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ザ・リッツ・カールトン 大阪  宿泊レポート

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foxryo版 「やっぱり記念日にはリッツ!」 2002年10月24日(木)in〜25日(金)out

お部屋210月24日は私達夫婦の9年目の結婚記念日。会社を2日お休みして豪華にホテルでのんびりと過ごすことにしました。でも折角大阪に行くのだからと、欲張りな私達はユニバーサル・スタジオ・ジャパンへも足を延ばすことにしました。
9時Justの近鉄難波行きに乗り、さあ出発です。
11時ごろ難波につき、ウッドペッカーの電車に乗っていざUSJへ。USJには、12時頃から18時頃までいましたが、平日ということもあってか、メインのアトラクションはほとんど楽しむことができました。一番面白かったのは最初に入ったターミネーター2。アメリカ的な毒舌ジョークを炸裂させるお姉さんがツアーガイドだったのも、面白さを倍増しました。「このなかで遠方から来てる人はいるかしらぁ?」と言われた時に、ついつい言われもしないのに胸の前で小さく手を上げた私を見逃さなかったお姉さん。「はぁ〜い。じゃあ、そこの黒いセーターを着たお姉さん、あなたよ、あ・な・た。どこから来たのかしら?」「名古屋です」「まぁ〜中途半端なところから有難う。聞くんじゃなかったわ」と終始こんな感じ。10月ということもあり、修学旅行の高校生達がいっぱいたので、その後はその子たちがターゲットになっていました。おかげで、建物の中に入ってから実際のアトラクションまでの待ち時間がとても短く感じましたよ。ターミネーター2のアトラクションは3D映像がものすごく良くできていて感動しました。
こうしてUSJを堪能した後、今回のメイン・イベント、ザ・リッツ・カールトンホテル大阪へ向かいました。

●おかえりなさい!
私がリッツへ泊まるのは今回で2度目。以前、仕事で「リッツ・カールトン・ミスティークツアー」というセミナーに参加して(レポートは茨城県経営品質協議会・ICPE講演録・リッツ特集・ミスティークツアーに参加して)、すっかりリッツの大ファンになってしまった私は、是非リッツを体験すべきだと主人(HIDE)を説得して、結婚記念日に泊まることが決まりました。そして早速セミナーでお世話になったリッツの桧垣さんにメールをして、「リッツ・カールトン・ミスティークで主人を驚かして欲しい」とリクエストしました。きっと、ここからミスティーク(mystique:神秘性)に向けての大作戦が始まるのです。
大阪駅からリッツまでは、迷わず行けると思っていたのですが、方向音痴の私はやっぱり迷ってしまいました。近代的な外観と内部の木の温もりのギャップをどうしても主人に見せたくて、地上から行こうと思ったが敗因です。
なんとかホテルまでたどり着いた私達を最初に迎えてくれたのは、フロント係のみなさん。以前お世話になった和田さんもいらっしゃって、第一声は、「おかえりなさい! ご結婚記念日おめでとうございます」という懐かしい笑顔付きの暖かいお出迎えでした。
今回泊まるのは、特別な鍵がないと行けない、クラブ・フロア。せっかくの結婚記念日だからワンランクアップです。エレベーターに乗り込むとベルボーイのかたが、鍵を34階のボタンの隣にある鍵穴に差し込みます。すると34階のボタンが点灯しました。

●ラウンジでの“リッツ・カールトン・ミスティーク”
ラウンジにあったまぁるい花にご注目 34階のクラブ・フロアの夜景がとても綺麗に見える窓際の席に通され、チェックイン。コンシェルジェのかたから「何かお飲み物は?」と聞かれたので、変だなーと思いました。実は、桧垣さんに「チェックインのとき、座ると同時に主人が大阪に行ったら絶対どこかの喫茶店で飲むんだと決めている大阪名物ミックスジュースが、リッツのラウンジで出てきたらきっと驚きますよ」と事前にメールしておいたからです。ですから、“てっきりこちらが何も言わなくてもミックスジュースが出てくると思ってたのに準備されてなかったんだ”と、がっかりしながらオレンジジュースを2つお願いしました。しばらくすると、「ご結婚記念日おめでとうございます」と、シャンパングラスにリッツの青いリボン付きで、ミックスジュースが出てきたではありませんか!。やられた、でも、でました、“リッツ・カールトン・ミスティーク”!。依頼した私まで驚かされるとは。。。。さすがリッツです。
ミックスジュースのグラスを前に、記念写真を島崎さんに撮っていただきました。

●ウェルカム・チョコレート
welcome チョコレート達お部屋までは、コンシェルジェの丸山さんが案内してくださいました。その間、ミックスジュースの話で盛り上がり、大阪にはミックスジュースの歌まであると伺いました。「今日のために練習しましたから、リクエスト頂いたらいつでも歌いますよ」と、とても明るいかたでした。
お部屋は大阪城の見えるほうの角部屋で、とても素敵です。ほっと一息ついて、テーブルの上をふと見ると、私の大好きなチョコレートと桧垣さんからのメッセージカードが置いてあるではありませんか。チョコレートのプレートには、“Happy Wedding”の文字と私達の名前が。しばらくすると、桧垣さんから「おかえりなさい」コールが入り、なんだか本当に“わが家に帰ってきたような”錯覚をおこしそうでした。
そうこうしているうちに、ディナーの予約時間19:30を過ぎてしまったので、急いでドアを開けると、偶然、島崎さんが通りかかって、そのまま5階にあるフランス料理レストラン「ラ・ペ」まで案内してくれました。角部屋だから偶然通りかかるというのはないような気がします。恐らく時間になったので、私達が迷わないよう、気を遣って案内していただいたのだと思います。リッツの中は、泊まるごとに親密性を増すために、通路が迷路のようになっているのです。

●美味しいディナーと楽しい会話
ここのディナーはコースで15000円から。この不況下にもかかわらず、ほぼ満席です。席につくと「ミックスジュースはいかがでしたか?」の第一声が。主人はこれでまた驚いていました。リッツの中のどこへいっても「結婚記念日」のことと、「ミックスジュースネタ」が共有されて話題になるのですから。
その後、お勧めの映画の007にでてくるというシャンパンで乾杯。出てきたお料理は独創的なものが多く、目で見て舌で味わって美味しい料理でした。
ところで、リッツの従業員のみなさんは、本当に明るく楽しく生き生きと仕事をしています。鳩の手羽肉フォアグラ詰め(?)のメインディッシュの後、「チーズを召し上がりますか?」と聞かれ、「チーズ大好きだから、頂きます!」と答えたら、「そうこなくっちゃ! みなさん、お腹が一杯といって結構召し上がらないんですよ」ですって。
メッセージカードまた、その後、デザートを持ってきたかたは、「シェフの自信のなさそうな文字が。。。でもスペルはあっていると思います(笑)」と、それぞれのお皿には“Happy Wedding!”の文字が書かれていました。人を楽しませようという姿勢は、土地柄でしょうか???
食事から部屋に戻ると、22時過ぎ。ベッドカバーが外され、パジャマが置いてあります。ふとテーブルを見ると、メッセージカードが。封をあけると、先ほどラウンジで撮った写真にメッセージが添えられていました。これにもまたまた驚いて、忘れられない結婚記念日を過ごすことができました。

●パジャマ事件
お部屋1リッツのベッドはとても気持ちが良く、家よりリラックスして眠れるような気がします。オットマン付きのソファーもゆったりできて、とても好きです。一週間くらい滞在して、このソファーに座ってゆっくり本が読めたら本当に贅沢ですよね。お風呂はとても清潔で、シャワーカーテンも2重になっていて、外側は白いコットンのカーテンになっています。洗面台も2つあり、普段だったらどっちが先かと考えますが、二人一緒に歯磨きできます。

朝起きてパジャマを畳んでいると、胸のあたりに「R.S」とイニシャルが入っているのに気がつきました。リッツカールトンだったら、「R.C」なのに、変だなと思い、主人のパジャマを調べると、「H.S」のイニシャルが。あれ? もしかして、マイパジャマ???

パジャマ 今日はリッツでのんびり過ごすことにしていましたから、ラウンジで朝食をとって、大阪駅まで散歩をして、戻ってからプールに行きました。レンタル水着を借りて久々の水泳。すぐに疲れてプールの外にあるジャグジーへ。これがとっても気持ち良くて最高なんです。前回も、結局ほとんど泳がず、ここで露天風呂のようにくつろいでいました。
パジャマのことが気になっていたので、アフタヌーンティをしに、15時ごろラウンジへ。(クラブ・フロアに泊まるとラウンジで好きなだけ?くつろげます)
そして意を決して、パジャマのことを聞いてみました。すると、
「パジャマはもちろんお持ちかえりください。このパジャマを着て、リッツを思い出してくださいね」。

やっぱり、リッツは凄いところです。大阪で記念日を過ごすとしたら、今度もリッツですね。 みなさんも、リッツに泊まるときは、是非、お誕生日だとか、こうしたいとか、リクエストしてみてください。それを聞いたリッツの人達は、がぜん、あなたのためだけの作戦を立てるのに張り切るはずです。そうすれば、100%忘れられないストーリーが待っています。

P.S.(1)
チェックアウトのとき、コンシェルジェの木原さんが、「作戦は大成功でしたか?。私は昨日チェックインされるときいなかったものですから」とおっしゃっていました。
大成功です。私があんまりうるさいのでそうは言いませんが、きっと主人はたくさんミスティークに出会って驚いていたと思います。無理やり書かそうと思っているレポートは、まだ工事中。。。
■ザ・リッツ・カールトン大阪URL: http://www.ritz-carlton.co.jp/
☆高級ホテル予約サイト「一休.com」でリッツに泊まろう!→
注)リッツは1室(2名)の料金です。お得に泊まれます(^^)

リッツカールトン大阪 空室検索


P.S.(2)
帰りは、会社の同僚お勧めの、近鉄鶴橋駅近くにある「鶴橋風月本店」によって、“風月焼き”を食べて帰りました。美味しかったですよ。
■鶴橋風月本店URL: http://www.walkerplus.com/kansai/gourmet/contents/kam267.html

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