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Foxryo's Note Pad

 


【歩け歩け】 沖縄 ちゅらさんの旅
2010年2月28日〜3月2日


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 【Day 1】プロローグ: まるはさん、ありがとう 沖縄気分 リゾートホテルぅ
 【Day 2】朝のホテル じんべぇとマンタ。 そして、フジに会う 沖縄の花 うりずん 港の見えるホテル
 【Day 3】首里城 戦争と平和(平和祈念公園・ひめゆりの塔・かでな基地)


 ちなみに、今回のツアースケジュール

プロローグ: まるはさん、ありがとう

青のグラデーション 一度、母を旅行に連れて行こうと思いつつ、先延ばしにしていたfoxryo。まるは食堂さんの懸賞で、1万円のクーポンをGETして、やっと決意。

さて、どこにいこう。

クーポンが使える旅行会社は決まっていたので、入っていたパンフレットを見ながら休めそうな日を選んで電話してみると・・・。あんなにいっぱいあった日程は、まるでなかったかのように「催行されません」。ここにもデフレの波が? それとも日本人の団体気質が衰えてきた? そういえば、foxryo個人としても、ココ最近、団体ツアー申し込んだことない。
それにしても、何回電話しても日程があわないので、すっかりさじを投げてたんですけど、旅行会社のWebサイトとにらめっこしてたら、ありました♪ クーポン使用期限最終日出発の沖縄旅行。早速、電話してみるとOKの返事。あー決まってよかった。

そんなこんなで沖縄に、北海道から戻った2週間後に出発してました。まるは食堂さん、親孝行のきっかけをつくっていただき、有難うございました。

そして、ここから、魔(?)の3日間が幕を開けるのでした。

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沖縄気分: たの“しーさー”

沖縄の夕暮れ メールを入れても、電話を掛けても出ない母。待ち合わせからこれです(涙)なんのための携帯電話なのでしょうw 

さて、それはおいといて。初沖縄です! 那覇空港に着き、ツアー全員集合。なんとバス2台の大所帯。私たちのバスは48名。ほんとに団体さんツアーだ!!
バスに乗り込み、沖縄ってどんなところだろうときょろきょろする。がじゅまるが生えてるし、台湾で見たあの羊歯のお化けみたいな木もある。うん、南国だぁ。高速道路から見える景色は緑の多い島って感じ。ホテルに着いたら、漆黒の闇にまんまるのお月様。ちょうど満月の夜でした。

ホテルにはシーサーがいっぱいホテルは沖縄情緒たっぷりのリゾートホテル。いたるところにシーサーがいて、なんだかとっても楽しくなります。

そして、夜21時からはホテルの外の特設会場で沖縄舞踊のショー。入り口では、泡盛が振舞われ、たくさんの人が宮廷舞踊、民族舞踊、太鼓エイサーを楽しんでいました。

沖縄独特の音色とリズムと色。
初日から沖縄ワールドを堪能。
沖縄の着物は、暑いから袖のたもとが縫い合わされてないとか、帯が簡単とか、あのカスタネットみたいのは、板が2枚なだけで鳴らすのは難しいとか、司会の方の楽しい進行もあり、あっという間の1時間でした。


きらびやかな宮廷舞踊動作がキレイ
民族舞踊太鼓エイサー

そうそう、大迫力のエイサーは、ホテルの従業員の方によるものでした。最高!

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リゾートホテルぅ:沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ

チャイナチックな椅子 ホテルに到着したのは19時過ぎ。
エントランスでは、赤と金が目に飛び込んでくる。わー天井高くてカッコイイ。4階分が吹き抜けになってる。チャイナチックな椅子が目を引きます。

ホテルは巨大。エントランスを越え、さらに奥へ進むと眼前に海。ガラス張りの通路から階下を見ると、三日月形のプールの左右にオープンテラスのレストラン。

三日月型のプール
ホテル棟は、中庭に円形のプールがあって、その周りに海に望んで部屋が作られている。リゾートホテルぅ♪ 

ルームキーは手に馴染む木製のお魚のキーホルダーがついてる。

やっとのことで部屋に辿り着く。ほんとにこのホテル、広い。そして、素敵だ。

オットマン付きのソファーも♪お部屋広々バスルームはせまい

お部屋も広〜い。ベランダからは海。真っ暗だけど。朝を迎えるのが楽しみ。
バスルームはそれに比べると、狭め。それは、このホテルに2つ大浴場があるから。温泉じゃないですけど、やっぱり広いお風呂があるっていいですよね。もちろん、両方とも行きました(笑)
ところで、バスルームってホテルの築年数が現れるところですよね。ハード面もしっかりメンテナンスしながら使ってるなぁという感じ。

それよりもお腹の空いた私たちは、「いざ、レストランへ」


●イタリアン「ヴェントフォルトゥーナ」

沖縄にいるってことをなんとなく忘れてしまう落ち着いた空間。
どの階も天井が高いし、空間がゆったり作ってあるので、寛げます。三日月プールを見ながらの食事。明るいスタッフがフレンドリーなサービスをしてくださいます。

落ち着いた空間いたりあ〜んな渋い赤前菜:海葡萄の食感て素敵♪
お魚料理:カジキのソテーお肉料理:牛肉でした。ソースなんだったかなぁ。付け合せは紫芋が使ってありました。デザート

ツアーのミールクーポン用のコース。このお店は、イタリアンとステーキが食べられます。気分はイタリアンだったので、そちらをチョイス。お腹が空いていたのでとっても美味しくいただけました。海葡萄の食感がとても楽しかった。随所に沖縄の食材が使われているのが嬉しかったです。

はい、ここでも母がやらかしました。「パンのお代わりいただけるかしら?」と言ったばっかりに・・・。1皿目と同じように3種類のパン×2人分が出てきました。あービックリした。そんなに食べられないですぅ。ご馳走様でした♪


朝のホテル

翌朝、少し曇り。
東シナ海かぁ。曇りだと、太平洋とあまり変わらない海に見える。
写真は朝6時と8時。

沖縄の海 朝6時ちょっと曇り空 沖縄の海 朝8時

夜は「海の湯」に行ったので、朝は「森の湯」へ。
そのあと朝食。沖縄料理が食べたいねと「やあしばる」へ。
朝食初めての「ゆしどうふ」(お椀に入ってるのです)もさっぱりして美味しかった。ホテルのバイキングってあまり期待してなかったんですが、沖縄料理って結構好きかもって思ったfoxryoでした。

それからいいアイディアだなって思ったことが。「在席中」みたいな文字が書いてあるラミネートカードが用意されてて、それをテーブルの上に置いておけば勝手に片付けられたりすることなし。退席のときは裏返す。ありそうでないサービスですよね。面白かったのは、翌日泊まった同系列のホテルではそれをやってなかったこと。まぁ、こちらのホテルの方がキャパが大きいからかも。


ホテル中庭 滞在は13時間ととっても短かったものの、リゾート気分を味わえました♪



P.S. ここはお部屋にはネット環境ありません。1階のフロント近くに2台のデスクトップPCがあり、そこで使うことが出来ました。

★沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパURL: http://www.kariyushi.co.jp/beach/


そして、「歩け歩け」な2日目は幕を開けたのでした、マル。


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じんべぇとマンタ。

じんべいと青れ国営沖縄記念公園。そう、海洋博が開催された地ですね。

色とりどりの花で植栽された海の生き物たちがカワイイ。このひろーい公園を降りていくと、そこに、じんべぇ、マンタ、そして、フジのいる、沖縄美ら海水族館がある。


タコニモ?はりせんぼん?

でいごの木やゴムの木、ガジュマルの木。沖縄ならではの植物がいきいきとしてる。

でいごの木ゴムの木建物も花飾り

いざ、じんべぇとマンタに会いに。

この水族館、人間も回遊している感じで、人が大勢居ても、あまりストレスを感じない。小さな水槽のところはちょっと混雑するけど、私が見たい大水槽は、徐々に下りながら見られるようになってるし、上から見ることも下から見ることも出来て、それぞれの角度からいろんな魚が見られるのが楽しい。うまく作ってあるなぁ。入り口すぐのところには、こーんな、金平糖みたいなヒトデをさわれるようになってて、しかも海水を触った後、手を洗う場所まである! すごく楽しい♪

子分つきイトマキエイ

ま、なんといっても圧巻はじんべえ君ですね。コバンザメや小さな魚が彼にまとわりついてるのも、なんかいいんですよね。子分従えているみたいで。

ほんと堪能したぁ。

人の大きさとじんべぇ君を比べてみる。そんな面白さもありました♪

きたきた
きたぞー
あ、いっちゃった

そして、二度目の入館。再入場スタンプをしっかり手の甲に押してもらって、大水槽の横にあるカフェで優雅に泳ぐ彼らを眺めていました。うん、いい、ここ。お勧めです♪

きたぞー

P.S.foxryo母の行動 Report
バスガイドさんに言われたとおり、16枚の魚図鑑(パンフレット)を1枚、1枚集め(無料)、売店で、このパンフレット入れ(600円くらい)を買って、収納しておりました。ええ、このクリアケースで元とっていらっしゃるのね。ちゅら海水族館、ほんといろいろ考えてる♪

それでは、フジのお話は次回♪


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そして、フジに会う

とうとう実物のフジに会えました♪
最初は2007年のテレビ番組で、そして、昨年、ブリジストンのショールームの模型で。

フジ、ちゅら海水族館の方たち、そして、自社の技術で役立とうと立ち上がったブリジストンの技術者の皆さん、一体となって奇跡を起こしたんです。この尾ひれがなかったら、フジはどうなっていたのかな。

がんばりや(にみえる)フジ。

係員の方に伺って、訓練&健康診断中のフジのいるプールへ。垂直立ち(?)とか、仰向けになってヒレで拍手とか、ちょっとした訓練を餌を与えながらしていました。

はじめまして、フジ!検査中

ちょっとしてから、おもむろにフジが浅いところに乗り上げ、健康診断。傷がないか、体温はどうかなど、遠目でしたが、飼育員の皆さんの日々の努力を垣間見ることが出来ました。こうやってフジは守られているんですね。

検査中これが人工尾びれ


人工尾びれをつけていないから、尻尾の先はつるんとした感じ。他のイルカがジャンプするとその波に漂うように身体を預けているのを見ると、尾ひれって重要なパーツなんだなとしみじみ思う。

元気に泳ぎ回る姿は見られませんでした(残念)。
ずっとつけてても、安心、安全、ストレスにならない尾ひれができたら、もっとフジは自由に自然に泳げるんでしょうね。

今年は、念願の北海道の旭山動物園行ったし、フジには会えたし。 あと会ってみたいのは、松山の白くまピース

まだまだ沢山行くところあるなぁ(笑)

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沖縄の花

2月末、沖縄のそこかしこで見られる花は桜ではありません。“いっぺー”という黄色い花が満開です。嘉手納基地周辺では特に沢山咲いていました。沖縄三大苗字のひとつ、上原さんというバスガイドさんから教わったのは、“いっぺー”を見つけたら、“いっぺー、ちゅらさん”ということ♪ 歌の上手なとても楽しいガイドさんでした。その方いわく、沖縄の桜は、1月下旬頃がピーク。“花びらが舞い散る”ってことは全くなく、椿みたいに花ごと落ちるのだそうです。ちなみに、そめいよしのは、沖縄では育たないそうです。

ブーゲンビリアももちろん咲いてますが、もう一つ綺麗に咲いてた沖縄ならではの花。オレンジ色の“かえんかずら”。民家を覆うように咲いているものもあり、とても綺麗でした。

さて、ネオパークオキナワは、植物園のようなところ。ソーセージの木をはじめ、不思議な木がいっぱい。やんばるくいな(鳥)もいます。やんばるくいなは普段滅多に見られないそうですが、この日は姿を見せてくれてました。
てことで、最終日に行った東南植物楽園のお花もあわせて、一挙大公開♪ ←って、6枚なんですけど・・・。
マウスを写真の上にもってって、解説とはいえないコメントを是非ご覧ください(笑)。

これがソーセージの木うーん、この花はもう名前を思い出せません・・・。これは、翡翠かずら。まだ蕾ですが、緑色の綺麗な花が咲くそうです
これは、うーんとー、大王なんとか。。。これが、かえんかずら。かわいい言わずと知れた、ハイビスカス。上原さんが沖縄には“オールドミスハイビスカス”って言わないようにねって・・・。

これ、やんばるくいな沖縄では紅葉はない、と上原さん言ってたけど、でいごの木の葉っぱはなくなってた。落葉であって、紅葉ではないのかな。4月に花が咲くといっていたから、今頃はきっと満開。って、どんな花が咲くのだろ。南国沖縄でも花で季節を感じることができるんですね。

で、これが噂の、やんばるくいな。

ガラスに人が映ってしまって少しわかりにくいですが・・・。


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うりずんで“ぐるくんの唐揚げ”

夫婦岩です パイナップルパークでカラフルなトカゲ君に出合った後、万座毛へ。
ここは、いうなれば、沖縄の東尋坊。象みたいな奇岩と夫婦岩があります。 やっぱ、東尋坊風なだけに、、、あるそうです。吸い込まれそう、ですよね。

そして、夫婦岩。ちょっとちーさいですけど、真ん中あたりにある岩がそうです。

勝手に名づけて、象岩吸い込まれそうな綺麗さ




モノレールの駅 そして、嘉手納基地の横を通って、那覇市街へ。
那覇の街はやっぱり台北の街に似ている。特にそう思わせたのが、モノレールの存在。そして、がじゅまるの木に、ブーゲンビリア。

でも全然違うのもある。
それは大量に走っているもの。台湾はバイクだけど、沖縄は車。タクシーの運転手さんによると、モノレールによる渋滞減少効果は皆無だったとのこと。

「モノレールの区間は空港からここまでだけだから、観光客しか使わないよ」

ホテルに荷物を置いて、夕飯を食べに行くときそう聞きました。

うりずん前そう、夕飯を食べる場所。
それがヒジョーに問題だったのです。ツアーには夕食がついてなかったから。どこかいいところはないかなってTwitすると、ゆべさんから「うりずん」情報をGET。Twitterさまさま。
そして、「“ぐるくんの唐揚げ食べたい”」というTwitも。“ぐるくん”てなに? と思いつつ、「うりずん」へ。どれ食べたらいいかわからなくて、とりあえず、一人分のコースに、ごーやちゃんぷるーと“ぐるくんの唐揚げ”をオーダー。

ミミガーの和え物だぁ。島豆腐も、んまい♪ごーやちゃんぷるー。んまい!“らふてぃ”、とろける! んまい。海ぶどうもいいなぁ
これがイチオシ。芋まんじゅうみたいのが揚げてある五目御飯にサンターギーだっけ、ほら、あのドーナツみたいの最後に注文し忘れた“ぐるくん”

てことで、ぐるくんは、最後の写真をご覧ください。“ぐるくん”、お魚の名前でした。そしてぐるくんの唐揚げは、沖縄では一般的なお料理みたい。骨まで食べられるほど、かりんかりんに揚げてあり、すっごく美味しかった。
沖縄料理、堪能したぁ。どれも美味しかったけど、ラフテー最幸♪ ← え? ただの肉好き?

予約もせずいったら、18時頃だったのにもういっぱい。お店の人がカウンターの隅でもよければ、と入れてくださいました。忙しいのにいろいろ質問する私たちにとっても優しく答えてくださったり、ちゃーんと料理の進み具合もチェックしててさくさく来るし。初めてなのに、妙に馴染めました(笑)。

そうそう、常連さんに、「焼酎飲まないのに来たの?」みたいなことも言われました(笑)。お客さんが“さんしん”を弾きながら歌っていたり、とても雰囲気の良いお店でしたヨ。

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港の見えるホテル

東シナ海です 泊港のビルの上にある、このホテル。景色いいです。東シナ海に沈む夕日は、残念ながら雲で覆われて見られませんでしたが、南国の夕暮れってなんていうか温かい気持ちになります。

位置的には那覇の繁華街 国際通りから外れたところにありますが、渡嘉敷島など、島への玄関口のホテルとして便利そうです。外国人の方も大勢泊まってました。会員制のスパやジムもあるし、観光、ビジネスどちらでも活用できそうです。

室内は広いし、オットマンがあったので、一日沢山歩いた足の疲れを癒せて良かったです。

翌朝の朝食バイキングは、普通かな。初日が良かったからそう思うのかもしれません。お料理の数が少なかったような気もします。

室内テレビはちいさめ朝食バイキング

うりずんの場所調べるのにネット接続しようとしたら、LANケーブルがなくて、フロントに電話すると部屋まで持ってきてくださいました。親切そうな方だったので、うりずんの場所を聞き、どうやっていったらいいか聞いてみたら、バッチリでした。この方には、出掛ける時と翌日の出発時に見送っていただきました。お世話になりました。今回の2泊で、沖縄のホテルマンて、あたたかみのある方が多いなぁという印象を持ちました。同じ系列のホテルだからかもしれませんね。

●かりゆしアーバンリゾート那覇URL: http://www.kariyushi.co.jp/urban/index.html



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首里城

どうみても、守礼門沖縄観光のシーズン、って何月か。
この問いをガイドさんから受けたとき、foxryo的には「8月!」って即答。でも、違いました。こうして沖縄の史跡や観光地を巡るのに最適で、かつ実際たくさんの観光客が訪れるのは、1月なのだそうです。桜も咲いてるし、暑くもなく、寒くもなく、丁度いい季節なのでしょうね。

はい、 沖縄の観光名所といえば、世界遺産である、首里城。そして、小学生の頃、切手小僧だったとき、憧れていた守礼門。おお、これが守礼門。感動。
3日目の朝は、ここから始まりました。

戦争で破壊された首里城。今の姿は多くの方の協力により復元されたものです。遺構はわずかに石垣に残っています。

濃い緑が渋〜い、王冠金印、捺してみたい!戦争前の遺構

首里城から那覇市街が一望できます。琉球王朝は古来ここでまつりごとを行っていたんだ。王様が居て、青と赤の色鮮やかな文化を花開かせていた。南国の小さな島の誇り高き人たちに思いを馳せる。

復元後の本殿 首里城から那覇市街を臨む。復元はまだ続いています

ここでも母は、お土産にクリアファイルを購入。ちゅらうみ水族館からクリアファイルマニアになった模様。守礼門や琉球王朝、沖縄の歴史などがプリントしてあるので、確かに絵葉書を買って誰かにあげるよりはいいのかも・・・。いったいどんだけ買うつもりなのか(笑)。

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戦争と平和

沖縄平和祈念公園 最終日は、首里城を訪れた後、沖縄平和祈念公園、ひめゆりの塔、嘉手納基地を見渡せる路の駅かでなへ。
観光で成り立つ沖縄は、戦争という重い過去を忘れないようにしている。戦争当時のこと、戦後、沖縄は米国だったこと(本土から沖縄に行くにはパスポートがなければ入れなかったこと)、今は、米軍基地が住民の生活を脅かしていること・・・。それらを観光を通して伝えようとしている。それは自分たちの責任と、バスガイドさんがおっしゃっていました。
そう思って伝えている方が、ひめゆりの塔の資料館にもいらっしゃいました。あの防空壕で兵士たちとともに戦い、生き残った少女たち。80歳を過ぎても、「交代で誰かが毎日この資料館に来て、あの時どのような思いであの場にいたかを語っているの」とおっしゃっていました。

戦争を知らない、それでもその事実に目を背けてはいけない。そうは思いながらも、怖くて面と向かって聞くことができませんでした。絶対的な事実が文字や写真から迫ってくる。なにを聞いたらいいのか、全く問いが生まれない。誰かが彼女に質問するのを後ろから影のように聞いていました。

嘉手納基地「道の駅かでな」では、嘉手納基地でタッチ アンド ゴーを繰り返す戦闘機をぼーっと眺めていました。中学生の頃、浜松の航空自衛隊基地のすぐそばに住んでいたので、あの轟音はある意味懐かしい。でも感覚として、その回数の多さ、米軍基地であることは大きな違いです。

テラルネッサンスの鬼丸さんが「自分たちで思い描く世界を創りだす」とおっしゃっていたのを思い出す。

沖縄でこんな風に考えるなんて思わなかった。ただ、母を連れて暖かいところでリフレッシュしてこよう、っていうくらいだった。んでも、それでいいのかも。まずは、自分から。

と、思ったのもつかのま。

空港でお土産が2袋にも増えた母。機内持ち込みはバッグ1つなのに・・・。大きな荷物3つも持ってる。しかも、「おコーヒーが飲めて甘いもの食べられるところ、ないかしら」って・・・。

いや、こんな日常が私にとって幸せなんだろな(笑)

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お * し * ま * い


 

== Tour Schedule ===

◆2月28日
 中部国際空港14:55発 JAL3257便 →17:20那覇空港=恩納村/沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ (泊)

◆3月 1日
 恩納村(8:15発)=国営沖縄記念公園・沖縄美ら海水族館=ゴーヤーハウス=ネオパークオキナワ=ナゴパイナップルパーク=万座毛=沖縄黒糖工場=那覇/かりゆしアーバンリゾート那覇(泊)(18:00頃着)

◆3月 2日
 那覇(8:10)=世界遺産 首里城公園(守礼の門・園比屋武御嶽石門)=沖縄平和祈念公園=ひめゆりの塔=道の駅かでな=東南植物楽園
18:15那覇空港 JAL3258便 →中部国際空港20:15着

※旅行代理店: JTB中部 料金: 34800円(食事:1日目/夕、2日目/朝、3日目/朝) 

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