Foxryo's Note Pad

7年振りのシンセン&香港での初New Year

2006年12月29日(金)〜2007年1月2日(火)
*Flyght schedule* Nagoya 17:00→ Hong Kong 20:25(CX533) , Hong Kong 16:50→ Nagoya 20:50(CX532)



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12月29日 大雪のセントレア 長〜い一日
飛ばない?


「当便は天候不良のため ご搭乗が遅れる見込みでございます」

え? 遅れる? 

居間のガスファンヒーターを切ったかどうか不安で重い荷物を担いで一旦家に戻り、ギリギリ電車に間に合わせたのに????
しかも、チェックインカウンターでスタッフから「9:35迄にはゲートに行ってくださいね」と念を押されたのに、hideに頼まれたものが検査に引っかかっていきなり手荷物開けさせられたのに??? さらに、その後、お土産をバタバタしながら買い込んだのに??? 
「のに」が私の頭の中をクルクルと駆け回る・・・

私の乗る飛行機・・・ にしても、10時のフライトが何時になるのかアナウンス一切なし。写真は13時頃の私の乗る飛行機。雪まみれ(*_*) 吹雪の中でいくつもの飛行機の尾翼だけが見え隠れする様は、まるで波間に浮かぶサメの尾のようでした。

「13時の搭乗を予定していましたが、16時以降に変更します。
 なお、チケットのキャンセルは受け付けておりません」

最初のアナウンスの時、スタッフに「私はこの10時の便に乗って、香港発16時に乗って日帰り出張を予定してるんです」と詰め寄っていた人には一体どうやって対応したのでしょうか・・・。他にも、香港からシンガポールやベトナムなどへ乗換えする人たちがたくさんいました。

私は「こんな経験二度とないや」と開き直って本読んでました。あと、自分がもし空港の雪対策をするならどうするかとか、自分がもし航空会社の社長だったら「安全」と「乗客の期待」のギャップをどう埋めるかというアイディアをいくつか考えてました(^^)v

そして16:30頃機内に誘導されましたが、結局飛んだのは17時。7時間待ち。香港までの飛行時間も通常より1時間長く、香港に着陸したのは20:25。hideに迎えに来てもらってバス→電車→タクシーを乗り継ぎ、シンセンのhide宅に着いたのは23時頃でした。


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12月30日 ギョーザパーティ
美しい餃子達
美しい弧を描く餃子達。キレイでしょ?
私の中国語の師匠M小姐のお宅に集まり、ギョーザパティ。皮も具もすべてM小姐といつも私が仕事でお世話になっているC小姐の手によるもの。皮を広げるところだけ少し手伝わせてもらいましたが、早さと美しさにおいて当然のごとく完敗です(^^;)

餃子って、中国どこでも食べると思いがちですが、そうではありません。餃子はもともと中国の北の方で「寒い時に身体を温めるために食べる」料理で、「水」餃子なんだそうです。うろ覚えですが、お正月に食べるもの、とも聞きました。なので、シンセンのような南の方では食べないのですが、最近では中国内の人の移動があるのでいろんなところで食べるようになってきているんですって(M小姐もC小姐も中国の北の方出身なので餃子つくりはお手のもの)。また日本で餃子といえば、「焼き」餃子が主流ですが、中国では「水」か「蒸し」が殆どです。ただ、最近はマクドナルドやケンタッキーが中国にもたくさんあるので、それに慣れている子供達は、焼き餃子も好んで食べるようになってきたそうです。食文化もグローバル化してきてるんですね。
そうそう、「原湯化原食」といって、水餃子の後は消化を促すため餃子を茹でたスープを飲む習慣もあるとY先生から聞きました。日本人がお蕎麦のあとに蕎麦湯を飲むようなものなんでしょうね。


豚のレバーや牛肉の燻製、豚の耳や羊肉の炒め物、スペアリブなど、いろんなお料理も作っていただきました。初めて食べるものが沢山ありました。ナツメの生の実もその一つ。ナツメの実は、普通乾燥したものが料理やお茶に使われますが、生はリンゴのような味でした。
いろんなお料理   茹で上がった水餃子

M小姐夫妻、C小姐夫妻、そしてムーさんと私たち。沢山食べ、いろんな話をしました。食事ってやっぱり大勢で食べると美味しいですよね(^^) 餃子は7人で100個は軽く食べたと思います。
「食べ過ぎて、デザートのチーズケーキが食べられない!」とみんなで近くの植物園まで散歩に出掛けたりして、ほんとに楽しいひとときを過ごしました。

シンセンの街
<おまけ>

この写真は、シンセンの街中。大きな橋やマンションが乱立しています。もちろんウォルマートのような大きなスーパーなどもあります。車の数も圧倒的に増えたし、地下鉄もあります。7年ぶりのシンセンは、さらに近代都市になっていました。



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12月31日 小肥羊(しゃお ふぇい やん)

「最近人気の美味しい“羊のしゃぶしゃぶ”のお店があるから、明日香港に出掛ける前に食べに行きましょう」とX先生。混む時間を避けて12時前に到着。それでも同じように考えたであろうお客さんが既に食べ始めてました。食べ終わって帰る頃には店内一杯になってました。さすが人気店。

外観   しゃぶしゃぶ開始
席に着くと、注文用紙が渡され、自分達が食べたい具をチェック。スープには身体に良さそうな漢方薬っぽいものが沢山浮かんでいます。白ネギとか、ナツメの実だとか、底の方にはニンニクがゴロゴロ入ってます。そのスープに、羊の肉やイカの練り物、湯葉、豆腐、エノキダケ、モヤシ、ジャガイモ、くわい、白菜などいろんなものを煮て食べました。
美味しいです。全くヒツジ臭くないです。肉は柔らかいし、スープの味もとってもいいし。私が一番気に入った具はジャガイモ。スープがしみこんですごく美味しかったです。

シンセンでの滞在はこれにておしまい。初日の遅れが響いてますね。残念。今度はもっとゆっくりしたいと思います。

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