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Foxryo's Note Pad
お仕事きつね 【 きつねのメモ帳 】
リーダーシップ
〜foxryoが参加したセミナー・講演などからの気づきメモです。本当にただのメモかも〜
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リーダーシップ

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+ 決意力
+ 反省力
+ 一番大切なことを大切にする力
+ ギャップを埋める力
+ 配慮力
+ 謙虚さ力
+ 多様な人たちとチームになる力
+ 視座を高める力
+ ゴーストに従う力
+ 冒険力
+ その場にいる価値を考える力
+ 聞き出し力
+ 自分に負けない力
+ 検証力
+ 素直力
+ おせっかい力
+ 誰かを応援する力
+ 楽しくなれることを探す力
+ お試し力
+ 信頼力
+ 明るく温かい力
+ ユーモア力
+ 慣れた思考法に陥らない力
+ WHY力
+ チャレンジ力
+ プロフェッショナル力
+ 自分を見つめる力
+ 出来ない理由を考えない力
+ 笑顔にする力
+ つながり力
+ 否定語を使わない力
+ 気配り力
+ 自分事力
+ できるまでやり続ける力
+ 開き直り力
+ レスポンス力
+ 価値を伝える力
+ 勇気づける力
+ いったん仕上げる力
+ 自分で何とかする力
+ 感動する力
+ 安住しない力
+ フィリピンの二人のリーダー
+ 時代にあった伝え方力
+ とことんやる力
+ プラスする力
+ 微力は無力ではない
+ 力を隠す力
+ 刺激を受ける力
+ 新たなものを生み出す力


きつねのお仕事

決意力 2015年 9月12日(土)

 「女子サッカーを文化にする」

その決意力が半端ない。

「テレビに出演していると、“リーグ前なのに練習しなくていいの?”と言われる。 でも、多くの人は、なでしこのゲームしか見ない。そして足を運んでみてくれる人ばかりではない。

女子サッカーリーグも見て欲しい。足を運んで欲しい。
そのために自分ができることをする。」
そう語っていたのは、女子サッカーの丸山桂里奈さん。
ドイツでなでしこチームを優勝に導いたゴールを決めたプレイヤー。

それは、2011年。現地から実家に電話をすると、両親が泣いていた。そして一言、こう告げた。
「待たせたね。」
陸上の選手としての才能を見込まれていて、中高一貫校に進学することが決まっていたのを、「どうしてもサッカーがやりたい」と蹴った丸山さん。 サッカーに触れた時、これまで難しいと思ったことがなかったのに、できないことが悔しいと思ったのだそう。上手くなりたい、その一心で、ずっとプレイしてきた。

ドイツのグランドでの出来事。
「光が見えたんですよね。シュートするラインがみえた。
 周りの選手も、キーパーさえも見ていなかった。
 そして、シュートしたあと、一瞬、何も聞こえなくなった。

 みんなが近づいてきてゴールに入ったことがわかった。」
きっとそういう奇跡のようなことは努力した人にだけ降りてくる、そう思う。
丸山さんのサッカーへの思い、なでしこチームの選手たちの思いに幸運の女神がほほ笑んだんでしょうね。

「恋するドライブ」って番組は、通常2回にわたってドライブするんですけど、丸山さんは1回きりで、ルートも横浜と、近場でした。おそらく、番組から声がかかって、女子サッカーをPRできるのなら、と出演をOKしたんだろうな・・・。

彼女の決意力に感動したfoxryoでした。

出典:BS朝日「恋するドライブ」2015年9月9日(水)放送


反省力 2015年 8月28日(金)

今日は、社内講演会の司会をしました〜。何年振りでしょう・・・。5年ぶりくらい? 参加者は予定では250人くらい。

終わってみると、自分の準備不足を反省してしまいます。 参加者の皆さんにどんな価値を届けるのか。そのために、2つのタイミングでのメッセージが重要だと考えました。そのタイミングとは、一つは、講演が始まるとき。そして、もうひとつは質疑応答が始まるとき。
講演が始まるときは、興味をもって聴いていただくためのつかみが、質疑応答では、質問が出やすい環境をつくる問いかけがカギと思って準備していました。

つかみはなんとかクリア。しかし、質疑応答の最初の問いかけが・・・。
参加者の皆さんに少し講演内容を振り返っていただくためにレジメの項目を話そうと思っていたのが頭が真っ白になってまい、開口一番、超ストレートに、「質問のある方おられませんか?」って始めてしまいました・・・。当然、出ませんね。

サクラでもない、前方に座っている人にふったところ、質問が出ず、事前にいただいた質問に入ろうかなと思っていたら、他の方から質問がありました。

もうちょっとうまくやれたらなと反省。

  • 「○○な観点や、□□な観点からいかがですか?」とか
  • 1分間シンキングタイムをつくって一番心に響いたことを話し合う とか
  • 鬼澤さんが高知で使っていた「良かったことと質問を考えてください」とか
要は、場をあたためる、環境を整えることができたら、自分的にも参加者にもっと価値が届けられたかも。

一番の反省点は、途中で「しつこいようですが、質問ありませんか?」といってしまったこと・・・。

ネガティブな発言でした。
“今日の講演はチャレンジがテーマ。質問にもチャレンジしませんか”っていうのも良かったんじゃない?とアドバイスいただきました。

確かに、講演会の主旨が伝わるような問いかけをするのも良かったかも。

あともう一つ反省が・・・。シメの言葉も主旨に合ったすればよかった。講師の方への感謝だけになってしまったのも反省点。

司会進行の役割って、講師と参加者をつなぐ環境をつくることなんですよね。講演会が成功したかどうかは、講演会の目的が達成できたか、つまり参加者に何を提供したかったかが伝わったかどうか。そういう意味ではアンケートで振り返ることができますね。

ということで、気づいたことを、今日の司会原稿に追加しておき、次回に活かそうっと!

1つ終わって反省する。そしてそれを次に活かす。「反省力」って大切ですね。


一番大切なことを大切にする力 2015年 8月24日(月)

土曜日の高知「やりがい創造フォーラム」で、ネッツトヨタ南国相談役の横田さんが、

「一番大切なことは一番大切なことを一番大切にすること。

私がこう言うと、“そんなこと、わかっている”と言う顔をしている人がいる。その人に問いかけてみると、家族が大切だし、大切にしているという。

“では、具体的にどんな行動をしていますか?”と聞くと、“家に帰ってます”・・・。

“では、この1週間では?”“1か月では?”と質問していくと答えられない。それは一番大切なことを具体的に行動できていないということ」
とおっしゃっていました。

そんな横田さんが、フォーラム後の懇親の会場に着くなり、200枚ほどのアンケートのコメント全てに目を通されていました。

人間性とは、「考える、発言する、行動する、反省する」であり、社員の人間性を大切にして経営されている横田さんが、自ら実践されておられる姿を目の当たりにして感動。

「今回はやり方を変えたし、内容も教えないようにしようと思うと抽象的になって伝わりにくかったんじゃないかと思ってね。(コメントを読むと)やっぱりそういうところがある感じがするね。」
反省タイムをとって振り返り、次につなげていく。その姿勢を拝見し、「一番大切なことを大切にする力」を強く感じました。

自分自身が何を大切にしていて、どう行動しているのか・・・。うーん、できてな〜いっ!


ギャップを埋める力 2015年 8月17日(月)

「こうなりたい」

志、夢、あるべき姿、目指す姿、ゴール、目標、・・・

時間を区切ったモノには、「死ぬ時に、周りからどう思われたいか」といったものもある。

いずれにしても、現状とそこに到達するまでのギャップをいかに埋めていくか。

今日、話していた経営トップはこんなことを言ってました。

「“チャレンジしよう”と言わなくてもいいんじゃない? それより、自分がどうなりたいのかが大事。それと現状を考えたら、何をすべきかわかる。そしてそのギャップを埋めることが、結果的にチャレンジになるんじゃない? だから、まずはいろんな知識に触れて、いろんな人と交流して、いろんな仕事をして、その中から自分がどうなりたいのかを明らかにすることだよ」
どうなりたいかもギャップの埋め方も、さまざまな知識や経験から得られる。ギャップの埋め方がわからないのは、それらが足りないのかもとふと思った。

でも、どうなりたいかさえ明確にできれば、ギャップの埋め方は誰かに聞くことだってできる。 そういう行動を起こしていくには、「なりたい度合」がどのくらい高い情熱や精度があるかにかかわってくる。

何だか簡単にギャップが埋められたみたいな感じだったんだけど、やっぱり「ギャップを埋める力」って絶対あるんだと思う。「問題がわかれば解決はできる」とかいう人もいるし、確かにそういう場合もあるけど、何かしらのエネルギーややり方の獲得が必要。

出来る人はできて、出来ない人はできない。その差はやっぱり、情熱と行動力なのか? 才能や運ではないことを祈るw


配慮力 2015年 8月11日(火)

明日からお盆休みのfoxryoです。
お休み中に検討したいと言われていたインタビュー内容をなんとか記事にして焦って送付。すると、ある部長さんから「ここ配慮が足りないんじゃない?」というメールが届きました。

ごもっともなご意見。

「約束したから、とにかく送らなきゃ」

という意思が働いたんです。

それはそれでいいんですが・・・。

先日ある方の講演で、プラスとマイナスの極があるとしたら、どちらかの極に振って、相手から意見を引出し、それを取り入れるという「高速フィードバック」なるコミュニケーション&仕事の効率・効果策を聴きました。プラスにもマイナスにも振らない中間の意見は、どっちつかずで何も生まないのだそう。なるほどなと納得しました。

しかーし、さすがに文字に残るものでそれを実行するには程度があるような気がしてw

とはいえ、「配慮力」とはまさにどっちつかず、コウモリ君的な、玉虫色的な印象を与えかねない?!

そんなことを考えつつ、やっぱり「配慮力」というのは大人のたしなみな気がする。

今回の場合、いろんな立場の人が読むことを考え
・事実に基づくこと
・誰もが受け入れやすい表現にすること
・わかりやすい表現にすること
・責任の所在を明らかにすること

が「配慮力」として求められるわけで・・・。

どれだけ配慮しても結局は「それは批判なのか」とか「間違っている」とか「誰が言ったんだ」とかなったりするんであれば、いっそのこと、マイナスに振りきってみるか、なんて思ったりしてw

一方、「配慮力」には行動に関するものもありますよね。

・先読みして準備すること
・相手の状況を知っておくこと
・相手のことを記憶しておくこと
・それらに基づいて声をかけること

その瞬間、瞬間、相手が何が必要なのかを様々な状況から考え行動すること。それが「配慮力」なんでしょう。それができている人ってなかなかいないですよね。
そうなれるように顔晴ろうっと♪


謙虚さ力 2015年 8月 4日(火)

昨日からどうも毒を持っているfoxryoです。

そう、それは昨日の歯医者さんでの出来事。夜眠っている間に歯をかなり強くかみしめているらしく、これ以上歯が削れないようにマウスピースをつくることになり、その型取り。

下の歯は1度目でとれた(当たり前)のですが、上の歯は3度目できちんと歯型が取れました。1度目の失敗は、口の中に入れた時点ですでに溶剤が固まっていました・・・。歯科衛生士、くすくす笑い。
続いて2度目、固まったから取り外すと言ったわりに、2回空気を入れてもとれずに、上唇の後ろを傷つけられ痛い目に・・・。3回目は先生が代わって処置し、型が外れました。しかし、おかげで型取り失敗。

そして3度目でやっと成功。外すのも先生担当。

3度目の歯型を取る際の準備が異常に長かったため、foxryoキレてしまいました。

foxryo「担当を変えていただくことはできませんか? 笑いながらというのはおかしくないですか?」

先生「申し訳ありません」

とだけおっしゃって、そのまま続行でした。

治療台から離れる際、歯科助手から「何度も型取りしてしまい、申し訳ありませんでした」と言われましたが、「何度も」で怒れたわけではなく、笑ったことに対して、プロとしての意識がないと感じたのです。この歯科医院の方針で、丁寧な言葉づかいをしようとしているのか、なんでも「お」をつけます。「お取り外しします」「口をおゆすぎください」・・・。やっていることがちぐはぐなんですよね。

foxryoがマウスピースをつくろうとしたのは、前にいた歯科衛生士さんがプロだと思ったから。その方は残念ながら辞められてしまい・・・。でももう、次回はマウスピースをGETすれば、この歯医者さんともお別れできるので、特に何も言わず会釈のみさせていただきました。いい歯医者さんに出会うのって難しそうな気がしています。(いやいや、そうじゃなくて謙虚って話では?)


そして、今日の毒。え?もう読みたくない???

朝、超急いでいて、JRと名鉄の間の乗換口で、名鉄の磁気定期が自動改札機の中で引っかかり・・・。駅員さんがすぐに対応してくださらず、乗りたかった電車に乗れませんでした。

「どうしてひっかかったのかなぁ」という駅員さんに、つい「乗りたかった電車に乗れなかった・・・」と言ってしまいました。

感謝すべきですよね。

もしかしたら、あのまま階段駆け下りていたら転んだのかもしれないし・・・。神様が急いでも乗れないよと戒めてくださっていたのかも。

毒を吐く前にまず感謝。そのためには、当たり前と思っていることにも多くの人が関わっていたり、それらの人の努力がある。それは、自分のためにしていただいている、ということに思い至ること、そして「謙虚さ力」が必要だと心から思ったfoxryoでした。しかしこういうことを口に出すって、忍耐力が足りなくなっているのかな。歳をとった証拠??? 


多様な人たちとチームになる力 2015年 7月27日(月)

性別、年齢、学歴、能力、国、人種、宗教・・・多様という言葉には、これ以外にも区別される視点も含まれるし、たくさんある。

そこには区別する人、が存在する。

そしてそこにはその人の常識や考え方がある。

いいかえれば、その常識や考え方が区別を生む。

人を区別しない。夢や使命や目標を掲げて一つのチームになる。
誰かがエライとかではなく、フラットで一人ひとりがそれらに貢献しようという、そういう組織をつくれたらきっと最高のパフォーマンスを生むのだろう。

パフォーマンスという意味では、能力にも多様性がある。その得手/不得手を支えあい、シナジーを生みあい、一人ではできないことをチームで成し遂げる。

そういうチームになるには、リーダーの品格や徳の上に成り立つ、メンバーからの信頼も必要。プロセスであれば、ボトルネックになることにあわせて全体を構成する、というやり方もあるけど、ニンゲンに対してはどうなんだろう。

「誰もが自分とは考え方が違う」という認識を持つことがまずは大事な気がする。ある役員がアメリカ人が日本人のリーダーを“BOSS”と呼ぶことは稀であるといい、自分は皆からそう呼ばれていたことが誇らしいと語っていた。その背景には「彼らを徹底的に信じる」というリーダーシップが介在していた。

となると、考え方が違う、と認識するとチームになれるという仮説はおしゃかな気がする。

結局は、リーダーの「みんなでこれを達成するんだ!」という熱い思いにチームのメンバーは突き動かされて最大のパフォーマンスをあげるということかも。皆さんはどう思われますか???


視座を高める力 2015年 7月15日(水)

視座を高めろ、と言われても
木を見るのではなく森を見ろと言われても
リソースもないのにチャレンジしろ、と言われても

どうしたらそういう思考から抜け出すことができるのか。

ちょっと前にテリーさんが、若者に「目標は大きく持った方がいい」と話していました。理由は、そのためにやるべきことがどんどん見えてくるから、そしてその行動を起こすことで知識やノウハウが増えて、チャンスがきた時に準備万端な状況に自分の身を置くことができるから。

そして今日ある社外の方がおっしゃっていたのは、基礎的なことを身に付けておくと、見えなかったチャンスが見えるようになる、ということです。たとえば、財務やIT分野のような専門性が必要な業務がわかっていれば、全くの素人より全体を見渡せるから課題も見つけやすいし、新たなアイディアも浮かびやすい。
それに「自分ができること」を自分自身で制約をかけてしまい、チャンスなのに「できないこと」として見過ごしてしまうこともなさそうです。

知識と経験が視座を高める。

一方で、自分が近視眼的になっていないか、気づくことも重要。
視座を高めるというのは結局は全体を俯瞰して物事を考えること。何かを学んでもそれを応用できないのは、学んだことどまりで応用ができていないということなんじゃないかなと思うんです。
リフレーミング(視点を変える)、という考え方も持っていると、物事を自分から離すことができます。

たとえば、この費用はどの部門が負担するのか問題w 会社全体で見ればどこがもっても一緒です。「自分の仕事はここまで」問題w これも部門全体で見たらどうなのか、会社全体で見たらどうなのか。もっといっちゃうと、社外を見てみたら、業界横並びだった、異業種がもっと優れたやり方で参入してきていた、グローバルで見るとチャンスがいっぱいあった、なんてことも。

じゃあ、時間やお金や能力やノウハウや技術や情報、すべてをもっていないと視座が高まらないのか。

リソースが足りない、と言って全部揃え終わったらチャンスはもう逃げていた、なんてこともある。まずは、リソースにこだわらず、思い切ってやってみる。その積み重ねが、「視座を高める力」につながっていくんじゃないでしょうか。


ゴーストに従う力 2015年 7月11日

攻殻機動隊 新劇場版公開にあたってのテレビ版では、どうやって彼らがこの部隊に入った(素子に入らされた?)のかが描かれていた。

はぐれもの−。

素子の所属していた501機関の兵士から彼女自身が「この、はぐれものが!」と言われていた。 そのはぐれものの集まりが草薙素子率いる攻殻機動隊。

「お前たちは私のパーツだ。パフォーマンスを発揮出来ないヤツはパージする」

「この部隊にいなければ、お前たちは犯罪者として逮捕されるか消される運命」

といって葉っぱをかけたり。

そして、決戦の時、素子は自分のゴーストに従い、挑む。
チームを巻き込まずに自分だけで。その覚悟が、「最後の命令だ。自分のゴーストに従え」と言わせる。

ゴーストとは魂。身体は義体化、ゴーストも電脳化でダビングができるものになってはいるのだけど、個人を特定する根拠となる唯一のもの。

そして、いったんバラバラになる彼らは、各自自分ができることをはじめ、つながっていく。そして素子のもとに再び集まった。「何故ここにいる」といいつつも、

 「お前たちは私が見つけた二度と集められない最高のパーツだ。」

パーツという言い方は、生まれた時から全身義体の素子にとっての最高の賛辞の言葉だと思う。
チームを信じている素子がカッコイイ。
空気を読むこともなく、自分のゴーストを信じ真っ直ぐ突き進む。そしてそれがチームの原動力に変わる。

 古いものにしがみつくもの
 己の利益を追求しようとするもの
 未来に託して漂流しようとするもの


そして、素子たちのように新たな世界を切り開こうとするもの。
エンドロールの途中に流れる映像は、桜満開の中、攻殻機動隊の面々がしばしの休息を楽しんでいる場面。それは、義体化していないトグサが普通の組織にないよね、と言っていたこと。この場面が、確か超昔のテレビ版の最初の場面につながる。

今回の映画は攻殻機動隊の始まりの話。そして、素子のゴーストを信じる力がチームを一つにしたカッコイイ物語だった。


冒険力 2015年 7月 4日

冒険者。インド航路を発見したポルトガルのバスコ・ダ・ガマ、北極に足を踏み入れたノルウェーのアムンゼン、南極横断を成功させたアイルランドのシャクルトン

無謀といわれるからこそ、それを成し遂げようと挑戦する冒険者たち。地球上のすべてが冒険しつくされたか、というとそうではない。まだまだ不思議なことだらけの地球。

120年前、「地理知識の普及と増進」を目的にNPO団体「ナショナル ジオグラフィック」協会が設立され、以来、地球の不思議を写真で全世界に届けてきた。

それらの写真は本当に美しいし感動する。

そして、それらを記録に残そうと様々な工夫と試行錯誤を繰り返してきたカメラマンの挑戦と執念にも感動。

中には100年前の写真も! 当時は、野生の動物を撮るにもカメラの望遠レンズがないから命がけ。水中カメラがない時代、まるで宇宙服のようなものを着て海底探索。これも命がけ。
フラッシュがない時代、岩に掘られた巨大な彫刻のすごさを伝えるために懐中電灯で照らして撮ったり。赤外線カメラがない時代には、カメラを隠しておいてリモコンでシャッターを押した瞬間フラッシュがたかれて逃げ惑う動物の躍動感を撮ったり。

地球の生命の躍動感を写し取ろうとする使命感と「冒険力」がさまざまな発見を生み、見る人の感動を呼び起こす。

【冒険】[名]危険な状態になることを承知の上で、あえて行うこと。成功するかどうか成否が確かでないことを、あえてやってみること。 by デジタル大辞泉
冒険って、やっぱすごい。ロマンとそれをやり遂げようという強い気概がある。「できる」と信じ、仲間をふるいたたせる熱が自然と伝わっていく。そう、これらの写真は仲間の協力なくして撮ることは不可能。

ちょうどいま、名古屋新栄のテレピアホールでナショジオ展が開催されていて(〜7月12日)、それらの写真はどれも圧倒的な意思を感じる。冒険の力は、見る側にも迫ってくる。
いまとは比較にならない時間と労力をかけて、ためにためて、瞬間を切るとるからこそ伝わってくる。
ファストフードではなく、中国4000年の中華料理って感じでしょうか(違)。

日々の仕事の中で冒険力なんて必要ない、とも思えたりするけど、この世の中に、正解はないとすると、当たり前と思っている中に、すごいものが隠されているかもしれない。まだまだビジネスにおいても人類未踏の領域はある。

冒険力を発揮して、ワクワクしながら「できっこない」と言われることに挑戦したら、新たなものをきっと見つけられる、多くの写真はそれを物語っていた。顔晴ろう♪


その場にいる価値を考える力 2015年 6月25日

2日間にわたる研修運営で感じたこと。それは、その場にいる誰もが「その場にいる価値を考える力」が必要だということ。

参加者が? 講師が? 事務局が?

誰かじゃなくて、全員。

事務局は講師がレクチャーしやすい環境づくりを、そして、参加者が積極的に受講できる環境づくりを。たとえば、プロジェクタの表示がクッキリ見えるようにタイミングよくON/OFFすることから、空調や、休憩時のドアの開け閉めまで配慮をすることまで。
事務局のPCを打つの音が大きくて受講生が講師の声に集中できなくなるのはNG。

例示しだしたらキリがないですね。
自分がその場にいて何ができるか。ずっと後ろにいるだけで何もしないというのは何か違うなぁと思う。

受講生のその場にいる価値は、もちろん積極的に学ぶこと。そこにいる時間を上司や職場の仲間から期待をもってプレゼントされているわけだから、発言し、さらに学びを深めよう、行動へととりいれようとする姿勢が求められる。
「こんな研修何で受けなきゃならないんだ」「上司が行けって言ったから」という姿勢ではNG。

講師はもちろん受講生の学びを引き出すこと。意見が出にくいとみればYES/NOで答えられるクローズドクエスチョンにするとか、自分の体験を話すとか、他社の事例を使うとか、場があったまってきたら「それを掘ってみるとどうでしょう?」とか「これについて話したい人は?」と問いかけたり。
受講生の反応をものともせず、自分のペースで話すのはNGですね。


これらの行動の差はなぜ生まれるのか。

そう、「その場にいる価値を考える力」があるか/ないか。

普段の仕事においてもそう。それが考えられれば自発的にアイディアもでるし行動もできる。誰かに命じられたからやっている、では臨機応変に対応もできない。いつまでたっても「やれ」と言われたことしかできなくて、何故怒られたのかも気づくことはできない。

昨晩、スタバでスコーンを買ったとき、スタッフの方のコミュニケーションにとっても癒されました。たかがスコーン2つ買うだけなのに「お仕事帰りですか?」とか「スコーンは明日の朝食ですか?」とか笑顔で声掛け。この行動も「その場にいる価値」を考えた上でのものだって思える。

「その場にいる価値を考える力」って仕事だけでなくて人生においても大切ですよね。うん。時々、自分本位になってしまうときはこれを思い出そう。

自分は何故ここにいるのか。何ができるのか。


聞き出し力 2015年 6月18日

チャレンジしている人って、「オレ/ワタシ、チャレンジしてるんだー」とは言わない。
これまで社内でチャレンジしていると推薦されてきた人や経営トップのインタビューを通して、そう確信している。自分でスゴイって言う人はすごくないと思う。

彼らは考え方がただ単に前向きというのではない。姿勢というのでもないし・・・。

器なのかなぁ。

ま、そんな中の一人のインタビューで、チャレンジするにも、その前に必要な力があるんじゃない?っていう話になって・・・。

それを称して基礎力、と言っておられましたが、言い換えると人間力かなぁと思う。「人との距離を詰める」という言い方もされていた。

要は、どんなに厳しいことや理不尽なことを言われても、何度でも話をしにいく、ということ。 話題をいろいろ変えながら、相手と自分とのギャップを見つけ出す。

それができれば、相手との良好な関係作りへとつながり、その結果、信頼を得られることになる。

相手のことを聞き出す力を持っている人は、「あいつなら」といろんなところから声がかかるようにもなる。仕事は人との信頼関係があれば、知識やスキルがなくても何でもできるんだそうです。だから彼は「基礎力」といっていたんですね。

その基礎力の前にあるのが、foxryo的には「聞き出し力」。そのための話題力だったり、人間に対する好奇心がいるのかも・・・。この話題は結構深いかも。皆さんはどう思われますか???


自分に負けない力 2015年 6月15日

 「明日の自分が今の自分を見た時に胸を張っていられるように。
  そんな今を過ごし続けたい。」

そうインタビューに答えるフィギュアスケートの羽生結弦選手を今日のニュースで見ました。

彼は、そういう考えで毎日を積み重ねているから進化できるのですね。

そして、次のオリンピックに向けた課題について、

「勝ちたいから4回転を3度やるわけじゃない。
 楽しみながら滑り込み、勝負に出られるような状態にするのが先決」
とも。

どこに価値を置くのかもハッキリしている。

誰かと比べるのではなくて自分と比べる。そして目標も常に自分を超えること。

誰かからの期待を自分のモチベーションに替えるのでもない。

ちょっと前に「“誰かのために”というモチベーションは、その対象がいなくなったらどうするのか」という問いを何かで聞いた。

誰かのため、であっても、貢献するためには必ず自分の能力をあげているはず。そうした能力、強みを次の何かに活かせばいい。誰かではだめだ、と思えば、自分の使命を決めてまた歩めばいい。

普段、のほほんと過ごしているfoxryo。とはいえ、これでも「いい会社を作りましょう」と日々自分なりの努力を積み重ねています。それは、自分自身のスキルアップや情報収集だったり、周りの人だったり、他部門にだったり、経営トップにだったり、とのコミュニケーションなど。

明日の自分が今の自分を見た時に胸を張れるか、かぁ。

今日はある役員さんとのアポイントをすっぽかしたfoxryo・・・。すでに明日の自分があきれているかも・・・、

皆さんはきっと「自分に負けない力」を持っているはず。大丈夫♪


検証力 2015年 6月 8日

今日は2回もイントラネット内の公開後の記事を修正・・・。1回目は新製品の写真とカテゴリー名。2回目は、リリースの月の修正。

1回目のは、その製品を担当する事業部の方から。2回目のは、通りすがりのいい人から。

自分の知識不足と、確認不足を反省。”At your side"であるなら、その事業に関わる人の気持ちになって検証しなければ・・・。誤った情報を読んだ人たちは、かなりガッカリするはず。少なくとも自分が自部門が関わる内容で間違いを見つけたら、ガッカリする。

自分で検証できないなら、

  • 良く知っている人に確認を依頼する
  • 関係者にダブルチェックを依頼する
その前に、自力で
  • 参考になる情報にアクセスして正しい情報を得る
  • 思い込みを排除して、まっさらな目で見直す
一方で、公開までにそんな時間がないというなら手分けしてことに当たる。

こうしてみると検証力には、自分も含め、客観的な目が必要ってこと。

今日は別のサイトの記事を書いた後、テストページができてきたら、自力で2つ気づきました。
一つは、区分に対応した内容になっていない箇所があったこと、もう一つは、「ダイバーシティ」とか「マイノリティ」とか「ロールモデル」とかのわかりにくいカタカナ語があったこと。

Wordで文章を書いていたときは気づかなかったのに、Web形式で美しくなると急に真剣に見直している自分がいる。Wordの段階から気づけるといいんですよね・・・。

ま、いずれにしても、周りの人の検証力もお借りして(←結局、反省なし?)、より多くの仲間に向けて、正確さも含め、より質の高い情報発信をしていくという使命を果たしていきます♪


素直力 2015年 6月 1日

「なんでそんなこと言われなきゃならないの?」

って感情が先に立つと、そのあとの言葉が入ってこないもの。

深呼吸して、「それから、それから?」

って耳を傾ける。
仕事はプロに徹する。プロっていろいろ定義があるけど、やっぱりその業務の目的を効果的・効率的にみんなの協力も得ながら果たすこと。

そうであるなら、みんなの知恵を借りるのが一番。
気づいたことがあればどんどんいってもらって、どんどん良くすればいい。自分のベストは他人から見ればベストじゃなかったり、視点が抜けてたり。もちろんその逆もあるけど。

「それは間違っている」とか「おかしい」とかいうことを論理的に説明しようとする時間は無駄。「そう思うんですね。じゃ、これではどうでしょう?」と自分の責任において代案がいくつも出せればいい。

つまり、素直に聞く力があれば、そこで余計な感情が入ることがないから、そのあとの思考や行動のスピードは早くなる。

「悩んでいる間は、考えていない」by 大久保寛司さん

【すなお】 by デジタル大辞泉
1.ありのままで、飾り気のないさま。素朴。
2.性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさま。従順。
3.物の形などが、まっすぐで、ねじ曲がっていないさま。
4.技芸などにくせのないさま。
5.物事が支障なく、すんなり進行するさま。
ほら、「素直力」ってすごくない?

2番の「従順」というのはちょっと違うような気もするけど。いろんな人の良いところをどんどん吸収して、様々な視点を持って、竹のようにまっすぐに成長できそうじゃない?

まずは人の言うことを素直に聞く。そして、その上で自分の意思を打ち出す。それが「素直力」かな。皆さんは「素直力」高いですか?


おせっかい力 2015年 5月15日

【おせっかい】出しゃばって、いらぬ世話をやくこと。また、そういう人や、そのさま by デジタル大辞泉
ふむふむ、おせっかいの意味はわかったぞ。じゃ、「おせっかい力」のある人は、「いらぬ世話」ができる人かぁ。じゃあ、「いらぬ世話」ってなんだろ。

「いらぬ」は抜いて、「世話」だけだと
【せわ】 1 面倒をみること。尽力すること。 2 間に立って斡旋すること。取り持つこと。 3 手数がかかってやっかいであること。面倒であること。 4 世間の人がする話。世間の言いぐさや慣用の言葉。また、日常語や俗語。5 通俗的、また庶民的であること。 6 「世話物」の略。  by デジタル大辞泉
ほぉ。世話はいい意味ですね。そうすると、意外に「おせっかい」っていまひとつの意味になっちゃうのか。でも、「面倒」って、
【めんどう】 1 手間がかかったり、解決が容易でなかったりして、わずらわしいこと。また、そのさま。 2 世話。 3 体裁がわるいこと。見苦しいこと。また、そのさま。  by デジタル大辞泉
って意味なわけで、そんな面倒だと思うことを誰かについついしてしまうなんて、すごく相手との間のハードルが低い人なんだと思う。つまり、相手のことが自分のように感じられるんじゃないかと思う。相手のことを心配してしまうんでしょう。

でも、相手がいらないと思っている世話をわざわざするなんて、勇気がある人だと思う。相手から嫌がられたり怒られたりすることだってある。それでもやれるということは、 Give and given な考え方の人だと思う。

見返りを求めず、相手に喜んでもらいたい、成功してもらいたい。

今日のNHKドラマ「まれ」で、主人公が自分の作ったケーキを先輩に譲った時、
「誰が作ったかはどうでもいいこと。それよりもクリスマスに家族がケーキを囲んで楽しく過ごしてもらいたい」
と言ったとき、すっごいおせっかいだけど、カッコイイ!と思った。

「おせっかい力」って、自分の価値観によって生まれるような気がする。一流のパティシエになるには日々努力だけど、「お菓子を食べた人を幸せにしたい」という価値観があるからこそ言えたのだ!

自分の揺るぎない価値観をもって、いい意味での「おせっかい力」を磨いていこうっと。


誰かを応援する力 2015年 5月15日

今日は展覧会の絵を見に行きました。「知り合いの絵があるから」と誘われたからです。「お花を持って行った方がいいかしら?」、「あそこに座っているのは彼女では???」といろいろ心配りをされている。

そして、その絵の前に立つと、絵のタッチや「こういう風にリアルに描けるの、すごいよね」と気に入ったところを見つけて、foxryoにもシェアしてくださってました。

そういうところに、「誰かを応援する力」を感じます。

foxryoはとっても絵を見る時、とっても我儘なので、ざぁっと見て、自分が欲しい絵をじっくり見に戻ります。そこに「誰が描いた」というフィルターが入らない。 優しくないんでしょうねぇ。

そして、展覧会のあとの夕飯では、foxryoの快気祝いだといって、御馳走になってしまいました。どちらかというと(というかだいぶ)いつもfoxryoの方がお世話になっているのに・・・。そう思いつつも、御馳走になりました。受け取った心遣いは、何かの折にご恩返しをすればいいんですよね。次の世代に渡してもいいんだし。

ここでも応援していただいている気持ちがとっても伝わってきました。嬉しいです。

皆さんは、一生懸命やっている人が目の前にいたら、応援しますか?

たとえば自分がいっぱいいっぱいだったらどうする?
謙虚でいることって、難しい気がする。

「誰かを応援したって、何がいいことあるの?」という意見もあるかも。
でも、そこは応援された人はきっとわかっているから、誰かを応援しようと思うもの。

「誰かを応援する力」は誰かの勇気やあったかい気持ちになり、いつか自分を応援する力になる、ってことで。
周りの人の素敵なところを見つけて、応援する力を持っていよう!


楽しくなれることを探す力 2015年 5月13日

今日はある経営トップのインタビュー。どんなお話が聴けるか楽しみに出かけました。

次々と新たなことにチャレンジしているんですけど、どうして新しいことを見つけられるのか、とっても不思議でした。普通の人は現状に甘んじるものです。それは脳がそういう働きを持っているから。

そこから飛び出すには、どうすればいいのか、というか、どういう思考なのか???

結果的に自分がやりたいことをやっているわけだけど、自分がやりたいことができる部署に異動しているわけでもない。

突き詰めていって出てきたのは、「楽しくなれることを探す力」。

どんなところにいっても、楽しいことがないかを探す癖のようなものを持っている。

「つまらない」と言っていることが、つまらない。

そんなことを言っている間に自分が楽しくなれることを探してそれに取り組んでいく。

上からの反対にもあっていないようなので、どうしてなんだろうときいていくと、水面下でやって、うまくいきそうになったら話すとか、何を言われてもやってしまうという感じでした。

 「こんなことをやれたら楽しい」

を発見する力が相当強いんでしょう。

また、できない理由をいってくれたらラッキーとも思っている。理由が分かっているならそれを解決するだけでいい。解決するにはみんなの力を借りればいい。

できない理由も皆から聞き出すのもひょっとしたら、彼にとっては楽しいことなのかもしれない。

どんな小さなことにも自分が楽しくなれるポイントを見つけられたら、それはとっても楽しい仕事になる。うん、辛いと思うことがもしあったら、楽しくなれることを探してみよう。そして、自分も周りも楽しくできるようになりたいなぁ。


お試し力 2015年 5月 5日

JINSのPCメガネ 先日コラムに書いたJINSのPC用メガネ、買いました♪

お試し中です。

確かに、メガネのある/なしでは、光の強さが明らかに違う。

ただ、今のところ使い終わった後に、そんなに「ブルーライトがカットされていて疲れない〜」なぁんていうのは感じていません。

ブルーライトって、そもそも文字や図表認識のコントラストをつけるために必要なんだろうから、あきらかに違うくらい光がカットされたら読めなさそうだしというのがfoxryo的素人判断w で、このPCメガネのブルーライトのカット率は45%。レンズにちょっと茶色めの色でさらに強化されているものだと、確か50%で、価格ももう少し高かったような。

いずれにしても、医師と共同開発して、英国規格協会による「ブルーライトケア製品の企画開発・設計プロセスに関する規格」制度の第一号をとったのだから、きっと目にいいハズ。

GW明けからしっかり会社でも使ってみます。

そう、本題に戻すとですね(笑)、興味があるものはお試しする、「お試し力」って大事だと思うんです。

やったことがないことはやってみないと分からない。
知っただけでは、本当にわかったとは言えない。

だから、なんでも体験してみると面白い!

 「こんなの簡単だからやらなくてもわかる」
 「きっとこうなんだろうね」

と机上論で評論家ぶっていってるより、断然面白い。

目の前にY字の道があって、片方は難しいこと、片方は簡単にできること。で、簡単にできることばかりを選んでいると成長できないというお話もあったりしますが、そういうハードルの前に、

 試してみる

という小さな心のハードルを用意しておくといい気がする。
そしたら、試してダメだったとしても、「とにかく試した。そしてこういうことはわかった。」という自信になる。

そのうえで、


 今度はこうしてみよう。
 or 自分にはあわないから他のことをしよう。

という判断ができる。
もし上手くできたとしたら、同じようにに次の一歩が踏み出せる。それに、誰かから「やったことある?」と相談されたら自分の体験を語ることができる。

「試さない」という選択肢はなくして、「試してみる」というちょっとした勇気を持ってしまえば、突然目の前に現れるY字の道の角度も小さくなりそう。

試すだけなんだから、大丈夫♪

「お試し力」を磨いて、ケセラセラで次の一歩を踏み出そうっと。


信頼力 2015年 4月23日

信頼されていると期待は高まる。と同時に、ちょっと甘くなる?

甘くなるというのは語弊があるかも。信じているから待てるというか。

今日確認をしてもらったWEB原稿の写真に「もっといいのはないのかな?」という要望がありました。

手を抜いた、というわけではないのですが、そう言われるかもしれないなぁとはちょっとだけ思っていました。何故なら入手した写真のアングルやピント、輝度に諦めを感じていたんです。結果、提出したのはベターなものになっていて、ベストのものではなかった。

諦めていたけど、要望には応えたい・・・。複数枚を組み合わせて、輝度を調整したりして、なんとか合格をいただきました。

「あなたなら、もうちょっとうまくできるでしょ」という信頼力を示されると、応えたいって思うんですよね。

人を信じる力って、意外に心が弱いと難しい。

たとえば、何度も何度もがっかりするような出来事があると、依頼するのもおっくうになる。どう伝えるといいのか、手を替え品を変え、アプローチしてもうまくいかない。そうなるともう諦めてしまう。

諦めずにどれだけその人の可能性を信じられるのか。

ちょっとでもいいから、相手のいいところを見つける。信頼できると思うところを増やしていく。そういう積み重ねが重要なんじゃないかな。 信じてもらうことも同じですよね。

信頼力を高めたいし、信頼力をもって期待されたら応えたい。それがスパイラルアップしていくといい成果がどんどん得られそう。
心を強く持って、捉え方の角度を変えて、そして日々、実践ですね。


明るく温かい力 2015年 3月31日

今日は藤原先生のポッドキャストを聴いていて、やっぱりリーダーシップって、北風より太陽だよねと思った。

藤原先生が拠点を置く遠山郷に再びテレビ取材がやってきた。その理由はタレントさんが触れたある人の人情。人はやっぱり明るくて温かい力に引き寄せられる。観光も綺麗とか美味しいではなく、次の段階に来ている。

明るくて温かい力は、もう人間力としかいいようがない。おもてなし、とはまた違って、「あの人に会いたい」と言われるくらいのもの。その人に会うと元気になっちゃう、という、あれですw

ビジョンも、戦略も計画も明確になっていても、そこへ向かえない。そこに明るく温かい力がないと何のためにやっているのかわからなくなる。

100人に1人、暗くて冷たいのが好きな人がいるんだそうです。そういう人は、明るく温かい力のある人と話すと落ち着かなくなる。確かにそういう人も、いますね。

テリーさんと話すと元気になれる。ミスターと話すと元気になれる。うちのトップの皆さんと話すと元気になれるのは、明るく温かい力があるからなんだ。

ぽかぽかと暖かかった今日、普段の1/10くらいの速度で散歩をしていると、蝶や鳥だけでなく、子供たちからシニアまで、多くの人を見かけました。一眼レフカメラを持つ男性、スマホ片手の女子高生、髪に落ちた桜の花を挿してもらっている女の子。それはまさに桜の明るく温かい力に惹き付けられた人たち。

そんな会社の雰囲気を醸し出せるにはどうしたらいいかな。
「うわーやっぱりこうでなくっちゃ」とか「あったかいよね、頑張れるよね」とか、「なんだかわかんないけど楽しくなっちゃうんだよね」とか。

そういう情報発信をこれからも顔晴ろうっと♪


ユーモア力 2015年 3月24日

 ユーモアの受け取り方は男女関係ない。ユーモアでパキスタンを変えていきたい−

そうおっしゃっていたのは、40年前パキスタン初の女性漫画家となったナザルさん。
以来、「GOGI」という若い女性を主人公に社会を風刺した漫画を描き続けています。

たとえば、GOGIがいる落し物カウンターの後ろの棚には「マナー」や「思いやり」「女性の教育」などが忘れられています。また、モラル向上の広告をバスにペインティングしたいと依頼されたときには、神聖なコーランの一文を引用しました。広告主も降りたこの企画、「神聖なコーランを引用したいいバスだ」と聖職者から絶賛を浴びたといいます。コーランに書かれていることは、パキスタンでは心から受け入れてくれるのだそう。

そういうナザルさんも男女格差の中、この漫画を描き続けていました。子育て中は、朝4時に起きて描き、読者からの手紙も読む。頭を使うことは誰にも邪魔されない環境が作りたかったといいます。

一方、ユーモアだけでは伝わらない。コーランの引用もそうですが、何より共感を呼ぶのは「物語」となっていること。

教育の大切さを訴えた漫画を描いた時、それを両親に読み聞かせた15歳の少女がいました。 読み終わった時、父は「学校に行っていい」と初めて言ったのだそうです。

共感を呼ぶことができれば、社会を少しずつ変えることができる。ナザルさんは、マララちゃんのスピーチを引用していました。よきことはカタツムリの速度で進んでいくんですね。

「1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます。」by ノーベル平和賞を受賞したマララちゃん

●出典:今日放映されていたNHK「アジアンボイス」


慣れた思考法に陥らない力 2015年 2月24日

新たな発想や新たな視点を持っていること、ゼロベースで考えてみること。そういったことって意識していないと、ついつい「いつも」や「前回もこうだった」と思考停止してしまう。しかもそれに気づかない。

そうならないようにするには、どうしたら?

カマスの例えでいくと、新たなカマスを水槽に入れること。

では人間界で新たなカマスとは?

そう頻繁に自部門に誰かが異動してくるわけでもないですよね。そうなると、それに関わる他部門の仲間の知恵を借りる、もしくはまったくかかわりのない部門にプレゼンしてみる、異業種のベストプラクティスと比べる、などなど。

「どうして、こうなってるの?」という問いかけは、とっても貴重。

ついつい、「それは、これとあれが・・・」と自己防御の説明をはじめがちですが、そこは大人になって(笑)、「どうなっているといいと思われたんですか?」と聞きかえすのがいいんでしょうね。

手戻りのないプロセスを作るには、「理論と仮説を立て、数値化すること=見える化すること」と先日ある部門のチャレンジャーから教わりました。

最近どうも仕事が遅れ気味なのは、悩んでいる時間が多いのかも。即断即決。そしてフィードバックを早めに受けて矯正していくのがいい気がする。

「忙しい」とかいって心を亡くさず、たった一つの仕事に向き合うには、慣れた思考法に陥らないことが大事なんだと感じています。


WHY力 2015年 2月18日

ナゼナゼ5回とは、よくいったものです。

それは何のためにやるのか。

必要だからやる、ではない。
昔からやっていたから、ではない。
他にやり方わ知らないし、ではない。
どう変えるかわからない、ではない。

理念共有はなんのためにするのか。

知らないあいだに、計画たてたから、とか、本社が言ってるから、とか、自分たち主導ではなくなっていってしまうことがあります。

そんな時は、やっぱり原点に戻る。

理念を共有して行動する。
その行動が自分も周りも誇らしく思う。
そして、会社も成長してく。

そのために、ゆっくりゆっくり、けれども着実に。だって、一朝一夕で組織の風土は変わらない。

「WHY力」を磨いて、周りにもっと広げていきましょうっと。


チャレンジ力 2015年 2月10日

 「チャレンジしなさい」
 「チャレンジしよう」

語尾が違うだけで言われた本人の意識は変わる。恐怖で支配するリーダーシップであれば前者。相手の自主性を引き出すリーダーシップであれば後者。言い換えると、北風と太陽のリーダーシップ。

ただ、太陽のリーダーシップのようでいて、「チャレンジ」という言葉の定義によって北風になってしまう。たとえば、言っている本人がすごく大きなことを成し遂げた人だと「このくらいではチャレンジに思われないのでは・・・」といったプレッシャーを受け手に与えてしまう。もしくは、日々チャレンジしているつもりなのに、もっとチャレンジって?と「チャレンジ」という言葉に対してネガティブに捉えるようになる。

だから、定義が必要。

 スゴイことだけがチャレンジではなく、

「1%でも変えられたらそれはチャレンジ」

毎日1%でも変えられたら、それは365日でいままでの約38倍以上のスピードや価値になっているはず。

そして、チャレンジにつきものなのが失敗。大いに失敗をすればいい、とは言うものの、考えた末の失敗であることが望ましい。何故なら、失敗から足りない視点が見つけ出しやすいだろうし、二度と同じ失敗を繰り返さない意識も生まれる。ある意味、失敗も効率的にやるべきなのかも。仮説検証を繰り返し、新たなレベルでのチャレンジに向かっていく。それが「チャレンジ力」かな。

ただ、考えてばかりいてチャレンジをしなかったら何も得られない。一歩を踏み出す勇気も必要。自分だけで考えてないで、自分の夢やチャレンジを周りに語って巻き込むのも一つの手。

変化の激しいこの時代、失敗なくしてレベルアップなし。みんなで明るく楽しくチャレンジできると一番いいんだろうな〜。


プロフェッショナル力 2015年 2月 7日

今日は3人のプロフェッショナルを感じる映像を見ました。そのうち2人は、NHKプロフェッショナル仕事の流儀の「清掃のプロ」スペシャルに出ていた方々。お一人は、羽田空港でビル清掃をする新津春子さん、もうお一人は窓ふき職人の羽生田信之さん。

新津さんは「心の余裕(やさしさ)を持つこと」。それができるようになってから、掃除をしていると「御苦労さま」といった声を掛けられる変化を体験したのだそうです。それまでは完璧な清掃をすればいいと周りのお客さんがみえていなかったのだとおっしゃっていたのも印象的でした。

そして羽生田さんは「いつまでも初心を持って、仕事を怖がる心を持つこと」。高所での窓ふきは一歩間違えば命にかかわります。ある時、部下が負傷し、そこで事故の原因をつきつめていくと、初心者は仕事が遅くても仕上がりが良く、事故も起こさない」ことに気づいたのだそう。以来、永遠の初心者でいられることがプロなんだとおっしゃっていました。

最後の一人は、猫を撮らせたら世界一の岩合光昭さん。津軽での撮影現場で、「寒い日に猫が白い息を吐く瞬間を撮ってみたい」「猫がネズミをつかまえる瞬間を撮りたい」とそのために何日も何か月も前から考えて臨んでいることを知りました。ネズミのは、ネズミが出るのはリンゴが実って地面に落ちる頃。その時を見計らっての撮影。そして、何時間もじぃっと猫の動きを待っている姿に感動しました。あれだけ集中できる岩合さんにプロフェッショナルを感じました。

3人のプロの仕事を見て、そして、こだわるところを知り、仕事の流儀というか仕事への思いは一人ひとり違うんだ、ということを改めて感じました。やはり一人ひとりの経験からうまれてくるものなんですね。

foxryoの場合は、何だろう。相手にそれをしていただくことで、誰にどんな価値を生むのかを伝えること・・・かな。そんなにうまく伝えられるものでもありませんが、みんなスゴイことやっているので、それが上手く伝わるといいな。

みなさんのプロフェッショナル力はどんなことですか? 是非教えてくださいね。


自分を見つめる力 2015年 2月 3日

今日は節分。といっても、特に何をするわけでもなく。hideのインフルエンザは全快。タミフルの効力で2日目には解熱、その後も特にぶり返さず、明日から出勤です。
ここ数年、ずっと夜遅くまでガンバッているから、たまには自宅勤務で良かったんじゃないかなと思う。普段の何気ないストレスがつもるとウィルスに負けやすくなるのかとw

さて、今日は「自分を見つめる力」

その何気ないストレスが結構つもっていくっていうのは、多分、自分じゃ気づかない。責任感だとか信頼関係だとか、そういうものに知らぬ間に押しつぶされている???

たとえば、20代って、自分の好きなことをいい、好きなことをしていました。周りがそれを許してくれていたから。「面白くなくっちゃ、仕事じゃない!」と社内報に載ったことも・・・。

あの頃はきっと世界が狭かったんです。上司だけが敵(笑)で、その人に負けない知識をつけるために財務やITや製造部など、いろんな人から必要なことを自分の中に取り込んでいったっけ。いま、あの頃のような知識への渇望ってないんですよね。

その後の原価管理も秘書業務もそれなりの知識を学んだものの、「それなり」どまり。

そこから、経営品質に出会ったころが第二の知識への渇望期。20代のが自己顕示欲だとしたら、これは健全な知識への意欲。

ただ、この頃は、「教えてもらう」的なことが多かったかも。最近の体たらくに比べたら全くマシなんですけど。最近はほんとに引出しがどんどん古くなってアンテナも低くなってる。反省。

ん? 話が逸れていってる! ストレスの話だった!

20代から30代は自分でPDCAが回せていたのに、今は、それが自転車操業化していて、Pというか核となる戦略がおろそかになってる。だから、知らぬ間にやることが目的化してる。

だからストレスがたまるし、疲れる。やってもやっても、やることがいっぱい。目的に対してここまできた感を自分で持てていないんだろうな〜。

そんなことをたまには振り返ることが、見えないストレスを見えるようにすることにつながるかも。てことで、責任感や信頼関係もちょっとは関係すると思うけど、結局は自分の問題。

自分の問題、という点では、「自分らしく」とか「自分が楽しい」と思うか、もストレスを減らすにはいい方法だと思うんですけど、「自分らしく」って何? 
自分らしさも自分じゃわかんなかったりする。わかんないんだったら人に聞く、それが嫌なら、誰に何を言われても「楽しい」とか「正しい」方へ自分を振っていくことかなぁ、

そんなことを、昨日、病院で待たされている間に読んでいた本や、早めに帰った今日の夜に読んでいた雑誌の内容から考えました、マル。

皆さんはどう思われます??? そして、取り留めもない独り言に付き合っていただいた皆さん、感謝!


出来ない理由を考えない力 2015年 1月27日

今日は夜は冷え込んでいましたね。月が明るいのに北斗七星がキラキラと輝いていました。

さて、今日のコラムです。

「覚悟というのは、その瞬間にすでに動いている、ということです。」
これ、テリーさんから初めて聞く発言でした。先週のNHKのEテレ「知恵泉」の最後に言ってました。やっぱり、掘ればいろいろ出てくるかもw すごい人って、自分でスゴイと思っていないから、全部が当然なんですよね。社内で自ら仕事にチャレンジしている人をインタビューしていても
「別に大したことしていないんですよね。苦労っていっても・・・。」
ってなります。

なので、こういう時は、「じゃ、一番嬉しかったことは?」と切り込みます。

苦労していない、と思うのは、きっとどんな壁も乗り越えると覚悟しているから。

そう思います。

テリーさんの言葉を借りると、もう瞬間に動いているんですよね。しかも、できるまで。

foxryo的にも、「やるしかない」と覚悟している時は、不思議と「やっぱり、や〜めた!」とはならないです。

そこに出来ない理由はないんですよね。「出来ない理由を考えない力」というのは、言い換えれば「どうしたら出来るかを考えて行動する力」です。

確かに、初めてやること、苦手なことに直面すると躊躇します。出来るかどうかって不安になります。初めてやることは不安だし、苦手なことはできれば避けたい。

それでも、やってみようと覚悟できるのは、「0.1%」でも動けば、いつか振り返った時にスゴイ変化に見えるはずだから。人は死ぬまで成長する生き物なんですよね。

だから、出来ない理由を考えている時間があったら、小さくても動けばいい。それができなくても、目をそらさず、面と向かってみればいい。そこから得られるものが必ずあるはず♪ 明日も顔晴ろう♪


笑顔にする力 2015年 1月24日

今日は久々にミスターに会って、いろんな話をして心が軽くなりました♪ それはどうしてなんだろうと考えてみる。

ミスターはいつも笑顔でいるわけじゃない。真顔の時もあるし、不満げな時もある。

逆に、ミスターにからかわれているのに、本気で返してしまったり。今日も2度ほどありました。まぁ、内容的にはないよう、なんですけどw

表情ではないし、言葉でもない???

じゃあ、いったい何???

真剣な話をしているときに、真剣に返すのではなく、なんていうか煙にまかれるというか、もっとリラックスして考えなさい、という感じになるんですよね。

 「・・・ということは、○○ってこともあるわな。」

というような言い回しをされることが良くあり、おそらくそれは相手を否定しないとか、決めつけないってことのような気がして。そういうソフトな受け止めが気持ちを楽にするのかも。

うん、すべて疑問形で投げかけられるから、自分でどうなんだろうって整理ができていくのかも。

相手が考えることを担保する。指示ではなく、投げかけ。投げかけ、といっても押しつけではない、考えを引き出すようなもの。

あとは、そうだな。真剣さと穏やかさの同居かも。誰かを笑顔にできる力ってすごいなぁと思う。
でも、それは、自分を律するからできるんじゃなくて、自然体でできたら、すごくいいのに。「こうあるべき」と行動するのは、他者から見る自分を意識しているから。

まだまだ修行が足りないfoxryoでしたw


つながり力 2015年 1月 16日

というか「助けてもらう力」かもw

普段の仕事は部内のみんながサクサクやってくださってるので今日は自分がやらねばならいことに時間を割き、注力できました。ほんとなら、先週やり終えているはずのことだったので、反省。

で、何が「つながり力」か、というと、その仕事をやり遂げるには、2部門の協力が必要で、しかも今日お願いして、即日フィードバックをいただくという無謀なことだったのにもかかわらず、できちゃったことです。

片方は、電話で相談したところ、さらに3部門に依頼をかける必要があったんですけど、それもクリア。それは、その方と他の部門との交流や信頼関係がうまくいっている、ということなんだと推察します。

また、もう一方は、うちの上司との信頼関係がある方なので、電話すると事情を察して速やかに情報提供や確認をいただきました。

もちろん自分自身も、今回の仕事の目的を伝えて、「こうしたい」とイメージを明確にお伝えしていますし、普段のやりとりの中でも"At your side."で対応しているつもりですが、やっぱり、みんなの「つながり力」が効いていると思うのです。

そうでなければ、こんなに早くはできません。

仕事というのは、コンテンツだけでなく、やっぱり信頼に足る人物かどうかってことが、「つながり力」を生み、スピードや確かなクオリティへとつながっていくんだと改めて感じた出来事でした。

そして、今回、直接、間接にご協力いただいた皆さんに、心より感謝です(^O^)/


否定語を使わない力 2015年 1月 6日

今年のfoxryoの抱負「3つの“お”」

 ・驚かない
 ・怒らない
 ・怠らない

これだと否定語になっちゃうので、

 ・鷹揚
 ・大笑い
 ・おせっかい

とも考えてみたものの、しっくりこない。

一方で、否定語って本当にダメなの?と考えてみる。

「〜しない」というのは、foxryo的には、やってしまった場合、カウントが発生する。一方でポジティブなことってカウントしない。何故だろう。うまくいったことって、振り返らないという脳の習慣がついているのかも。

ほんとだったら、いいことだってカウントしなきゃ! もっとアピールしなきゃ! 悪いことだけ二度と起きないようにするのはナンセンス!

新聞もテレビもニュースって暗いものばっかり。海外のニュースもそうなんだろうか・・・。日本の文化がなせるわざ? 

しまった! このコラムのタイトルも否定語じゃんw

そうだ、いいことをもっとシェアしよう。そして、もっといいことが起きるようにしよう! 表現もポジティブにしよう!

そして、明るく楽しく元気に、自分を磨き、成長させていけるよう、肯定的な言葉をどんどんつかっていきましょう♪


気配り力 2014年12月26日

今日は、仕事納め。気配りには記憶力が必要だなぁと思った。誰だって自分のことを覚えていてくれたら嬉しい。仕事でも、自分の関わったものを細部まで覚えていることって、信用につながる。

そういうトップの姿を見ていると、自分は足らないなぁと思う。だからといって、記憶できるかというと、これがなかなかできていない。それは何故だろう・・・。

3つあげるとしたら、こんな感じ。

・相手の話を興味を持って聞いていない(エア頷き?)
・極度の緊張状態にある(特に初対面の人や出来事)
・そもそも細部まで記憶しようとしていない

うーん。いかにいい加減か・・・。

一つ目のをもうちょっと深堀すると、質問せず、ひたすら聞いているだけ、っていうのもあるかもしれない。

今日は、相手から聞かれた質問を、そっくりそのまま返してみた。ほら、たとえば、服を褒める人は、服を褒めて欲しい人だ、みたいな感じ。相手が質問してくるところは、相手が気になるポイントだったりします。

そうすると、意外に話が弾む。うん。これ、いいカンジ。相手の名前が思い出せなかったりしたんですけど、話しているうちに思い出せるし、相手がどんどん話すので、合いの手をいれるだけでいい。って、あれ? これではいつもの木阿弥で・・・。

でも、社内の人でも、みんな歴史あり。いろんな経験をしているんだぁと改めて思う。そして、「だからこういう考え方なんだ」みたいなところもちょっとあぶりだされたりして。

こうして記憶できると、次にその人と仕事をするときの役に立つ。

瞬間的に思い入れが強く、すっごく覚えているんですけど、数か月経つと忘れている・・・。相手から「○○でお世話になりました」なんていわれちゃったりして。これでは気配り力ゼロ。

なんかいい方法ないかなぁ。記憶力が悪い、と思い込んでしまうこと自体が、脳の働きを弱くしているのかもしれない。

また、「気配り力」には、記憶の側面だけでなく、行動の側面もある。わかっていても動かないっていうのはNG。言われなくても、やってある、っていうのが「気配り力」では基本。いま、何が起きているのか。情報を把握し、全体を俯瞰して、最適な行動をとっているか。
これができていると信用にもつながります。案外これができない人が多いし、foxryo的にも全く足りていません。気づいた時には誰かにやってしまっている、ってことが多い。

出来ない理由も3つ考えてみた。

・目の前のことだけに集中している
・情報をつかむネットワークがない
・全体を俯瞰するための経験やノウハウ不足

結論。「やってみなはれ」ですね。foxryo的には、人に興味をもつ、場数をこなすってところで、脳内制限をつけずに、何事もチャレンジってことで♪


自分事力 2014年12月23日

今日はあるワークショップの中で思ったことです。
周囲の人が巻き込めなかったとき、時間がないとき、そんな時に失敗したら・・・。

ついつい他人のせいにしてしまいます。たとえば、

 「あの人が反対している」
 「みんなが協力してくれない」
 「他部門から別件で忙しくなり、参加できないと言われた」
 「予算が下りない」
 「タイムリミットを短くされた」

などなどいろんな「言い訳」がでてきたりする。

「あの人」がだめなら、その人に事前に「どこを直せば合意してくれるのか」意見を聞く。 「みんなが協力してくれない」なら、リーダーを巻き込むか、一人ずつ攻めるかを事前にやる。説得ではなく、納得を得られるシナリオを創る。
「別件が忙しい」と言う人には、夢を語るだけでなく、他部門のリーダーも巻き込む。共感を得る努力をする。
「予算」はなるべく使えるリソースを探して、減らし、そのうえで関係者を巻き込みねん出する。
「タイムリミット」は、計画しているプランを提示し、段階的にどう進むのかを明らかにして見せる。

そう、なんだって、「やってみなはれ」なんですね。
そのことにどれだけ「自分事力」を発揮できるか。自分の信念や志まで落とし込めるか。そして情熱をもって取り組めるか。そんなことが何事においても重要だということを改めて気づいた一日でした。


できるまでやり続ける力 2014年12月17日

「私は失敗はしていない。ただ、9999回成功しなかっただけ。成功するまでやり続けるんだ」
とは、エジソンの言葉。
「失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに原因があるように思われる。 最後の最後まで、あきらめてはいけないのである。」
とは、松下幸之助翁の言葉。

そして、
「俺はあきらめが悪いし、捨てるのも嫌いなんだ。続けているとそのうち目が出ることを待っているんだな」
とはテリーさん。

やっぱり、何かを成し遂げようという強い意思を持った人は、できるまでやり続けるんですよね。翻って自分って、知識にしてもだいたいが広く浅く。情報の収集も中途半端だし、記憶力が悪いならメモればいいのにメモってなかったりして・・・。

来年は「できるまでやり続ける力」を磨かないとなと思う。ついつい安きに流れるし、適当すぎるんでしょうね(反省)

皆さんは、そんなことないですか??? やっぱりfoxryoだけ?


開き直り力 2014年12月12日

「開き直り力」って、foxryoにとっては、「I'm OK!と思える力」と言い換えられるのかも。でもって、突き詰めると、「自分を持つ」こと。

うだうだいろんなこと思っていないで声に出すこと、正しいと思うことはすること。

結局、相手の考えや状況にアダプト(適合)しようとしてしまい、あるべき姿に対して自分の考えも相手の考えも取り入れ新たなものを生み出そうとするアダプタビリティ(適応性)が高められていない。

たとえば「あの人がこういうから、それでいこう」という短絡的なのは、自分の考えがない、言い換えれば当事者意識ゼロと言うことなんですよね。

他人の考えの方が正しくて、自分の考えは正しくない、という思考の癖をなくすことが必要なんで しょうね。選択肢はいろいろあるし、ものごとには正解はない。

どうしたら、他人が正しい「You are OK!」、という思考の癖から抜け出せるだろう・・・。

何故、「他人が正しいと思うんだろう」って考えてみる。

・自分が正しいと思えない
・自信がない
・論理的じゃない
・思考の軸がない
・知識がない
・経験がない
・学んだことを再現できない
・さらに知識や経験を得るために動いてない
・時間がない
・当事者意識が持てていない
・本気でそうしたいと思っていない

foxryo的にナゼナゼを繰り返すとこんな感じ。

うわ〜暗い! 結局、落ち込む結果にw

これじゃだめだ・・・。そもそも命題が「I'm OK」じゃないw

自分にとって自信のないことについては、相手の意見に任せてしまう方が楽。ある意味、それでは思考停止であり、思考放棄。

今の自分を認めること、そして、相手が望むことを言おう(アダプト)とするのではなく、今の自分が思うことを素直に伝える。自分は自分でいいじゃない。

そう、「開き直る力」がやっぱりfoxryoには必要なんだろうなぁ。


レスポンス力 2014年12月1日

なんでも「力」シリーズ、いったい何本目なんでしょうw でもいろいろあるもんです。

さて、師走に入りましたね。そんな今日、テリーさんのレスポンス力に感動。
まだ日にちがあると優先順位を下げていたら、おっとビックリ、タイムラインは残すところ最大1.5日にまで迫っていました。

なんとか仕上げて、テリーさんに確認のお願いをメールしたところ、ほどなくして修正の上、返信されてきました。

今日はスケジュールびっしり入っていたはず。しかも出張の予定もあり・・・。

そんな状況であっても、ちゃんと応えていただけることに、感謝です。foxryoなんか、その資料作成でいっぱいいっぱいになっていたので、他部門からの「ちょっと打ち合わせがしたい」というリクエストも後回しにしたり、前の会議が延びて30分遅れたくせに、自分から別件でやらねばならないことがあるからと、早めに切り上げたり・・・。今日だけで2つもやらかしました。

あたふたせず、きちんと対応するためには、「備えよ常に」とともに、「レスポンス力」を高めることも大切ですね。

とはいえ、「レスポンス力」はただ早ければいい、ってわけけじゃない。それでは相手のリクエストには応えたことにはならないですよね。第一次対応という手もあるし、その時に適切な対応ができたらそれに越したことはない。

自分だったらどちらがいいか、っていったら、適切な対応をとっていただけたら嬉しい。そう考えたら、総合的な「レスポンス力」をあげたいものです。
うん、やっぱりfoxryoの場合、もっと堂々と応対できたらもうちょっといいかも。顔晴ろうっと。


価値を伝える力 2014年11月26日

歳を重ねてもなかなかできない「価値を伝える力」。それはおそらく、相手の状況や立場や考え方をしっかり把握できていない、というもっともらしい言い訳ではなくて、そもそも自分がどんな思いでどんな構想で、何をしようとしているのか、が明確になっていないからじゃないかと、今日、改めて思った。

それを伝えるために、「事実」は必要。一方で、事実だけでは伝わらない。

自分がしたいことをしっかり持ったうえで、その事実を使わなければ。

たとえば、ある数値が上がっている。上がっているということは、反響があったということ。では、その反響とは、良いものなのか、悪いものなのか。それを判断するための基準は、その仕事の「目的」。どんな「価値」を生み出したいのか、ともいえるかも。

うーん、わかりにくい説明だ・・・。

要は松下幸之助翁の電球磨きの職人に語った誰でもがイメージできる物語。灯がともれば子供たちは絵本を読み続けられる、内職をしているお母さんは夜に仕事ができる・・・。そういう素晴らしい仕事を君たちはしているんだ、的な。

「あの人がこう言っていた」から、「こうする」では、まるで根無し草のよう。そのたびに、揺れ動き、結果が出せなくなる。自分にも自信が持てなくなる。それじゃうまくいってもうまくいかなくても、他人のせいにして自分を過保護にする。何を言われても、「こういう目的」「こういう価値」という軸から、自分の考えを述べる。

そういうことができる人になりたい!

それにはやはり自分の考えを持つことが一番重要なんですよね。

「価値」を伝えることで、相手の納得や共感を得る。

foxryoもこれからも精進せねば。


勇気づける力 2014年11月18日

それは、「Yes!」で始まった。

・それはできない。
・リソースがない。
・また今度。

そんな言葉は必要ない。

これまで新たなものを創り出してきたじゃないか。
エンジニアの皆さんはモノ創りのスーパーマン。
モノ創りはロックだぜ!

なぁんていう感じで今日は海外販社のとある責任者が社内で話をした。こういう機会は滅多にないし、大勢が参加。

「勇気づける力」というよりも「自信を持たせる力」なのかもしれません。

「日本人はミスすると“あーあ”とがっかりする。でも海外に行くと、“ドンマイ、次はうまくいくよ”となる」と昔、ゴルフの宮里愛ちゃんがテレビで話しているのを見たことがあります。

前向きというのとはまた違うのかな。確信みたいなものを持って言っているような気がするんです。上っ面とか口先ではなく。

日本人だから、とかアメリカ人だから、というのは突き詰めていくと「個」なのであまり関係ないといえば関係ないのでしょうけど、失敗するのが当たり前という文化と、失敗したら恥ずかしい恥の文化の違いがあるのかもしれません。

今日の海外の責任者の話はきっとみんなに届いたはず。製造と販売。垣根は勝手に作っているだけ、一丸となってお客様に優れた価値を迅速に提供していきたいな。そして、やっぱり仲間っていいなぁ。


いったん仕上げる力 2014年11月12日

どんな仕事でも、「いったん仕上げる力」が大事。「いったん」がついているとこからわかるように、完璧でなくてOK。ただし、以下の要件があっての話。

  • スジだけはできている
  • こう考えた、がわかる
  • ここまでできている、がわかる
  • 3案(複数案)考えた
これらのいずれかがわかるようになっていたら「いったん仕上げる力」があるといえるかな。

一方、「あとは適当にやってくれるだろう」という意識はプロとして問題外。
「プロとは周りの人が感動や幸せを感じる仕事ができる人」と定義されるとすると、「後は適当にやってくれるだろう」はどう感じるでしょう?

誰かが適当にやるにしても、「適当」の部分は、せめて完成品とは分けておく。
っていうか、仕事の前提として、「いつ誰が何のためにどう使うのか」をしっかり聞いておくことができていないと、曖昧になり、いったん仕上げるにも時間がかかってしまうでしょうね。

こんな偉そうなことをいいつつ、それを聞いてもないのに手を出して、中途半端なことをしちゃったりしてw これではいけません。

「確認」というコミュニケーションの重要性を感じます。
仕事を効率的・効果的に進めるには、いろいろと工夫ができそうです。


自分で何とかする力 2014年11月 9日

 「自分たちでお米を売ろう」

40年前、そう考え、立ち上がった人がいた。

そして、それはいまでは、地域で「第二の農協」と言われるくらいの大きさに成長した。
カンブリア宮殿の録画を見て、うっすらとしか知らなかった自分の関心の低さを反省。

米の生産不足解消を目的に、1964年、琵琶湖に次ぐ国内2番目の広さを誇った八郎潟が干拓された。いまだったら生態系の破壊という視点で干拓できたのかどうかも疑問。その頃の国家権力はそれくらい強いものだったんだと時代を感じてしまう。

そして夢を抱いて投資をし、意気揚揚と入植した全国各地の農家の方たちを待ち受けていたのは、減反。しかも、翌年。

 「1/4の面積分は米を作るな、作ったら農協が買い上げないぞ、今すぐ刈り取れ。」

自殺者も出る。

・米を作らなければ、補助金を出す。
・自分たちで売るのはヤミ米だ。
ヤミ米は他県に流出させない、と検問を設けて取り締まる。

そんな国や農協のやり方に憤る涌井さん(大潟村あきたこまち生産者協会 社長)は、立ち向かう。

foxryoだったら、どうするだろう。いまでこそ、自分でお米を売る、という商売の仕方はハードルは低いけれど、国や農協からの何としてでも出る杭を抑え込もうという圧力や妨害に、心折れずに理想に向かって進めるだろうか。

・誰に売るのか
・どうやって売るのか
・配送はどうするのか
・誰が賛同してくれるのか

しくみを構築するのも大変だし、結果が出るまでには、おそらく気が遠くなる時間がかかったと思うのです。 それでも、今でも儲かる農業を目指し続けている。そこには、「自分で何とかする力」がある。

誰にも頼らない、と言うのがいいというのではなく、お客様を見て、そこに価値が届くビジネスモデルを模索し続けているのがスゴイ。
壁を超えるためには、まずは「自分で何とかする力」を発揮して、動くことが必要なんだと思う。その行動が、人を巻き込み、さらに大きな力になる。

変革の時には、強い思いを持つリーダーが現れる。きっとそういうものなんだと思う。


感動する力 2014年11月 4日

皆さん、最近感動したことって何ですか?
私は2つかなぁ。 ひとつは、直近のJIMTOFでの仲間の活躍
もうひとつは、10/19から22までのフィリピン出張での仲間の活躍

プライベートでは、意外に何にもなくて・・・。

感動する力が落ちてきているように思うんです。
foxryoの場合、何でも新鮮に見えるときって、感動しやすい。新しい人、新しい場所、新しい考え方、新しいやり方などに触れた時。

感動するって何がいいかっていうと、感動したことは忘れないし、自分の行動や、誰かに伝えたりするための原動力になる。自分を見つめなおすきっかけにもなる。ワクワク楽しく日常を過ごすこともできる。いろんなメリットありますよね。

 「あぁ、これ知ってる」
 「これは当たり前」

と思っていたら感動はできない。
では、感動する力を磨くのにはどうすればいいのか。

そこには、人や物事に対するリスペクトがあるんじゃないでしょうか。人によっては「感謝が大事」と言われることもあります。でも、何事にも感謝できるような心の状態って、リスペクトから生まれるんじゃないでしょうか。皆さんはどう思われますか?
一緒にワクワクする毎日を送ってみませんか?


安住しない力 2014年10月30日

毎日の仕事、順調ですか?

上手くいっている時、「このままでいいや」と脳が思います。現代で、「生存」という危機があるところは希少です。そして、人間の脳は、本能的に危機がないところに向かうようにできています。

家にいるとき、テレビを見ているのは楽しい。でも、本当にやりたいのはテレビを見たいことなのか、ってところだったりします。いつもやっていることではない、何かが自分の人生の幅を広げたり、経験を深めたり、さまざまな人の考え方を知ったり。

ただ、現状このままでいいのか、で考えるのでは自分を追い詰め、苦しくなります。 そうではなく、自分の人生の目的をどこに置くか、から考えて今を考えることがポイントになってきます。

「快適な領域」に居続けることは、悪いことではないのですが、もしもっと人生を豊かにしようと思ったら、そこから抜け出すことが必要なんですね。

仕事でも、現状に安住してしまうと、変化も受け入れられないし、それ以上のチャレンジもできない。人生の中に仕事がどのくらいのウェイトを占めるのかは人それぞれ。

変化を受け入れ、さらなる「快適な領域」へレベルアップしていくことは、なかなか難しいのですけど、「安住しない力」を発揮してみるのはどうでしょう。

もっといいやり方があるはず、とか、もっと成果が出せるはず、とか、もっと効率的にできるはず、とか、もっとうまいノウハウがあるはず、とか、模索していくことで、自分の成長、さらには会社への貢献もできるというもの。

「安住」は「思考停止」ともいえるのかも。人は死ぬまで成長し続ける。そうであれば、成長を楽しむためにも「安住しない力」を発揮して、新たなものとつながり、新たなものを生み出していくことで、楽しくなるんじゃないでしょうか。


フィリピンの二人のリーダー 2014年10月26日

フィリピンにグループ会社が2つあります。一つは工場、そしてもう一つは販売会社。どちらのリーダーも、とてもあたたかい、家族的な雰囲気を醸し出しています。

工場は、設立から2年で数人から数千人規模へと急激に大きくなっています。事務方も現場も日々チャレンジの連続。
そんな中でも、

「フィリピンの仲間たちの笑顔を損なわないように、笑顔でフランクに話しかけるようにしているんだ。英文を考えながら自然に話せるようになるには1年くらいかかったかな。」
と心を砕いている日本人のリーダー。
従業員の家族を招くファミリーデーを実施したりしています。

「フィリピンは英語で直接コミュニケーションがとれるからいいんだ」というのも、私から見れば、すごいな〜と思います。

これからさらに人が増えていく中でも、フィリピンに根差したいい工場になっていきそうな予感がします。

さて、もう一つは、販売会社。
ここはテリーさんが褒める財務体質的にも優秀な会社。さらに売上を伸ばすには、新規の取引先を増やしていく必要があります。

「新たな取引先を選ぶのって、売掛金の回収を含め難しいですよね」と切り出したら、
「自分が商談して“あなたと取引したい”と選んだ取引先だから大丈夫。また、営業のメンバーが選んだとしても、大丈夫。なんてったって僕が営業にアサインしたメンバーだからね。信用してる。」
っていう、フィリピン人のリーダー。
根本にあるのは、相手に対するリスペクト。社内も社外もない。そして、やはり「メンバーは家族」と思っている。この販社でもファミリーデーを先日楽しく開催したばかり。

この家族的な雰囲気が、うちの会社の強さだと確信しました。今回のフィリピン出張での二人のリーダーとのやりとりから得られた収穫ですね。二人ともカッコイイなぁ♪ foxryoも、もっとみんなと明るく楽しく役に立つ仕事をしたいな♪


時代にあった伝え方力 2014年10月23日

今日社内で出したメルマガから。「時代にあった伝え方力」というのはあるんだなと思う。ひょっとしたら時代という切り口だけではないのかもしれません。

ということで3つの題材をご紹介します。

まず1つ目。

 「夢なき者に理想なし、
  理想なき者に計画なし、
  計画なき者に実行なし、
  実行なき者に成功なし。
  故に、夢なき者に成功なし。」
とは、幕末の吉田松陰が語った言葉。

では、2つ目。こちらはどうでしょう。
 「夢のある者には希望がある。
  希望のある者には目標がある。
  目標のある者には計画がある。
  計画のある者には行動がある。
  行動のある者には実績がある。
  実績のある者には反省がある。
  反省のある者には進歩がある。
  進歩のある者には夢がある。」
最後に3つ目。
 「夢ある人に、目標有り
  目標ある人に、計画有り
  計画ある人に、実行有り
  実行ある人に、成果有り
  成果ある人に、幸せ有り
  幸せある人に、ロマン有り
  ロマンある人に、夢がある」
これらは時代を映している気がします。
生き死にが日常茶飯事の時代、そして自由な現代。 それそれの時代で響く言葉があるんだなぁと感じました。

皆さんはどれが響きます?

また、「ポジティブに捉えるといいよね」と朝の一言修行を続けていますが、は思うのですが、一方で、 何でもポジティブになればいいってことでもないとも思っています。

そういう時は、視点を変えてみて、物事の捉え方を変えたいなと思います。

あの人ならどう思うか、上司なら、他部門なら、海外の仲間なら、・・・。 今じゃなくて、1年後とか未来から見たら・・・。

捉え方を変えれば、物事が違って見えてくるかな〜と。
リスクが見えたりすることもあるでしょうし。 テンパらずに多面的に物事を見ることができたら「時代にあった伝え方力」が発揮できると思うのでした。



ちなみに、2つ目は評論家の吉田貞雄さんが言った言葉、3つ目は不明です。 


とことんやる力 2014年10月14日

 「♪思い込んだら 試練の道を
    ゆくが 男の ど根性 ・・・」

そんな歌を思い出したのは、Google ストリートビュー「らくだ」! (@_@;)

らくだっていうくらいなので、場所は、アラブ首長国連邦。
これまで、ストリートビューを作るのに、車や自転車はあったけど、らくだとは・・・。

ニュースの写真を見ると、らくだのラフィアちゃんのこぶの上に、機械がついている。

 「砂漠を撮ってどうなるの?」

と思うのですが、UAEの人たちにはきっと砂目がわかるんでしょうね。

そして、「これを撮ろう!」と決めた Googleのストリートビューのリーダーの決断がスゴイと思った。そして誰も反対しなかった Googleの組織風土も普通じゃない!

「とことんやる力」って感動を生む。

これも独自性の追求。誰もやらない。誰もやったことがない。新たなジャンルをこれからもGoogleは生み出し、私たちに提供してくれるのではないでしょうか。

☆ストリートビューらくだ URL


プラスする力 2014年10月 7日

事実や誰かが言ったことややったことを見て批判するのは簡単。特に日本人は、「恥」の文化もあって、欠けているところに目がいきがち。

確かに欠けているところを認識して指摘するのもいいかもしれない。ただ、指摘するのであれば、ロジックとともに、代案や解決策をもっていることが重要。

  「それ間違っています」

というだけでは、何も考えていないのと同じ。

 「ここができてないから全部NG」

とイチゼロで考えるのも、何も価値を生まない。

それまでの知見を活かす方向にもっていくことで

 「ここをプラスすると、もっとよくなる」

ということができる。

ゼロベースで考える、というのももちろんアリ。それならばそれで、どこができていないのかを論理立てて説明することが最低限できなくてはならない。いわゆるアカウンタビリティというやつ。

それも、論拠は、他者との比較ではなく、事実や状況を踏まえ、ビジョン、目的から考えたものがベスト。

他者との比較のわかりやすい例は、母親が子供によく言うあのセリフ。

「あの子はできているわよ」

と言うのと同じ。それでは納得感は生まれない。

再構築するにはいったんゼロベースで考える必要はあるけど、それにしても、ビジョン、目的から思考する。それが「プラスする力」なのだ。

foxryoも「プラスする力」を意識して思考&行動しなきゃ。


微力は無力ではない 2014年 9月27日

今年も岡崎でリレーフォーライフに参加しました。といってもまだ終わったわけではなく、24時間たすきをつないでくださっている仲間がいる。今宵は、細い三日月が空にかかっているので、歩くのは大変なのかも。みんなに感謝です。

今年はhideが自部門の仲間と初参加。うちの部門は多分、過去最高、4/7が参加♪

世界各地のリレーフォーライフで仲間たちが掲げている横断幕(?)も持って歩きました。これは台湾の仲間たちが自社の刺繍ミシンでロゴを縫ったもの。結構重いです。最初はアメリカの仲間たちが参加し、いまではグローバルに広がる社会貢献イベントになっています。

ルミナリエの光を灯すのに、私たちも参加。ひとつ、またひとつ、思いを込めて点灯しました。小さな子供たちも一生懸命灯していました。

微力だけど、無力ではない。いつもテラ・ルネッサンスの鬼丸さんに会うと、いつも「ほんの微力ですけど〜」と言ってしまいます。そうすると、「微力でいいんです。微力は無力じゃないんです」ときっぱりとそして強く言っていただけます。こうして書くことも、「テラ・ルネッサンスって?」と興味を持ってくださってリンクをクリックして、その活動を誰かに知っていただけるかもしれない。

それは、鬼丸さんのおっしゃるように無力ではないんですよね。

ガンにいろんな形で立ち向かう人たちと寄り添う。多分それだけじゃなくて、一人ひとりがさまざまな思いを持って参加しているような気がします。


力を隠す力 2014年 9月20日

今日は映画「るろうに剣心」を観に♪
その中で「強いものが勝つ。確かにそうかもしれない、だが、それだけではない。」的なくだりがありました。

生き残るという意味では、ダーウィンの進化論では「変化できたものだけが生き残る」。だから恐竜は絶滅してもゴキブリは生き残れる。ゴキブリって変化しているのかな? 

ま、それはおいといて、今回の「るろ剣」では、人間なので、違った意味をもたせてます。

強さにもいろいろある。腕力、脚力、大きく括れば身体能力、それから知力、精神力、政治力・・・などなど。

いずれにしても、その力をひけらかしたり、行使するのは、過信でしかない。

上には上がいるものだし、力で勝ったとしても、またさらなる力でねじふせられたりする。

競合企業同士でも同じ。

力によるつぶしあいになれば、その業界ごとすたれていく可能性だってある。

同じ土俵で戦わない。ブルーオーシャンを創造し続ける努力をする。

「誰かに組するための剣ではない」

いざというときに使える力を磨いておく。でも、それは誰かに見せる必要もない。

そういう「力を隠す力」って、すごくカッコイイ気がするのは、勧善懲悪ものの時代劇とかを観過ぎでしょうかw


刺激を受ける力 2014年 9月 2日

「人はストローク(刺激)を得るために生きる」
 by エリック・バーン(交流分析の開発者)

それと反対にある者は無視・無関心。
人はそれが怖くて自分に目を向けてもらうために無意識に失敗をしたりする。

ま、それはおいといて、今日はそういう講義を聴いていて、聴く人の姿勢にも学びがあった。

「で、どうすればいいのかわからない」「今日の講義は意味なかった」

なんて言ってしまうのは簡単。
一方で、講師の言うことを一言一句聞き漏らさず、メモをしている人もいた。重要なところにマーキングしている人も。最初は人の話を聴かず、受け止めてなさそうだった人が最後は少しだけ態度に変化があった。

それらの人たちは刺激を受け取り、自分のものにしようとしていたように見えた。

foxryoはというと、「あ、これ知ってる/知らない」で切り分け、「知らない」ところを重点的に聴いていた。それは、foxryoの思考の悪い癖。ある意味、知っている部分を聴いている時は、ゲームの犠牲者のポジションにいるのかもしれない。

刺激には、言葉や態度、表情、服装などいろんなものがある。挨拶一つだって存在を認める刺激。そして、コミュニケーションの結果は、受け取る人がすべて決めるので、相手によって自分の見え方は様々。

ただ、自分がプラスの心でいられないと、そういうことも考えられない。心がプラスであれば、自然と相手にもプラスの刺激を発することができる。

ということは前出の「学ぶべきことがなかった」と言った人は、ひょっとすると心がプラスでないのかもしれない。刺激を受けるにも、心のプラス/マイナスが影響するんですよね。

自分がプラスでいられるようになんでもない日常、当たり前だと思っている環境に感謝することも大切。心がマイナスだなと思った時は、プラスになるよう、小さなことを見つめてみよう♪

「刺激を受ける力」の感度もあげて、相手と自分の間の交流を深めて親和性を高めていこう、ヨシ!


新たなものを生み出す力 2014年 8月26日

社会に対して「なくてはならない価値を提供しているか」で会社に対する求心力が決まる。そして、その成果は個々人のそこへの共感度合に比例する。

共感度合は、どうやって決まるのかというと、それは、個々人の度量や社会人としての覚悟のような気がする。

そもそも、それらがないと、「新たなものを生み出す力」は生まれない。

帰属意識ではなくて、そこの会社に属する者としての貢献意欲。

新たなものを生み出すには、社会や経営の環境変化を捉えて課題を見つける、いまあるプロセスややり方を変えてみる、自分の価値観や考え方の癖を見つめる。加えてベストプラクティスに触れている、ということも変化を促進する条件になる。

見出すことはそれでできたら、そのあとは、どう形にしていくのか。

新たなものの価値を、最初に明確に示すこと。しかもインパクトとその納得感をもって。インパクトというのは、パラダイムシフト(今までの価値観が劇的に変化する)が起きること、たとえば、ケータイがスマホにとって代わりそうなように。

関わる人が同じ夢を追いかけられる。そういう状態になるよう、イメージしやすい内容と言葉を用意し、さまざまなタイミングで関わる人に働きかける。夢さえ共有できたら、そこまでいきつく方法は何でも良い。

そして、走り出すまで働きかけ続ける。反対にあっても軸をぶらさず、ある意味、意地になってしぶとくやりきること。天動説が地動説に変わった時のように無為な歳月をかけず、その企業が社会に果たす役割を新たに広げていく。それが働く人にとってもやりがいにつながるのではないでしょうか。
そんなことを、今日、とある会社のリーダーの方たちのお話を伺って感じました。


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きつねのお仕事
景気が低迷する中、株価を上げ、最近少〜し有名になってきたメーカーの会社員です。 お客様や市場の変化を素早く察知して、その変化に柔軟に対応することのできる「At Your Side」な企業文化を持つ組織作りを後方支援しています。
経営品質協議会認定アセッサー

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