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Foxryo's Note Pad

【電車旅】 三重 関宿でひなまつり

2019年2月17日(日)





関宿のかなたに、鈴鹿の山々がそびえる(眺関亭からのながめ)



江戸の風情が残る三重県亀山市の関宿。ここは東海道53次の47番目の宿場町。 天然さんとICカートの使えない亀山駅に着陸w
駅の改札を出ると、鮮やかな紅が目を引くおひなさまに早速出迎えられます。
そう、3月3日のひな祭りまで、いま関宿と亀山宿では「東海道のおひなさま」というイベント開催中。

まずは、足湯のある小萬の湯へ。この交流施設の中にもおひなさまや人形がたくさん飾られています。

この日はお天気もよく、赤みがかったお湯に足をつけながら、立ち寄る人たちはのんびり過ごしていました。あ、私達が、でした。知らぬ間に私たち3人だけになってましたw

ちょうどとめた駐車場から見えた中学校がかっこよかったので、ロバートに連れて行ってもらいました。中庭はまさに関宿の通りのよう。教室の中もすべて木で造られていて、ステキ。 いまどきの中学生は地域の中で大切に育てられていると感じます。



天平13年(714年)行基によって創建された由緒ある関地蔵院のあたりから、宿場町の風情が残っています。お寺の屋根がとても特徴的。見たことのない角度。昔々はきっと鈴鹿の山から大雪が押し寄せていたのではと思わせます。
境内では骨董市も開催されていてにぎわっていました。



そんなこんなですぐに時間はたち、お昼は関で有名なうなぎ屋さん、「初音」さんへ。
お膳のふたには、東海道53次の絵。さすが関宿です。



宿場町の方に戻って、家々に飾られたひな飾りを見て回りました。



老舗の和菓子屋「深川屋」さんでは、天皇家に献上する漆塗に螺鈿が施された美しい箱があったり、普段目にすることのないものがたくさんあります。旅籠だった「玉屋」さんでは、実物大の番頭さんはコワイですが、土蔵に安藤広重の浮世絵も展示されていて見ごたえあります。



関宿は徳川家康の直轄地だったので、家康御手植えの柿があるお寺があったり、両替商だった橋爪家には江戸時代のおひなさまが飾られていました。江戸時代までは御殿式(内裏)で、女雛と男雛の位置も今とは違うようでした。

お人形の顔がとってもつやつやしているので修理をされたのかと思ったら、昔のお人形の作り方が貝の粉で仕上げてあり、いまでも美しさを保っていると聞き、古来の技法のすばらしさを実感しました。

代々お医者さまだった大井家には、江戸時代に診療につかっていた籠もありました。ちょっと入りにくいかもしれませんがおひなさまも江戸時代のものがあり、とても素敵な空間でした。
この文化を大切にして、次の世代に受け継いでいくという関町の皆さんのあったかい思いが伝わってきました。



ツアコン ロバートのち密な計画のもと、西の追分から東の追分の伊勢神宮から遷宮の時にいただく鳥居まで駆け足で関宿の魅力を堪能しました。ロバートありがとう♪

イベントは、明日3月3日(日)まで開催されています。のんびり歩くのにいいところです。お時間があれば、ぜひ♪ 

☆イベント案内は、ここをクリック

☆関宿 案内URL(亀山市サイト):ここをクリック

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