガママ、再び発動。
「パンを買わないと家に帰れない!」と言ったら、女将さんと洋子さんの推薦で、「パンの店パリ屋」さんへ連れてっていただきました。
お店は住宅街の中にあり、木造でオシャレ。イートインコーナーでは小さな男の子連れのママさんがゆったり過ごしていました。天井が高くて居心地いいだろうなぁ。
女将さんリコメンドのチョコマーブルパン。これが一番気に入ったかな。
空気と水がきれいなところでは何を食べても美味しいかも♪
福井の旅では、まだまだ素敵な女性にたくさん会います。お楽しみに。
住所:福井県坂井市三国町運動公園2-17-10 TE: 0776-82-7667
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●日本海を臨む cafe mare
ステキなcafeママのいる日本海を臨むcafe mare。
時間が経つのを忘れて海を眺めていられる。夏はコンテナが個室替わりになってゆったりすごせるので人気なのだそう。
蟹クラムチャウダーは、パンの表面に、「mare」って焼き跡があり、お茶目。熱々の濃厚スープにパンがあう。
この季節、こんなに青い空の日本海はほとんどないって。「謎の女性」2名は最強ではなく、いろんなことを響かせる「最響」だったのかも♪
☆cafe mareサイトURL:http://cafemare.jp/ Tel: 0776-88-2323
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●兵どもの夢の跡 雪の一乗谷
かつてSoftbankのCMで使われた一乗谷。
朝倉氏の城下町があった場所。
浅井氏と手を組んだばかりに滅びることに。
この遺跡が発見されたのはそんなに古くないのだそう。
みんなが畑として使っていて、大規模開発をしようと調べた時に遺跡があることがわかり、いまでは地元の人たちの手で復元している。
この雪が降り積もった日でも、地元の方が除雪したり、いろいろ作業されていました。結構狭い範囲なのかなと思っていたら、車で5分くらいいったところでも復元作業のようなことをされていたし、この街なみの右手の山にはかつてお城があったという。
雪の一乗谷。
少し日本の歴史に触れることができた気がしました。
☆朝倉氏遺跡URL:http://www3.fctv.ne.jp/~asakura/
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●福井あれこれ
ここからは本当に駆け足。
17:00 玉木会長御用達、食べログでもNo.1の居酒屋「春のお店」に立ち寄り、雨宿り。
春さんとめだか君、そしてこれまでのバイトさんたちの卒業メッセージのメモに癒されました。素敵なお店です。
17:30に、焼き鳥の名門「秋吉」片町店へ。
ここでは威勢のいいお兄さんや、カワイイ女性がいたりして、スタッフ教育がとっても行き届いています。行動キビキビ。
☆秋吉URL:http://www.akiyoshi.co.jp/
続いて、18:30に、Bar Isakaへ。
ここはいつも玉木会長の写真でお馴染み。
やっと本物のマリリンちゃんに会えました。
赤の切子のグラスに入った、とってもあまおうなノンアルコールカクテルをいただき大満足♪
置いてあるものがアンティークで素敵なお店です。
☆BAR ISAKA :facebook
福井といえば、メガネ。
これはとっても薄いペーパーグラスという商品。老眼鏡です。
おしゃれー。福井は京都に近いから(?)、いろんなものが結構こだわりの逸品だったりする気がします。
お土産は、羽二重クルミ。
福井県の銘菓である「羽二重餅」に自家製の甘く煮詰めた和くるみを練り込み、シュー生地でサンドしたお菓子。
これはみんな大絶賛でした。
玉木会長、宮澤さん、すてきな福井の旅ができ、心より感謝しています。
次回は・・・是非、由理さんと♪
お * し * ま * い
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