Foxryo's Note Pad

【ぷらっとこだま旅】 東京パンをめぐる冒険
2008年10月1日〜10月2日

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ぷらっとこだま旅 》休日のSignifiant Signifie 》やっぱり VIRON 》麗しのMariage de Farine 》日々の糧 Le Ressort 》シェラトン都ホテル

●ぷらっとこだま旅

移動時間の長さというリスクと、指定した新幹線に乗らないとただの紙切れになってしまうというスリルを味わいたい人には、とってもお得なJR東海の「ぷらっとこだまエコノミープラン」
新幹線でいうところの“普通電車”、「こだま」。“特急電車”である「のぞみ」と乗車時間を比較すると名古屋−東京間で1時間10分、つまり約2倍時間がかかるのであーる。

静岡駅 行きは各駅で停車するたびに「のぞみ」の通過を待って5分をかける、というのが面白かったし、「のぞみ」に乗ってると見えない掛川の資生堂の研修所らしきところや車窓からの景色を楽しめたし、静岡で下車したので長さを感じなかったのですが、帰りは夜、名古屋まで直行したのでとっても長〜い時間に感じました。景色が見えないのって、私にとってとってもつまらないことなんだとしみじみ自覚。

この長丁場を面白くするために、仮説とやってみたいことをひたすら空想。
仮説は、「ぷらっとこだま11号車疑惑」。行き(名古屋-静岡、静岡-東京)も帰りも11号車だったんです。しかも、11号車はほとんど満席。「ぷらっとこだま」を買うと、みんな11号車に詰め込まれるのでは・・・。どなたかJR東海ツアーズの方に質問してみてください♪

え〜、続きまして、やってみたいこと。「次回、もし名古屋−東京間を直通で乗ることがあれば、この5分の停車時間をもっと有効に使おう!」プラン。それは、11ある停車駅のキオスクで、その駅でしか売ってないお土産買い、「のぞみ」が追い越し終えたら速攻で「こだま」車両に戻る、ってのにトライ! 11個すべてをクリアするのは至難の業に思えます。どなたか是非トライを♪ 
冗談はさておき、帰りは静岡で降りるビジネスマンが多かったです。東京から名古屋まで「こだま」に乗る人ってレアなんですよね、きっと(笑)。

静岡おでん静岡では久々に「大やきいも」のおでんが食べられたし、たった2時間の寄り道でしたが、私にとっては大満足でした。

さて、次回は、いよいよ「東京パンをめぐる冒険」の始まりです。
美味しいパンを探して彷徨い歩く2人。どんなパンを見つけられたのでしょうか。それよりパン屋さんまで辿りつけたのでしょうか・・・。  

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休日のSignifiant Signifie(シニフィアン・シニフィエ)

休日のお店 名古屋高島屋の催事でここ、Signifiant Signifieのパンたちが並んでいました。初めてのパン屋さんでは、買うものを選ぶ時、foxryo的に決め事があります。

それは、「基本のものを買うこと」
プレーンなものを買う、ということなんですけどね。たとえば、バゲットやクロワッサンがあればどちらかを必ず買います。どちらも技術力がわかる、ということもありますけど、バゲットは小麦粉の香や焼き加減、クロワッサンはバターの量と風味。それらのfoxryo的な好き嫌いがわかるからです。

「東京のお店で食べるから」と思っていたので高島屋では、バゲットのみを購入。とはいえ、私の温め方が悪くて、焼きたてぽく食べることが出来ませんでした。だから余計にチーズとかと一緒にイートインで食べるのを楽しみにしていたのに・・・。

渋谷からバスに乗ってお店に着くと・・・。なんと10月はたくさんお休みがありましたぁ〜(>_<) 不定休なのでblogで確認するよう書いてあったんですね。今更知るこの事実。あんなに定休日を気にしてたのに、無念。
てことで、場所がわかっただけ、という笑える結末となりました。みなさんにも報告できるような内容がなくてごめんなさいです。ちなみに、場所は世田谷公園のすぐそば、閑静な住宅街の中にあります。(じゃんさんから、日本橋の高島屋に出店してると情報いただきました♪ 当分東京いく予定ないのが悲しいです)

☆Signifiant SignifieサイトURL:http://s-s-menu.jugem.jp/  

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やっぱりVIRON(ヴィロン)

Signifiant Signifieで出足を挫かれ、お腹が空きすぎ。バスで渋谷に戻って、早めのVIRON到着。渋谷って迷う。バスもどれに乗ればいいかわかんなかったし。渋谷ってJR、東急、地下鉄、バスのハブのような場所なんですね。初めて理解しました。

大好きレトロドール様で、18時までは「軽食タイム」。「それって何? がっつり食べたいのに、もしかして?」と一抹の不安を抱えながら席に着くと、予感的中。イベリコ豚ものとかがなーい! がーん。“いやいや、今回の旅行テーマは「パンをめぐる冒険」なんだから、「レトロドールのバゲット!」”と心を落ち着かせてサイドメニューを注文(それくらい、ここのビストロ的フレンチも美味しいんです)。

最初に、バゲットが出てきます。焼き色と香にノックダウンされて、ついつい手が伸びる→

鶏白レバーのムースサラミとパルミジャーノチーズのサラダ

そして、サイドメニュー2つが登場。白レバーのムースとサラミとチーズのサラダ。
私的にはレバーのムースとバゲットがベストマッチ。ムースにはカラメルがかけてあって、臭みを抑える役目なのかな。バゲットが2個ずつじゃ足りなかった二人は、「バゲットおかわり!」。だって、ほんとに美味しいんだもん。外はパリパリ、中はモチモチ。おかわり分を入れると、二人でバゲット1本分は軽く食べたんじゃないかしらん。
夜のオヤツに「ショソンポム(リンゴのパイ)」をGET。これまたパイの層が素晴らしい。サクサクパリパリ、やっぱり、I love VIRON !

☆VIRON紹介URL(tabelogより):http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13004626/  

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麗しのMariage de Farine(マリアージュ ドゥ ファリーヌ)

美味しそうでしょう?ここ、マリアージュ ドゥ ファリーヌは、パティシエの辻口博啓さんプロデュースのブーランジュリー(パン屋さん)。だからパンも宝石のように麗しい。
たとえば、写真のパン。フォッカッチャ系のパンが下敷きになってて、その上にソーセージ、南瓜、人参、ブロッコリー、プチトマト、茄子(あったかな?)が立てられていて、それらをつなぐために真ん中に固めのカレーが入ってました。このパンがトレイにたくさん並んでいるところは、もう、ゲージツ的な美しさ。パンもあれほど麗しくなれるんですね。
そして、麗しいだけでなく、とっても美味しい。
hideと半分こした、オリーブとアンチョビが練りこまれたパンも美味しかった〜。持って帰ったバゲット、今日冷凍庫から出して焼きました。うん、外側パリパリで小麦の味もいい♪ うー、また買いに行きたくなってきましたー。東京は近いようで遠いなぁ。

食べるところ
場所は、自由が丘駅からバスで5分くらいいったところ。住宅街の中にひっそりとある感じ。イートインではなく、イートアウト。店内で買ったパンを外のテーブルで食べることができます。この日は秋晴れで外でピクニック気分を味わえました。
パンの温めもしていただけるし、飲み物も売っています。スタッフの皆さんはとっても気のきく方ばかりで感じがいいです。お客様が子連れだと小さな紙コップでジュースをあげたり、私たちがテーブルのないところに座っていたら椅子をもう一つ持ってきてくださったり。お客様とのコミュニケーションをとることを積極的にされている感じがしました。住宅街だからお客様というより地域の方との共生を意識されているのかもしれません。

向かい側には、これまた辻口さんのコンフィチュール(ジャム)店があります。ソフトクリームが売ってて、食べたかったけど、お腹と相談した結果、断念しました。
自由が丘からバスを探すの大変だったけど、また行ってみたいです。

☆Mariage de FarineURL:http://www.m-farine.jp/index.html
 「Item」をクリックすると、麗しいパンがずらっと並んでますよん♪  

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日々の糧 Le Ressort (ル・ルソール)

住宅街の中のパン屋さん華々しいパンじゃなくて、日々の糧のパン。

パン・オ・ショコラを駒場公園で食べてたら、バターをたっぷり使うことなくパイの層がキッチリと作られてるのに気づきました。パイ系のパンって、時間が経つと紙袋に油染みがつくものですけど、そういう感じは少なそうです。
カロリー控えめ、毎日食べても飽きないパン、そういうパンづくりをされているんじゃいかなぁと勝手に想像。
真面目なパン葉っぱの形のパン・ブリエはミルクパン。その優しい味にほっとします。イチヂクが練りこまれたフィグ。形がいいですよね。そして、左下の黒っぽいのはサツマイモと栗のパン。黒胡麻がまぶしてあります。
どれも食べると身体に滋味が取り込まれていくような感じがします。
やさしくて真面目なフランスパンのお店。
通学路が似合う、Le Ressortでした。

☆Le Ressort URL(tabelogより):http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13026653/#rstinfo

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シェラトン都ホテル

箱庭「お庭自慢」的なことが案内に書いてあったように記憶していたので、椿山荘のように広いお庭があるのかな、と翌朝散歩。そしたらとっても小さなお庭でした。
そしてそこには石の観音像やらシーサー1号、2号やら、古墳の入り口のような門とかいろんなものが配置されていました。都会の真ん中の割りに、夏の名残か蝉がまだ鳴いていて、やたらと背の高い木立を見上げながら、とっても不思議な気分でした。「私はどこ?」みたいな。


古墳の入り口? シーサー1号 シーサー2号 森の入り口

お部屋お部屋はフロントで「少し広めのお部屋をご用意しました」とおっしゃっていただいたとおり、ゆったりとしていました。古いけど、リニューアルされて落ち着いた雰囲気を醸し出していました。お風呂周りとドアも変えるとさらに良いのに。

お部屋今回ここにしたのは、ぐっすり眠れそうだったから。
枕は3種類置いてあって、自分の好きな固さのが選べました。そして予想通り、ぐっすり眠れてよかったです。

インターネット接続は無料。部屋にLANケーブルが置いてあったし、ビジネス利用もOKですね。あ、窓からマンションが見える、というのはちょっと残念だったかも。12階建ての10階。ま、部屋の位置によるんでしょうね。

お客様は欧米からが多いみたい。ベルスタッフは中国人の女性だったので、きっと中国からも多いのでしょう。日本人が少なかった、という感じもします。
目黒とホテルの間を専用バスが15分間隔で走っていて、アクセスも便利でした。

☆シェラトン都ホテル URL:http://www.miyakohotels.ne.jp/tokyo/




そんなこんなで、「東京パンをめぐる冒険」もおしまい。
お付き合いいただき、有難うございましたm(__)m

お * し * ま * い 
 

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