Foxryo's Note Pad

ザ・リッツ・カールトン 大阪  宿泊レポート(その5)


ロビーは相変わらず落ち着きます 6年ぶりのリッツ 2010年5月3日(月)in〜4日(火)out

11年目の結婚記念日以来、6年ぶりにリッツ大阪を訪れました。
あれから6年経ったとは思えない、施設維持能力に、まず驚きました。エントランスもエレベーターもレストランも室内も、どこもかしこもほころびを感じさせず、美しいまま。
特に、バスルームといった水周りのレバーのピカピカさといったら、下から見ても錆びひとつ見つかりません。1997年開業ですから、今年で13年経ってるはずです・・・。まさに「サービスバリュー」12番にある「私には、妥協のない清潔さを保ち、安全で事故のない環境を築く責任があります。」を実践されてます。



●ミスティークは起こるのか?

6年ぶりだし、クラブフロアじゃないし、今回は事前にリッツのどなたかにコンタクトすることもなく、ミスティーク(ミスティークとは。←2002年のfoxryoレポートです)が起きたら嬉しいなぁと出掛けました。

最初にコンタクトしたのは、ベルボーイさん。「花筐」で食事をしてからチェックインする旨を伝える−

荷物を預かってはくださいました。でもそれ以上は、ナシ。

 「花筐は予約されていますか? もしされてなければ、予約いたしましょうか」

なーんていう対応を期待してたけど、アウト。

そして、食事を終えてチェックイン。同じベルさんに荷物札を渡しました。

 「花筐でのお食事はいかがでしたでしょうか」

なぁんてのも、ナシ。花筐で名前は聞かれましたが、リンクはしてないようでした。

そして、チェックイン。

 hideに、「お煙草は吸われますか」

はい、6年前までのデータすべて消去♪ そーですね。私たちはリッツ大阪の上位5%のお客様でもなんでもありませんもんね。そんなもんです。「おかえりなさい」ではなく、「ようこそ」でしたし。

それから、ついでに、ちょっと「え?」って思ったのは、チェックイン時の飲み物サービス。チェックインしている最中に立って飲むのかぁ、て。お部屋案内後に、welcomeドリンクとクッキーいただいたので、それだけで充分に感じました。

サービスについては、リッツは普通のホテルより、ちょっとだけいいってことですね。期待してなかったけど、やっぱり心の片隅に期待がかなりあったので、とてもさびしかったです。ミスティーク、起きて欲しかった・・・。上位5%には入れないわけですから、自力で起こすしかない。となると、狙い目は記念日ですね。「記念日です」って高らかに宣言して泊まるのがいいですね、きっと。

ちょっと前に、会社の先輩から、「娘の結婚が決まって、両親顔合わせの席をリッツのレストランにしたんだ。是非、心に残る一日に!」とリクエストを受け、リッツの方にお願いした時は感動モノだったそうです。んでも、それはほんとのミスティークなのかな。
ひょっとして、リッツのクレドは形骸化してきてるのかな???



●お部屋はとっても気持ちいい

リッツでやっぱりいいなぁと思うのは、施設。重厚で落ち着けます。お部屋は広くて美しくて清潔。
オットマン付きソファーで本を読むのもfoxryoにとっての楽しみ。

うん、やっぱり、落ち着きますライティングデスクは大きくていいですよね。オットマンつきソファー。2個ともオットマン付きにだといいのにといつも思う

いつもピカピカの水周りたち。そして窓からの景色。

洗面台は喧嘩しなくていいように(?)、2つシャワーカーテンが2重になってますシャワールーム窓からの景色



リッツの1階の入り口。車寄せの方が正式な入り口。リッツって入り口からわかりにくいです(笑)5階の喫煙スペース兼、シャンパンラウンジ 5階のレストラン街や廊下の調度品やトイレ、どこにいってもなんかいいなぁって思う。構造が迷路みたいになってるところもfoxryo的に面白い。いくたびに発見があるのと、なんていうか、芸術品を見てるような感覚なのかな。

そしてやっぱり、またリッツに泊まりたい、と思うんですよね。私にとって、気分のよくなる場所、ってことなんだろうなー。


「花筐」でのランチ

「スイートテンフルーツ」が思い出深い「花筐」。ミスティークは起こるかな? 
予約していなかったのですぐには入れませんでした。待つかどうかを迷っていたら、「今カウンターでデザートをお召し上がりのお客様がいらっしゃいますので、こちらでお待ちください」と。うん、いい感じ。待合スペースで梅昆布茶をいただき、しばし待つ。

通されたのはカウンターではなくソファー席。しばらくすると、カウンターのお客様たちが帰られ、ひよどりが枝を飛び回る中庭を眺めながらゆったりしたお食事タイムとなりました。

ひよどりが飛んでくる中庭山芋豆腐鱧真丈のお吸い物
お刺身の代わりの蟹の身鱧と鰻のお寿司鱸の照り焼きと“たで”の酢の物
茄子のはさみ揚げなど、揚げ物麩餅中身は鴨のそぼろ
蕗ご飯抹茶ババロアお茶受けは抹茶羊羹


お料理はどれも美しいし、上品。どれが一番美味しかったか、といわれると。うーん。超美味しい!と思ったのはないかな。というか、どれも丁寧に滋味を感じられる大人の料理でした。

そうだ、やっぱりリッツだな、と思ったエピソードが。「今日、○○さんは、△△の用事があっていないのよね」と隣の老夫婦がスタッフに話しかけていました。大きな声でお話されるので聞こえちゃうんですけど・・・。娘に話しかけているかのようで、まるで“我が家”の食卓みたい。上位5%のお客様をしっかりとつかんでいる「花筐」のスタッフ、すごいです。
そうそう、もう一つ。リッツのレストランのページを見てたら、「プロポーズプラン」なるものを見つけました。
http://www.ritz-carlton.co.jp/restaurant/plan/proposal_plan.html
これ、結構いいですよね。断られたとき、つらいけど・・・。


「花筐」をちょうど出ようとしたとき、スタッフの方が追いかけてきて、金平糖を渡されました。hideが「前ももらったよね〜」って。そか、そうだっけ。お腹いっぱいで忘れちゃったよ。ご馳走様でした♪

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