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枡一酒造あたり
600年の歴史を誇る浄光寺
リンゴ、りんご、栗、葡萄
●枡一酒造あたり
寝坊して始まった秋ドライブ。予定より30分遅れて9:30過ぎに出発。
6年前に講演会でお話を伺った台風娘のセーラ・マリ・カミングスさんのいる小布施へGO!
竹風堂の「どら焼山」が食べたいhideと意見が一致。枡一客殿で泊まってみたかったけど、それは叶わず、日帰りドライブ。でも、行ってみたら、小布施は、栗、林檎、葡萄の小さな村って感じで、立ち寄るのにいい場所。しかも、私のように北斎よりも、食べ物の方に興味がある場合・・・。
枡一酒造の古くて重厚な建屋をオシャレなレストランや宿泊施設として開放していたり、すぐそばにある竹風堂のあたりも風情があり、お散歩するにはとてもいいところです。
小布施のパーキングエリアは、「スマートIC」になっていて、高速道路から降りることが出来てとっても便利。ETC様々ですね。料金も、3つの高速道路を経由したのに1000円。昨日の知多までの高速料金よりお得(名古屋高速、知多中央道とも30%OFFだったんですけどね)。往復550キロ程が2000円。
恵那、中津川、伊那、長野を越えて、小布施に到着したのは13時過ぎ。お腹を空かせた2人が向かった先は・・・・。
「蔵部」。ここは酒蔵をリメイクしたレストラン。店内は、黒と光の融合。
重厚でカッコイイです。センターキッチンにくっついたカウンター席に着く。カウンターの板が厚いのもいいなぁ。もう少し広いといいけど。それに、蔵の特権、天井が高いっていいですね。なんだか落ち着きます。
そして、お料理。今回のメインは「栗」♪ ランチのご飯を栗ご飯に変えてもらって、しばし待つ。 食前酒としてでてきた吟醸酒はきりりとした味。信州牛の炭火焼きもまずまず。そして、そして栗ご飯。美味しい・・・。栗は甘いし、もち米はもうふわふわもちもち。お料理は、大満足でした。 (解説はマウスを写真の上に載せると表示されます)
ランチの量は大目です。二人で食べるなら、片方は「栗ご飯+豚汁」にした方がよさそう。他の二人連れもそうしてました。あと、席数に対してスタッフが少ないので、余裕がなくちょっと大変そうでした。日曜日だったから、かもしれませんね。
ちなみにこのランチは、2100円+350円(栗ご飯チェンジ代)です。
☆セーラの単語サイトURL: http://www.bunji.jp/tango.php
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●600年の歴史を誇る浄光寺
蔵部のある一角から、車で10分ほど行ったところに、浄光寺があります。一昨年綺麗にわらぶき屋根を葺き替えたそうで、とっても温かく、美しい佇まいでした。これが室町時代から600年も建っているお堂なんだ・・・。
苔むしたわらぶき屋根の写真が門のところに貼ってありました。それはそれで、侘び寂びの風情があり、いい感じでしたけどね。
門のところには、大銀杏があり、たわわに実をつけていて、周りにたくさん落ちていました。
お堂の中を覗くと、薬師如来と十二神将が見えます。大きくて立派ではないものの、600年も時の流れに翻弄されることなくそこにいらっしゃるのだと思うと、有難い気持ちになります。お堂も華美ではなく、ずっしりとこう信頼感を得られるような佇まいなんです。この600年の間、たくさんの参拝者が訪れ、いろんなお願いごとをしていったんでしょうね。少しの間、時の流れに思いを馳せました。
そうそう、一生懸命、薬師如来を見ようとしていたら、一定時間でライトが点滅するようになっていて、ちょっとビックリしました。
地元の方が、湧き水を汲みに来ていました。きっと美味しい水なんでしょうね。
それから、浄光寺のサイトを見たら、「筆遊び体験」というのを副住職さんがされているようです。味のある文字を書くのは楽しそうですよ。
☆浄光寺サイトURL: http://www.jyokoji.jp/
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●リンゴ、りんご、栗、葡萄
小布施を車で走ると、どこもかしこも、リンゴ、りんご、林檎、栗!
秋の味覚だらけです。リンゴは秋映(リンゴの品種名です)が赤黒く光り、シナノスイートも美味しそうになっています。リンゴの根っこの辺りをみると、ものすごく小さなリンゴが落ちています。花が咲いて、小さな実をつけても競争に負けて落ちてしまうんでしょうね。自然界って、厳しい。
それにしても、ほんとにリンゴと栗だらけなのに感動。リンゴも栗も好きなので、小布施に住んでみたくなる。空気もきれいで健康によさそうだし。
そして、今回のメインイベント、hideご所望の竹風堂の「どら焼き山」♪
竹風堂を見つけてGET。というか、実は、NEXCO中日本のサービスエリアでクーポン使って買っちゃったので、私用の栗かのことお一人様栗羊羹をGET。この2つは昔から大好きで、ほんと久々のGETに密かに喜んでいたのでした。「どら焼き山」は、栗かの子の中身がどら焼きの皮の中に挟んでありました。うん、美味しい。皮も美味しい♪
村営駐車場へ歩いてかえる道すがら、栗と葡萄を売っている民家を発見。hideは翠峰を一房GETしていたのですが、ちょうど収穫したばかりの巨峰に引き寄せられ・・・。
巨峰も一房GET(大玉なのに1房300円♪)。
そして、hideの翠峰を見たお店のお爺さんがひと言。
「うちのロザリオビアンコの方が美味しいぞ、コレ食べてみな」
めちゃ、美味しかった・・・でもその品種は今日は収穫しなかったので、売り場にはなかったんですけどね。
このお店、とっても新鮮でリーズナブルでお勧めです。といっても場所を説明できないんですが・・・(北斎美術館から松村村営駐車場の間です)。小布施内のどこよりも安かったです。栗も・・・。見たところ、リタイアして趣味で続けてらっしゃるって感じでした。のんびりした雰囲気になんだかほっとしました。
小布施はとってもこじんまりとしていて、観光バスが沢山来るものの、宿泊地ではなく、お昼を食べたり、ちょっと立ち寄るところ、という位置づけのようです。
foxryoにとっては、秋の味覚を楽しめる非常に美味しいところでした♪
* お し ま い *
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