Foxryo's Note Pad

【そうだ、京都いこう】 食べて、歩いて、また食べて
2009年9月20日

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川床料理「櫻」  日本一のタルト・タタン 平安神宮と清水寺  雨月茶屋

小道の奥 川床料理「櫻」

「明日、京都行かない?」

と、「へぇー、今週ってシルバーウィークなんだぁー」とおとぼけモードのfoxryoに、びろちゃから、お誘いが!

早速、ググって「京の遊々きっぷ」というお得な切符をJR東海のサイトで発見。のぞみも乗れるのと京都の市バス・地下鉄一日乗車券がついてます(名古屋からだと11800円。新幹線の回数券を買えてたら、もう少しお得にいけたかも)。

そして、京都に着いた私たちが、まず目指したのは・・・。

「川床料理が食べたい」

来週で川床料理はシーズンを終えるのです。その前に、食べとかなきゃ、ということで、地下鉄を市役所で降りて、鴨川界隈をそぞろ歩き。
細い路地の奥にお店があるのって、京都ならでは、ですね。探検してる気分になります。京都の街並みやお店の佇まいは、キリッとした風情がある。

目的の「豆屋源蔵」は、予約で満席。たまたま見つけた懐石「櫻」で川床料理を楽しむことに。

靴を脱ぎ、屈んで、にじり口をくぐり抜けるとお座敷があり、その先は開放感たっぷりの念願の“初”川床! ま、日本のオープンテラス席、ってな感じですよね。隣の店の川床はまたいでいけちゃう感じ。3軒が並んでました。

初秋とはいえ、昼間はカンカン照り。でも、大文字の「大」の字と、清水寺が遠くに見え、風情があります。昔々、あるところのおじいさんとおばーさんもここで食事をしたかもしれない。遠い昔に思いを馳せる。

にじり口初川床!遠くに清水寺発見

食前酒に梅酒をいただくと、次は、宝石のようなお料理たちが登場。小松菜と松茸のおひたしがとっても美味。どれも丁寧に作られていて、ほんとに癒される。
お漬物の寿司は、大根のお漬物のに山椒がピリっと利いてて美味しかった。

宝石をちりばめたようなお料理たちお漬物の寿司と手打ち蕎麦キャラメルのムースといちぢく

夕涼みしながらお料理を頂くことができたら、もっと良かったでしょうね。そうなると予約がいっぱいで、こんなに川に近いところには陣取れないでしょうけど。川床料理、堪能しました。ところで、来年は鵜飼行ってみようっと←灯台下暗し。

☆懐石「櫻」サイトURL: http://www.ikoro.jp/sakura/
 今回のお料理は、2600円のです。

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日本一のタルト・タタン 日本一のタルト・タタン

平安神宮そばにある「ラ・ヴァチュール」のタルト・タタンは日本一と言われているみたい。
そこで、御所から平安神宮まで鴨川を越え、水路に沿って進み、へとへとになりながら探しました。あとちょっとのところで水路に騙されてしまいましたが、なんとか辿り着きました。

しかも、「あった!」と思ったら、そこはスフレのお店。長蛇の列で人気店のようです。六盛茶庭というところでした。
外観も素敵です
さて、「ラ・ヴァチュール」は、お店の外観も、店内も、京都を忘れさせる感じです。

そして、お目当てのタルト・タタン。ヨーグルトソースがかかっていて、甘さを抑えています。林檎はとても柔らかく煮詰められていて優しい味。私の苦手なシナモンパウダーも使われておらず、ただ、ただ、林檎そのものの味です。
私はどちらかというとすっぱさと歯ごたえが残ってる方が好き。なので、一度食べられたことに満足です。
そうそう、お店のレジ近くの席に、おばあさんが一人で腰掛けていらっしゃっいました。このおばあさんが、この日本一と言われているタルトのレシピをつくり、何十年も守ってきた方でした。
このタルト・タタンも京都の古い街並みや寺社とともに受け継がれていくんですね。
京都の魅力をまた一つ発見しました。

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平安神宮 平安神宮と清水寺

はい、おなじみの平安神宮です。門の中から撮影しただけ。ここも来たことあるのですが、あるからといって特に思いいれもなく、きっと昔撮ったようにまた写真を残すのみとなりました。
平安神宮からバスに乗って振り出しの京都駅に戻る。バスって、観光地めぐりには便利なはずなんですけど、私たちの気まぐれには便利ではないようで(笑)
日曜日ということもあってか、バスはぎうぎう詰め。さすが、京都ですね。

清水寺のあるバスの停留場からちょっと入ると、もうそこはこてこての京都。←当たり前

坂のある風景というのはいいものですね。なぁんて最初は余裕だったのですが、清水寺までって結構ハードな坂だったのです。びろちゃはMBT(マサイ・ベアフット・テクノロジ)の靴を履いてたから、私なんかよりずっと厳しかっただろうな・・・。ここの靴、買ってみようかと思ったこともあったのですが、普通の靴でも転ぶのに、ちょっと無理かなと思いまして断念した過去があります。

音羽の滝飛び降りないでね?昔の人はすごいなー

音羽の滝(写真左)では、一番左の滝の水をいただきました。昔むかし、あの3つの水に意味があるって聞いた記憶があるのですが、オフィシャルサイトにはひと言も書かれていません。どなたかご存じないですか? 確か、健康と頭が良くなるのと、あと一つあった気がします。どこか別のところと間違えているのかな???

清水の舞台は相変わらず足がすくみます。それでも無機質な感じがしないからか、ガラス張りのビルよりもコワくないような。眼前に広がる京の景色が心を落ち着かせるのかもしれません。

風情のある下り坂 下り坂はらくらく。途中の小道の奥に洋食屋さんがあって、そこで夕食をいただこうとしたら、予約制。残念。京都は小さなお店だけど粋な感じのお店が多いですよね。細い路地を入るのが楽しい。なにか見つけられそうで。名古屋はそういうところってないんですよね。何もかも、「質実剛健」ですから。

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雨月茶屋

醍醐寺にある雨月茶屋、ではなくて、京都駅にある雨月茶屋。駅のレストラン街はどこもすごい行列。せっかくだから京料理を食べて帰ろうと、ここで並ぶことに。

引き出しに入っていた生麩のお刺身がとっても美味しかった♪ やはり京都はお豆腐とか生麩とか身体によさげなものが美味しく戴ける場所だなぁと改めて思う。
それにしても小さなお料理を本当に丁寧に作る京都の板さんたちに感謝。目で、舌で楽しめるお料理というのは女性には最高のご馳走です。

綺麗なお料理揚げ物ご飯とスープ?

もう少ししたら紅葉の京都が楽しめます。名古屋からは本当に近い京都。美しい景色を見ながらふらっと散歩に出かけようかな。

☆雨月茶屋サイトURL: http://www.ugetsuchaya.com/index.html
 写真のお料理は3300円のコースです。

* お し ま い *

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