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Foxryo's Note Pad

【冬ドライブ】三重県菰野 アクアイグニスとパラミタミュージアム

2018年2月4日(日)




アクアイグニスパラミタミュージアム

去年、三重県菰野町にある「パラミタミュージアム」に行ったときに、パティシエの辻口さんが美味しいイチゴが採れるから(確か・・・)と拠点を置いているアクアイグニスがすぐそばだというのにあとから気づきました。で、今回、hideがマリンバの演奏もあるし、パラミタミュージアムに行こうというので行先に追加♪ 御在所の山に向かって一本道はわりと渋滞気味。さて、どうだったんでしょうか???

アクアイグニス



いつもの通り、下調べも中途半端なfoxryo。
温泉とイチゴのビニールハウス+スイーツと、パスタとパンと和食のお店がこじんまりとありました。建物の後ろの上空に自動車専用道を建てようとしているため、微妙に景観が崩れています。

温泉は泊まれるようだし、オシャレな感じの建物です。のんびり過ごすのにいい感じではあります。

コンフィチュールアッシュで、イチゴのミルフィーユをいただきながら、外を眺めていました。
もうちょっと外が見えるといいかなぁ。


そこから外へ出て、パン屋さんの建屋にいくと、アッシュの比ではなく、ものすごい大勢の人が並んでパンを買っています。入口付近には、セルフで買ったパンをあっためて食べられるスペースもある。この施設で一番のにぎわいでした。



パンの種類もたくさんあるし、家族連れの子供たちが嬉しそうにトングにパンを挟んでお母さんの持つトレイに思い思いにパンを載せていてほのぼのしてました。

なので、どのお客さんのトレイの上にも、10個くらいのパンが並んでいます! foxryoとhideは家にあるパンを先入先出でたべなきゃならないのもあって1個ずつw
hideはカレーパンを食べてましたが、空洞もなく、具がぎっしり入っていておいしかったといってました。foxryoはなんといっても今の季節、イチゴです。
パンはチョコ味でもちもち系。クリームに酸味のあるイチゴ。パンにもう少しチョコレートを投入して濃くしていただけると嬉しかったりするかな。ただ、そうなると万人受けはしませんね。子供たちがきっと食べられないw

アクアイグニスのコンセプトは、3つ。
・訪れる人々の心を癒す、食と人が交わる極上の休日空間
・腕のある職人たちによる、魅力溢れる料理
・多様なクリエイターによる、価値あるモノづくり。

三重県湯の山「癒し」と「食」をテーマにした、複合温泉リゾート施設

次回来ることがあったらもう少し暖かい季節がいいかもです。

☆アクアイグニスURL:https://aquaignis.jp/

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パラミタミュージアム

心地よい空間が広がるパラミタミュージアム。


ここは1階の突き当りにある、庭を眺められるサロン。分厚い木でつくられたあったかみのあるテーブルとイスが置かれていて、自販機でコーヒーを買ってぼーっと外を眺めていると癒されます。
なんていうか、子供の頃、実家のサンルームにいた時のような気分になるんです。
アクアイグニスで買ったパンを食べながら、月2回、日曜日に開催されているイベントを待つ。
この日はマリンバ&パーカッションデュオ「Woods」による「打の時間」

マリンバはブラジルの打楽器。大きな木琴に、共鳴筒がついたような形です。持ち運びは6分割くらいにできて、現場で組み立てるんだそう。

池田満寿夫の陶彫が並ぶ、陽だまりを感じる色の照明の会場に、後方の両側からカスタネットをたたいて美しい女性奏者2人が登場。ざわついていた会場は次第に静まり、音に集中していく雰囲気がとても気に入りました。
マイクを使って「今から演奏します♪」っていう感じではなく、自然な感じな演出。シルクドソレイユが、いつの間にか会場後方からキャストが出てきて楽しませるのと同じような感じでしょうか。聴き手の興味をひく方法はいろいろありますね。

マリンバは1つの音を延ばすことができないので、打ち続けるわけですが、それはそれで優しい音が広がり、楽しい1時間を過ごしました。

パラミタミュージアムは小さな美術館ながら、こうした企画や、展示も工夫があって楽しめます。
初めて行ったのは「截金(きりかね)細工が見たかったから。今回の企画展は、明治時代の陶芸家 河井ェ次郎展でした。ありとあらゆる焼き方や、釉薬のかけ方や、カタチにチャレンジして、自分にしかできない陶芸を極めていったようです。あくなき好奇心を感じる作品ばかりでした。 親交のあった棟方志功の作品もあって興味深かったです。

それからここには快慶の弟子、長快作 十一面観音像があります。お地蔵さんのように錫杖を持ち、観音様なのに四角い台座に立っています。もともとは興福寺にあった観音様と推測されるそう。鎌倉時代のものなのに、金色がまだ残る保存状態の良さでした。

ちなみに館名の由来は、メインコレクションの池田満寿夫「般若心経シリーズ」にちなんでいるそうです。

☆パラミタミュージアムURL:http://www.paramitamuseum.com/top.html
 住所:三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6 Tel.059-391-1088


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