Foxryo's Note Pad

 初秋の蓼科2006


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Day 1:蓼科アートランドホテル 〜 Day 2:塩尻「葡萄狩り」


*   *   *

【Day 1】 蓼科アートランドホテル

秋の蓼科湖 ●いざ、蓼科へ

「予想より迎えに来るのが早いねぇ」と、hide母。父と2人で私達が何時に来るのか賭けてました(^.^;)。スロースターターな私達にしては1時間早かったみたいデス。
荷物を積み込み、いざ、出発。大型台風は逸れてくれたものの厚い雲が空を覆っていました。ま、却って暑くなくて良かったです。

13時ごろ出発、多治見インターから中央道に乗り、諏訪インターで下道へ。今回のfoxryoナビは不調。インター降りてから地図を読み間違えて、細くて複雑な道を行く。なんとか持ち直したか、と思った矢先、2度目の失敗。hideとお父さんのタバコ休憩がてら地図を読み直し、迷った地点まで戻ってやり直し。あ〜、読み間違いって重なるものなんですよ〜(自己弁護)。

なんとか蓼科地区に入り、途中、以前hide母が変種のヒマワリの種を買った「バラクライングリッシュガーデン」を発見。これで少し汚名挽回(^^) ここで一息入れて、16時頃、無事ホテルへ到着。


●「アートランドホテル」蓼科

ここは、マリー・ローランサン美術館と彫刻公園が一体となった、広大な敷地を持つ宿泊施設。温泉(露天風呂)もついてます。かなり古い施設ではあるものの、メンテナンスはきちんとされています。
左の写真はホテルの部屋から見た景色。小さな教会と蓼科湖まで広がる彫刻公園、そして写真右端は離れの中華レストラン。
早速、彫刻公園に散歩に出掛けたら、樹木の手入れも丁寧で行き届いています。公園内の芝生は見事に青々としていました。公園は左手の小さな山の中まであるのですが、「明日の朝、行ってみればいいよね」といいつつ、結局行かずじまい。平地部分だけで済ませてしまいました(^^;) 
私達が泊まったのは連休最終日ということもあってか、私達を入れて宿泊客は6組ほど。思わず経営は大丈夫なのか?!と心配してしまうほどです(失礼?)。

蓼科湖を臨む風景 彫刻公園

●ディナーは盛りだくさん中華

このホテルは会社の契約施設の一つ。hideの職場内調査によると、「夕食は中華!」。ということで、レストランは、和食、フレンチ、中華と3つある中から、中華をチョイス。
「ダチョウの肉のたたき」だとか、「フカヒレスープがミルクっぽい味になってるのって初めて!」といった、一風変わった料理もあり。全8品を食べ終わった頃には120%満腹でした。
実は、食事前、4人とも背中とお腹がくっつくくらいハラペコでした。なので、4品目までは超猛スピードで食べてました(^O^)。店内には私達の他には老夫婦1組だったこともあってか、そんな私達のペースにあわせてスタッフのみなさんが明るく丁寧にサービスをしてくださったことがとても嬉しかったです。

夏の冷製5種(手前がダチョウの肉) 蓼科牛と有機トマト炒め 天然バナナ海老とマンゴー・オレンジソース炒め 皮付き豚ばら肉のカリカリ焼き北京ダック風
イサキのから揚げピリ辛四川ソースがけ フカヒレとタラバ蟹スープ 玉蜀黍と地鶏のあんかけご飯 シャーベット

☆アートランドホテル」URL: http://www.hoteltateshina.co.jp/

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【Day 2】:塩尻 葡萄狩り

白亜のホテル ●マリーローランサン美術館

朝食は7階の展望良好なフレンチレストラン。食事をしてる間、ツバメが何十羽も窓の外を飛び交ってました。季節はずれ(?)のツバメが、目の前のガラスの向こうで一旦停止する様が面白かったです。

美術館は9時開場。一番乗り! 私達4人以外誰もいない美術館で、マリーローランサンとルオー展を独り占め状態でした。
ルオーの絵は重厚、マリーの絵は儚い感じ。全く違った二人でしたが、モチーフは舞台や踊り子。舞台芸術に惹かれた人たちだったんですね。
私はどちらかというと精緻な絵の方が好き。時には違う感性に触れるのもいいものですね。


●塩尻 葡萄狩り

白亜のホテルを後にして、塩尻までは諏訪湖畔を通ってひたすら北西へ。途中、諏訪大社でトイレ休憩。
とっても有難い、巨大なしめなわ。端整で美しいなぁ。日本の美を感じます。
神社に入る前の清めの水には、温泉地らしく、温泉が引かれてました。

しめなわ

塩尻駅を越えたところに、目的地である「フモンヂ観光園」はあります。“珍しい葡萄がたわわに実る。”というキャッチに惹かれ、ここに決定。
車を降りると葡萄の爽やかな香り! ワクワクしながら、お店に入る。電話で聞いてたとおり、オリンピア、ロザリオロッソといった珍しい葡萄は、葡萄狩りをすることができず(そりゃ、そうでしょうね)。結局、「ナイヤガラ」と「デラウェア」の2種類の葡萄狩りにトライ(一人\800)。

まずは、ナイヤガラのブドウ畑へ。駐車場でいい香りがしていたのは、この葡萄でした。ワイン作りにも使われる葡萄のようで、香りがいいんですね。葡萄狩りをするのは小学生のとき以来。あの頃、高くて見上げていた棚が、今ではとっても低い(^^)。腰を曲げながら、畑に入っていきます。
すると、そこは葡萄、葡萄、葡萄の山! どれをとればいいのかわかんない!! 
そこへお店の人のレクチャーが。

 「ナイヤガラは光に透かして黄色いのが食べごろです。
  それから、この葡萄は種も飲み込んじゃってくださいね〜。
  噛まずに食べる方が甘いし、種食べると消化にいいですから(笑)」

4人とも、「え、む、ムリ」。そうは言ってもプロがいうのだからとトライしてみると、この食べ方の方が確かに甘くて美味しいのでした。へぇ〜×20回。
「お、これ甘い」「いいや、こっちのほうが甘いよ、食べてみて」と思い思いに房を切り取ってました。

さて、ここで問題です。一人何房食べられたでしょう?! ヒントは葡萄が私達のランチでした。答えは後ほど(^m^;)。

さ、次は、「デラウェア」。こっちは「普通のデラウェアじゃない」、とお店の方がいうだけあって、超甘でした。こんなお砂糖みたいに甘いデラウェア食べたのは初めて。噛んでも中まで全く酸っぱくないんです。甘すぎて、だんだん味が単調に感じてきます。そういう意味では、ナイヤガラは葡萄らしい香りと爽やかさがありますね。

ナイアガラ デラウエア

「結構食べられないもんだよね」というのが4人の感想。ということで、一番食べた人の結果は・・・。
じゃじゃ〜ん! 「ナイヤガラ3房、デラウェア2.5房」でしたぁ。ほんと、なぜだかすぐにお腹いっぱいになっちゃいました。


栗毛の木曽馬 ●開田高原でお蕎麦

帰りは、そのまま19号で多治見まで、ずんどこどっこいしょ(^^)。
途中、信州といえば、お蕎麦なんだから、食べずに帰るのはね・・・。ということで、開田高原の「霧しな」へ。木曽馬にも久々に会いに行きました。

走行距離、約500キロ。2日目はお天気も良く、美味しいものも食べられたし、楽しい旅行でした。





「食欲の秋」の旅、これにて、お・し・ま・い(^^)。

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