<< *** 瀬戸内 島を巡る冒険 menu *** >> 2009年1月25日〜1月28日
【Day 1】 強行プラン策定 姫路城 宮島 厳島神社 岩惣
【Day 2】残念な蛸天うどん 宇和島 遊子の段畑 宇和島のフレンチレストラン
【Day 3&4】高松あたり ベネッセアートサイト直島 日本料理屋「一扇」 直島の1.5日
●強行プラン策定
今回の旅は、冬ドライブ「瀬戸内 島を巡る冒険」。宮島、宇和島、直島と3つの「島」。宇和島だけは離島ではなく、四国内。おおよそ1400キロを走破しました。
計画を立てるとき、まーったく何も考えず、とにかく宮島に行きたいonly。じゃあ、瀬戸内方面で他にいきたいところは?と調べていくと・・・。ベネッセアートサイト直島を発見。そうだった、この南瓜を見たかったんだ!と思い出し、直島行きが決定。そして、hideからの「誰も行かない日本一の風景」から一箇所選ぶ、というリクエストに従い、写真集を見ると、宇和島にある棚田を発見。そして、姫路城は今年から長期の大規模修繕事業が始まるということを聞いていたので、これもいくぞ、と心に決めていました。
宿もとり、いざ、ドライブルートを決めていくと・・・。あれれ??? 意外に各地が遠い。毎日移動に200キロを超えるドライブが必要。確かにドライブがメインなんですが、景色を見ながらのんびりドライブっていうのじゃなくて、高速ぶっとばしドライブ・・・。初日の移動は600キロ近い。ちゃんと考えて宿を取らなきゃだめだったと反省しつつも強行プランを策定&決行!
●姫路城
まだ暗い6:30に出発して、10時前に到着。山陽道の山間では雪に降られましたが、姫路城では快晴。空気は澄んで冷たい。日曜日の朝早く、人はまばら。信号機を止まり木にしている鳥たちに迎えられて、登城。
西の丸から靴を脱いでスリッパを履き、長い回廊を見学。千姫がここにいたのね、と思うとなんだか不思議。冬、こんなに冷たいお城に上流階級の人の生活があったんだと思うと、いまの生活の豊かさに感謝。贅沢は敵ですね(笑)。「♪御伽噺の王子でも、昔はみんな食べられない。アイスクリィム〜」って歌を思い出しちゃいました。
例のごとく、ケータイのモバイルカメラなので遠景写真はいまひとつです。実物はもっと綺麗だったのにな。青い空に白い壁。お城の綺麗さって、天守閣の屋根の重なり具合かなぁと思う。築城からいまに至るまでこの美しさを保っているすごさを感じました。建物はもちろん、石垣のところに生えてる木の養生もしっかりされているのを見て、大切な世界遺産をこれからも美しく保っていっていただきたいなぁと思いました。修理が始まるとこの美しい姿が覆いで隠されちゃうのでしょうね。見にいけてよかった♪
一時間ほど散策して、冷え切ったところで、昼食。「るるぶ」に載っていた、「姫路おでん」を食べてみる。おでんにカラシじゃなくて、生姜。しかも量的にかなり入ってました。さっぱりするし、身体も温まるし、ってことなのかな。
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●宮島 厳島神社
高速道路のETC割引って使ったことありますか? 今回初めてトライしました。平日の通勤割引に加え、休日昼間割引があります。100kmロ以内で一旦高速を降りると最大半額!ってことで、テックの100km早見表を印刷して、出陣。日曜日も通勤割引が適用されるので、300km分、お得になりました♪ 一旦高速道路を降りるのは面倒ではあるものの、爆走し続けるよりも「へぇ、こんなインターあるんだ」という発見もあり、結構面白いです。
姫路城を後にしてから天候は悪化。山間では雪がぽんぽん降っていました。雪空をバックにくっきりカラフルに写る桃太郎、どこのサービスエリアのだったかな。冷凍みかんそっくりの実物大キーホルダーと小ぶりのケータイストラップにも、かなりウケました。
宮島へは、廿日市ICで降ります。宮島内は道幅が狭いのと車が必要ないので、フェリー乗り場の駐車場にに車を1泊(\2000)。荷物を持って10分程フェリーに乗る。フェリーに乗るのは何年ぶりだろう、って遠い目をしたのもつかの間、去年、旧正月にマカオ行ったとき乗ったのを思い出しました(^.^)>
宮島に着いたのは16時ちょっと前。この日、2つ目の世界遺産見学です。
※写真の上にマウスを乗せると例によって解説がでます。
宿の「岩惣」さんにフェリーの時間を連絡しておいたので、バンの迎えがありました。「神社をご覧になりますか? 荷物だけ宿にお届けしておきますよ」という嬉しいご提案をいただき、早速、厳島神社まで歩く。まずは、神の御使い鹿たちに遭遇。次に、焼き牡蠣、もみじ饅頭、しゃもじ。参道のどのお店でも所狭しと売られています。すごい量です。その喧騒の先に、厳島神社があります(鹿たちは、神社敷地内にもいます)
厳島神社の美しさって、赤と白と海の青だと思う。これだけ素晴らしく美しい木造建築を海の上に創った日本人のセンスに、ほんと感動でした。
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●宮島の宿 由緒ある「岩惣」
天皇家のみなさんや明治時代の政治家も訪れたことがある、由緒ある温泉宿(※)。ひたすら渋いです。
紅葉谷公園の入り口に位置してるので、秋はきれいなんだろうな。部屋から見える樹も、もみじ多し。玄関を入るとなんとなく、「向瀧」を思い出させる。優美で丁寧なつくりの木造建築っていうところが似通っているのかも。
私たちが泊まった部屋は、5階建ての新館。山側です。
お料理がほんと優しい味でどれも美味しい。特に、鯛のお茶漬けは、ゴマだれの風味がとてもいい。器が綺麗だし。先付けに「実羽根」(写真上段中央)という可愛いらしい木の実がのっていて、それが香り付けになっていました。これ、初めて見たし、食べた。
お肉とか派手なお料理はないけども、身体に優しい「滋養」という言葉の浮かぶお料理でした。
朝食も品数多く、やはりしっとりとしたお料理でしたよ。
※温泉って言っても掛け流し源泉ではなくて、循環型の沸かしたもの。カルキ臭ありなのが残念。
●岩惣サイトURL:http://www.iwaso.com/
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●残念な蛸天うどん
今回の旅行でhideも私も楽しみにしていたのが、しまなみ街道での「蛸天うどん」。 以前、鳴門から四国に入り、道後温泉、しまなみ街道、尾道とドライブ旅行を決行したことがあり、その時にしまなみ街道のサービスエリアで食べた蛸天うどんが忘れられなくて。 今回は、前回と違って本土から四国に向けて走るのでわかりにくいし、なんていってももう10年位前の話なので、あるかどうかも不明。そして、見つけたときには通り過ぎていた、というオチ着き。全部のサービスエリアに寄ればよかったものを・・・。そして、結局、今治付近のサービスエリアで写真の蛸天うどんをいただきました。でも、ちがーう! 思い出が美しすぎるのかしら。
それにしてもしまなみ街道を走るのは楽しいです。島から島へ、橋から橋へ、曇り空でしたけど、美しい風景に心が癒されます。松山自動車道に入って、ひたすら宇和島へと走る。この日は5時間ちかくドライブしました。次回は、宇和島の遊子(ゆす)の段畑です。
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●宇和島 遊子の段畑
宇和島まではまたまた長時間ドライブ。途中ガソリンもなくなりそうに! 山の中ばかりだった高速道路。西予宇和のインターを降りるとやっぱりそんな感じ。ガソリンスタンドは? と思って両側を観察してると、次第に街の風景に。無事給油も済み、一路「遊子(ゆす)の段畑」に向かう。っていってもどこにあるのか地図もなく進む。西予宇和のIC降りたときに「遊子(ゆす)の段畑」って書いてあったので、あるはずですが・・・。「るるぶ」瀬戸内版の地図には宇和島以北しかなくて、高速道路でもらった地図は縮尺がaboutすぎて位置は分かるけど、道分からず。そんな調子でくるくる。
そんなこんなで、「遊子の段畑」の標識を発見し、突き進む。山坂道やいくつもの隋道を通り越し、「遊子の段畑は“ここから1km”」って看板を発見! 「やった!」と思って進むと・・・ない。段畑らしき風景は眼下に見えるものの、離れていくばかりみたいで辿り着けない。
「あと1km」の看板に戻ってみると、「この道を降りて1kmってことだ!」とhideがいい、やっと水荷浦に辿り着くことができました。浦って山の中じゃないですもんね。
ここ水荷浦の海は青く澄んで水底までなんなく見渡すことができる。綺麗だ。段畑を下から写しに行ってhideのところに戻ると、おばさんと話している。水底を覗いていたら「釣り舟出すのか?」と聞かれたそうだ。民宿もやってるそう。「段畑さの屋」さんといって一日一組限定の屋。1泊二食付き8000円。
段畑の階段を登ってもいいよと言われ、登ってみる。風景が変わった。巨大なアロエが花を沢山つけていて綺麗。そんな景色に見とれれていると、うっかりして針金に触りそうになる。電気ショック流れるのが張り巡らされていました。おそらく畑を守るためでしょう。
こうした段畑は徐々に四国から消えつつあり、この遊子の段畑を守るNPOもできています。おばさんによると、ここの段畑は冬はジャガイモ、夏はさつまいもを栽培しているそうです。
「4月には収穫祭があるから是非寄ってね」って。
見事な石積みはまるで遺跡のよう。ここ遊子水荷浦の段畑は、2年前に重要文化的景観の選定を受けたそうです。
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宇和島のフレンチレストラン「La Violon d'lngres」
宇和島の宿はJR宇和島駅にある「ホテル クレメント宇和島」。
はい、ビジネスホテルです。温泉宿がとれなかったのと、メインは直島だし、まぁいいかというカンジです。ということで(?)foxryoにしては珍しく、ホテルの写真は撮りませんでした。6階建てのホテルで、窓からは山がどーんと見えました。
段畑から一路ホテルに向かい、16時くらいに到着。少し休んでネットで夕食場所探索。前日と翌日の食事が和食だから、それ以外のお料理は、と・・・。そして見つけたのが「La Violon d'lngres(ヴィオロン ダングル)」というフレンチレストラン。
食事場所が駅周辺の歩いていけるところに無事決まったので、宇和島の街を散策。宇和島は山城があるので、少し都会(?)っぽいというか、街のつくりがお城のあるとこらしいというか。商店街にはお土産屋さんがあったり、早々とシャッター下ろしてるお店があったりと、いろいろ。スーパーに入ってみると、いよかんやネーブルが5個入りで198円。こっちでは398円でも買えないのに。いいなぁ、お得なかんきつ類っ。
さて、「ヴィオロン ダングル」到着。「予約していないけど、いいですか?」と言うと、二呼吸くらい置いて「どうぞ」といわれる。なんだか不思議に落ち着いた印象の男性。終始、そんな感じのサービスでした。
お料理はどれも丁寧に作られていて美味しかったです(お料理の名前は写真にマウス載せてくださいね)。面白かったのは、ソース。鱸には春菊のソース、鴨には“照り焼きわさびソース”っていう感じのが添えられていました。
グラスワインもあっさりキリリとした味で美味しかった。
「ここって宇和島?」。なんだか名古屋でフレンチをいただいてるような不思議なディナーでした。ちなみに、このコースは、3800円だったと思います。
◆La Violon d'lngres 住所:愛媛県宇和島市鶴島町4-10(駅から歩いて5分くらい) TEL: 0895-26-2344 定休日:水
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高松あたり
直島までは250キロくらい。松山自動車道、高松自動車道を乗り継いで、高松まで。高松港から50分フェリーに乗ると直島です。
8時頃、ホテルを出発して、折角だから宇和島城を遠目でも見ていこうかなと思ったら、9時からしか入れないのと山城だったので車からは見られずでした。私の計画が適当すぎるのでまぁ仕方ないです。おまけに、バイパスを通ってしまったので、朝食を食べるところもなく、マックを発見したので、朝マックしようと車を停めると、なんと9時からopen(!)。「きっと他にもお店あるよ」と慰めあっていると、ファミレスのジョイフルを発見。ここは24時間OPEN。無事朝食GET。
高松までは四国の北側を横断。高速道路をひた走る。高松に近づく頃、途中、昔々讃岐うどんの「なかむら」にいくために目印にした山が眼前に現れました。あのとき、結局売り切れでうどんが食べられなかったんですよね・・・。そう思いつつも、フェリーの時間があるので高松についてからお昼にすることに。
高松の街は結構都会っぽい。
新婚旅行で行ったイタリア ミラノのモザイクの床とガラス天井を持つ有名なアーケードを模したものがあり、懐かしく感じる。確かあのあたりでカラフルなネクタイをお土産に選んだような・・・。
街からすぐ近くにある港で、15:50のフェリーに乗るため乗船券を買う。車を載せるには車検証が要るんですね(車の長さで料金が変わるので)。これも初めての経験。 時間になると、係員さんの指示に従い、車のまま四国汽船のフェリーに乗り込む。船内は4車線! 地元の人たちには珍しくもないことなんでしょうが、宮島のフェリーよりも格段に大きいし、なんだかワクワクします。 途中、右側に「鬼が島」(!)と堂々と看板がつけられた島を発見(写真右)。海と瀬戸内に浮かぶ島々を見ていると、なんだかほわっとした気持ちになります。どうしてでしょうね。
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ベネッセアートサイト直島
「あかかぼ」が見え、もうすぐ直島に到着です。 車に乗って船から降り、島内を看板に従って進む。普通の島だなぁと思って走っていると、アートサイトの敷地内に入るゲートに到着。気さくなおじさんにいろいろ説明をしていただいたけど、全体像がつかめず、「ホテルはどこなのー」と道は一本なのに迷ってました(笑)。ゲートから少し行ったところにあるビーチとパークという宿泊施設を過ぎてさらに進む。バス停のあるところを右に登ると小さな駐車場に到着。丘の中に建物がすっぽりと隠れた感じ。ここは、アートの塊。
瀬戸内海に浮かぶ、「直島」。
アートで地域活性に取り組んでるとこがすごい。
そして、ベネッセが経営する、ここ“ベネッセアートサイト直島”は、どこもかしこもアート。安藤忠雄さんの建築自体がアート。そして、その建物の中に、現代アート。
ちょうど17時からのミュージアムツアーが始まる前に到着したので、チェックイン前にウェルカムドリンクのスパークリングワインを頂いてから参加。
いやー、現代アートって、面白いです。ぱっとみると、「なにこれ」的なんですが、そこに創った人の気持ちとかを意味づけしてみると、「へぇ」って思う。安藤忠雄さんが、ある芸術家に「ここは白い壁なんだよ」と何気なくいう。そのヒトコトに閃いて作品ができる、なんてこともあったみたいです。ここの作品の面白さは、実際にここに芸術家が滞在して創られたものもあること。そして、芸術家が楽しんでいること。掃除の方が思わず、それを引き抜いてしまったくらい、雑草にしか見えない。それが芸術作品だったりするんですよ。
ツアーを終え、オーバル(ホテル部分)へモノレールで移動。これにもこだわりがあり、瀬戸内の風景を楽しめるよう、途中、斜度が変わります。そして、その度に座席の角度が変わるのも面白いです。
上に着いて少し狭いところを通り抜けると素敵な空間が広がります。わぁって思わず声をあげてしまいました。直島に泊まるなら、オーバルがイチオシです。宿泊者しか入れないですから。オーバル=楕円だぁっていうだけでなくて、五感を刺激する空間でした。
部屋に入ると広い。そして、壁にはペインティングアート。「おー」。お部屋の写真はこをクリックください(芸術作品なので、著作権あるだろうなと思うのでオフィシャルサイトにリンクしました)。
アメニティもオシャレだし、バス周りも清潔でした。んー、いいとこだ、ここ。
次回は、とっても美味しかった夕食のお話です。
◆ベネッセアートサイト直島URL: http://www.benesse-artsite.jp/
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●日本料理屋「一扇」
ベネッセアートサイト直島「museum」の中にある「一扇」。
現代アートの中に、レストランも同化しています。
ここ、岡山に本店がある日本料理屋さんです。お料理は丁寧に心を尽くして作られている気がしました。そして、滋味たっぷりで美味しい! 器も美しい♪
接客もとても丁寧。お茶の美味しいお料理屋さんって、勝手に期待しちゃうんですけど、ここは料理も最高でした♪
食事を終え、お腹いっぱいになったので、モノレールにゆられてオーバルに戻り、周辺探索と星空見学。ベガや北斗七星がハッキリくっきり。寒いけど綺麗でした。
そして、部屋に戻ると・・・。テーブルの上に、銀色のギフトボックスとメッセージカードが。なんだろうと思って開けると、夜食のおにぎりとお漬物。料理長さんからのプレゼントでした。
解説は、いつもの通り、写真の上にマウス乗せてくださいねー。
これ全部で6000円のコース♪ もう超満足でした♪ ご馳走様でした!
一扇、ほんとに気に入りました。名古屋にもあると良いのにな。
◆一扇URL: http://www.1sen.co.jp/
●直島での1.5日
7:12am。陽がのぼる。窓を開けて瀬戸内の島々や徐々に青に色が変わる空と海と、行きかう貨物船などを眺める贅沢な時間。
8時過ぎにPARK棟にある、テラスレストランに朝食をとりにいきます。宿泊施設内を走るバスに乗って、海辺にあるPARK棟につくと受付でレストランまでの行き方を教えてもらえます。このPARK棟も安藤忠雄さん建築。PARK棟とBEACH棟は、安藤建築なのに木造。といっても中はコンクリートだったりしましたが、こちらの建物も本当にかっこいい。
海に向かって段々傾斜していき、つながっているみたいなカンジがいいんですよね。レストランまではまるで迷路のよう。それもまた楽しい。
このレストランの朝食はビュッフェ形式。和食と洋食ありです。のんびり朝食をとり、そのあとは野外にあるオブジェめぐり。やっぱり海辺の黄色いかぼちゃが印象的でした。このかぼちゃ、台風の時に海にぷかぷか流れていってしまったことがあるそうです。見たかったなぁ。今では台風予報があると、しまうそうです。
オブジェの番号のあるところをひとつひとつ探検。自然の中を歩きながら探すので、楽しいです。「ここにはなにがあるんだろう」みたいな、ワクワク感があります。直島のおじさんとの出会いもあったし。アートを全部探索するには、歩いて1時間30分くらいかかるでしょうか。
11時過ぎにチェックアウトをして地中美術館、家プロジェクトへ。おじさんに「ゴミ箱、見ていきなさいよ。おれらみんな“ゴミ箱”って呼んでるんだけどね」といわれたので、車で巨大なアートのところまでいき、地中美術館へ。いやーアートサイトを飾る巨大オブジェでした。
地中美術館の駐車場につくと、敷地内はすべて撮影不可。受付で、「外の道路渡っていってくださいね」って言われたものの、どこかわかんない。スタッフらしき人を見つけて、声を掛けると、モネの睡蓮の池を模した本物の池の横を通っていけばあるという。
「あ、あった。」 さらに受付があり、そこでチケット回収。そして建物の中に入ると次第に地中。ここは解説しようがないです。真ん中の三角い建物はどうしてあんな切れ目が全部に入ってるのに支えられているのかわからないし、本当に建物自体が芸術だと思う。中にあるアートもかっこいい。日本にもこんな現代アートがあるんだなぁってなんだか感動しました。
この地中美術館で感動した、アーティスト ジェームス・タレル氏による作品を見に、「家プロジェクト」の「南寺(みなみでら)」へ。
直島での約1.5日、本当に楽しかったです。自分の五感をフルに活用して、「あぁ、こんな感覚があるんだ」って目が覚めた感じ。
そして、14:50のフェリーに乗りに、海の駅へ。フェリーに車を載せるのもなんだかちょっと慣れたような感じ。不思議ですね。
なんだか名残惜しいなと思いながら、来るとき船の上から見た赤かぼのところまで歩いていきました。暖かいとはいえ、まだ冬の瀬戸内の風に吹かれながら、旅の終わりを感じていました。
お * し * ま * い
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