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【春ドライブ温泉旅館の旅】 福地温泉 長座
2008年4月30日in〜5月1日out

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はじめとおわり 長座「風景」 長座「お料理」 スーパーカミオカンデ?

●はじめとおわり

4月もあっという間に過ぎ、5月。この陽気の良い5月、ドライブに行かない手はありません。hideが休暇で日本に帰ってきてるので、4年ぶりに福地温泉の「長座」、ふたたび。私たちの泊まった部屋はなんと、「またたび」(失礼しました・・・)。

今回の旅行は、「長座」の温泉でぬくとまり、翌日は、オニギリ片手に「天生県立自然公園」でブナの原生林を歩いてリフレッシュに磨きをかけ、「白川郷」で世界遺産に触れ、日頃の恵まれた生活に感謝する、てな予定。

out! で、5月っていったら山も峠の道も開通しているだろうと思い込んでいたら・・・。「計画と準備に60%、当日10%、フォローに30%。準備までがきちんとできたら仕事はほぼ上手くいくものだ」というミスターの声が私の頭の中をこだまする結果に。
ええ、この写真で結果はお分かりですね。国道360号が通行止めだったため、福地温泉から天生県立自然公園にも、その先にある白川郷にも行けず。ひたすら山里ドライブにいそしみました。桜がキレイだったなぁ(遠い目)。

そんな楽しい旅行記を、お届けしますです。

長座「風景」

雪渓の残る山々 連休中の平日ということもあってか、車の少ない中央道を松本までスイスイと運転。雪渓の残る山々や雪を戴いたままの南アルプス連峰が白く輝いています。桜は満開、リンゴの白い花が畑いっぱいに広がってキレイです。
松本で高速道路を降り、途中まで上高地へ向かう車と一緒にドライブ。いくつもの古いトンネルを抜け、福地温泉に到着。
曲がりくねった崖っぷちの道路やそういう危険を排除すべくトンネルを作ってくださった皆さんに感謝。

長座入り口

福地温泉の入り口では、咲き始めの枝垂桜と習い始めのうぐいすの声が私たちを迎えてくれました。
そして、今回の宿、長座の入り口では、満開の桜と白い水芭蕉。里山の春です。

かわいらしい水芭蕉 大好物のこごみ


長座は今年で創業40周年。飛騨の古民家などから太い梁などを移築しているので、飴色の渋い色合いですべてがどっしりとしています。

エントランスロビー私たちの部屋の前

今回はいろりの部屋ではなくて普通の和室。部屋はこんな感じです。

頑丈な梁 出窓? お部屋

ふすまの絵 庭の景色 お部屋の名前が「またたび」。

ふすまの絵はそれにちなんで「またたび」(植物)と鳥が描かれていました。そしてそこには筆でこう書き添えられていました。

風の様に
 旅をしたい
  風のように
   気まぐれに

風流ですよね。お庭から見える風景も。


長座「お食事」

いろり端の食事 長座でお食事、といったら「囲炉裏端」&岩魚と五平餅の焼き物。これは欠かせません。
囲炉裏へいくと、必ず焼き物が丁度食べごろに支度してあるのが憎いなぁ。

そしてメニューは「食べられるのかなぁ」と、目がくらむくらいあります。

食前酒(梅酒)、先付け(蛍烏賊の酢味噌和え)、前菜(あまご煮付け)、口取り(わさび菜)、お造り(紅ます、うるい菜)、お吸い物(玉子豆腐、しめじ)、台の物(飛騨牛すき焼き)、焚き合わせ(たぐり湯葉、わらび)、揚げ物(春の山菜)、留め椀(山菜のお味噌汁)、ご飯(飛騨牛ちらし寿司)、デザート(梅ゼリー)

あー、書き出したー全部! ね、食べられそうにないですよね? 実際、残してしまうのが残念なんですよね。
 

なんとなく全景 山菜たっぷりの前菜 紅ますお刺身
全景(でもないです。すみません) 山菜たっぷりの前菜:名前わからないのいっぱいあります 紅ますのお刺身。「うるい」という山菜は、わかめみたいな食感。
山菜の天ぷら スキヤキ 飛騨牛ちらし寿司
山菜の天ぷら: こごみ大好き♪ 飛騨牛すき焼き:巨大(?)しめじがつるつるしていて美味しかった! 飛騨牛ちらし寿司: 美味しくさっぱり!


●朝食

朝、露天風呂に入ってお腹を空かせ、しっかりいただきました。夜あんなに食べたのに入るものですね。
トマトジュースに紅ます ホウバ焼き
紅ますもさっぱり。 ほうば焼き: お漬物が焼かれてました。さっぱり。 山の幸、バンザイってことで。

●長座サイトURL: http://www.cyouza.com/



スーパーカミオカンデ?

満開の桜 朝食後、いざ、「天生県立自然公園」に向けて出発。したものの、前出の通り、夢は私の下調べしなさから無残に打ち砕かれました。白川郷にもいけないし、ひたすら国道471号を走る。
道を塞がれてよかったなと思えたのは、2つ。
山深い人里は春爛漫だったこと。名古屋ではすでに散ってしまった桜がとても綺麗なところが沢山あったし、山陰に残る雪渓や、山のあちこちで高いところから水が流れ落ち白い飛沫が散っているのが生命を感じさせました。

そして、もう一つは地図に「道の駅」ならぬ「星の駅」という文字を発見したこと。
「星の駅 神岡? なんだろー」と思って立ち寄ると・・・。でっかい光電子倍増管が出迎えてくれます。あーーーーーーー、スーパーカミオカンデねー、って感じ。誰だっけノーベル物理学賞を受賞した人、ええっとぉそう小柴さん!、みたいな。しかし、こんなでっかいものが1万個以上地下に設置されてるのかぁ。素粒子とかニュートリノって言われてもすごそうだけどピンとこないな。
カミオカンデ売店の中にミニカミオカンデもあります。研究者がモニターしているものと同じ映像が見られるというディスプレイにはなにも映っていませんでした・・・。ていうか映っていたのかなぁ、ひょっとして。
こんな山奥で宇宙の理を研究しているんだ。なんだかとても不思議でした。ただ、いまやスーパーカミオカンデの人気は下火みたいでニュートリノコーナーには立ち寄る人は少なくて、子供みたいに私が小学生用の学習ディスプレイで遊んでました。

ここからあとは41号をひた走るのみ。車の燃費は14まで伸び、エンジンの機嫌も最高潮。ガソリンがたった一日で135円から162円に跳ね上がるのも見れたし、楽しい2日間のドライブ旅行でした。

●星の駅 スカイドーム 神岡サイトURLhttp://www.skydome.jp/system/multilist/multilist.cgi?timeid=1010312607&mode=disp4&data=neutrino&id=1


お * し * ま * い !

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