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Foxryo's Note Pad

鹿児島・宮崎 火山の恩恵を感じる旅

2013年5月31日(金)〜2013年6月2日(日)


 << *** schedule *** >>
【 DAY 3 】 6/ 2:  ホテル発(8:15) 〜 青島神社 〜 宇都神宮 〜 鹿児島空港(16:10)CK465 〜 セントレア(17:30)着



はじめに

「指宿で砂蒸し風呂に入ってみたい」

それがこの旅行決行のキッカケ。
hdieにも賛同を得ることができていたので、旅行会社から送られてくるツアー情報をチェックしていました。ところが、「新幹線はNG」という制約条件をhideから突き付けられました。九州新幹線も乗ってみたかったのに。どうしようかなと思っていたら「ジェットスター就航便に乗る!南九州3日間」というお得なツアーを発見。JTBのツアー、54,800円也。
きっとこの旅行に行くことは運命だったのでしょうw

チェックインカウンターは大混雑国内線に乗るのは沖縄以来、久しぶり。

LCCに乗るのは初めて。搭乗40分前にチェックインしないとおいて行かれるようです。今回はツアーなので出発70分前にカウンター集合。ツアー客以外の個人客はネットの予約済んでいれば端末で簡単にチェックインできるようでした。私たちの前も30人くらいチェックインを待つ人がいましたし、ちょっと経って後ろを見ると同じくらい並んでいました。

チェックインはとりたてて問題なく済みました。搭乗券はレシートみたいだし、エアチケットはA4の紙。さすがLCC!

 

一番後ろの席でした! 狭いですね〜


機体はA320。3列×2。行きも帰りも一番後ろの席! ツアー客はそんな待遇なんでしょう。
「手荷物は前の座席の下に!」とか、なんだか異常にCAさんが厳しい。帰りはウソのように一切そんなことがなかったので、初就航だったから事故は起こしたくないということだったんでしょうね。

 
機体はA320。鹿児島空港にて無事、ほぼ定刻で鹿児島空港着。
天候は曇り。梅雨に入っていたので仕方ないですね。

篤姫の暮らした霧島にもいきます。
初めての南九州、楽しみです。

 
初乗り記念品機体を降りてから、通路で初就航便の搭乗証明書などの記念品が配られていたのでいただきました。

そんなこんなで2泊3日の旅が、はじまり、はじまり〜w


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太古の自然が残る城山展望台

旅程表 これが今回の旅程表。
現地の添乗員さん、バスガイドさんと運転手さんに3日間お世話になりました。耳慣れない鹿児島弁は東北弁と同じくらい聞き取れませんでしたw

「ゆくさ、南九州へ
 おさいじゃったもした。」

なんじゃそりゃー!って感じです。

1、2日目は赤い線、3日目が青い線だと思われますw
九州広いなー。3日目のみ宮崎に足を踏み入れています。南九州、ほんといいところでした。

お弁当 ということで、旅の始まりは、お弁当w 

「河内菌」(!)とどぉんと書かれたお弁当の箱にビックリ。麹の里の幕の内弁当だそうです。「種麹屋でしか味わえない、弊社自慢の工事をふんだんに使った幕の内弁当をご賞味ください」
中は至って普通のお弁当で、滋味のある感じでした。

展望台からの景色 40分ほど高速を走って、城山展望台へ。

鹿児島って太くて大きな木が多い。どこへいってもそう感じました。こうした太古からの自然を大切にされてきた土地っていいなぁ。

あいにくの雨で、鹿児島市内は見えたものの、桜島は見えずでした。晴れていたら綺麗でしょうね。

 

うっそうと茂る大木! これも立派な木です この木の実のようでした。しかもイチヂクみたいな感じ


西郷さん自決の場所 あと、鹿児島はいたるところに史跡や偉人たちの生家があったり銅像が立っているのも印象的です。
板垣退助とか、東郷平八郎とか。幕末から明治にかけて、リーダーシップに長け、活躍できる人たちを多く輩出した場所なんでしょうね。特に西郷さんは圧倒的な人気を誇っているようでした。

この写真の右側の洞窟は、西郷さんが自決した場所なんだそうです。岩崎谷というところの近くでした。バスガイドさんの話を聴きながら、西郷さんは一生を太く短く温かく生きた方だったのだと感じました。


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知覧から指宿へ

途中、知覧特攻平和会館に寄りました。知覧はお茶の産地。そんなのどかな知覧の地からも沖縄に向けて若者たちがゼロ戦に乗って飛び立っていったことを知りました。海などから引き揚げられたゼロ戦の実物(残骸)や遺品、途中で車窓から見た超小さな弾薬庫を見て、アジサイが色鮮やかなのと対照的に何とも言えない気持ちになりました。

 

知覧にはこの木がたくさん植わっています雨に濡れて色を放つアジサイ


相変わらず、雨がぱらつくなか、ブーゲンビリアが咲き誇るホテルに到着。
ホテルのお部屋はすべて海側。窓から見える景色も南国。お部屋は、インターネットなんか到底ない、懐かしい感じ。右下の写真は全天候型砂蒸し風呂の施設です。

そして、今回の目的、指宿の砂蒸し風呂を体験( ´ ▽ ` )ノ
専用の浴衣に着替え、頭から掛けられたタオルの先を口でくわえて横たわると、あっという間に片側すつ砂を掛けられ、出来上がり。
10分ほど指先、足先に心臓がある感じで、砂の重みとともにドクドクしてました。でた後は、スッキリ。 バス移動の疲れもふっとび、なんか大満足でした♪

 

ブーゲンビリアに迎えられます窓から見える景色
畳な部屋ここが全天候型 砂蒸し風呂の施設


 

夕飯をいただいて、夜遅くにもう一度温泉につかって、就寝。充実した一日でした

 

黒豚のしゃぶしゃぶさつまあげが美味しい


翌朝、背中が痛いぞ?と思いながら目が覚めました。久しぶりのせんべい布団! 身体がベッド仕様になっているんですねw

窓の外はくもり空。一日雨が降らないといいなと思いながら、朝食へ。

 

曇りだけど南国な感じの海朝食


食事のあと、ホテルの中をお散歩。南国の花々が色鮮やかに目に入ってきます。
気分一新、2日目の旅程のはじまりです♪

 

子供のころ「口紅の花」と呼んでたかいこうずの花ハイビスカス


●ホテル情報: 指宿フェニックスホテル

 サイトURL:http://www.phoenixhotel.co.jp/

  • 寝心地: 痛い(せんべい蒲団)
  • ドライヤー:部屋にはあったかな?
  • シャンプー・ボディソープ; あり
  • タオル: 古め?
  • バスローブかパジャマ系: もちろん浴衣
  • ネット: ロビーにあり
  • 朝食: 普通



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竜宮伝説の地 長崎鼻

雨の朝、開聞岳を車窓から遠くに眺めながら、海まで出ると、そこは長崎鼻。ここからも開聞岳が臨めます。
 

開聞岳


ここは、ソテツ自生の地としても有名なのだそうです。この季節、花芽や普通の芽がたくさんでていて面白い。というか、鹿児島ではどこにいってもソテツがありました。右の写真は、指宿のホテルのものです。子供のころ、よくソテツの芽に水をかけて、まぁるい水滴ができるのを楽しんでいたことを思い出しました。
 

芽こっちは花芽


そして、ここ長崎鼻は、竜宮伝説発祥の地。たくさんの亀のはく製(すでに鼈甲?)が売られていました。 なんか違うような・・・。
 

竜宮神社亀がいっぱい


この長崎鼻は溶岩でできていて、灯台のずっと先まで歩いて行けるようになっていました。 天気が良ければ、先の方まで行ってみたかったです。
 

長崎鼻



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イッシー出没? 池田湖

ネッシー、クッシー、そして、ここはイッシーw
そして、ゆるキャラも登場w
 

でたな、ゆるきゃらこっちがイッシー


池田湖には巨大うなぎがたくさん住んでいるようです。ドライブインの水槽には、まるでなまずのようなうなぎがいます。どっしり構えて動きませんけど・・・。きっとこの巨大うなぎの親玉のようなのがいて、月の夜に湖面に姿を現したのがイッシーではないんでしょうかぁ。

この池田湖は九州で最大の湖。晴れていれば開聞岳がのぞめます。目視では時折雲間からうっすらと見えていました。9:30頃の湖は、とても静かでした。
 

池田湖


雲隠れの桜島

鹿児島港に着き、フェリーが船着場に入ってくるのをデッキで眺めながら、私たちは出航。
はい、雨と雲で何も見えませんw
乗車時間は15分ほど。のんびり湾内から桜島を臨むはずでした。晴れていたとしても、噴煙で見えない場合もあるそうなので、これはこれでいい思い出ですw
 

私たちが乗ったのと同じ型のフェリー前方に桜島が見えるはず・・・


フェリーを降りてから、有村溶岩展望所までは、バスでちょっとあります。溶岩の被害を抑えるため、民家の屋根は頑丈そう。周りの景色も、鬼が島(?)っぽい。展望所について降りると、足元は溶岩がすりつぶされたざらざらした砂で覆われていています。雨だとちょっと歩きにくい。

左側の写真には桜島がうっすらと写っています。右側の写真は桜島と反対側を撮った景色。晴れていたらきっと美しいのでしょう。
先日、5キロの噴煙をあげた桜島。地球は生きているんですね〜。

桜島!反対側の遊歩道



奇岩から生まれる関之尾の滝

黒酢の甕 黒酢を創る甕がたくさん並ぶ山間の村を通り過ぎ、関の尾の滝に到着。


幅40mの大滝を、恐る恐るつり橋を渡りながら写真におさめてました。

 

関の尾の滝

そして、その先の上流には、大滝を生み出す「甌穴」という奇岩が80mにわたって見られるというので、雨で足元が結構危ないなか、登ってみました。世界一の大きさみたいです。
 

これが甌穴

左側の写真の細〜い山道をちょっといくと目の前がぱぁっと開けて、打って変って「甌穴」の景色が広がります。右側の写真は、女滝。島津のお殿様による、落差を活用した灌漑用水化のために人工的につくられた滝です。昔の人は本当にすごいです。水量が多くて自然の恵みを感じます。制御された滝は、人々の知恵で穏やかな川となって流れていきます。
 

甌穴にいくまでの山道口的につくられた女滝
滝の先の川人



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