フィリピン出張3日目、さらさらとお天気雨が降った朝、空に大きな虹がかかりました。
日本ではほとんど見なくなったfoxryoです。平日、オフィスに籠っているからなんでしょうけど。
虹を見られただけでも今回の出張が清々しいものに感じられてしまうから不思議。今回訪れた工場と販社のスタッフも素敵。
どちらもこれから大きな成長が期待される拠点で日々時間に追われているにもかかわらず、国民性なのか、スタッフ皆が明るく、前向きに取り組んでいる。その姿をみて感動しました。そして、それぞれの拠点のトップの姿勢にも。
虹のようなフィリピンの仲間たち、とっても素敵です。
● 行きも帰りも3列シート!
初フィリピン航空。機材は、エアバス321、両側3列シート。しかも行きも帰りもほぼ満席。途中、たまたま空いてた席に移動できたので、明るいフィリピン女性との会話も続けずにすみ、ゆっくり過ごしましたw
帰りは移動もできず、ひたすら眠ってました。
いただけなかったのはトイレがエコノミークラス150席くらいに対して2つしかないこと。もちろんビジネスクラスの方には1個ありますけど、使わせてもらえるわけもないし。しかもカートがいると人が通れないという通路の狭さ。LCCか?っていう感じw
アテンダントの皆さんも大変そうでした。食事の回収でトレイひっくり返したりw
とはいえ、良かったこともあります。行きは、席を移動できたのと、昼間に着いたので、上空からフィリピンの様子を撮影できたこと。海の上に、まるで田んぼのようにエリアが設けられていたり、家らしきものがあったり。なんだか不思議。同じように海に囲まれた日本とは、またちょっと違う。やっぱり熱帯雨林だからでしょうか。
フィリピン、キターw
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● 世界で一番クリスマスの長い国
うちの商品を扱っていただいている量販店のあるモールを訪れると、まだ10月半ばだというのに、ハロウィンをすっ飛ばしてクリスマスの装い。フィリピンの人たちはクリスマスまでを一番長く楽しむのだそう。
モールでは、ちょっとした音楽の祭典のようなものも催されていて、とっても華やかでした。
販売会社があるあたりは、以前は軍の施設があったところで、ここ10数年でビジネス街としてどんどん開発が
進んでいます。実際ホテルの真下も工事中。遠くをみても建設中の高層ビルがたくさんありました。
その一方で、「反対側にはバラックのような小さな家々が延々と並んでいるから、よく見ておくといい」と販社の現地人トップから言われました。貧富の格差の大きさを感じます。
加えてフィリピンは銃社会です。なので、日本人が普段出歩くところは、自宅マンション近辺とホテル、そして会社の往復くらい。移動はタクシーではなく、信頼できるドライバーによる送迎。行動範囲はかなり狭いようです。
一方、現地の人たちが乗るのは、テレビで見るような乗り合いバスやタイのトゥクトゥクのような乗り物。これらはいっぱい走っています。バイクの方には、サイドカーがついていて、バイク本体に3人、サイドカーに3人乗っているのを見てビックリしました。バスの方も当然、ぎゅうぎゅう詰め。それでも暗さを感じないのは国民性なのかもしれません。私の出会ったフィリピンの方々はみな明るいし親切でした。
空港は第3ターミナルまであるのですが、到着したのも帰りの出発も第2ターミナル。フィリピン航空用。空港利用税のところで長時間並ぶということだったので、超早めに空港到着(11月からはエアチケット代に含まれ、なくなります)。
チェックイン後はお土産を買えるようなお店はほとんどありませんでした。何故あれだけ日本人や現地人のみんながお土産を買うのを勧めたわけです。何もない、とは聞いていたんですけど、もう少しくらいあると思っていたんですねw
それも含めて、フィリピンの人たちはだいたいデルタに乗るそうですw フィリピン航空大丈夫??? それを聞いていたので、セントレアの着陸前の1時間、かなり揺れたので、かなり怖かったです。坂本九さんの「上を向いて歩こう」を心の中で歌って平静を保っていました。
(ここから数行、お食事中の方は読み飛ばしてください)
待合のトイレは2か所あるものの、1か所壊れていて工事中。国際空港なのにトイレの中も狭いし、あまりきれいとは言えません。中国同様、使用済みの紙は便器に流さずに、外のごみ箱へ。
女性トイレは4つあり、1つはシニア用。混雑しているので掃除スタッフがシニアの方がいない時はそれ以外の人を入れていました。キリスト教の国だから?って、違うか。もう一か所のトイレが早く使えるように祈っています。
うちの会社で働く仲間たちは、たぶん、あの豪華なモールでクリスマスを楽しみに、買い物ができる人たちなんだろうなと思う。今日録画でみたカンブリア宮殿で、ユニセフで働いてた小林りんさんという女性が、フィリピンのストリートチルドレンたちと触れ合う中で、「格差のない社会を創るためには、リーダーを育てなければ!」と強い信念とリーダーシップをもって6年かけて日本に「ISAK」というアジアの子供たちを育てる高校を作ったということを知りました。
「自分で考える」「多様性を受容する」そんなリーダーたちが一人でも増え、人間の尊厳をもって自分の人生を全うできる社会になっていくことを願います。
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● 食べ物は甘いか油っぽいかのどちらか
さて、フィリピンの食べ物です。基本、辛いものはありません。甘いか油っぽいかのどちらかなんだそうです。あとは塩辛い系。年中あったかいので、辛いものは不要なんでしょう。全般的に優しい味。
もともとあったフィリピン料理とスペイン統治時代ののスペイン料理、そして周りの国の食文化との融合がされている感じです。また、伝わっているスペイン料理が正統だからか、パンとか洋風の食べ物は、日本やスペインと変わらぬ味でした。(たとえば、台湾や中国だと、それらは何かが違うんです・・・)
シシグ; 豚の耳とか足とかいろんな部位をみじん切りにして下味をつけて、それを油で揚げたようなもの。ちょっとピリ辛。お酒のおつまみポイです。
ティラピアのお料理:ティラピアは魚の名前。決してピラニアではありませんw 日本由来の川魚と言ってたけど、よくわからず。揚げたものに甘酢をかけてあります。わりに大きな白身がついてます。
アドボ: 豚肉の煮込み。こってりしてます。
シニガン: 超酸っぱいスープ。
タマリンという多分沖縄のシークワーサみたいなので作ったスープ。健康にはよさそうです。
名前は不明。鳥肉のココナッツミルク煮。優しい味。
これも名前不明。日本でいうと、しらすをカリカリに揚げてご飯の上にかけたもの。これは香ばしいです♪
いんげんのココナッツミルク煮。
見た目はカレーのようですが、全く辛くありません。
ハロハロ: デザートです。 フィリピン式スムージー? プリンみたいなのが上にのってて氷に下の方は紫芋やフルーツが入っています。右写真のように自力で撹拌していただきます。超冷たいです。 あっつい時に食べたいですね。
以上、フィリピン料理、こんな感じです♪
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● フィリピンのホテルはアメリカン?
今回は、2か所で泊まりました。1つは出張者が長期滞在するアラバン地区にあるVIVERE HOTEL。
もう一つは、販売会社に近い Seda Bonifacio Global City。
どちらも無料でwifiが使えて便利でした。
VIVREの方は、IDとパスワードがあるので、仕事で使うのであれば安心ですよね。どちらも仕事ができるスペースが十分とってあって居心地が良かったです。
安心、という面ではどちらのホテルもエレベーターがカードキー持っていないと使えないようになっていました。朝食はどちらもアメリカンな感じ。
★VIVRE
建物などいろんなものが超古。 工場まではホテルのワンボックスで行くんですけど、初日、エンジンがかからなくなり、遅刻しましたw あったかい国特有で、フィリピンも時間は正確には考えないようです。 渋滞も場所によって起きるのも影響しているのかも。たとえば、通りの違うホテルの周りや、空港周辺は大渋滞していました。
バスタブ、シャワーヘッド、タオル類も古くて清潔感はなかったですね・・・。 アメニティはとりあえずありましたけどってカンジ。 シャワーは打たせ湯みたいでしたw これは意外に疲れがとれてよかったかもw 緑色の石鹸が泡立たなくてちょっと残念でした。
朝食は、最上階のレストラン。ラグーナ湖を遠くに眺めながら。日の出が綺麗だと聞き、2日目は早めに食事をとりました。
チェックアウト時、使ってもいない国際電話の料金が入っていてビックリ。他の部屋のだというのがわかって良かったです。意外にアナログ?
そうそう、部屋の電気ポットの底が錆びていて、お湯を沸かす気にならなかったことで、いぢめが・・・。ロビーのところにインスタントコーヒーが入れられるようになっていたので、それをいれて部屋に戻ろうとしたら、一緒に行った二人が目の前でエレベーターを閉めました。「まじで〜?!」と叫んだ私に、スタッフの方はとても親切でした・・・。
この写真↓ が朝日に照らされはじめたラグーナ湖です。 地図で見るととっても大きいです。琵琶湖くらい?
★SEDA
こちらはとっても新しいビジネスホテル。なんてったって、「Global City」にあるんですから。
アメニティも洗練された感じでした。
スリッパがちゃんと左右がある使い捨てのタイプ、初めて見た気がしますw
バスタブがなく、シャワールームのみ。1泊だけだし、気になりませんでした。
壁掛けタイプのテレビ。確かサムスンだったかな。
朝食は1階のレストラン。外から見るとcafe。ここはほんと洗練されてオシャレでした。
雨季じゃなかったので、出張期間中、ほとんど晴れていました。気温は確かに高かったですけど、建物内はエアコンが効いていて羽織るものさえ持っていたら快適。ホテルと会社の往復だけだったので、危険なこともなかったですし、現地のみんなや一緒に行ったみんなののおかげで無事出張も終えられました♪
お * し * ま * い
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