いざ、じんべぇとマンタに会いに。
この水族館、人間も回遊している感じで、人が大勢居ても、あまりストレスを感じない。小さな水槽のところはちょっと混雑するけど、私が見たい大水槽は、徐々に下りながら見られるようになってるし、上から見ることも下から見ることも出来て、それぞれの角度からいろんな魚が見られるのが楽しい。うまく作ってあるなぁ。入り口すぐのところには、こーんな、金平糖みたいなヒトデをさわれるようになってて、しかも海水を触った後、手を洗う場所まである! すごく楽しい♪
ま、なんといっても圧巻はじんべえ君ですね。コバンザメや小さな魚が彼にまとわりついてるのも、なんかいいんですよね。子分従えているみたいで。
ほんと堪能したぁ。
人の大きさとじんべぇ君を比べてみる。そんな面白さもありました♪
そして、二度目の入館。再入場スタンプをしっかり手の甲に押してもらって、大水槽の横にあるカフェで優雅に泳ぐ彼らを眺めていました。うん、いい、ここ。お勧めです♪
P.S.foxryo母の行動 Report
バスガイドさんに言われたとおり、16枚の魚図鑑(パンフレット)を1枚、1枚集め(無料)、売店で、このパンフレット入れ(600円くらい)を買って、収納しておりました。ええ、このクリアケースで元とっていらっしゃるのね。ちゅら海水族館、ほんといろいろ考えてる♪
それでは、フジのお話は次回♪
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●そして、フジに会う
とうとう実物のフジに会えました♪
最初は2007年のテレビ番組で、そして、昨年、ブリジストンのショールームの模型で。
フジ、ちゅら海水族館の方たち、そして、自社の技術で役立とうと立ち上がったブリジストンの技術者の皆さん、一体となって奇跡を起こしたんです。この尾ひれがなかったら、フジはどうなっていたのかな。
がんばりや(にみえる)フジ。
係員の方に伺って、訓練&健康診断中のフジのいるプールへ。垂直立ち(?)とか、仰向けになってヒレで拍手とか、ちょっとした訓練を餌を与えながらしていました。
人工尾びれをつけていないから、尻尾の先はつるんとした感じ。他のイルカがジャンプするとその波に漂うように身体を預けているのを見ると、尾ひれって重要なパーツなんだなとしみじみ思う。
元気に泳ぎ回る姿は見られませんでした(残念)。
ずっとつけてても、安心、安全、ストレスにならない尾ひれができたら、もっとフジは自由に自然に泳げるんでしょうね。
今年は、念願の北海道の旭山動物園行ったし、フジには会えたし。
あと会ってみたいのは、松山の白くまピース。
まだまだ沢山行くところあるなぁ(笑)
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●沖縄の花
2月末、沖縄のそこかしこで見られる花は桜ではありません。“いっぺー”という黄色い花が満開です。嘉手納基地周辺では特に沢山咲いていました。沖縄三大苗字のひとつ、上原さんというバスガイドさんから教わったのは、“いっぺー”を見つけたら、“いっぺー、ちゅらさん”ということ♪ 歌の上手なとても楽しいガイドさんでした。その方いわく、沖縄の桜は、1月下旬頃がピーク。“花びらが舞い散る”ってことは全くなく、椿みたいに花ごと落ちるのだそうです。ちなみに、そめいよしのは、沖縄では育たないそうです。
ブーゲンビリアももちろん咲いてますが、もう一つ綺麗に咲いてた沖縄ならではの花。オレンジ色の“かえんかずら”。民家を覆うように咲いているものもあり、とても綺麗でした。
さて、ネオパークオキナワは、植物園のようなところ。ソーセージの木をはじめ、不思議な木がいっぱい。やんばるくいな(鳥)もいます。やんばるくいなは普段滅多に見られないそうですが、この日は姿を見せてくれてました。
てことで、最終日に行った東南植物楽園のお花もあわせて、一挙大公開♪ ←って、6枚なんですけど・・・。
マウスを写真の上にもってって、解説とはいえないコメントを是非ご覧ください(笑)。
そして、嘉手納基地の横を通って、那覇市街へ。
那覇の街はやっぱり台北の街に似ている。特にそう思わせたのが、モノレールの存在。そして、がじゅまるの木に、ブーゲンビリア。
でも全然違うのもある。
それは大量に走っているもの。台湾はバイクだけど、沖縄は車。タクシーの運転手さんによると、モノレールによる渋滞減少効果は皆無だったとのこと。
「モノレールの区間は空港からここまでだけだから、観光客しか使わないよ」
ホテルに荷物を置いて、夕飯を食べに行くときそう聞きました。
そう、夕飯を食べる場所。
それがヒジョーに問題だったのです。ツアーには夕食がついてなかったから。どこかいいところはないかなってTwitすると、ゆべさんから「うりずん」情報をGET。Twitterさまさま。
そして、「“ぐるくんの唐揚げ食べたい”」というTwitも。“ぐるくん”てなに? と思いつつ、「うりずん」へ。どれ食べたらいいかわからなくて、とりあえず、一人分のコースに、ごーやちゃんぷるーと“ぐるくんの唐揚げ”をオーダー。
てことで、ぐるくんは、最後の写真をご覧ください。“ぐるくん”、お魚の名前でした。そしてぐるくんの唐揚げは、沖縄では一般的なお料理みたい。骨まで食べられるほど、かりんかりんに揚げてあり、すっごく美味しかった。
沖縄料理、堪能したぁ。どれも美味しかったけど、ラフテー最幸♪ ← え? ただの肉好き?
予約もせずいったら、18時頃だったのにもういっぱい。お店の人がカウンターの隅でもよければ、と入れてくださいました。忙しいのにいろいろ質問する私たちにとっても優しく答えてくださったり、ちゃーんと料理の進み具合もチェックしててさくさく来るし。初めてなのに、妙に馴染めました(笑)。
そうそう、常連さんに、「焼酎飲まないのに来たの?」みたいなことも言われました(笑)。お客さんが“さんしん”を弾きながら歌っていたり、とても雰囲気の良いお店でしたヨ。
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●港の見えるホテル
泊港のビルの上にある、このホテル。景色いいです。東シナ海に沈む夕日は、残念ながら雲で覆われて見られませんでしたが、南国の夕暮れってなんていうか温かい気持ちになります。
位置的には那覇の繁華街 国際通りから外れたところにありますが、渡嘉敷島など、島への玄関口のホテルとして便利そうです。外国人の方も大勢泊まってました。会員制のスパやジムもあるし、観光、ビジネスどちらでも活用できそうです。
室内は広いし、オットマンがあったので、一日沢山歩いた足の疲れを癒せて良かったです。
翌朝の朝食バイキングは、普通かな。初日が良かったからそう思うのかもしれません。お料理の数が少なかったような気もします。
うりずんの場所調べるのにネット接続しようとしたら、LANケーブルがなくて、フロントに電話すると部屋まで持ってきてくださいました。親切そうな方だったので、うりずんの場所を聞き、どうやっていったらいいか聞いてみたら、バッチリでした。この方には、出掛ける時と翌日の出発時に見送っていただきました。お世話になりました。今回の2泊で、沖縄のホテルマンて、あたたかみのある方が多いなぁという印象を持ちました。同じ系列のホテルだからかもしれませんね。
●かりゆしアーバンリゾート那覇URL: http://www.kariyushi.co.jp/urban/index.html
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●首里城
沖縄観光のシーズン、って何月か。
この問いをガイドさんから受けたとき、foxryo的には「8月!」って即答。でも、違いました。こうして沖縄の史跡や観光地を巡るのに最適で、かつ実際たくさんの観光客が訪れるのは、1月なのだそうです。桜も咲いてるし、暑くもなく、寒くもなく、丁度いい季節なのでしょうね。
はい、
沖縄の観光名所といえば、世界遺産である、首里城。そして、小学生の頃、切手小僧だったとき、憧れていた守礼門。おお、これが守礼門。感動。
3日目の朝は、ここから始まりました。
戦争で破壊された首里城。今の姿は多くの方の協力により復元されたものです。遺構はわずかに石垣に残っています。
首里城から那覇市街が一望できます。琉球王朝は古来ここでまつりごとを行っていたんだ。王様が居て、青と赤の色鮮やかな文化を花開かせていた。南国の小さな島の誇り高き人たちに思いを馳せる。
ここでも母は、お土産にクリアファイルを購入。ちゅらうみ水族館からクリアファイルマニアになった模様。守礼門や琉球王朝、沖縄の歴史などがプリントしてあるので、確かに絵葉書を買って誰かにあげるよりはいいのかも・・・。いったいどんだけ買うつもりなのか(笑)。
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●戦争と平和
最終日は、首里城を訪れた後、沖縄平和祈念公園、ひめゆりの塔、嘉手納基地を見渡せる路の駅かでなへ。
観光で成り立つ沖縄は、戦争という重い過去を忘れないようにしている。戦争当時のこと、戦後、沖縄は米国だったこと(本土から沖縄に行くにはパスポートがなければ入れなかったこと)、今は、米軍基地が住民の生活を脅かしていること・・・。それらを観光を通して伝えようとしている。それは自分たちの責任と、バスガイドさんがおっしゃっていました。
そう思って伝えている方が、ひめゆりの塔の資料館にもいらっしゃいました。あの防空壕で兵士たちとともに戦い、生き残った少女たち。80歳を過ぎても、「交代で誰かが毎日この資料館に来て、あの時どのような思いであの場にいたかを語っているの」とおっしゃっていました。
戦争を知らない、それでもその事実に目を背けてはいけない。そうは思いながらも、怖くて面と向かって聞くことができませんでした。絶対的な事実が文字や写真から迫ってくる。なにを聞いたらいいのか、全く問いが生まれない。誰かが彼女に質問するのを後ろから影のように聞いていました。
「道の駅かでな」では、嘉手納基地でタッチ アンド ゴーを繰り返す戦闘機をぼーっと眺めていました。中学生の頃、浜松の航空自衛隊基地のすぐそばに住んでいたので、あの轟音はある意味懐かしい。でも感覚として、その回数の多さ、米軍基地であることは大きな違いです。
テラルネッサンスの鬼丸さんが「自分たちで思い描く世界を創りだす」とおっしゃっていたのを思い出す。
沖縄でこんな風に考えるなんて思わなかった。ただ、母を連れて暖かいところでリフレッシュしてこよう、っていうくらいだった。んでも、それでいいのかも。まずは、自分から。
と、思ったのもつかのま。
空港でお土産が2袋にも増えた母。機内持ち込みはバッグ1つなのに・・・。大きな荷物3つも持ってる。しかも、「おコーヒーが飲めて甘いもの食べられるところ、ないかしら」って・・・。
いや、こんな日常が私にとって幸せなんだろな(笑)
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お * し * ま * い
== Tour Schedule ===
◆2月28日
中部国際空港14:55発 JAL3257便 →17:20那覇空港=恩納村/
沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ
(泊)
◆3月 1日
恩納村(8:15発)=国営沖縄記念公園・沖縄美ら海水族館=ゴーヤーハウス=ネオパークオキナワ=ナゴパイナップルパーク=万座毛=沖縄黒糖工場=那覇/
かりゆしアーバンリゾート那覇(泊)(18:00頃着)
◆3月 2日
那覇(8:10)=世界遺産 首里城公園(守礼の門・園比屋武御嶽石門)=沖縄平和祈念公園=ひめゆりの塔=道の駅かでな=東南植物楽園
18:15那覇空港 JAL3258便 →中部国際空港20:15着
※旅行代理店: JTB中部 料金: 34800円(食事:1日目/夕、2日目/朝、3日目/朝)
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