Foxryo's Note Pad |
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●1日目(3/11) 出発&焼肉
ハングル文字があふれてる! なんと、3泊もあのリッツ・カールトンホテルに泊まって旅行代金4万円の超格安ツアーをインターネットで発見し、即申し込み。今回、私の旅行に付き合ってくれたのは、びろちゃ。 空港まではびろちゃのお父様に送って頂いて、初めて行くソウルにうきうきワクワク。平日&午後便なので、チェックインもイミグレもすんなり。なのに、飛行機の中はほぼ満席。あれれ? さっきチェックインしてた人達、みんなソウル??? 仁川空港に着くと空港の大きさと綺麗さにびっくり。それから韓国は東北のような気候でまだまだかなり寒いと聞いていたわりになんとかなりそうな雰囲気。現地のガイドさんと同じツアーの人たちと合流し、いざソウル市内へちびバスで移動。街の雰囲気は、香港とシンガポールを足して割ってそれに台湾を足したような感じ。そして、一番ソウルで印象的なのは「街中に溢れるハングル文字」。漢字も英語もあまり見当たらず、どこもかしこもハングル文字だらけ。良く言われる焼肉やキムチの匂いはあまり感じませんでしたよ。 まずは、ツアーにつきもののDFSへ。その後、荷物はガイドさんがホテルに届けておいてくれるというので、17:30過ぎにDFSを出発して、いざ、1日目のテーマ「焼肉」へ。 漢江を車で渡るのは渋滞してる時間帯だからというので、焼肉レストランの近くまで地下鉄で行くことに。初めての地下鉄にドキドキ。にしても、料金が滅茶苦茶安い。だって日本円で約70円=700ウォン! 1つの車両には優先席が必ずあって、そこにお年寄りが行くとぱっぱと席を譲っています。さすが儒教の国ですね。 サモンガーデンでプルコギとカルビ三昧のはずが。。。 押鴎亭駅で地下鉄を降りて、歩いて焼肉レストランへ。そのレストランはリッツのあるハイクラスエリア、江南(カンナム)エリアにある「サモンガーデン」。外国の賓客をもてなすのに使われる高級店です。門から入ると立派な庭園があって、大きな滝や、池、水車まであります。建物は赤が映える豪華な伝統的建物で、3棟ほどに分かれています。滝が間近に見える席に案内され、プルコギとカルビを注文。すると、まず最初に写真のように小さなお皿に沢山の種類のキムチが。キムチにも種類があるのは知っていましたが、「水キムチ」という大根の入った飲むキムチ、タコの塩辛みたいなキムチ、生の蟹のキムチ(写真)など初めて出会う味ばかりでした。特に生蟹のキムチは辛いんですけど美味しかった〜。プルコギとかカルビといった牛肉狙いで来たのに(笑)、キムチとか付け合せのものでお腹が一杯になってしまい、肝心のお肉がたくさん食べられませんでした。プルコギやカルビはお店の人が焼いてくれるので食べるだけ。お肉類の味付けはキムチと違って甘くて美味しかったです。それから、お茶がとうもろこし味のお茶で、これも美味しかったですよ。料金は、2人で8000円くらいです。お腹いっぱい食べるつもりだと1万円くらいでしょうか。 そのあと、タクシーに乗り、ホテルまで。ソウルのリッツはどんな感じなんでしょう。大阪みたいにミスティーク起こるかなぁと、期待に胸を膨らませて、いざリッツへ。そして、その夜は、たぶん2時くらいまで、びろちゃとしゃべりまくり、眠りにつきました。 ★リッツ宿泊記はこちら。 ★サモンガーデンのHP: http://www.samwongarden.com/ ●2日目(3/12) 景福宮〜仁寺洞〜東大門市場〜NANTA 韓国の歴史・文化に浸る 2日目のテーマは、「韓国の歴史・文化に浸る&お買物」。朝10時くらいにゆったり起きて、リッツで朝食。寝坊してブッフェに間に合わなかったのが残念。それから、初めてのソウルだから歴史にも触れなければと、「景福宮」(キョンボックン)へ。景福宮は、朝鮮王朝の初めての王宮。韓国の建物は、緑色の使い方が美しいと思いました。13:30に衛兵交代も見てきましたよ。 そこから歩いて、次は「仁寺洞」(ニンサドン)へ。ここは昔ながらの伝統的な韓国の街並みが見られます。ここのスタバは、景観を壊さないよう、唯一看板がハングル語になっているくらいです。ここでは、そういう雰囲気を歩きながら楽しみつつ、韓国の伝統田舎料理を食べました。お料理の写真を撮り忘れたのが残念ですが、ここでも沢山の小皿にいろんな食べ物が出ました。キムチが出て、説明できないお料理がたくさんでて、その後、プルコギの味の鍋と、辛い味噌鍋の2つがでました。ご飯はビビンバみたいに石鍋に入って出てきてお店の人が混ぜて取り分けてくれました。おこげご飯ってところでしょうか? さらにご飯を取り分けた後に水を入れ数分おき、石鍋にこびりついたご飯をさっぱり落として、それを取り分けてくれました。韓国の人達は京都の人みたいに「始末」が上手なんだなぁと思いました。そういう伝統的な食べ物もある一方、最近は、フュージョン料理という、西洋や日本の料理との融合、いってみれば無国籍料理が流行っているそうです。韓国では、ちょっと前に日本語の歌が解禁されたばかりというニュースを聞きました。お料理の融合が流行なのは、そういう影響なんでしょうか。街でMINMIの曲が流れてるの聞きましたし、ホテルではNHKの衛星放送が見られました。それももしかして最近のことなんでしょうか? そういえば、私達が旅行に行ってたとき、大統領職務権限停止されてましたよね。影響何もなかったけど。。。←いろいろ無知ですみませんm(__)m お買物天国「東大門市場」 そして次は、「東大門市場」(トンデムンシジャン)へお買物に。デパートやビルの前では歌とかダンスのショーをやっていて、若者でいっぱいです。さすがにソウルは都会!。ビルの中はフロアに所狭しと色とりどりの服が溢れています。1〜2畳くらいのスペースが1つのお店です。そういうビルがあのあたりにはいくつもあるんですよ。すごい購買力ですね。バーゲン会場のように人も溢れてて、目移りしてなかなか選べません。それでも私達は春モノのセーターを2つづつGET。お買物についつい夢中になり、日本からインターネットでびろちゃが予約してくれていた「NANTA(ナンタ)」に遅れそうに! 足早に地下鉄へ向かいました。 「NANTA」最高! 「NANTA」は最高! 是非みなさんもソウルへ行ったら観てください! これは韓国のサムルノリという伝統のリズムがベースになったミュージカル。6時までに披露宴のお料理を作る!というストーリーでー、台所にあるものを乱打していきます。とてもコミカルでコトバがわからなくても観客を巻き込んで楽しませてくれるし、クライマックスの乱打は本当に感動します。包丁で野菜を切る辺りは笑わせてくれますが、本当に技術がなければ絶対にできない迫力が伝わってきます。 ★NANTA紹介ページ(韓国観サイトkonestのURL): http://www.konest.com/spot/event/no1093.htm 韓国行ったら、皮製品買わなきゃ NANTAを観終わって、再度、東大門市場の中にある光熙市場(クァンヒシジャン)へ。何故か皮製品の市場の営業時間は21:00-17:00でだったので丁度見れなかったからです。ここもまた本当にお店がいっぱいで目移りします。皮のパンツを1本GETしました。日本のほぼ半額くらいで買えます。ちなみにそのお店は「J&Jにも載ってる店」って書いてありました(^^)。 ●3日目(3/13) お粥〜明洞〜南大門市場〜仁寺洞〜垢すり 韓国の「食」文化 3日目のテーマは、「韓国食文化&汗蒸幕」。「お粥→明洞→韓国家庭料理→南大門市場→仁寺洞の伝統茶芸館、そしてラストに汗蒸幕だ〜」と欲張りな私達。とはいえ、「この近くでお粥の店とか汗蒸幕とかあるのかなぁ」と、リッツのゲストリレーションズのJennaさんに質問。いろいろ探してくれて、お粥のお店と、「チムジルバン」のお店を紹介してもらいました。汗蒸幕はリッツの周りになくて、Jennaさんの良く行く「チムジルバン」になりました。 あわびのお粥のお店にはタクシーで直行。リッツと同じ江南エリアにあって、とてもおしゃれ(瑞草駅近く)。ゴマ油の風味で美味しかったです(日本円で1000円程度)。にしても、お粥にもやっぱりキムチがつきます(^^)。このときは水キムチと普通のキムチの2種類がつきました。お店の名前がハングル文字で読めないからみなさんに情報を差し上げられないのが残念。お腹がいっぱいになったところで、ソウル一の繁華街、明洞へ。地下鉄を乗り換えるのが面倒で、明洞の近くの駅まで行って、途中で焼き栗を買ったりしながら明洞あたりを歩き回りました(^^)。ロッテホテルのDFSや、デパートの中もウインドウショッピング。このあたりも若者が多いです。ソウルに滞在するのはやっぱり街中のホテルのほうが便利でいいのかな? ロッテホテルなかなか良さそうでしたよ。 それからお目当ての韓国家庭料理になんとか辿り着き、お昼。ジゴルパッサンというお店で、客席はテーブル席とオンドル席があります。オモニのお店(おふくろの味)って感じです。初オンドル。やっぱりこれ、暖かいですね〜。韓国家庭料理も小さなお皿がいーっぱい並んでお料理がでてきます。キムチがやっぱり中心。味噌汁っぽい&納豆ぽい味の小さな鍋が付いて500円くらい。超安いです。ここで初めてステンレス製の小さなお茶碗がでました。ステンレスのお箸はいつもでてましたけど。 南大門市場 ここは、すごい。ものが溢れています。カバンやさんの客引きのお兄さんが、びろちゃの手をつかんで日本語で「かばんあるよ〜」と積極的。食料品のところでは、豚の頭の部分だけがどどーんと置いてあったりして、ここで何でも揃いそうな勢い。 伝統茶芸館 伝統茶芸館でお茶したかったので、再び仁洞寺へ移動。観光案内所で茶芸館の場所を聞いたときにインターネットの使えるPCが置いてあるのを発見。hideに明日予定通り帰ることをメール。韓国はやっぱりインターネット環境進んでますね。 茶芸館はなんだか落ち着く感じ。びろちゃは柚子茶、私は花梨茶を飲みました。お茶というよりはジャムをお湯で溶かしたもの、かな。今日も忙しかったよねと、お餅を揚げたふわふわのお菓子と一緒に休憩。あとは、チムジルバンだけ。さぁ、一旦、リッツに帰ろーっと。 韓国の健康ランド? チムジルバン(Jjimjilbang) Jennaさんに教えてもらった「チムジルバン」。リッツの前の大きなビルGeopyyung BuildingのB2(裏から入る)にあります。お店の名前は「MEDICE CLUB」。24時間営業の韓国版の健康ランドのようなものです(フィットネスクラブもついていたみたい)。チムジルバンの意味は良くわかりませんが、要は服着て入れるサウナと銭湯があることをいうのかな?(ネットで調べたら、チムジル=熱い部屋で汗を流すこと、みたいです)。銭湯のほうにもサウナはありますが、男女共同エリアにあるサウナは、休憩スペースが真中にあり、宝石が壁に貼りつけられたサウナとか3種類ありました。形はなんていうか前方後円墳みたいです。そっちのサウナはフロントで短パン、Tシャツを受け取り、それに着替えて入ります。入場料は6000ウォン=約600円(22時以降は1000円)。本当に長時間いられそう。コイン式のインターネット接続機も10台くらいあったし、服で入れる部分ではみんなくつろいだり寝てる人が多かったです。 さて、では、初の垢すり&オイルマッサージ体験レポートにいってみましょ〜(^^) ちょっと順不同なところがあるかもしれませんけど、『垢すり→蒸しタオルマッサージ→顔パック→オイルマッサージ→シャンプー』というメニュー。時間は90分くらいで、料金は4500円(垢すりだけだと1800円)程。普通は、6000円くらいするようですよ。地元の人が行くところなので、リーズナブルみたいです。 「30分くらいお風呂に入っててね」と言われ、初塩サウナも体験して体が温まって汗をかいたところで、垢すり開始。まず手術台のようなところに寝ます。あとは本当にまな板の上の鯉状態。有無をいわさぬ感じで進んでいきます。その後は全身洗ってくれて、足の裏にある角質もとってくれました。次はうつ伏せになって蒸しタオルマッサージ。あっついタオルを肩に当てて、肘?でぐりぐりっごりごりって、これはホントに痛かったです。そのあと、手、足、胴を指圧のようにマッサージ。それから天井に手をついて、からだの上に乗って足でマッサージってのもありました。それから、顔をオイルマッサージした後、なんだか冷やっとするような、ちょっと薬っぽい臭いのするパック(たぶん漢方パック?)をして、その上から今度はきゅうりパックをのせられます。パックしてる間に全身オイルマッサージ。これもすっごい痛かったぁ。特にふくらはぎのあたり。びろちゃなんて、「あれ、手じゃなくて、棒かなんかでやってない?」といってたくらいです。それに、オイルマッサージの最後、これもかなり痛くて思わず声が上がってしまいました。プロレス技みたいに両手を後ろで持って、片足で背中を思いきりぐっと押すやつです。あぁ、痛かった。 なんだか地元の人は普通オイルマッサージはしないみたいで、私達2人はお風呂に浸かっているみんなの注目の的でした。その次は、シャンプー。そして、最後に、なにかちょっと冷たいものを全身にかけられ、座ってから手を出すように言われました。なんだろうって思ってるまもなく、500mlの牛乳パックから手のひらに牛乳が。それで顔をすすいで終わり。身体にかけたのももしかして牛乳?。それにしても本当に痛くて長〜い1時間30分でした。「痛い>>効果>気持ちいい」っていう順番。でも、終わった後は疲労感があるものの、なんかすっきり身体が軽い感じ。きっとマッサージが効いたんですね〜。それに、その時はお肌つるつる!翌日からはかゆかゆになってしまいましたけど、それは私がアトピーなのにちゃんと手入れしなかったからと、反省(>_<)。 ●4日目(3/14) キムチ屋さん〜帰路 ホントに、帰るだけ 最終日の朝はなんとホテルのフロントに6:50集合。フライトは11:00だっていうのにですよ!。超格安ツアーだからしかたないとは思うけど、マリオットをはじめ3つくらいホテルでツアー客をピックアップしていきます。リッツが一番空港から遠いので一番集合時間が早いというわけ。Jennaさんにお礼を言ってから帰りたかったのですが、それもかなわず、フロントに手紙を預けておきました。 韓国ツアーでは、空港に着く前にキムチ屋さんに立ち寄るのが掟。キムチ屋さんに着くと、何人かに分かれてカウンターに座り、キムチの試食をさせてくれます。すべて日本語でOKだし、支払いも日本円でOK。スゴイですね。家族用のお土産を買って、空港へ。 なんだか毎日がとても忙しい4日間でした。でも、楽しかった。 今回のツアーはびろちゃがハングル語を勉強してたから楽しく過ごせました。私も少しくらい勉強すれば良かったな。。。地下鉄で切符買うとき、いつも「2枚ください」と指を2本立てて無理やり買ってました。最後までうまくいえなかった〜。「〜ください」は「〜ジュセヨ」ってのは憶えたんですけどね。。びろちゃ、この度のツアーではいろいろ有難うごじゃりましたm(__)m |