<< *** 会津・磐梯の旅 menu *** >> 2005年11月9日〜12日
水戸「偕楽園」 紅葉の袋田の滝 高湯温泉「安達屋」 冬の浄土平 東山温泉「向瀧」
●紅葉に彩られた「向瀧」
向瀧は福島県会津若松市「東山温泉」にある、皇族も泊まられるほど由緒ある温泉宿。おまけに建物自体が「登録有形文化財」!
向瀧の建物は、見落として温泉街の奥まで入り込んでしまったほど、落ち着いた佇まい。
宿に車をつけると、番頭さんや宿のかたがささっと出てきて、招き入れてくれます。
宿に入ると、丁寧に管理された重厚かつ立派な木造家屋。廊下を進むと、左手にお庭がさぁっと広がります。紅葉した木々がとても美しい。
最初、築山だ!と思い込んだんですが、違っていました。斜面をうまく利用したお庭だったのです。
建物の作りは本当に面白く、たとえば一つ一つの部屋が独立したかのようだし、からくり屋敷といった感じです。階段などもとっても凝った作りで、木だけではなく、御影石が使われていたりします(写真左上)。
お庭はご覧のとおり、本当に目が釘付けになるくらいの素晴らしさです。見事としか言いようがありません。
●お部屋でくつろぐ
私たちのお部屋は川に面した2階。渋いです。懐かしい鏡台があったり、由緒ありそうな調度品が置かれています。ただ、この宿、ちょっと現代的なところがあります。それは無線LANアクセスポイントがあること! インターネットが見られてほんとに助かりました(笑)。
お部屋は本当に静かで居心地が良く、落ち着けます。木造だし、古いし、ギーっていいそうですが、本当にきっちりメンテナンスがされているし、建物が重厚なおかげか、隣の音も殆ど聞こえてきません。
さて、お食事のお話。ここでは食事は夕食・朝食とも自室。すべて仲居さんが運んできてくれます。なんだかお大臣様になった気分です(笑)。 ここの名物は「鯉の甘煮」。温泉特有のお料理の多さで残してしまいました。が、「鯉の甘煮」は真空パックしてもらえます。お土産に宿を出る時、受け取りました。嬉しいサービスですよね。
●温泉は・・・
ここは内湯のみです。昔ながらの掛け流しの「きつね湯」。このお風呂の天井には見事な彫刻があって、それを眺めながら入るのもいいですよ。
向瀧は、古き良き日本の正しい温泉、という感じでした。
●向瀧サイトURL: http://www.mukaitaki.com/
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